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オリンピアさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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オリンピアさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
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オリンピアさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 101-200

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稲葉浩志 - 志庵 - LOVE LETTER ★★★ (2014-02-24 01:51:23)

温かい弦とノイジーなギターの取り合わせが
何とも心地良い。

そして何と言っても
人間味にあふれる詩が心に染みて素晴らしい。


稲葉浩志 - 志庵 - TRASH ★★ (2014-02-24 01:47:15)

分厚いギターリフと荒ぶるリズムが
頼もしいヘヴィロック。

高低差の激しいサビのメロディが
キャッチーでかなり良いが、小出しで焦らされる。


ハードなサウンドで虚勢を張ってはいるが、
詞に綴られる内容は「マグマ」に入ってても
何ら、違和感のない”THE 稲葉ワールド”。


稲葉浩志 - 志庵 - Seno de Revolution ★★★ (2014-02-24 01:43:20)

ZEP好きな一面が顔を出しつつも
そこに留まらない多面的なアレンジが良い。

稲葉浩志という男が
B'zというブースト装置なしに、
彼なりの方法でセカイへアジテートする
サビのカタルシスがたまらない。


稲葉浩志 - 志庵 - 炎 ★★★ (2014-02-24 01:39:07)

エロい。


稲葉浩志 - 志庵 ★★★ (2014-02-24 01:30:46)

彼にしては、爽やか。

「マグマ」という”極上の変種”から一転して
軽快なロックがだいぶ増え、
BGMとしてもイケるような作風。

軽快なロックと言っても
アプローチはB'zと違い現代UK寄りの、
いわゆるオルタナ系の泥臭く武骨なロック。


また
「LOVE LETTER」「Touch」「Overture」など
純情だったりウブだったり妙に清い、
詞の世界観も美しく印象深い。


現段階で4枚あるソロアルバムの中で、
もっとも穏やかでニュートラルな一枚。

「マグマ」のインパクトもあり
声を大にして名盤!と宣言する感じではないが、
一番”ふと聴きたくなる”のはコレ。


GLAY - GLAY - 風にひとり ★★★ (2014-02-22 02:12:59)

HISASHI曲としてはCoyote,Colored Darkness以来の
超特大満塁ホームラン。

あくまでスパイスだった最初期、
存在を無視出来なくなってきた「アイ」、
大ブレイクのコヨーテときて。

やってくれましたアニキ!


ギターの華やかさと抑制の利いたセクシーなメロディ、
そして
時空を超えたラブストーリーを夢想させる詩。

(ちょっと、FF8に合いそうな世界観)


収録されたアルバムでは文句なしNo.1の、
超ロマンティックな名曲です。


水樹奈々 - 革命デュアリズム(革命機ヴァルヴレイヴ 2nd Season Op) ★★★ (2014-02-19 02:13:54)

不用意に近付けば、灰になるが如き
白熱のバトルチューン。


キャリア/センスという点で
西川氏にやや分があるものの、

拮抗しながら(PVのように)刃を合わせる
”声と声のデュエル”は、
漫画ダイの大冒険で言うところの
「真竜の闘い」を思わせる。


曲は
デジタルでソリッドなPreserved Rosesと対照的に、
バンドでニギニギしい(ってか、超Elements Garden印)。

ボーカルリレーもよりスリリングだが、
やはり2作目ということで
これだけ踏み込めた部分もあるのかな。

”ついてこい夢の果て”という西川パートをはじめ、
二人の声が本当に活きている。


ぃや~なんかもう、アルバムでも作っちゃえば?w


Preserved Roses(革命機ヴァルヴレイヴ OP) ★★★ (2014-02-19 01:49:00)

浅倉×井上という伝統の(?)ゴールデンコンビによる曲を

本家TMRアニキと奈々さまが歌うってwww


ツボ過ぎる。


ゴールデンボンバー - ザ・パスト・マスターズ Vol.1 - 切ないほど ★★★ (2014-02-15 01:42:57)

鬼龍院翔の”ネガティヴソウル”が
切ないほど切ない旋律にのって、

パッションたっぷりに疾走する様が痛快。

ディスコ的ノリが機能的な「女々しくて」と対照的に
バンド系ノリを重視した曲として、
「女々しくて」くらいパワーがある名曲。


ゴールデンボンバー - ザ・パスト・マスターズ Vol.1 - いいひと ★★ (2014-02-15 01:36:24)

GACKTさんの”いいひと”になりたい?
キリショーには珍しく、
シミッタレつつも前向きな悶々ソング。

でも何か無理してる気がするとこが、
やっぱ
彼らしい曲でもあるかな。

曲そのものは
明るくてストレートで楽しい。


ゴールデンボンバー - ザ・パスト・マスターズ Vol.1 - 眠たくて ★★ (2014-02-15 01:31:02)

