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NUCLEAR MESSIAH (2011年)
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NUCLEAR MESSIAH
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解説 - NUCLEAR MESSIAH
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-09-09 00:18:32)

2011年発表の3rd。

シンフォブラックの中でも、これはストレートにかっこいい一枚ですね。
メタリックで泣きの効いたギターソロを挿入したり、ダイナミックなリフ使いの中にハーモニクスやメロディを入れて味付けをしたり、動きの多いギターワークが特徴の作風で、キーボードを抜いてもメロブラ…というよりメロデスとして成立してしまいそう。刻みを多用しつつも決して単調にならないフレーズの組み方が非常にかっこいい。

また、これだけギターを前面に押し出した、メタリックなかっこよさ重視のサウンドながら、キーボードも要所要所でしっかり良い仕事をしてくれるのが素晴らしいですね。個人的には2曲目、「Parasite Swarm」の轟音の中で可憐に響く、流麗なピアノのフレーズなんかは物凄くツボ。時に壮大さ、時に不穏さを増幅させるような、オーケストレーションの使い方も上手いと思う。

ヴォーカルも切れ味の良い絶叫とドスの効いたグロウルを使い分け、曲を更にインテンスに彩ってくれているし、総じてクオリティは非常に高いと思う。ただ、好みが分かれそうな所を敢えて挙げるとするなら、メロディにCOFのようなゴシック色、初期EMPERORのような邪悪さは薄い事でしょうか。と言っても壮大で破滅的で美しく、シンフォブラックとしては十二分にかっこいい音ですけどね。

これはシンフォ系初心者でも取っ付きやすい音だと思う。シンフォブラックのアトモスフェリックでムード重視だったり、儀式的な雰囲気だったりが苦手な人でもかなり入り込みやすい作品。質も非常に高いのでシンフォブラックを聴き込んでる人でも楽しめるかと。



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