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オリンピアさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100

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オリンピアさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1-100
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9MM PARABELLUM BULLET - Dawning ★★★ (2013-06-29 02:13:11)

非常に隙のない作品。

自分たちのイイところを
過不足なくブチ込んで
メタルの熱でスパークさせた感じ。


詞/メロディ/歌が持つ
昭和歌謡由来の退廃性は深まり

ギターも
お洒落コードの空間系サウンドを
要所要所でまぶしていて

全体として妖艶さが際立っている。


それと同時に
音質が向上したおかげか
メタル直系の重低音も利いていて

パンキッシュさも残しつつ
かなりメタルに接近した印象。


キレイにまとめ過ぎな気もするが
荒さや散漫さが時折感じられた
過去の作品よりも、数段上の出来。


9MM PARABELLUM BULLET - Revolutionary - 光の雨が降る夜に ★★★ (2013-06-05 00:10:18)

メロディのみならず詞までもが
歌謡曲のごとき哀切を湛えている。

この煽情力は計り知れない。


9mm Parabellum Bullet - Dawning ★★★ (2013-06-29 02:13:11)

非常に隙のない作品。

自分たちのイイところを
過不足なくブチ込んで
メタルの熱でスパークさせた感じ。


詞/メロディ/歌が持つ
昭和歌謡由来の退廃性は深まり

ギターも
お洒落コードの空間系サウンドを
要所要所でまぶしていて

全体として妖艶さが際立っている。


それと同時に
音質が向上したおかげか
メタル直系の重低音も利いていて

パンキッシュさも残しつつ
かなりメタルに接近した印象。


キレイにまとめ過ぎな気もするが
荒さや散漫さが時折感じられた
過去の作品よりも、数段上の出来。


9mm Parabellum Bullet - Revolutionary - 光の雨が降る夜に ★★★ (2013-06-05 00:10:18)

メロディのみならず詞までもが
歌謡曲のごとき哀切を湛えている。

この煽情力は計り知れない。


A.C.T - Silence ★★★ (2014-05-04 01:07:04)

久々に引っ張り出して、ただいま絶賛どハマり中。


①のイントロがはじまった瞬間から
キュンキュンして(笑)たまらない。

根暗でもノー天気でもない
切なく、ナチュラルに光が差すような、

この空気感はやはり得難いものがある。
(もちろん、ルーツも感じさせはするが)


アンサンブルという意味では
他の作品より幾らか控えめではあるが、

”永遠の片想い”をしているかのごとき
甘い叙情の海原にいつまでも、
その身を沈めていたくなる名盤。


AEROSMITH - Music from Another Dimension! ★★ (2012-11-18 23:44:15)

だいぶ久々の新作ですが、
内容の方は時間の経過を感じさせない”地続き”な音。

外部ライターやゲスト、タイラー/ペリー以外の曲など
幾ばくかの新味はあるけれども
エアロはエアロといった風情だ。

スタジオ一発録りをベーシックとした生っぽいグルーヴと
外部ライターの"MISS A THING(part2)”という
過去と現在の折衷で、間口も広い。



ただ、如何せん小粒だ。
これ!ってインパクトを持った曲がないのが辛い。


ALI PROJECT - Aristocracy - 桂花葬 ★★★ (2013-09-15 00:23:17)

初夏の日差しに熱せられ
ぬるくなった湖に浮かんでいるような。

すべてを悟った極めて穏やかな心象風景。

ギターの鳴き声がカタルシスの果てへ導き
なんとも言えぬ恍惚の世界。


ALI PROJECT - DALI ★★★ (2013-09-25 01:52:21)

優雅で愉快なファンタジーの世界。


今となっては、妖か、、、じゃなくてw
浮世ばなれしたイビツでエンターテインメントな
音世界が、妖しくも魅力的なアリプロですが。

この当時は
あくまでも人間的に感情の機微を
(テクノロジーの未発達もあり)
丹念にロマンティックに編み合わせる、
良心的な音楽ユニットといった印象。


しかし、めくるめくサウンドで
感情がどこまでも飛翔し

時として暗黒が透けて見えるあたりは
この頃からすでに
アリプロはアリプロだったのだろう。


ALI PROJECT - EROTIC & HERETIC ★★★ (2013-09-06 00:50:36)

穏やかな顔をしているが、

深く浸っていくうちに

狂気と正気が綯い交ぜになって

混乱をもたらす。


入門編とするには
少し渋めな作風ではあるが

耽美さ、狂気、高揚感といった
アリプロの旨みバランスが丁度いい塩梅で、
全カタログの中でもかなり上位と言える
すばらしい一品。


ALI PROJECT - QUEENDOM ★★★ (2013-09-21 01:34:31)

和に傾いていた近作から一転して

とってもヨーロピアンなムードがちょっと新鮮。


シングルとカップリングをメインとした
ベスト盤なので、
コアなファンからすると微妙かも知れないが
非常に粒揃いで素晴らしい。


シングルも「堕天國宣戦」など魅力的だが

それ以外の曲が
歪なシンセやノイズよりのギターなどが彩る
幻想的な世界観を持った曲が多くて、悶絶。


ALI PROJECT - QUEENDOM - 賽島 ★★★ (2013-09-21 01:28:50)

寶島(たからじま)という
タイトルから想起される
勇猛果敢な冒険譚とは程遠い、
幽玄でミステリアスな曲。


存在するかさえ分からぬ島に憑りつかれ
虚実の狭間を彷徨って
逸脱してしまった冒険家のお話、といったところか。


結末は聴き手に託されているが
ロマンティックな世界観は
意識を大いなるファンタジーに誘い魅惑的。


ALI PROJECT - 贋作師 ★★★ (2012-11-01 01:52:14)

ここ数作は、悪くはないものの・・・という印象が強く。

数曲お気に入りは見つかっても
アルバムとしてはマンネリ感をぬぐえなかったんですが。

これは、
久々にアルバムトータルで満足のいく充実作かと。


↑の方が仰るようにひねくれていて、
メロのインパクトに欠けるとこもあるが。

そのあたりの部分がかえってB級な面白さに感じられ
非常に楽しめた。


ALI PROJECT - 贋作師 - 真偽贋者遊覧会 ★★★ (2012-11-01 01:54:33)

すっごいヒットでした。

ロックな部分と爽やかなメロディの珍妙な組み合わせが
ぞわぞわして非常に快感。


ALI PROJECT - 凶夢伝染 - 凶夢伝染 ★★★ (2013-09-07 01:40:41)

原作やアニメは全く知らないで
曲だけ聴いた感想ですが。


恍惚の楽園かと思えば
それは鳥籠の中で
外側にひろがる世界は…といった雰囲気。


確かに軽快ではあるが
これまでのアリプロの四つ打ち系が
【弾んで】いるとしたら
これは【討ち付ける】ようなビート。

それに不釣り合いな
芳しさと腐臭をそのまま封じ込めたメロディが
ゾワゾワと神経を逆撫でて、
決して「聖少女領域」などと同じベクトルではない。

しかし、そこがいい。


ALI PROJECT - 禁書 ★★★ (2013-09-19 01:45:59)