”「女々しくて」の人達”というレッテルが
剥がせないなら、

自分達で徹底的にチャカしてしまえ!と。

したら、
ちょびっとやり過ぎちゃった的な(笑)


ジンジンジン、、、って
なんか古~~~い歌で聴いたことあるけど、
絶対リアルタイムじゃ知らんだろうに何故w


ゴールデンボンバー - ゴールデンベスト~pressure~ - Tomorrow Never World ★★ (2014-02-14 01:34:10)

タイトルと導入部こそ「Tomorrow Never Knows」だが。

曲全体としては「CROSS ROAD」をベースに
「innocent world」を少々、といった具合。


キリショーの歌唱は、
Aメロのロートーンがわりと雰囲気出てるかな。


ゴールデンボンバー - ゴールデンベスト~pressure~ - 抱きしめてシュヴァルツ ★★★ (2014-02-14 01:24:52)

デビュー曲にして、ライブ定番曲。

《失恋ソングの歌詞教本》が在ったなら、
その1ページ目に載ってそうな
マジかネタか分からないがベッタベタな詞はさておき。

転調の仕方をはじめ、
あらゆる意味で金爆の王道をどーんと提示した
ストレートながら、クオリティの高い快作!


ゴールデンボンバー - ゴールデンベスト~pressure~ - Sick Lady…たぶん ★★ (2014-02-14 01:14:13)

マキシマムザホルモンの「恋のメガラバ」を
若干”リスペクト”したよーな曲ですが、

明るさの中に仄かなノスタルジーを感じさせる
メロディが絶妙です。


B'Z - Brotherhood - SHINE ★★★ (2014-02-12 23:03:41)

琴をイメージしたよーなギターから始まり、

歌詞も”ニッポン”を鼓舞するような
それでいて情熱的な愛の歌にも聴こえ。

でも
ラテンなフレーバーもたっぷりっていう
超かっこいいけど超不思議な曲。


ゴールデンボンバー - ザ・パスト・マスターズ Vol.1 - ギーガー! ★★ (2014-02-03 02:24:04)

大槻ケンヂrespect(かは分からんが)な
新興宗教をテーマとした曲。

Aメロの危ない歌い回しとアレンジが
ムードたっぷりで、
妙に生々しい歌詞もふくめイイ味出してます。


ま、サビはいつものV系ノリの
ポップな美メロですけどね。


ゴールデンボンバー - ザ・パスト・マスターズ Vol.1 - 君がいない間に ★★★ (2014-02-03 02:12:13)

鬼龍院翔の本気が、名曲として結晶化。


笑いを完全に廃して、
哀愁とぬくもりが胸を締めつける。

彼の失恋系の詞は
テンプレ感の強いものが多いが、
これはちゃんと心に響く細やかさが秀逸。


ゴールデンボンバー - ザ・パスト・マスターズ Vol.1 - Dance My Generation ★★ (2014-02-03 02:04:25)

「女々しくて」の呪縛を解くために
”満を持して”といった雰囲気でリリースされたが、

正直、はじめはピンと来なかった。


しかし
音源でしっかり腰を据えて聴くと、
なかなかどうして、悪くない出来栄え。

AKB48の「フォーチュンクッキー」に通ずる、
技アリなレトロ感の演出が見事。


ゴールデンボンバー - ザ・パスト・マスターズ Vol.1 ★★★ (2014-02-03 01:54:28)

ネタやパロディ精神を巧みに取り入れ、

それでいてハイクオリティな楽曲が
何より素晴らしい金爆ですが。


今作は
その路線は維持しつつ、いくらかマジ。

V系なハードサウンドも相変わらず在るが
ポップス的(or 歌謡曲的)アレンジも目立ち、

”笑い”よりも
質の高いメロディと和声進行が印象に残る。


ゴールデンボンバー - ザ・パスト・マスターズ Vol.1 - 煙草 ★★★ (2014-02-03 01:43:46)

なんか四畳半フォークみたいなタイトルだが、

その実態は
耽美かつポップな超王道V系ソング。
(どことなく初期Janneあたりの匂いも)


新鮮味はないが、
ツボというツボをつきまくり爽快。


ゴールデンボンバー - ゴールデン・アルバム - 今夜も眠れない -病的な意味で- ★★ (2014-01-26 02:22:02)

