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MARTIN TURNER'S WISHBONE ASH - ARGUS THROUGH THE LOOKING GLASS
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MARTIN TURNER'S WISHBONE ASH - ARGUS THROUGH THE LOOKING GLASS
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解説 - MARTIN TURNER'S WISHBONE ASH - ARGUS THROUGH THE LOOKING GLASS
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1. 夢想家・I ★★★ (2012-10-14 17:31:23)

マーティン・ターナーズ・ウィッシュボーン・アッシュ名義で制作された '08年発表のアルバムです。
現在WISHBONE ASHは二つに分裂している状態で、一度もバンドを脱退していないアンディ・パウエルのASHが本家で、当然ながらマーティンのASHに対しては快く思っていないようです(一緒にやればいいのに、と思いますが色々と無理なんでしょうね…)。
本家ASHも「ARGUS」の完全再現ライヴ・アルバムを発表しましたが、こちらはスタジオでのリ・レコーディング・アルバムでオリジナルのメンバーはマーティン唯一人(本家もオリジナル・メンバーはアンディのみですが)。
ギター・フレーズやトーンもキメ細かく再現されており違和感を感じさせない作りには好感が持て、無名ながら実力派のメンバーを集めた事がうかがえます。
"Throw Down The Sword" ではASIAのジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズがそれぞれコーラスとオルガンで参加しています(正直あまり目立たないですが)。

概ね忠実に再現されていますが、歌を中心にキーが下げられているのと、元は3曲目だった "Blowin' Free" の曲順がラストに変更されている点は人によっては違和感を覚えるかも知れません(私的にはこの曲順もアリだなと思いました)。

こちらでも何度か書き込みさせていただいてますが私は「ARGUS」を愛してやまない人間ですので本人達の動機がどうであれこういった企画は素直に大歓迎(笑)、勿論オリジナルの素晴らしさがあってこその評価ですが丁寧に作り込まれた良心的な作品だと思います。
ファンとしては、3つのアルバムの細かい違いをを聴き比べてみるのも楽しいでしょう。



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