黒アリに次ぐ黒アリで、もはやガン黒。


でも
あからさまな毒気というより
優しくも残酷な神経毒。


それでいて全体に漂う嫋やかさは
前作あたりから発芽したものが本格化したようで
フレッシュ、フレッシュ、フレッシュ。


ALI PROJECT - 禁書 - 眠れる豹 ★★★ (2013-09-19 01:53:03)

耽美な歌い出しから一転、

じわりじわりと獲物を追い詰めるサビが秀逸。


ストリングスとギターが陰と陽を成して
奥深いサウンドスケープを築き、至極の響き。


B'Z - Brotherhood - SHINE ★★★ (2014-02-12 23:03:41)

琴をイメージしたよーなギターから始まり、

歌詞も”ニッポン”を鼓舞するような
それでいて情熱的な愛の歌にも聴こえ。

でも
ラテンなフレーバーもたっぷりっていう
超かっこいいけど超不思議な曲。


B'Z - EPIC DAY ★★★ (2015-03-04 00:24:22)

シングル「有頂天」は別としても、
先行で聴けた曲がいやにサラッとしたふうに聴こえ
↑の方も仰るように不安が拭いきれないでいましたが・・・。

これが

見事に、予想がいい意味で裏切られたカタチとなり
大変テンションが上がっておりますw


①の腰のすわったグルーヴとパーティ感、ダイナミックな展開で
すでにガッツポーズ。

③も一曲かけて絶頂に達するようなスケール感がいいし、
④のエロいギターと軽快すぎないファンキーBEATがナイス。

久々なTAKのロック少年魂炸裂に笑いつつ
濃厚で衒いのないアンサンブルが超爽快な⑥で、ピークを迎える。


大人の純情⑦、タイトルからすると意外にROCKな⑧ときて、
インドに目覚めたTHE BEATLESみたいな
サビがインパクト大な⑩でシメ、と。

どの曲も総じて、ライブ映えのする曲調なのも
ポイント高いところ。


たしかに、10曲ってのはやっぱ寂しいが
散々待たされた甲斐のある、充実した一枚で、大満足!


B'Z - EPIC DAY - Black Coffee ★★★ (2015-03-07 02:58:52)

アルバムを1~2周した段階では
それほどインパクトを感じなかったが、

キャッチーな哀愁メロとアダルトな詩にくわえ、
独特な16ビートが醸し出す音風景はなかなか中毒性あり。

ダークホースな魅力が見逃せない
大人ロックの芳香豊かな聴き心地だ。


B'Z - EPIC DAY - Classmate ★★★ (2015-03-09 01:01:39)

ちょっとコード進行がB'zとしては新鮮で、
あったよーで無かった雰囲気がキュンとしてwいい。

詞も、変に感傷的になるでもなく
美化してドライになるでもない、微熱なぬくもりが
ピュアな感じがしてグッとくる。


B'Z - EPIC DAY - EPIC DAY ★★★ (2015-03-07 02:50:21)

ここまでストレートなのは
TAK史上初なんじゃないかというくらいのw、
ultraなド直球さが微笑ましい。

間奏の、ギターとオルガンのソロリレーなど
徹底的にツボを押さえにいったアレンジが爽快で
最近のスピードチューンになかった、荒々しく濃厚な演奏がグッジョブ!

それから、
”100年に一度の恋が実るようなEPIC DAY”という
とても鮮やかな一節がまた、曲に深みを付与している。


B'Z - EPIC DAY - Exit To The Sun ★★ (2015-03-09 00:57:03)

「PRAY」を彷彿とさせる、どこか異国情緒というか
”ここではない何処か”に想いを馳せるような、
荒涼としたムードがじわじわと沁みるバラード。

いささか地味ではあるが、我慢強くじっくり盛り上げる
安易にストリングスに頼らない曲展開が、非常に好感が持てる。


B'Z - EPIC DAY - Las Vegas ★★★ (2015-03-07 02:35:43)

いい意味でチャラい華やかさ(クリアな録音の、ホーンが心地良い)が
幕開けとして実に景気が良くて、幸先がいい曲。

ただ、”ラスべガース 呼んでいる”なんて言いながら、
トータルでは年相応かつポジティヴな
地に脚のついた世界観が、気取らない人柄を感じさせ決して軽薄ではない。

それに呼応するように、サウンドも
程良い重量感があってクセになる。


B'Z - EPIC DAY - Man Of The Match ★★ (2015-03-07 02:52:57)

赤塚不二夫か!と言いたくなるサビ?の
インド経由のビートルズみたいな旋律が強烈。

ロックなリフと4ビートのセクションが交錯する
アレンジの面白さも印象的で、ライブ映えしつつ愉快な1曲。


B'Z - EPIC DAY - NO EXCUSE ★★★ (2015-03-07 02:41:44)

定番を踏襲したベースラインと、打ち込むようなドラムの
快活なリズムにからむ、匂い立つ艶やかさのギターが秀逸。

ファンキー過ぎないヘヴィネスもともない
サビだけの印象より随分と、
懐の深いキラーチューンに仕上がっている。


B'Z - EPIC DAY - アマリニモ ★★★ (2015-03-07 02:45:06)

CMで聴いた時は
箸休めの曲って感じになるのかなと
勝手に想像していたが。

肩のちからがイイ具合に抜けたメロウさと
貫録のディープなグルーヴが合わさって、紛うことなき名曲だった。

ちょっと「HOME」を想起させる、
華やかなギターソロもすばらしい弾きっぷり。


B'Z - EPIC DAY - 君を気にしない日など ★★★ (2015-03-09 01:08:26)

イントロのストリングスなど
B'zバラードの王道な雰囲気もあるが、

THE BEATLESやカーペンターズを思わせる
クラシカルな和声の響きが印象的。

良い曲なので、ドラマの主題歌とかになれば
もっと愛されただろーに、その辺はちょっと勿体なかった。


B'Z - シングル表題曲 / 2nd Beat / 3rd Beat / その他アルバム未収録曲 - Endless Summer ★★ (2015-02-15 03:12:13)

この、イイ意味での変わらなさ
と言うか
むしろ年々ヘヴィに?みたいな感じ、実にいいですね。

Aメロとサビのメロディが基本同じだったり
ZEPみたいなリフで押す感じとか、
音源で聴くと平坦に思える部分はありますが。

ギターソロが長めかつ、ちょいRAINBOW風のメロディアスさで
(「C'mon」収録の「ボス」も虹くさかったし
 未だに好きなんですかねー)
なかなか印象的ですし、荒ぶるシャウトも血気盛んで◎。


BABYMETAL ★★★ (2014-02-09 03:27:30)

「イジメ、ダメ、ゼッタイ」でMステに降臨しましたね。

かなり緊張したようでSU-METALの声が
ところどころ上ずったりしてましたが、
堂々とした歌いっぷりで良かったです。

ほんとに素晴らしい歌を聴かせるように
なってきましたね、彼女は。


BABYMETAL ★★★ (2014-09-22 02:36:21)