ユーロビート、デスヴォイス、ロシア民謡、変拍子。

めちゃくちゃなんだけど、
基本は4つ打ちってこともあり
何事もなく楽しく聴けてしまう。

そして歌詞は
マジかネタか分からんが徹頭徹尾、”病的”w


ゴールデンボンバー - ゴールデン・アルバム - デスメンタル ★★★ (2014-01-26 01:58:02)

金爆流「紅」といったところか。

キリショーの歌声も
いつもより清涼感とエッジ強めの、(エセ)メロスピ歌唱。

まぁ実際は「紅」のような荒々しさは薄く、
最近のメロディックメタルを視野に入れた
カッチリめな音作りではありますが。


それにしても。
音だけ聴けばなかなかカッコイイのに、
歌詞が・・・(笑)


FREAK KITCHEN - Land of the Freaks ★★★ (2014-01-25 02:09:44)

これまたシビれます。

彼らの音楽に愛着があれば、
この理想的な進化具合はたまりません。


現体制になってからの雰囲気は維持しつつ、

「Dead Soul Men」あたりの
エッジの利いたリズムワークが再浮上し、
ロック好きをうならせる。

そのうえで新味として
3曲目に代表されるようなエキゾチックな音。

元来の豊かなメロディに
妖しくもファンタジックなムードを加味、
適度な導入の仕方もあり
良質なフックとして機能している。


MUSEの「The 2nd Law」ではシラけた
ボーカリスト以外による歌唱曲である⑦も、

味のあるソウルフルな節回しで
なかなかのスパイス。


あと、
テクやユーモアが評価されがちな
ギターワークですが、
トーンの美しさも惚れ惚れするほどで、絶品。


ここのところ
マティアスのソロ以外ご無沙汰で
寂しい限りだが、ぼちぼち新作を期待。


FREAK KITCHEN - Organic ★★★ (2014-01-24 01:00:59)

これは素晴らしいですね。

歴史的名盤というような凄みはない変わり、
ぶっちぎりでその年のベストセラーになるような
”質の高い”見事な出来栄え。


バンドとしても
スーパーサイヤ人から
スーパーサイヤ人2に成るみたいな、
”良さはそのまま、強度倍増”の進化。


メンバーによるコーラスもあってか
メロディの輪郭が今まで以上にクッキリして、

1曲目のような変則的なリズムを用いても
ナチュラルに聴ける。

(ことロックの世界で)
これが売れずして何がヒットだ、
そんな気分にもなってくる、そんな一枚。


FREAK KITCHEN - Move ★★★ (2014-01-23 01:38:53)

新体制となって初のフルアルバム。


ポップさのレベルが明らかに上昇して
どこかキュートですらある、
明るくドラマティックなメロディが秀逸。

その一方で、
図太いギターの歪みや
手数多めのドラムも存在感を主張。


あからさまに他ジャンルを咀嚼したり、
”笑い”とも言えるトリッキーさなどは
多少控えめなので、

若干、曲調の幅が狭く感じるところはあるが、

たしかなパワーアップを印象付ける快作!


FREAK KITCHEN - Dead Soul Men ★★ (2014-01-23 01:30:05)

変拍子リフで正面突破する、

真っ向勝負な作品。


全体的にシリアスな空気が漂い、
ストレートでソリッドなカッコ良さ。

1~5のキレは中でも強烈で、
マニアでなくともかなりのインパクトだろう。


ただ、
(どの曲も一定以上のクオリティではあるが)
後半にいくにつれて、
どこか覇気のない曲がならび失速も感じさせる。

メンバーがこれを最後に脱退することが
作品にも影を落としていた、ということか。


決して駄作ではないし、
ロックファンであれば大興奮間違いなし。


FREAK KITCHEN - Freak Kitchen - Mr. Kashchei and the 13 Prostitutes ★★★ (2014-01-19 01:59:34)

ブラックな童話が始まったような、
陽気でサイケデリックな世界が
ムードたっぷりに展開する曲。


ダララ↑ダララ↓...とキテレツなリフが
耳にこびり付いて離れず、

バッドエンドを予感させる幕切れに
何とも言えない余韻が残る。


まぁ、ただただ愉快な曲としても
充分に聴けます。


FREAK KITCHEN - Freak Kitchen - Bull ★★★ (2014-01-19 01:51:06)

素っ頓狂なギターリフと
シンプルでロックなリズムの
楽しくも高揚感をあおる曲調に、

ブゥ~ㇽ、ブゥ~ㇽと
珍妙なリフレインがクセになるサビが
オモロい曲。

間奏でスーパーマリオみたいなフレーズを奏でる
アコギのスパイスも、奥行きを演出してGOOD!


