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WIR LADEN ZUM FESTE (2006年)
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WIR LADEN ZUM FESTE
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解説 - WIR LADEN ZUM FESTE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-07-06 20:37:43)

2006年発表の3rd。

まず1曲目の多重ヴァイキング朗唱によるアカペラがかっこよすぎですね。マイルドで男らしい野太い声で本編への期待を煽りまくりですが、本編でもしっかりヴァイキング朗唱をフィーチャーしたペイガンブラックを演ってくれてます。冷えた空気感や幽玄なムードを醸し出すアトモスフェリック系の音色、お祭り系のフォークメタルにも通じる華やかなストリングス、ピアノ系の音色などを場面によって使い分けるキーボードも良い仕事をしていて、かなりメロディアスな音。

ただ、激しく刻んでる時やブラスト爆走パート等はいいんですが、朗唱やキーボードが曲の主導権を握っているとき、時々リフに大味さを感じるのが惜しいんですよね…。リフの音自体はヘヴィで悪くないと思うし、ペイガン系特有のインパクトの強いメロディセンスも良い感じだし、そこだけクリアできればA級の音にグッと近づきそうな感じはするんですが…現時点ではフォーク/ペイガンメタルを愛好してる人にしか敢えてお勧めはしないかな…という感じ。

…とは言っても、分かりやすい民族メロは魅力的だし、ヴァルハラでエインフェリア達が戦いの士気を上げる歌を歌ってるようなクリーンはかなり素晴らしいので、この手が好きな方には十分お勧めできるかと。



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