Perfumeに続いて?ベビメタも

キワモノ扱いからあっちゅー間に
信者もアンチも大増殖で”世界の”に、、、。

さびしいやら嬉しいやら。
ま、アミューズすげぇ!ってことなのかw


BABYMETAL ★★★ (2015-01-06 02:04:00)

このグループの良さって、
なんだかんだ日本らしい、ミクスチャー感覚ですよね。

Xとかメタリカとかメシュガーとかいろいろ、
あえて上っ面に取り入れつつ、それをギミックというよりは
血肉として活用してる感じ。

だから割とうまいこと受け入れられたな、と。

なので↑の方がおっしゃるように
イメージ戦略でそういった美点以外で語られるのは、
良し悪しって感じがして何だかな~と。

せっかく、自分たちのスタイルが出来てきたのに
アンチを増やして他のアイドルグループと衝突させて、
ネガキャンすれすれのバズマーケティング、ってのもねぇ。。


BABYMETAL ★★★ (2015-01-23 02:25:04)

↑ツンデレかっ!w


BABYMETAL ★★★ (2015-02-11 02:08:13)

遠い昔のデジャブを見ているせいか、今日はより一層冷えますね。


BABYMETAL ★★★ (2015-02-16 02:18:03)

S&Aさん>

彼女らは、純然たるアイドルだと思いますよ。

それがメタルおよびラウドミュージック的要素こみの、
高品質な曲を提供しているところに、魅力があるという。

それなのに人気の上昇とともに、
外野(ファン含む)がアーティスト扱いしたがったりするもんだから
何だかこじれてしまっている気がします。


まぁ、このあたりは自分が大好きなももクロも以前に
”アイドルらしからぬ”とか”もはやアイドルじゃない”とか、
良くも悪くも、評価がひとり歩きしたりして。

キワモノ系?アイドルがブレイクし始めた時の
通過儀礼のよーな現象というか、ちょっと過大な評価を受ける時期で。


あと、メタル的な部分ではけっこー手を出しきってるとこも
あると思うので、S&Aさんの食指がうごく進化は
あまり期待できないかなーとも。

例えば、フルオーケストラとのコラボとか
エレクトロ風味をあえて強調した曲だとか、変化球は来るとしても

メタルとかそういう部分では今以上はないかな、と。


BABYMETAL ★★★ (2015-08-20 23:45:19)

相変わらず、いつまで、どこまで、続けるのやら此処でw


BABYMETAL ★★★ (2016-05-11 02:26:33)

ベビメタって、タイト過ぎるのが
時々惜しいなーと思うことが・・・。

リズムのことね。

ゆよゆっぺの手腕がおおきいみたいだが
それが功を奏してる場合(悪夢の輪舞曲とか)もあるが、

タイトゆえにスケール小さく、凡庸に(これちと大袈裟)?


まあ、そのおかげで、フェス映えして
かつ
アイドルポップの枠にも一応いられる、って強みでもあるんだが。

うーん、、、難しいですねw


BABYMETAL - BABYMETAL ★★★ (2014-03-21 01:56:06)

事務所もたしか同じだったかと思いますが、
”メタルPerfume”な感じ。

それは
様式的ですり寄らないライブのイメージも、
だいぶ影響してるかと思いますが。

キャッチーな企画をストイックに、
ツッコミ禁止な勢いで深掘りしてく様は
メタルとかじゃなくて、Perfumeのそれに近い。


低音の凶暴さは
そんじょそこらのラウドミュージックより
むしろ容赦ないとさえ感じるが、

フレーズや展開という面ではやはり
物足りない。


その理由としては、
あくまでも
”ダンス・ミュージック”であり
”J-POP”というスタンスで、それが実情だから。

リフにしてもヘドバンという形で”踊らせる”ため、
メロディよりリズムによる快楽が強い。

そこにノるSU METALの歌を聴かせる装置。


だからこそ、素晴らしい。


BABYMETAL - BABYMETAL - イジメ、ダメ、ゼッタイ ★★★ (2013-06-23 01:44:58)

メタルのおいしいとこ取りなアレンジが
心地良い。

歌詞も途中まではシリアス。

だけどサビの歌詞w


このネタっぽさを大マジメにやる感じが
BABYMETALの面白味なんでしょうね。


BABYMETAL - BABYMETAL - ギミチョコ!! ★★ (2015-04-11 12:58:07)

ベビメタとして、可もなく不可もなくな
実にスタンダードで開けたデジHARDCOREな1曲。

思いのほか人気があるのも
そのあたりに理由があるんだろうなと。

おどろきがない分、感動もないが
極悪なサウンドにこれだけポップなメロをのせて
喜ばれるのはやはり、アイドルとしての強みだろう。


BABYMETAL - BABYMETAL - ド・キ・ド・キ☆モーニング ★★ (2015-04-11 13:07:49)

この頃のまだ垢抜けないカオスっぷりが、
今となっては
尊かった気がしてくるのは、懐古趣味なんだろーか。

レジスタンスでフォーエバーな感じも
曲としては大好物なんですけどねぇ、、。


BABYMETAL - BABYMETAL - ヘドバンギャー!! ★★ (2013-06-23 01:40:38)

ネタ感のある装丁ではあるが

メロディから滴る哀切が絶妙で
メロディという点では今のところ最高傑作かなと。

アイドルライブでの高揚感と
メタルライブの高揚感が
クロスする瞬間をうま~く捉えた企画勝ち。


BABYMETAL - BABYMETAL - メギツネ ★★★ (2013-06-23 01:31:29)

何だか順調に垢抜けてきた印象。

メロとか部分部分で言えば
他の曲にゆずる気もするが
”打って出た”感のあるクオリティが爽快。

ちょっとユーモラスなフリがあったり、
リズムのキメもてんこ盛りで
ライブだとかなり楽しそうなとこも良い。


あとSU METALのBメロでの歌声は
表現力、という意味ではアイドルの域を出始めてるよーな。
今後が楽しみです。


BABYMETAL - BABYMETAL - 悪夢の輪舞曲 ★★★ (2014-04-12 02:00:22)

ゆよゆっぺがやってくれました。

(ひろ~~い意味での)ゴスなメタルで、
退廃的なメロディを歌い上げるSU METALが絶品。

「アカツキ」とはまた違った、
魔界への門が開かんばかりの物語性の高さが
ゾクゾクしてたまらないものがある。


BABYMETAL - BABYMETAL - 紅月-アカツキ- ★★★ (2013-06-23 01:37:45)

Xを意識したような、
ドラマティックな曲調が胸にせまる。

全体としては切なくマイナー寄りなんですけど、
サビがじんわりと
メジャーっぽい明るい響きを湛えているのが
素晴らしい。

LIVEでのSU-METALの歌は
心をふるわせるほど、情熱的。


BABYMETAL - METAL RESISTANCE ★★ (2017-05-04 02:17:47)