FREAK KITCHEN - Freak Kitchen ★★ (2014-01-19 01:20:35)

あくまでも
ヘヴィメタリックなリフや
変則的なビートで聴かせる、そーいうバンドですが。

今作はそういった面は控えめで、
メロディと創意工夫で楽しませる。


アコギの響きと繊細なメロディが
シアトリカルな歌い出しから、
爽やかなサビへ展開するオープニングからして新鮮。

どちらかと言えば、
マティアスがソロでリリースしたインストに
歌を付けたような印象もあり、
次作を最後にリズム隊が脱退する予兆だったのかも。


スリリングというよりは楽しい、
そんなアルバムなので
どうしても幾らか評価は分かれるが、
耳を引くキャッチーなアイディアが満載で
最後まで飽きない。


FREAK KITCHEN - Spanking Hour ★★★ (2014-01-18 01:59:24)

これはヤバイですね~。

前作の延長線上の構造ですが、
骨格が一段としっかりした印象。


特に
メロディのロマンティックな部分が拡張され、
⑦⑪などスウィートですらある。

多面的でトリッキーなアンサンブルも、
知的な変拍子が痛快な④や
ヘヴィーメタル・サンバ⑥など
アレンジがより明確でカラフルになり、楽しい。


彩りも豊かで成長もあり
ドッシリとした味わいの名盤ですが、

ハードロック/メタルらしい重量感・カッコ良さも
しっかりと感じられて、

満足度の高いハイクオリティな出来栄え。


FREAK KITCHEN - Appetizer ★★★ (2014-01-18 01:49:31)

1stにして珠玉の名盤。

印象の薄い曲がないわけではないが、
濃密かつ爽快なハードロック満載。


ギターリフにしろ歌メロにしろ、
いちいちトリッキーではあるが
ことごとくキャッチー。

ハードロック系にしては、ってレベルでなく
メジャーなフィールドでも充分なほどに。


太さと丸みが絶妙な歪みもさる事ながら、
合間にはさまれるクリーンのカッティングが
胸キュンで素晴らしい。


ポップでロマンティックだが
どことなく荒々しいところも魅力で、
ある意味、初期衝動と言えるパワフルな作品。


RADWIMPS - ×と○と罪と - ラストバージン ★★★ (2014-01-17 02:22:10)

完成されたメロディと
破綻のない構成が見事な、名曲。


詞は好みではない(むしろ苦手だ)が、
好きな人には良いのだろう。


RADWIMPS - ×と○と罪と - 五月の蠅 ★★★ (2014-01-17 02:11:31)

グロテスクで
憎悪のみに彩られた詞が、
センセーショナルで物議を醸した曲。

共感はできないが、
振りきった表現の容赦なさは潔い。


詞と相反する
途方もなく美しい旋律が
素晴らしく、

初期のTHE BACK HORNを思わせる
サイケで直情的な演奏もスリリングで◎。


RADWIMPS - ×と○と罪と - 会心の一撃 ★★★ (2014-01-17 02:02:12)

青春パンク的な爽やかな勢いがあり
RADWIMPSとしてはお得意パターンかな。

ただ、
そこに絡むギターの何かに追われるが如き
忙しないプレイはインパクト大。


爽やかな曲にシンプルな言葉で表現されることで
非常に感動的な詞もナイス。


RADWIMPS - ×と○と罪と - Darma Grand Prix ★★ (2014-01-17 01:57:45)

メランコリックなメロディが
グッと胸に迫る1曲(ちょっと昭和歌謡?)。

野田の表現力の進歩が印象的で、
綴られる言葉を雄弁に伝える。


ギターの弾きまくり具合もイイ感じ。


RADWIMPS - ×と○と罪と - 実況中継 ★★★ (2014-01-17 01:51:02)

「おしゃかしゃま」「DADA」系と言える曲で
人間が主人公だったこれらの曲から飛躍し、

今回は
仏様と神様が人間界を”実況中継”。


強いメッセージが在りながら
客観性があり、ユーモラス(ちょいブラック)で
押しつけがましく無く楽しい。

しかし、
軽妙な前半で笑っていると
後半になるにつれ徐々にその色合いを変え、

単なる言葉あそびでは終わらない。


スクラッチのよーなSEや
ノイジーなギターが塗り込められた
スリリングなアンサンブルも聴きどころ。


JAM PROJECT - The Monsters ~jam Project Best Collection Ⅸ~ - 鋼のレジスタンス ★★★ (2014-01-15 00:02:50)

