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DARK LAY STILL
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Recent 50 Comments
1.
Usher-to-the-ETHER
★★
(2012-08-18 17:52:55)
2009年発表の1st。
残念ながらフルアルバムはこの一枚のみで解散してしまった模様。
作風は1stの頃のABGAIL WILLIAMSやSOTHIS辺りを思わせる、DIMMU BORGIRの影響下にありそうなアメリカン・シンフォニックブラックですが…これらのバンドと比べると、ギターワークが邪悪さ・ヘヴィさよりもメロデス的な泣き・メロウさがより強い感じで、更に聴きやすい音と言えるかもしれません。ドラムの音量が控えめだったり、ギターの音作りをヘヴィにし過ぎていなかったり、メロディの優美な感覚が強調されている音だと思う。
もう一つ、特徴としてはヴォーカルがブラックメタル的なハイピッチのスクリームだけでなく、デスメタルのスタイルに近いグロウルも用いることも挙げられますね。一部ではガテラルに近いエグさも感じられますが…販促シールでDIMMU BORGIRだけでなく、BEHEMOTHやORIGINのファンにも勧めていたのはこのヴォーカルに因るところが大きいのかも。楽曲のクオリティも申し分なく、特に邪悪なメロディを紡ぐリフの上に甘美なピアノを乗せた6曲目は、うっとりするような暗黒美が感じられますね。
唯一無二となるようなオリジナリティこそないものの、星3つ付けても良い出来ではあるんですが…紙にゴムの突起を糊付けして、そこにCDの穴を嵌めるタイプの収納ケースは個人的に大嫌いなので星マイナス1個。これ、いつの間にかCD盤面に傷が入ってたりするんですよね…。歌詞やクレジットも読みづらいし。あと、イントロ等で聴かれるピアノが微妙な気がするんですが…あれは演出ですよね…(笑)。
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