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Vicious (火薬バカ一代)
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Halestorm

美男美女の兄弟が中心となって結成されたペンシルバニアのバンド。ボーカルのメロディラインだけ聞けばエバネッセンスみたいに聞こえるけど、骨太はモダンロックと伝統的メタルサウンドのいいところを取り込み、ダイナミックに鳴らせる才能をデビュー作からもっていたのが凄い。歌声も焼けつくようなハードさがあり、火傷するほどのイイ女ぷりを発揮している。これが新時代のメタルヒーローなら大歓迎だ。ブレットなんとかみたいな流行りもんとは分けが違うよ。

正直者 ★★★ (2019-12-11 21:53:23)


Vicious / Vicious
近作に顕著なモダンなアレンジ・センスと
デビュー以来磨きを掛けてきたメロディ・センスとが
リンゴとハチミツばりに恋をした(BYバーモントカレー)
4thアルバム表題曲。
憂いを帯びたサビメロとそれを絶唱するリジーのVoに胸打たれます。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-10-25 23:42:48)


Vicious

並の野郎シンガーじゃ束でかかっても鼻息だけで吹き飛ばされそうな強靭な喉の持ち主、リジー・ヘイル(Vo)率いるバンドが、EP『REANIMATE 3.0』(’17年)でタッグを組んだニック・ラスクリネッツを再びプロデューサーに迎えて、’18年に発表した4thアルバム。
作風的には3rd『INTO THE WILD LIFE』の延長線上で、横ノリのグルーヴとモダンなアレンジに彩られたサウンドはいかにも今時のアメリカンHMといった趣き。但し、今回はヘヴィ・メタリックな疾走ナンバー③があったかと思えば、サビメロに被さるGの泣きのフレージングが印象的な④や、アコギ・バラード⑥、憂いを帯びたコーラスが秀逸なアルバム表題曲⑪のような楽曲があったりと、全体的にアグレッションやダイナミズム、及びメロディのフックに関しては大幅な強化が図られていて、聴き終えた後の満足感は『INTO~』を大きく上回ります。ついでにボートラで“TOKYO”なる楽曲が収録されている点も本作の評価ポイント。ぶっちゃけ出来栄えとしては並かな…と思わなくもありませんが、それはそれ。わざわざこんな楽曲を書いてくれるバンドの心意気に感謝感激ですよ。
そして何より、外へ向かう解放感より内側へ向かって煮詰まっていくような感覚が支配的な本編に風穴を開ける、リジー嬢の風通しのいい存在感がやはり今回も傑出しています。繊細な歌い上げからパワフルなスクリームまで、振れ幅の大きい、まるで感情の濁流でサーフィンしているかの如き彼女の激唱によって、例え地味めな楽曲であろうともその魅力が数倍にも引き上げられていることは疑う余地がないという。
ジャケットのインパクトにも引けを取らないクオリティを有する1枚かと。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-10-24 23:42:38)


It's Not You / Halestorm
スラッシュメタルっぽいクランチリフが爽快な名曲だと思います。

MAIDENN伯爵 ★★ (2016-01-03 21:53:18)


I Am the Fire / Into the Wild Life
オフィシャル・ビデオも制作されている
3rdアルバムのリーダー・トラック。
実際、本編中最も出来が良い。
特に歌心を燃焼させるかのようなリジー嬢の
全身全霊を込めた絶唱はメタル魂にビンビン響きます。
来日公演に行きたかった・・・。

火薬バカ一代 ★★★ (2015-12-03 23:34:22)


Halestorm

トラに吠えられたら、多分こんな感じ。

それほどにリジー・ヘイルのヴォーカルは激唱なのです。HMでは声帯も裂けそうなほどのハイトーン・
スクリームとか、死者も甦りそうなほどのデス・ヴォイスなんかの極端な表現方法が主流ですが
このリジー嬢のディストーション・ヴォイスはナチュラル・ボーンなわけですよ。ズルいなぁ。
PHANTOM BLUEのVoギギ・ハンガックのヤクザヴォイスも凄かったけど、リジー嬢はそれに加えて
ワイドレンジな声域と激唱だけではない表現力が魅力。

楽曲、サウンドに関しては↑火薬バカ一代さんがすべておっしゃってくれていますが、個人的には
もっと軸足をHM/HRに寄せてほしいとは思います。しかし、総じてハイクォリティなアルバムの出来は
非常に満足のいくものでした。

はっちゃん ★★★ (2014-08-12 00:23:51)


Halestorm

'09年リリースの1stフル・アルバム。
「80年代メタルから影響を受けたバンド」という前評判やジャケットのイメージから、何となくJUDAS PRIESTやIRON MAIDENの流れを汲む正統派HMが聴けるものと思い込んでいた作品ですが、再生ボタンを押してみたら聴こえてきたのは、ゴリゴリのメタルというよりも、歌物ロックやポップスといった幅広い80年代ミュージックからの影響も内包されたHRサウンド。
無論、最大の影響源がHR/HMであることは疑いようがないわけですが、一方で音作りにしろ、演奏やアレンジにしろ、NWOTHM一派にありがちなチープさ(それはそれで好きなんですけど))が微塵も感じられないのは、ATLANTICというメジャー・レーベルと辣腕プロデューサー、ハワード・ベンソンの後ろ盾、それに叩き上げのライブ・バンドでもある彼ら自身の潜在能力の高さゆえでしょうか。
特に、洗練された哀愁と、強力なフックを擁するメロディの魅力はこのバンドの生命線とでも言うべき輝きを放っており、それをパンチの効いた歌声で熱唱するフロント・ウーマン、リジー・ヘイル嬢のVoがこれまたメチャ強烈。
「女セバスチャン・バック」の異名を取るのも納得の、鮮烈極まりない彼女の歌声が活かされた本編には捨て曲が全く見当たりませんが、取り分け突出して感動的な③を手始めに、更に④⑤⑥と一騎当千の名曲が連続する中盤の盛り上がりはアルバムの白眉。
評判に違わぬクオリティの高さに舌を巻く1枚でしたね。

火薬バカ一代 ★★★ (2012-05-01 06:52:09)