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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-05-18 21:15:29)

2012年発表のベスト盤。

1stシングル「GAGAGA」から4thシングル「口説かれて麻布十番」までの表題曲及びカップリング曲、新曲「1ガロンの汗」を収録した全17曲。この内容でCDのみのバージョンなら2000円と、かなりお買い得な内容。私みたいな後追いに対しては凄く優しいアルバムです(笑)。このグループって、セミの羽を付けた衣装を着てたり、みのもんた氏とコラボしてたり、どうも奇抜な印象だったんですが…実際聴いてみると意外にも素晴らしい内容でびっくり。

正統派のアイドルポップスを目指したAKBと比べると、こちらは歌謡曲的な、少し暗めのメロディでムーディな曲が中心で、その哀愁がアイドル曲らしいキャッチネスと融合すると、ある意味クサいと言ってもいいような即効性の高さが生まれてます。アレンジはK-POP風からスパニッシュ、ピアノバラードからトランス風まで様々ですが、メロディの哀愁感は一貫していて統一感のある仕上がり。シングル表題曲のみならず、カップリング曲も含めて印象に残るメロディの宝庫。

また、多くの曲でウィスパー気味の歌唱を多用するのも特徴ですが…これがユニゾン多めの歌割とも相俟って、茫漠としたような妖しげな、抽象的なムードを掻き立てているんですよね。正統派な曲ではしっかりアイドルらしい溌溂とした、可愛らしい歌声も聴かせてくれたり、ソロバラードでは確かな歌唱力で聴かせるメンバーがいたり、ヴォーカルの面では個人的にはAKBよりも断然好きですね。何よりユニゾン多い曲でも没個性な感じがしないのが良いと思う。

しかし、残念ながら今年の3月末、実質的に解散(=全員卒業)してしまったらしいですね…。48系列のグループをいくつか試聴してみたんですが、このグループが一番音的に個性的だし、コンセプトもしっかりしてると思うのに、勿体なさすぎでしょう…。秋元氏のプロデュース方針は良く分からない…。まあともかく、AKB系列を嫌ってる人にもカウンターを喰らわせられる曲の良さがありますので、興味ある方は是非。特に歌謡系クサメタラーには大推薦です。



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