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THE AUSTERE PERPETUITY OF NOTHINGNESS
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解説 - THE AUSTERE PERPETUITY OF NOTHINGNESS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-05-26 20:25:31)

2011年発表の2nd。

結構ブラックを聴きこんでる人でも、このノイジーで音圧の高い音作りには圧倒されそうですよね。ギターのノイズがまるで土砂が山の斜面を滑り落ちるかのようで、寒々しいリフも用いた作風ながら凍死するまえに圧死しそう。吹雪通り越して雪崩系のメロブラ。ギターノイズが視界を埋め尽くす中、しっかり音像の真ん中で主張するドラム、「グアアアア!!」系の怒声を木霊させるヴォーカルと、圧迫感すら感じるリフの音色を活用した音作りが出来ているのが素晴らしいですね。

また、曲の方は寒々しいだけでなく、どこか儚さや美しさを感じさせるトレモロ疾走を軸に、緩急つけて展開していく感じですが…ただでさえ高い音圧と鬼気迫るヴォーカルによって体力も気力も削られていくような音なのに、こういうメロディで追い討ちされると涅槃が見えてきそうです(笑)。冒涜性や邪悪さといった雰囲気はあまり感じられませんが、切羽詰った感情が伝わってくるような、非常にエモーショナルな作品。

ただ、メロディのセンス自体は優れているものの、それを殊更に強調しない作風で、しかもプロダクションに割と癖が強いので、メロディ派には少し辛いものがあるかも。ノイジーな轟音を心地良く感じられる方にはかなりお勧めです。



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