クオリティは文句ないが、正直がっかり。

1stでも感じた
音源としての味気無さが払拭されておらず
(それだけライブを重視、ライブありき、ってことだろうが)
予想の範疇の出来栄えは、
おおきく期待して待っていただけに落胆。

SU-METALの歌は、
ツアーによる成長がしっかり反映されていて
そこは素晴らしいのだが、
楽曲が足を引っ張っているなと、、、。
(べビメタだからこそ、もっと、と求めるゆえもある)

11・12の新機軸も
出来がいいばかりに手堅さが勝って、面白みに欠けるし。


今日まで、ライブアーティストとして
高い評価を得ているのだから、
音源づくりに際しても
(クオリティ、ではなく)熱量において、ライブ並の
パワーをパッケージ出来るようになる日が来ることを願う。


BARBEE BOYS - 1st Option ★★ (2013-11-06 01:14:39)

すでにフォーマットは完成していた
末恐ろしくも記念すべき1st。

各メンバー魅力的ながらも
初々しさを漂わせる中、
イマサのギターには終始魅了される。


②⑤⑧のような
気だるくシュールな曲が異彩を放ち

①を始めとした
ソリッドな曲はその後の曲に比べ
シンプルで”むき出し”な印象。

そういった意味でファースト感はあるが、
これ以降減退していく独特のムードは捨て難い。

(無論、クオリティは高いですしね。)


BARBEE BOYS - 3rd.BREAK ★★★ (2013-11-09 01:12:54)

タイトルのとおり
出世作と言えるサードアルバム。

わりとBPM低めの曲と
余韻の深いギターの音色も手伝い、
安定感を感じさせる仕上がり。


キャッチーなメロディが
KONTAと杏子による
タイトロープを行くヴォーカルリレーで
華々しく降り注ぐ。

ライブだとさらに鋭い①
詞の世界観がまさにバービーな④⑤
UKな匂いとスケールの大きいメロが良い⑦、
ヒリヒリとしてシビれる⑧がオススメ。


デビュー時点から
ほぼ完成形に近かったバンドなので
どの作品が特別に良い、という事はないが

”入門編”とするのであれば
この一枚が
差し当たり適切かなと思う。


BARBEE BOYS - Eeney Meeney Barbee Moe ★★★ (2013-11-10 02:10:55)

ラストとなった6thアルバム。

当時をまったく存じ上げないので
分からないが、
曲調の散漫さに末期感は漂う。


それでも
さすがはバービーと言うか

①③⑤⑨など
ストレートにかっこいい曲や

ムードたっぷりな⑧、

濃い味付けが興味深い⑥⑪と

クオリティとしては
充実の極みと言えるほど。


もっともっと
このマジカルなバンドの未来が
末永く続いて欲しかった気もするが、

こじれ過ぎて音楽が濁るまえに
フィナーレを迎えて良かったのかも知れない。


BARBEE BOYS - FREEBEE ★★★ (2013-11-06 01:38:15)

二枚目にして
サウンドメイクがグレードアップし
はやくも風格を感じさせる、快作。


星屑を散りばめた部屋に
情事の気配が薫る①から
圧倒的なバービーSOUNDが展開する。

名バラード③を早々に投下し

下世話でクールなロックの連打に
ジャックナイフのごとき⑨で楔を打ち付け、

必殺のバラード⑩で幕引き。


当時の洋楽からの影響なども
確かに感じられるが

”ロックバンドかくあるべし”な緊張感と、
足し算とも掛け算とも付かない
マジカルなアンサンブルは世界に誇れる。


BARBEE BOYS - LISTEN ! BARBEE BOYS 4 ★★★ (2013-11-09 02:02:15)

卑猥過ぎる・・・!!

ナイトライフのお共に最適な

バービーの4thアルバムは
乾いたヘヴィギターから始まる
夜をテーマとした(と感じる)、
セクシーでクールな名盤!


メタリックとも言えそうな①
男前かつ切ない詞にズキュンな②、
摩天楼の闇を駆ける⑧⑨などなど良曲が続き

トドメに⑪!

これはやばい。
泣けます。胸が苦しくて悶絶しそうです。


甲乙付け難い
名作揃いのバービーのアルバムの中で
ロック度の高い一枚となっていて、

好きです。


BARBEE BOYS - √5 ★★ (2013-11-10 01:15:45)

世間的代表曲「目を閉じておいでよ」収録の
5thアルバム。

しかし
アルバムとしては、やや異色作かも。


次元を歪ませる③
陽気さがかえって不穏な⑤
詞がかなり際どい⑩
フォーキーな④⑨など、

これまでも無くはなかったが
あまり表出していなかった面が
顕著になっていて、独特。


その一方で

バービー随一の疾走チューン⑥
Dメロの煌めきが胸キュンな⑧と
王道な味わいも備える。

だから
決してキワモノなアルバムではない。


BUMP OF CHICKEN - COSMONAUT - HAPPY ★★★ (2014-04-14 00:49:56)

久々の会心作。

ま、着実に熟成され成長はしていましたが、
アルバム「ユグドラシル」以降は
どこかスケールの大きさばかりが目立っていた。


しかし、この曲の
120%BUMP OF CHICKENながらも
新しい風が吹いてくるような、
それでいて四畳半でも自然に鳴る音。

すばらしいですね。

何より、”強い歌”だな、と。


BUMP OF CHICKEN - orbital period - ハンマーソングと痛みの塔 ★★★ (2014-05-04 01:20:04)

オフコースみたいな鮮やかなメロディと
穏やかにアジる言葉が、

時空をヒズませるブラックホールソング。

ぬくもりが温かなアルバムの中で、
とても異質で良き違和感。


BUONO! - We are Buono! ★★★ (2013-04-19 00:51:34)

アイドル+ロックってワードが気になって
今更ながら(冷やかし程度に)聴いてみました。


いや~予想以上ですね、コレ。

歪みの具合やビートはキッチリとロックだけど
音圧はダンス系な強さで
メロディは清涼感の向こうにノスタルジーを感じさせる
アイドル路線。


その結果、
すごく王道な響きながら
ガールズロックのマネゴトから脱した
意外と珍しいサウンドメイクに。


他のユニット(ってかそっちがメイン?)があるので
最近あまり活発でなさそうですが
これに絞った方がAKBやももクロと争うのに
有利な気がしますが・・・どうなんでしょw


Buono! - We are Buono! ★★★ (2013-04-19 00:51:34)

アイドル+ロックってワードが気になって
今更ながら(冷やかし程度に)聴いてみました。


いや~予想以上ですね、コレ。

歪みの具合やビートはキッチリとロックだけど
音圧はダンス系な強さで
メロディは清涼感の向こうにノスタルジーを感じさせる
アイドル路線。


その結果、
すごく王道な響きながら
ガールズロックのマネゴトから脱した
意外と珍しいサウンドメイクに。


他のユニット(ってかそっちがメイン?)があるので
最近あまり活発でなさそうですが
これに絞った方がAKBやももクロと争うのに
有利な気がしますが・・・どうなんでしょw


