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BURN (2009年)
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BURN
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解説 - BURN
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2012-07-17 21:53:17)

コロラド州デンバー出身の4人組が、'09年にCANDLELIGHT RECORDSから発表した1stアルバム。
サンクス・リストに並ぶバンド群、LAZARUS A.D.、BONDED BY BLOOD、SKELETONWITCH、VEKTORらと共にNWOTMの盛り上がりの中から伸してきた彼らですが、ヨーロッパよりもベイエリア・スラッシュ勢からの影響が色濃く感じられるサウンドは、かっちりとした音作り(派手に動き回るBの音がちゃんと聴き取れるのが嬉しい)に、スピードよりも展開を重視した収録楽曲等、良い意味で新人スラッシャーらしからぬ落ち着きが感じられ、特に叙情インスト曲①に導かれてスタートするヒネリの効いた②は、本作の方向性を如実に示した名刺代わりの1曲かと。
テクニカルな2本のGが繰り出す、鋭角的なリフと滑らかなメロディの組み合わせはTESTAMENTがお手本かな?(実際メンバーの1人は彼らのTシャツを着用)
幾つかの楽曲は、こねくりが過ぎて曲の輪郭がぼやけてしまっている点が玉に瑕ですが、VoとGがメロディアスに歌うパワー・メタリックな④、畳み掛けるように襲い来る⑩、切迫感と爆発的な疾走感に血圧が上がる⑫を筆頭に、本編には聴いているだけで血が騒ぐ名曲が多数収められており、デビュー作でこの完成度の高さは実に立派ですよ。




2. cri0841 ★★★ (2013-12-30 14:44:04)

80年代ベイエリアスラッシュ黎明期へのリスペクトだけで作られたような
勢いをヒシヒシと感じる作品!特にTESTAMENTへの傾倒はもの凄く、
曲によっては「まんまじゃねぇか!」と思わず叫びたくなったわw
ちょっとパロディに片足突っ込んだ部分もある気がするが、多分
確信犯だろうなぁ。しかし、このリフリフリフの絨毯爆撃は後追い
スラッシャーの私にも非常に心地よい!
現代のバンドってのもあるだろうけど、多分初期のTESTAMENTや
EXODUSよりアグレッシブかつパワフルだと思う。特に後半戦の
怒濤の畳みかけは息もつかせぬほど!ヴォーカル・ツインギター・
ベース(よく聴こえる!)・ドラム全てのパートが若さに任せて一気に
襲いかかってくる様は圧巻!

1stにして、自分らのやりたいことを全てやろうとする姿勢は、詰め込み過ぎ
なのかも。でもなかなか侮れないよ。ツインギターは結構メロディアスで
叙情的なパートも入ってて、そんなにアグレッシブ一辺倒でも無いです。

実は彼らの作品の中では一番のオススメです。完成度?知らん!勢いを買え!
時代錯誤さにおっさんスラッシャーは聴いてて20~30年は若返った気がするハズw




3. 失恋船長 ★★★ (2014-06-12 20:10:53)

哀愁のあるイントロの①からテスタメント風に疾走する②の流れにニヤニヤさせられました。2009年リリースの1st。もったいつけた長めのイントロから軽快に走りだす③とスリリングな展開とダイナミックな演奏が惹きつけますね。それ以降も速いだけではない緻密な構成が光る楽曲が続き飽きさせません。特に攻撃的なリフワークから繰り出されるアグレッシブな楽曲に彩りを添えるテクニカルなソロと聴かせるギタープレイは素晴らしい。圧倒的な迫力で迫ってくるスピード感、破壊力どれをとっても一級品、デビュー作とは思えない質の高い一枚です。⑤の中盤で聴ける叙情的なパートがお気に入りです


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