『鋼』の名を冠し、満を持して(?)放たれた
スパロボ曲。

”救世主”を幾らか意識したアレンジと
疾駆するメロディがキャッチーでなかなか。

影山ヒロノブがメインだった”救世主”に対し、
こちらは遠藤がサビ大半を歌い大活躍。


サビ直前に挿入される「Z!!」の掛け声、
スパロボらしくて良いのだが
今となっては別のことを思い浮かべてしまうw


JAM PROJECT - The Monsters ~jam Project Best Collection Ⅸ~ - The Advent of Genesis ★★★ (2014-01-14 23:50:08)

奥井のアネゴお得意の、
Portal、Cosmic Danceの系譜に連なる
SF感のある荘厳なバラード。

宇宙的拡がりを演出しながら
ゴテゴテしないアレンジも秀逸だし、

何より、
凛としてスケールの大きさを感じさせつつ、
人肌のような温かさのメロディが
やっぱり絶品です。


METALLICA - St. Anger ★★★ (2014-01-13 01:31:42)

好きだなぁ~これ。

1にステーキ、2にステーキ、3・4がなくて
5にステーキみたいな、

容赦なくウルトラHighカロリーで
長尺/濃厚なとこ以外は。


欠点とも言える悪戯に長くラフなところが
生々しさにもなっていて、

キーの関係なのか
妙に瑞々しい歌声と共に、テンションあがりまくり。

かっちょいいリフも大盤振る舞いですしね。


スネアの音も個性的でアリ。


JAM PROJECT - SEVENTH EXPLOSION - Crest of “Z’s” ★★★ (2014-01-11 01:59:12)

インダストリアルなビートと交錯する
ダニーのシャウトがアツい、アツ過ぎる!


時に過剰になる新味が、
この曲では
良い塩梅でJAM秘伝の味と調合され、激熱。


決して、盛大な空耳ソングってだけじゃないw
ハイパーで魂が燃える1曲。


JAM PROJECT - Going ~jam Project Best CollectionⅧ~ ★★★ (2014-01-10 01:10:12)

気合い入りまくりのMAXIMIZERに続いて
今度は”通常営業”のベストアルバム、となった本作。


MAXIMIZERに好感触を得たということか、

その路線は継続しつつ
タイアップとの兼ね合いやアニソンらしさを
ほど良くまぶしてみました、そんな雰囲気。

勢いのある曲が多いが、
適度にバラけた曲調で飽きさせない。


本作用に書き下ろされた曲は
リリース日(2011.5.11.)を受けて
震災を意識したメッセージが込められているが、

特に⑭はJAM流に、そして1人の大人として
明るく元気を注入!といったテイストが、かえって感動的。


METALLICA - Reload - Devil's Dance ★★★ (2014-01-04 02:25:40)

ジェイムズのエッジの利いた歌もさる事ながら、

ふくよかなベースの低音と
芯が太く冷徹なスネアの
コンビネーションがたまらなく心地良い。


JAM PROJECT - Maximizer ~decade of Evolution~ ★★★ (2013-12-30 00:45:28)

快作。


モダンでヘヴィなタイトルトラックで
豪快に幕が開き、

ベテランと言えども
まだまだ現役でガンガンやりまっせという、
気概を感じさせる力強い楽曲が並ぶ。

濃厚この上ないが
後半になるにつれてフォーク風味も加わり、
腹八分目のほど良いヴォリューム。


これまで通り
影山ヒロノブがイニシアチブを取る中、

きただにひろしが非常に良い味を出し
「ReBirth of Dream」「Nightmare」と
名曲を提供。

福山芳樹も
シャウトと美声の二刀流に加え、
プログレッシヴな「火の鳥」を作曲し
素晴らしいアクセントを付ける。


メンツ的に
ゴージャスで豊かな歌心に注目しがちだが、

作家としても
それぞれに特色があり能力も高いことが
今作によってより明確になり、

その出来栄えの良さと共に
大きな収穫と言えるのではないだろうか。


JAM PROJECT - Get over the Border~Jam Project Best Collection Ⅵ~ ★★★ (2013-12-26 01:39:27)

6枚目となる作品だが

ワールドワイドなライブ活動を意識した
シリアスな世界観からの幕開けとなり、

一貫して人と人の繋がりをテーマとしている。


そんなテーマと共に、
英三が抜けてからのピースフルなノリが
ここにきて完成した印象。

ハードなロックも多数収録されているが
どこか優しく、ぬくもりを感じさせ

「BEAUTIFUL PEOPLE」「HERO」など
フォーキーですらある曲がむしろ、
作品の顔となっている。


生粋のメタラーには少々きびしい作風だが

”スーパーグループ”ではない
”JAM Projectそのもの”が
ひとつの生命として鳴らされるハーモニーは、
明日への活力をもらえる。


JAM PROJECT - Olympia ~jam Project Best Collection Ⅳ~ ★★★ (2013-12-26 01:15:13)