CANTA - FRACTION ★★★ (2013-10-17 01:33:34)

1stで空を覆っていた雨雲のすき間から
太陽の光が見え始めた、そんなアルバム。


グランジーな1stなども好きですが、

今作までは
夜明け前という印象を受ける。


とは言え、
ベースがゴツい①から
人間的な歌詞と華やかなサビが

光へ導かんと力強く響き渡る。

④⑨など1stの匂いが強い曲も
素直で味わい深い。


そしてラストの⑪で正に
”CANTAそのもの”が産声をあげた。


CANTA - My Generator ★★ (2013-07-17 01:37:24)

非常に評価に苦しむ作品。


決して駄作ではないのだが、
少なくとも
前作の続きと思うと微妙。


それは
新機軸の4つ打ち曲によるものでなく、

それ以外の曲が
ミドルテンポと緩やかなメロディで
占められていることから来る、冗長さ。


ひとつひとつは
素晴らしく美しいメロディで、
アレンジもドラマティック。

ただ
8割くらいがその調子だと、
やっぱりスピードとダイナミクスに充ちた
スリリングなハードロックも聴きたくなる。

異色作、と言えばそれまでなのだが
これまでの作品を愛聴していると、
複雑な気持ちに。


もちろん、ポジティヴな要素も。

まず詞は
”My Generator”というタイトルから分かる通り
エネルギー問題に踏み込んだものがあり、

そして
メインテーマとなるのは”生と死”。
それが重過ぎず軽過ぎず
絶妙なバランスで描かれ強く胸に染みる。


また前述の新機軸、
シーケンスと4つ打ちの曲は
安易なパーティー感よりも
ワールドミュージック風の深遠でトランス的な
とてもスケールのある使い方で、秀逸。


CANTA - セヴン ★★★ (2013-06-12 00:25:15)

7thでタイトルもセヴン、そしてジャケ写は”ウルトラセヴン”(笑)

この気負わずユルーいユーモアが
余裕を感じさせてイイ感じ。


しかし肝心の内容の方は、
気合の入った入魂の一作といった印象。

基本的には
前作「GREEN HORN」の延長線上にあり、
今までのCANTA+晴れやかなアメリカンロック。


クオリティもいつも通り
安定感があるが、

3.11.を受けて作られた曲もある影響か、
前作でやや減退していた言葉のチカラが
清々しくも力強い。

それによってサウンドの抜けも素晴らしく、
胸にズシンと響きつつも
後腐れなく駆け抜ける会心作。


CYNTIA ★★★ (2014-06-25 00:08:47)

デビューしてから少しの間は
ヴィジュアルふくめ迷子な感じで、期待外れ?と
思わないでもなかったですが・・・。

セカンド出したあたりから、照準が定まって
イイ感じになってきましたね~。

ヴォーカルの子があんな歌えるとは
はじめの頃は思いもしませんで、その辺も嬉しい誤算。

がんがんタイアップでも取って
メタルでお茶の間へ攻め込んでって欲しいもんです。


DIO - Dream Evil - All the Fools Sailed Away ★★★ (2015-01-20 23:23:20)

メランコリックな中に、ふと表れる明るい響きが、

夜の海を、ガイコツになった海賊たちが
幽霊船に乗って航海しているようなイメージ。


DREAMTIDE - Dream and Deliver ★★ (2013-03-12 01:41:56)

総合的なまとまりというか完成度では過去最高。
メロディの即効性という意味では前2作に譲るといった感じ。

しかし、充分に満足のいく仕上がり。


FAIR WARNING - Sundancer ★★★ (2013-05-03 00:15:24)

待望の新作。


第一印象では困惑するファンも多いかも知れない。

前作でも言われた
”これ!”って曲に欠けるところがあるし、
全体的にメロディのフックが(彼らにしては)弱いので
落胆する方がいてもおかしくない。


ただ、それはあくまでFAIR WARNINGだからの話。

DREAMTIDE的なコーラスの豪華な曲や
トラディショナルなギターリフで押す曲など
新味に挑戦しつつも
”安心のFAIR WARNINGクオリティ”はキッチリ保たれている。


お気に入りは①②⑤⑧⑨⑭と、ボーナスCDの①あたり。


FAITH NO MORE - Angel Dust ★★★ (2013-09-10 00:59:34)

超一流の悪ふざけ。

前作は随分遠慮していたのかなと
そう思わせるほどに
地平線までひろがる無法地帯で焼け野原。


しかし時々、
ホーリーなカタルシスめいた瞬間があったり。

何て言うか
爆笑してるんだけど
目は笑ってない底知れなさがある。


とにかく、楽しくて興味深いハードロック。


FAITH NO MORE - King for a Day… Fool for a Lifetime ★★★ (2013-09-10 01:11:56)

正常な狂気。


番長か裏番長かで言えば
間違いなく、裏番長。


おバカさはそのままに
小出しにしてきた知性が
ついに全面解禁となって襲い掛かる。

これがヤバい。

(ほんとは出来るのに)暴投して
ゲラゲラ笑ってた奴が

今度は全部メジャーリーガー級の精度で
急所を的確に攻めてくる。


作風として
ギターが前に出た分キーボードが控えめで

鉄壁でケモノのようなリズム隊と
プッツンしつつグラミー取れそうなパットンが
渾然一体となった最高傑作。


FAITH NO MORE - The Real Thing ★★★ (2013-09-10 00:50:38)

あえて言えば、最高のハードロックアルバム。


ゲテモノのように不純物だらけで
すげー臭う(匂う)のだが

それをストリート的な勢いと
剛腕なスキルで爆発させている。

その上、知性も備えているという性質の悪さ。


発展途上なエネルギーも合わさって
非常にエポックメイキングな名作。


FREAK KITCHEN ★★★ (2014-04-06 00:46:02)

な、何と!

新作が間もなくミックス&マスタリング作業に入るとのこと!
「COOKING WITH PAGANS」とまた、
マティアスらしいタイトルでワクワクします。


夏くらいのリリースを期待したいとこですが。

なにぶん、前作から国内盤のリリースがないですし…
時間が空いてしまう気配もしますが、どうなることやら。

何はともあれ
新譜が出るってニュースだけで喜ばしいですね!


FREAK KITCHEN - Appetizer ★★★ (2014-01-18 01:49:31)

1stにして珠玉の名盤。

印象の薄い曲がないわけではないが、
濃密かつ爽快なハードロック満載。


ギターリフにしろ歌メロにしろ、
いちいちトリッキーではあるが
ことごとくキャッチー。

ハードロック系にしては、ってレベルでなく
メジャーなフィールドでも充分なほどに。


太さと丸みが絶妙な歪みもさる事ながら、
合間にはさまれるクリーンのカッティングが
胸キュンで素晴らしい。


ポップでロマンティックだが
どことなく荒々しいところも魅力で、
ある意味、初期衝動と言えるパワフルな作品。


FREAK KITCHEN - Cooking with Pagans ★★★ (2014-11-12 00:25:13)

マティアスのソロはあったものの、
バンドとしてはライブ以外は音沙汰がなく
このまま自然消滅してしまうのでは、と。

勝手にハラハラしておりましたら、、、

今年の春に、オフィシャルHPにて新作製作中との情報が!
当然のごとく国内盤はなく、大手レコードショップのネット通販にて
度々、入荷未定の通知を受けながら、やっとのことで入手。


その内容はというと!

