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1. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-06-28 22:56:30)

関西出身の様式美HMバンド、VOLFEEDの中心メンバーだった古井善次(B)が、現CONCERTO MOONの島 紀史も在籍していたCRYSTAL CLEARのメンバーらと共に結成した、女性Vo、Key奏者を含む5ピース・バンドが'98年に唯一残した4曲入り自主制作EP。
コブシの効いたメロディを堂々歌い上げるMIKOTO嬢の確かな歌唱力、ネオクラシカルなフレーズから泣きのメロディまでテクニカルに紡ぎ出すG、そして、そのGと華麗なるバトルを繰り広げるKeyによって劇的に彩られたサウンドは、VOLFEED時代と全くスタイルを同じくするRAINBOW~TERRA ROSA影響下のコテコテな様式美HM路線。
メイン・ソングライターが同じなんだから、それも当たり前っちゃ当たり前の話なのですが、コブシ回りまくりの歌メロに悶絶させられるOPナンバー①から、ミステリアスな雰囲気を纏ったミッド・チューン②、壮麗にしてドラマティックなバラード③、そしてラストを〆る本編屈指の名曲と言えるネオクラ疾走チューン④・・・と、曲調からその配置まで悉く様式美が貫かれた楽曲は何れもハイクオリティな逸品揃い。
本作が最初で最後の作品となってしまったことが悔やまれてなりません。フル・アルバムが聴いてみたかったなぁ。




2. 失恋船長 ★★★ (2017-11-11 12:30:29)

関西様式美HM/HRの脈々と連なる系譜を継承するバンドが1998年にリリースした4曲入りのEP。メインソングライターでベースの古井善次は、Volfeedで活動していたが、シンガーの山本朋子が引き抜かれる形なのか、古井が合流しなかったか分かりませんがBlue Stealerでメジャーデビューを果たしたことでバンドは解散。その後、直ぐに始動したのがこちらのバンドになります。こちらも同じく女性シンガーのMIKOTO嬢をフロントに据え、奏でるは麗しき紫色に輝く虹サウンド。その安心安定のブランド力に彩られた屈強な意思を反映する音楽性に、初期Rainbowスタイルをより濃厚にしたTerra Rosaなど、あの音に飢えているマニアなら間違いなく満足するでしょう。LIVEでのパフォーマンス力をイマイチ伝えきれなかったMandrake Rootのオムニバスアルバム『Make It Shine Vol. 2』よりも確実に成長を遂げた姿を披露する事が出来ているのが今作最大の聴きどころ。4曲入りではとても満足できない、ハイクオリティな一枚にマニアならずとも興奮するでしょうね。


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