結成当初の、
坂本英三のエッセンスや
影山ヒロノブの出自が反映された
メタル由来の音作りと、

近年の、
アニソン横綱感の中に
温かい懐の深さを感じる雰囲気が、

もっとも程良い塩梅で合わさった作風で
はじめの1枚としてオススメ。


「Gong」など超人気曲や大作のタイトルチューンも良いが、

個人的には
きただにひろしによる「Fencer of Gold」と
福山芳樹の美声が聴きどころの「星空のレクイエム」が白眉。


ももいろクローバーZ - シングル 『泣いちゃいそう冬/鋼の意思』 ★★★ (2013-12-25 01:34:21)

「White Hot Blizzard MOMOIRO CHRISTMAS 2013 美しき極寒の世界」にて
会場限定&ネット通販リリースとなったシングル。


春の一大事で共演というストーリーの流れで、
バラードのはずが
ミディアムのパーティーチューンを広瀬香美が

テレビでの共演や
懇意にしている「音組」つながりで
タカミーこと高見沢俊彦が

それぞれ1曲ずつ提供している。


ももいろクローバーZ - シングル 『泣いちゃいそう冬/鋼の意思』 - 鋼の意志 ★★★ (2013-12-25 01:17:01)

煌びやかな装いに
体育会系の魂を持つ高見沢俊彦による
男っぽい闘魂ソングだが、

ももクロが歌うと
チアリーディングっぽくもあるよーな。


基本はアルフィー的なニュアンスの曲だが

控えめながらメタルギターが鳴っていて
間奏ではMaster of Puppetsも飛び出し、

サビ後半は2バス連打。


故に
歌とギター以外が打ち込みというのは残念だが、

「どどんが節」「PUSH」あたりと共に
アンセムとして機能するに充分な、魅力的な仕上がり。


ももいろクローバーZ - シングル 『泣いちゃいそう冬/鋼の意思』 - 泣いちゃいそう冬 ★★★ (2013-12-25 01:09:58)

広瀬香美提供曲。


詞の言葉選びのセンスが
ちょっと古めかしいのが気になるが

”3歩進んで 2歩下がってて 届くのかな?”
とリーダーの言説を取り入れたり

”煌めく想いを 共に叶えよう”
など国立ライブの予言のようであったり

ちゃんと思いを込めて作ってくれた印象。


リズミカルで瑞々しいメロディーや
ツボをおさえたストリングスアレンジが
心地良く、

メンバーの個性も活かされていて、

ライブ映えも良いので
冬の定番としてしっかり歌いこんで欲しい曲。


RADWIMPS - ×と○と罪と ★★ (2013-12-23 00:06:49)

極限と自然体のアルバム。


憎悪の沸点を
至上の美メロで撒き散らす「五月の蠅」をはじめ、

描かれた感情は、残酷さも愛しさも
その極限(極端とも言える)へ
ふりきっているが。

子供(本人にはいない)が多く登場し、
どの歌にも温かさや優しさが在る。


そんな世界観が

4ピースサウンドの縛りを取っ払ったことで、
気負いと小賢しさから解放された
柔軟なアンサンブルによって鳴り響き、

BUMP OF CHICKEN以外の
UK方面と思われるルーツも無邪気に匂わせ、
非常に自然体で
(トータルの散漫さ・物量過多など不満もある)

今までで最も愛され易い作品となった。



②③⑤⑥⑨⑫あたりが特に、良い。


ゴールデンボンバー - ゴールデン・アワー 上半期ベスト2010 - レッツゴーKY ★★★ (2013-12-18 02:03:15)

GLAYあたりをイメージしたような
アリーナロック風の曲。
(けっこういい曲!)

曲はとことん王道で
間奏には
ライブのコール&レスポンス(かなりマジの)がw


そんな曲なのに歌詞は、
アリーナロックでありがちな
一体感へのアンチテーゼという。


・・・このヒネクレ具合、嫌いじゃない。


ゴールデンボンバー - イミテイション・ゴールド~金爆の名曲二番搾り~ - Ultra Phantom ★★ (2013-12-18 01:44:21)

ガチB'zファンのエセV系芸人による
ファン根性のかたまりのような曲。

イントロは”あの曲”だが、
ベースとなっているのはSTAY GREENだろう。

似てるよーな似てないよーな歌い回しと
雰囲気出てるギターワーク、
とにかく曲名を詰め込んだコーラスに

B'z好きなら爆笑必至。


ゴールデンボンバー - ゴールデン・アルバム - 酔わせてモヒート ★★★ (2013-12-18 01:41:03)