どこをどー聴いてもFreak Kitchenそのもの。

「Propaganda Pie」を思わせる①に始まり、
拍子がトリッキーながら爽快&キャッチーな②や
③・④・⑧といったキッチュなポップロックなど、

前作のような新味はなく、ある意味で地味ではあるが
ブレのない伸び伸びとした楽曲の充実がすばらしい。

名バラード⑨もマティアスの美メロ満開でたまらないし、
⑪のメタリックな疾走感はやや新鮮。


リリースから二月ほど経っても
折に触れ聴きたくなるし、
ゆっくりでいいのでまだまだ息の長い活動に期待!


FREAK KITCHEN - Dead Soul Men ★★ (2014-01-23 01:30:05)

変拍子リフで正面突破する、

真っ向勝負な作品。


全体的にシリアスな空気が漂い、
ストレートでソリッドなカッコ良さ。

1~5のキレは中でも強烈で、
マニアでなくともかなりのインパクトだろう。


ただ、
(どの曲も一定以上のクオリティではあるが)
後半にいくにつれて、
どこか覇気のない曲がならび失速も感じさせる。

メンバーがこれを最後に脱退することが
作品にも影を落としていた、ということか。


決して駄作ではないし、
ロックファンであれば大興奮間違いなし。


FREAK KITCHEN - Freak Kitchen ★★ (2014-01-19 01:20:35)

あくまでも
ヘヴィメタリックなリフや
変則的なビートで聴かせる、そーいうバンドですが。

今作はそういった面は控えめで、
メロディと創意工夫で楽しませる。


アコギの響きと繊細なメロディが
シアトリカルな歌い出しから、
爽やかなサビへ展開するオープニングからして新鮮。

どちらかと言えば、
マティアスがソロでリリースしたインストに
歌を付けたような印象もあり、
次作を最後にリズム隊が脱退する予兆だったのかも。


スリリングというよりは楽しい、
そんなアルバムなので
どうしても幾らか評価は分かれるが、
耳を引くキャッチーなアイディアが満載で
最後まで飽きない。


FREAK KITCHEN - Freak Kitchen - Bull ★★★ (2014-01-19 01:51:06)

素っ頓狂なギターリフと
シンプルでロックなリズムの
楽しくも高揚感をあおる曲調に、

ブゥ~ㇽ、ブゥ~ㇽと
珍妙なリフレインがクセになるサビが
オモロい曲。

間奏でスーパーマリオみたいなフレーズを奏でる
アコギのスパイスも、奥行きを演出してGOOD!


FREAK KITCHEN - Freak Kitchen - Mr. Kashchei and the 13 Prostitutes ★★★ (2014-01-19 01:59:34)

ブラックな童話が始まったような、
陽気でサイケデリックな世界が
ムードたっぷりに展開する曲。


ダララ↑ダララ↓...とキテレツなリフが
耳にこびり付いて離れず、

バッドエンドを予感させる幕切れに
何とも言えない余韻が残る。


まぁ、ただただ愉快な曲としても
充分に聴けます。


FREAK KITCHEN - Land of the Freaks ★★★ (2014-01-25 02:09:44)

これまたシビれます。

彼らの音楽に愛着があれば、
この理想的な進化具合はたまりません。


現体制になってからの雰囲気は維持しつつ、

「Dead Soul Men」あたりの
エッジの利いたリズムワークが再浮上し、
ロック好きをうならせる。

そのうえで新味として
3曲目に代表されるようなエキゾチックな音。

元来の豊かなメロディに
妖しくもファンタジックなムードを加味、
適度な導入の仕方もあり
良質なフックとして機能している。


MUSEの「The 2nd Law」ではシラけた
ボーカリスト以外による歌唱曲である⑦も、

味のあるソウルフルな節回しで
なかなかのスパイス。


あと、
テクやユーモアが評価されがちな
ギターワークですが、
トーンの美しさも惚れ惚れするほどで、絶品。


ここのところ
マティアスのソロ以外ご無沙汰で
寂しい限りだが、ぼちぼち新作を期待。


FREAK KITCHEN - Move ★★★ (2014-01-23 01:38:53)

新体制となって初のフルアルバム。


ポップさのレベルが明らかに上昇して
どこかキュートですらある、
明るくドラマティックなメロディが秀逸。

その一方で、
図太いギターの歪みや
手数多めのドラムも存在感を主張。


あからさまに他ジャンルを咀嚼したり、
”笑い”とも言えるトリッキーさなどは
多少控えめなので、

若干、曲調の幅が狭く感じるところはあるが、

たしかなパワーアップを印象付ける快作!


FREAK KITCHEN - Organic ★★★ (2014-01-24 01:00:59)

これは素晴らしいですね。

歴史的名盤というような凄みはない変わり、
ぶっちぎりでその年のベストセラーになるような
”質の高い”見事な出来栄え。


バンドとしても
スーパーサイヤ人から
スーパーサイヤ人2に成るみたいな、
”良さはそのまま、強度倍増”の進化。


メンバーによるコーラスもあってか
メロディの輪郭が今まで以上にクッキリして、

1曲目のような変則的なリズムを用いても
ナチュラルに聴ける。

(ことロックの世界で)
これが売れずして何がヒットだ、
そんな気分にもなってくる、そんな一枚。


FREAK KITCHEN - Spanking Hour ★★★ (2014-01-18 01:59:24)

これはヤバイですね~。

前作の延長線上の構造ですが、
骨格が一段としっかりした印象。


特に
メロディのロマンティックな部分が拡張され、
⑦⑪などスウィートですらある。

多面的でトリッキーなアンサンブルも、
知的な変拍子が痛快な④や
ヘヴィーメタル・サンバ⑥など
アレンジがより明確でカラフルになり、楽しい。


彩りも豊かで成長もあり
ドッシリとした味わいの名盤ですが、

ハードロック/メタルらしい重量感・カッコ良さも
しっかりと感じられて、

満足度の高いハイクオリティな出来栄え。


GLAY - GLAY - 風にひとり ★★★ (2014-02-22 02:12:59)

HISASHI曲としてはCoyote,Colored Darkness以来の
超特大満塁ホームラン。

あくまでスパイスだった最初期、
存在を無視出来なくなってきた「アイ」、
大ブレイクのコヨーテときて。

やってくれましたアニキ!


