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ABSENTIA
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OUR BLEEDING SUN
(Usher-to-the-ETHER)
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OUR BLEEDING SUN
2011年発表の2nd。
スペイン産のシンフォニック・ブラックとの事ですが…これは聴きやすくていいですね。シンフォブラックの中でというより、エクストリームメタルでもかなり聴きやすい音だと思う。
メロデスにも通じる刻みリフを多用し、ブルータル過ぎないミディアム中心のバンドサウンドに、ピアノやブラス、混声合唱を交えた壮麗なオーケストレーションによる耽美でゴシック的なロマンティックな美メロを乗せたシンフォニック・ブラックで、「Midian」期のCRADLEを大人しめかつメロディ重視にしたような、もしくはANOREXIA NERVOSAから暴虐性を引いて超聴きやすくしたような路線。
ヘヴィになりすぎない、しかしクリアである程度攻撃性もしっかり残した音作りとも相俟って、語弊を恐れずに言えば、リラックスしてメロディの良さに身を委ねながら、聴き入れるような作品。と言ってももちろんナマクラな音ではなく、ブラックメタルらしい寒々しいトレモロと高貴な邪悪さを感じさせるキーの絡みがあったり、空間的なキーが神秘性を演出するような部分もあり、全編を通してピリッとした緊張感が漂っているのが良いですね。
シンフォゴシック的な美しさ、メロデス的なメタリックなかっこよさがありつつ、シンフォニックブラックの華美さも備えた良い作品だと思います。メロディをしっかり聴かせてくれる良質なアルバムなので、ジャンル初心者にも割と取っ付きやすいかもしれません。
Usher-to-the-ETHER
★★★
(2012-08-23 21:05:57)
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