ふつうにV系の名曲として語れるクオリティ。

それを金爆がやっていることで
パロディーとしての面白さが加わり、
より懐深く愛される曲になっている。


SOUND HORIZON - Elysion ~ 楽園幻想物語組曲 ~ ★★★ (2013-12-09 00:56:41)

同人的な匂いも残しつつ
とてつもなく濃厚で深淵な世界がひろがり、
未だに支持者が多いのも頷ける。


やはり何と言っても、
あらまりの正に八面六臂のアクトは
その振りきり方もふくめ強烈だ。

(jimangさんも人外な雰囲気で名演)


エルSideとAbyss Sideの曲を対比させた
構成も鮮やかで

メタリックなギターも顔を出すサウンドと共に、
様式美と言える構築具合が壮麗ですらある。


Roman以降も大好きなので
この作品にそれほど思い入れはないが、
それでも
もう一枚くらい頑張って欲しかった気も。


SOUND HORIZON - Elysion -楽園への前奏曲- ★★★ (2013-12-09 00:43:38)

物語世界として
トータリティを重視するのであれば、
ビジネス的なコンピの趣きが強く
物足りないかとは思う。


しかし「澪音の世界」をはじめ
欠かすことの出来ない名曲が多く、
カタログとしては
非常に価値のある一枚。


個人的には
ベタながらも落としどころがキレイな
「魔法使いサラバント」がお気に入り。


SOUND HORIZON - Moira ★★★ (2013-12-08 01:49:17)

”物語音楽”としては
ひとつの到達点に達した感のある一作。


ただ、前作のような
明快で歌謡的な起承転結ではなく

あくまでも
物語に重きをおいた構成で、
1曲に2~3曲程度の分量が詰め込まれ
わかり易いカタルシスは減退気味。


それでも
ひとつ一つの旋律は豊潤きわまり、
複雑なハーモニーも伴って
凡庸さの遥か彼方を行く、高水準。


サウンドも
ロックなものは更にスリリングに
優雅なものはより優雅にパワーアップし

ロシア民謡やトラッドフォークまで取り込み
一大サウンド絵巻の様相。


主軸となる物語も
数回聴いただけで大枠は把握出来て、
そこも評価されるべき点だろう。


正直言って
ここで一呼吸おくか別路線の模索をしていた方が
結果としては良かった気もする。

それだけ充実している。


SOUND HORIZON - Roman ★★★ (2013-12-08 01:33:10)

サンホラ流ポップ。
や、あくまでも”Revoサマにしては”ですが。


とにかく
旨味という旨味を凝縮しまくった

”至高のメロディ”が

全編に亘ってあふれる、【旋律の泉】のよう。


オケの方も
ストリングスなど贅沢に使いつつも
ロック的なダイナミズムが強く、聴いてて飽きない。


歌い手の人選は
(男性キャストふくめ)素晴らしい。
KAORI、RIKKIなど良くもまぁ発掘したものだ。


これ以前のファンからしたら
別物と言えるマイナーチェンジが行われたので
そこを良しと出来るかどうかが
評価を大きく分けるところ。

しかし

”これはこれ”と割り切ってでも
聴く価値はある。


椎名林檎 - 三文ゴシップ ★★★ (2013-12-03 01:54:16)

端正で良く出来た、高品質なアルバム。

それは間違いない。


ただ
ビッグバンドやキャバレー音楽の要素、

つまりは
林檎が本当にやりたいことを追求した、
これまでとはまた違った奔放さがあり

彼女に幻想を抱いていたり
初期こそが、と考える人には
”丸くなった”と言われかねない作品でもある。


しかし
この世界観を受け入れられるなら

(繰り返しになるが)端正で質の高い音楽で
初期3作と並び称されてしかるべきもの。


Mummy-Dをフィーチャリングした①⑩
池田貴史とタッグを組む②
アコーディオンのcobaに相対した⑫と

コラボレーションが多いのも特徴で
どれも非常に良いケミストリーを生んでいる。

特に⑫は
並々ならぬ緊密さが狂気すら感じさせ白眉。


2013年現在、十五周年で活発に動いているが
このような上質な音楽が作れるのだから、
どうせなら
オリジナルアルバムも期待したい。


SIAM SHADE - SIAM SHADE Ⅵ ★★★ (2013-11-29 01:08:56)