ギターの華やかさと抑制の利いたセクシーなメロディ、
そして
時空を超えたラブストーリーを夢想させる詩。

(ちょっと、FF8に合いそうな世界観)


収録されたアルバムでは文句なしNo.1の、
超ロマンティックな名曲です。


GLAY - THE FRUSTRATED ★★★ (2013-07-30 00:04:27)

GLAYのアルバムって

お遊び曲があったり(曲そのものはいいですが)
なんか締まりがなくトータリティに欠ける印象が
自分の中では強いんですが。

これは”お遊びゼロ”の真っ向勝負なとこが
ダレなくてイイ感じです。


あと、なんつっても
「coyote,colored darkness」ね。
最高じゃーないですか。


Gacharic Spin - Winner ★★ (2014-07-26 02:21:05)

つい先日メジャーデビューが決定した
ガールズエンタメROCKバンド・Gacharic Spinこと、

”ガチャピン”の
インディーラストとなった2nd フルアルバム。


曲調が似通っていることや
シンセが分厚すぎてギターを圧迫している点が、

ロックファンからすると
物足りないやら歯痒いやら・・・ではありますが。


Drはなの
天野月子系のパワーヴォイスが実に堂々として、

ややもするとコッテリしそうなところを
ポップに響かせて素晴らしい。


曲そのものも
曲調に幅が欲しいところではあるが、

よく聴くと様々な音楽をうまいこと咀嚼し
キチッと成立させる手腕は見事。


パフォーマー(ダンサー)が正式加入し

ライブにおいては
ロックの高揚感にくわえて
アイドル的エンタメ性がかなり強化され、
一度体験するとヤミツキ。

もちっとテクで押して欲しい気もするが、
これから台風の目として
非常におもしろい存在になる気配がプンプンする。


Gacharic Spin - ガチャっとBEST<2010-2014> ★★★ (2014-10-07 00:30:37)

2nd ALBUM「WINNER」しか持っていませんでしたが、
ライブ参戦が決まり
手っ取り早くライブ定番曲などを網羅できる本作を購入。

(ライブ参戦後の高揚感から、1st ALBUM「Delicious」も
近々購入予定ではありますが・・・)

とにかく、
そんな不埒な(?)要望にばっちり応える
ベストとしては申し分ない選曲がうれしい。


自分は一番安い通常盤をゲットしましたが、
LIGHT BRINGERのFuki客演曲や、初期のレア佳曲など収録の
限定盤も2種類リリースされまして
こちらが税込5400円(DVDも付く)となかなか強気な値段(!)

過去のLIVE DVDなんかもそうですが、
気持ちを込めファンを思って作ってるのが分かるので
このあたりの設定は何とかした方が良いのかな~と。


HELLOWEEN - The Dark Ride ★★★ (2013-02-02 02:44:17)

HELLOWEENの全アルバムで考えても
TOP5には入る名盤だと思うんですが・・・。

シリアスでダークなので
多少戸惑うのも分かりますが
何がそんなにお気に召さないのか?といった感じ。


おちゃらけがない分、
通して聴くとやや胃にくるが
メロディの充実度だけで言えば
トップクラスと言っても過言ではないと思う。


”ダークな問題作である”という論調や
当時のゴタゴタに惑わされてやしません??


HELLOWEEN - The Dark Ride - If I Could Fly ★★★ (2013-02-08 02:44:25)

出だしのピアノ?とか、ボーカルをのぞいた部分でなんか

Pain of Salvationっぽい気が。


いや、それが良いんですけどね。


HIDE - Hide Your Face - PSYCHOMMUNITY ★★★ (2013-05-27 01:25:25)

FFの飛行船のBGMとかに合いそう。


テクに偏るでも
メロディで甘くするでもない
意外なほどの壮大さが秀逸なインスト。


JAM PROJECT - Get over the Border~Jam Project Best Collection Ⅵ~ ★★★ (2013-12-26 01:39:27)

6枚目となる作品だが

ワールドワイドなライブ活動を意識した
シリアスな世界観からの幕開けとなり、

一貫して人と人の繋がりをテーマとしている。


そんなテーマと共に、
英三が抜けてからのピースフルなノリが
ここにきて完成した印象。

ハードなロックも多数収録されているが
どこか優しく、ぬくもりを感じさせ

「BEAUTIFUL PEOPLE」「HERO」など
フォーキーですらある曲がむしろ、
作品の顔となっている。


生粋のメタラーには少々きびしい作風だが

”スーパーグループ”ではない
”JAM Projectそのもの”が
ひとつの生命として鳴らされるハーモニーは、
明日への活力をもらえる。


JAM PROJECT - Going ~jam Project Best CollectionⅧ~ ★★★ (2014-01-10 01:10:12)

気合い入りまくりのMAXIMIZERに続いて
今度は”通常営業”のベストアルバム、となった本作。


MAXIMIZERに好感触を得たということか、

その路線は継続しつつ
タイアップとの兼ね合いやアニソンらしさを
ほど良くまぶしてみました、そんな雰囲気。

勢いのある曲が多いが、
適度にバラけた曲調で飽きさせない。


本作用に書き下ろされた曲は
リリース日(2011.5.11.)を受けて
震災を意識したメッセージが込められているが、

特に⑭はJAM流に、そして1人の大人として
明るく元気を注入!といったテイストが、かえって感動的。


JAM PROJECT - Going ~jam Project Best CollectionⅧ~ - Going ★★★ (2013-02-25 02:29:12)

JAM流ダンスホールレゲエのようなタイトル曲。


イントロの

ドラムの裏打ちにかぶさる福山芳樹のシャウトが絶妙!


能天気な明るさがありながら真摯なメッセージのある詞も◎。


JAM PROJECT - Maximizer ~decade of Evolution~ ★★★ (2013-12-30 00:45:28)

快作。


モダンでヘヴィなタイトルトラックで
豪快に幕が開き、

ベテランと言えども
まだまだ現役でガンガンやりまっせという、
気概を感じさせる力強い楽曲が並ぶ。

濃厚この上ないが
後半になるにつれてフォーク風味も加わり、
腹八分目のほど良いヴォリューム。


これまで通り
影山ヒロノブがイニシアチブを取る中、

きただにひろしが非常に良い味を出し
「ReBirth of Dream」「Nightmare」と
名曲を提供。

福山芳樹も
シャウトと美声の二刀流に加え、
プログレッシヴな「火の鳥」を作曲し
素晴らしいアクセントを付ける。


メンツ的に
ゴージャスで豊かな歌心に注目しがちだが、

作家としても
それぞれに特色があり能力も高いことが
今作によってより明確になり、

その出来栄えの良さと共に
大きな収穫と言えるのではないだろうか。


JAM PROJECT - Olympia ~jam Project Best Collection Ⅳ~ ★★★ (2013-12-26 01:15:13)

結成当初の、
坂本英三のエッセンスや
影山ヒロノブの出自が反映された
メタル由来の音作りと、

近年の、
アニソン横綱感の中に
温かい懐の深さを感じる雰囲気が、

もっとも程良い塩梅で合わさった作風で
はじめの1枚としてオススメ。


「Gong」など超人気曲や大作のタイトルチューンも良いが、

個人的には
きただにひろしによる「Fencer of Gold」と
福山芳樹の美声が聴きどころの「星空のレクイエム」が白眉。


JAM PROJECT - SEVENTH EXPLOSION - Crest of “Z’s” ★★★ (2014-01-11 01:59:12)

インダストリアルなビートと交錯する
ダニーのシャウトがアツい、アツ過ぎる!


