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MORE FRIENDS OVER (2012年)
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MORE FRIENDS OVER
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解説 - MORE FRIENDS OVER
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1. Usher-to-the-ETHER (2012-05-09 22:15:53)

2012年発表の3rd。

理由は大きく分けて二つあるんですが、最初聴いたときの印象は良くない作品でした…。一つはアルバムの構成。数曲ごとにインターバルで会話が挿入されるんですが、正直こういうのは1回聴けば十分だと思ってしまう私にとっては微妙ですね…。「進行はミチコ」というタイトルですが、これが入るたびにアルバムの進行が止まるのが非常にめんどくさい(笑)。そこでやってる企画も面白くないし、こんなのを入れるくらいなら別ディスクで曲へのコメントやフリートークとかやった方が…とか私は思ってしまうんですが、ファンはこういう構成は嬉しいものなんでしょうか。

しかしそれ以上に問題なのが、アレンジが微妙な曲が多い事。
特にはたけ氏のアレンジは凝り具合や聴き心地の良さといった面で、他のアレンジャーから水を開けられてしまっている気がしてなりません。中でも「Glory Days」のバンドやってる人が急に打ち込みにチャレンジしたみたいな平坦なアレンジは、はっきり言って曲をスポイルしてしまってるように思う。1stの情景描写重視路線ではなく、前作のバラエティに富んだカラフルな路線を引き継いでいるのに、全体的にそれに見合った音圧がないのも気に掛かるところ。

その二点で一時放置気味だったんですが、時間を置いて聴いてみるとそんなに悪くないんですよね。何気に曲はどれも良質で、さっき槍玉に上げた「Glory Days」も曲自体は素晴らしいし、「My Days for You」は彼女を良く知らなかった私に、その曲のシングルだけでなくアルバムまで買いに走らせたパワーがありますからね(笑)。真野さんの歌唱は、決して技巧的ではないものの、弾けてる曲でもどこか真摯さを感じるもので、個人的には凄く好感。というか純粋に彼女の声が好きっぽいです(笑)。「天気予報があたったら」の溌溂とした歌を聴いてると、こっちまで元気になれそうですもん。

…まあそれでも、☆3つはちょっと付けられないかな…というのが私の評価です。「My Days for You」のような、初見でもがっつり引き込まれる超名曲はあるけど、全体としてはまあまあといった感じ。しかし、帯のコピーが「二十歳最後の青春超大作」なのに、このジャケット衣装は…突っ込み待ちなんでしょうか(笑)。



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