時に過剰になる新味が、
この曲では
良い塩梅でJAM秘伝の味と調合され、激熱。


決して、盛大な空耳ソングってだけじゃないw
ハイパーで魂が燃える1曲。


JAM PROJECT - The Monsters ~jam Project Best Collection Ⅸ~ - The Advent of Genesis ★★★ (2014-01-14 23:50:08)

奥井のアネゴお得意の、
Portal、Cosmic Danceの系譜に連なる
SF感のある荘厳なバラード。

宇宙的拡がりを演出しながら
ゴテゴテしないアレンジも秀逸だし、

何より、
凛としてスケールの大きさを感じさせつつ、
人肌のような温かさのメロディが
やっぱり絶品です。


JAM PROJECT - The Monsters ~jam Project Best Collection Ⅸ~ - 鋼のレジスタンス ★★★ (2014-01-15 00:02:50)

『鋼』の名を冠し、満を持して(?)放たれた
スパロボ曲。

”救世主”を幾らか意識したアレンジと
疾駆するメロディがキャッチーでなかなか。

影山ヒロノブがメインだった”救世主”に対し、
こちらは遠藤がサビ大半を歌い大活躍。


サビ直前に挿入される「Z!!」の掛け声、
スパロボらしくて良いのだが
今となっては別のことを思い浮かべてしまうw


KISS - Revenge - Spit ★★★ (2014-12-01 23:46:32)

何、この唐突なZEPトリビュートw
いろいろパズルみたいに組み込まれてますね。

後追いで聴いて今頃びっくりしてます。
まぁカッコイイから良いですけど。


L'ARC-EN-CIEL - BUTTERFLY - X X X ★★★ (2013-06-02 01:11:53)

歌い出しは
ジャスティン・ティンバーレイク!?な
スウィートさですが。

バンドサウンド(特にギターのヘヴィさ)が加わり
ストリングスがかぶさった瞬間、
ブラックメタルのような退廃の香りが拡がる。

もちろん、実際のサウンド構造としては違うが
曲の醸す雰囲気として。


しかしサビではしっかりとラルクに着地していて
決してキワモノではない。

ふと気が付けば女も男も
棘のある薔薇のようなその香りで
hydeに籠絡されてしまっているだろう。


L'Arc〜en〜Ciel - BUTTERFLY - X X X ★★★ (2013-06-02 01:11:53)

歌い出しは
ジャスティン・ティンバーレイク!?な
スウィートさですが。

バンドサウンド(特にギターのヘヴィさ)が加わり
ストリングスがかぶさった瞬間、
ブラックメタルのような退廃の香りが拡がる。

もちろん、実際のサウンド構造としては違うが
曲の醸す雰囲気として。


しかしサビではしっかりとラルクに着地していて
決してキワモノではない。

ふと気が付けば女も男も
棘のある薔薇のようなその香りで
hydeに籠絡されてしまっているだろう。


L'Arc〜en〜Ciel - BUTTERFLY - X X X ★★★ (2013-06-02 01:11:53)

歌い出しは
ジャスティン・ティンバーレイク!?な
スウィートさですが。

バンドサウンド(特にギターのヘヴィさ)が加わり
ストリングスがかぶさった瞬間、
ブラックメタルのような退廃の香りが拡がる。

もちろん、実際のサウンド構造としては違うが
曲の醸す雰囲気として。


しかしサビではしっかりとラルクに着地していて
決してキワモノではない。

ふと気が付けば女も男も
棘のある薔薇のようなその香りで
hydeに籠絡されてしまっているだろう。


LADY GAGA - The Fame Monster - Speechless ★★ (2014-08-16 02:12:50)

オーソドックスな名曲なので、
別に声高に評価するのも何だかねーと。

ただ、この曲を聴くと
芸名をQUEENから取った所以が
とっても分かり易く伝わってきて面白い。


LIGHT BRINGER - Scenes of Infinity ★★★ (2013-07-08 00:38:19)

正直、
ドラマーとギタリストが脱退した時は
もうダメかなぁと感じたが。

新体制を整えこうしてカムバックした事実は
称賛に値することだなと思う。

外野から分からない苦労もあっただろうし
メンバーは良くぞ乗り越えてくれた。


そしてその作品の出来栄えですが。

手放しで絶賛するのは難しいが
素晴らしい感触。


まず難点として
プログレ/フュージョン度の上昇に伴い
メロディ(特にサビ)が一度聴いて残る曲が少ない。
どこか、Fukiの歌唱力で持ってってる部分も。

ただ
そのプログレ風味は元からあるものが
以前より表出しただけで
マイナス要素にはなっていない。


そして良い部分。
新機軸と言えそうな曲が
アクセントとして魅力的に機能していること。

「孔雀とカナリア」の異国情緒、
「Hydrangea」の昭和歌謡テイスト、
「Venus」のカーテンコールとしてのパーティー感。

前半にややクドい曲があるので
上記の曲が後味の良さにかなり貢献している。

それから、
新ドラマーのおかげか
腰の据わったサウンドが非常に頼もしく
今後への期待が高まる。


何より一番の収穫は
「Tales of Promise~天国に寄せるポエトリー~」の
王道にして爽快な名曲具合。
多少の不満があったとしても、これで帳消しだろう。


まだ未知数なとこもあるが
日本のメタル/ハードロック界を担うには
充分な実力とポテンシャルがあるので
ガンバって欲しいですね~。


LIV MOON - GOLDEN MOON ★★★ (2013-06-17 01:04:17)

うん、ジャケも魅力的ですね(笑)

グラビアの小娘にはない上品さが
いやらしくないし。


肝心の作品としては
まだ模索している感じではあるが

前作の初々しさから格段のレベルアップが成され
だいぶ軌道にのってきたなという印象。

特に序盤と終盤が素晴らしい。


LIV MOON - Symphonic Moon ★★★ (2013-06-17 00:59:57)

J-POP的なメロディのパキっとしたポップさが
取っ付き易い。

シンフォニックっさより
メタルの疾走感や
歌謡曲的なドラマ性が先行して
サラッと聴ける口あたり爽やかなアルバム。

もちろん、
LIV MOONらしさもしっかりあるのでご安心を。


LIV MOON - The End of the Beginning ★★★ (2013-06-17 00:54:26)

宝塚出身というスキルもあって
いくら良いものを作っても”北欧のバンドに比べると…”と
つまらない御託で片づけられがちだったが。


何だろう、
ここにきてLIV MOONらしさが
少し見えてきた気がする。

”シンフォニックメタル”ではなく
”日本の、シンフォニックなメタル系ロック”と
腹をくくれてきたかなと。


気負いがなくてスッと入ってくる分、
インパクトが薄く感じるかも知れないが
良い方向に進んでいると思う。