これまでのフュージョン的な清涼感が控えめで

(メロディが特に)情熱的でアツい。


それでいて
テクニカル度合いも火を噴き
メジャーなJ-ROCKとしては間違いなく最高峰。


作品を重ねる度にパワーアップしていったバンドなので

2013年の本格始動を機に
新作アルバムを期待したい、まだまだ余力を感じさせる充実作。


SIAM SHADE - SIAM SHADE Ⅵ - MOON ★★★ (2013-11-29 01:02:28)

力技のような変拍子でサビへ到達する感じが
スリリングでかっこいいうえ、

そのメロディの飛翔感と哀愁がまた絶妙。


SIAM SHADE - SIAM SHADE Ⅳ・Zero - Dear… ★★★ (2013-11-28 00:53:49)

これだけポップさを強調しながら、

メタルでプログレッシヴな
アンサンブルも濃厚で容赦がなく

ヒット曲云々、ポップだからどーとかなんて
そんなんマニアの御託です。


マキシマムザホルモン - 予襲復讐 ★★ (2013-11-26 00:47:25)

ポップで楽しいアルバムですね。

エピソード・ゼロ的で活きのいい
亮君の言葉のリフのきれも良い。

まぁサウンドメイクには
やや苦し紛れなところもあるが、進化はしてます。


特撮 - 爆誕 - テレパシー ★★★ (2013-11-25 01:26:20)

天に昇るような浪漫に
何時いつまでも浸っていたい。

控えめな音量ながら
強烈に煽るNARASAKIのギターもまた
心地良い。


特撮 - 爆誕 - マリリン・マラソン ★★★ (2013-11-25 01:15:22)

マリリン・マ〇ソンより気持ちいいリズムギターに
ストイシズムの極みなピアノ、
情け容赦ない暴走機関車のようなドラム。

そんな中で展開する、オーケン劇場。
(ちょっとカイジっぽい?)


なんとポップで愉快なヘヴィロック…!!


特撮 - 爆誕 - 13階の女 ★★★ (2013-11-25 01:11:25)

こーいうキレイなメロディを

真っ直ぐ歌うオーケンって、何かグッときますね。


特撮 - 爆誕 - 美少年で探偵でS ★★ (2013-11-25 01:10:23)

ウネウネとしたメカニカルなリズムが
楽しい。

詞のB級感もなかなかキャッチー。


特撮 - 爆誕 - 文豪ボースカ ★★★ (2013-11-25 01:08:41)

どこかユーモラスなオーケンの演じっぷりが

かえってブラックで怖い。


特撮 - 爆誕 - ピアノ・デス・ピアノ ★★ (2013-11-25 01:03:40)

ラルクっていうよりLUNA SEAな気がします。
(ナッキーの声質もありますが)


特撮 - 爆誕 ★★★ (2013-11-24 01:46:27)

特撮唯一のパンク。

NARASAKIのノイズギターと
三柴氏のピアノが大活躍していて、圧巻。


即効性の高い”ある意味で”パンキッシュな
楽曲の数々と

分かり易く恐かったり深い(?)オーケンワールドに
思わず、名盤!と言ってしまいそな快作。


まぁ、個人的に
特撮の中では平均的クオリティと思います。


東京事変 - 能動的三分間 - 我慢 ★★★ (2013-11-22 01:13:51)

関西弁の詞に
団地妻的なエロスを感じる1曲。


伊澤作曲・林檎作詞という形態をとっているが

グランジ/シューゲイザーを主体としつつ
中間部で伊澤お得意のラテンへ転ずるあたり、
自我を溶かし込みつつ
事変のことを良く考えて作られた印象。


緊張と緩和を繰り返し
解放へ向かう曲調を汲み取った歌詞は

(関西弁であることよりも)
自意識の曲折を
端的かつドラマティックに表し秀逸。


東京事変 - 大発見 ★★★ (2013-11-22 00:48:47)

Color barsというミニが後にリリースされたが
あれは(意味合い的に)エピローグ、
もしくは
カーテンコールに相当するニュアンスなので

これがクライマックスにして
最終楽章と言えるでしょう。


内容としては

健全に百花繚乱で
多様な彩りの楽曲群が刺激的な、
脂がのって本当に極まった一作。


今回は師匠が特にいい仕事ぶりで

わっちとの共作による「21世紀宇宙の子」の
若きを鼓舞する爽やかな旋律は
胸に込み上げるものを感じた。

クールでハードボイルドな曲想が
新境地な「空が鳴っている」も
事変に未来があったなら、その先が見たくなる名曲。

師匠以外の曲も
ヘヴィな②、批評と祝祭の③、
ユーモラスな⑦、アダルトな世界観の⑩など
充実しまくりの曲が並ぶ。


まぁ何と言ってもメダマは林檎作の「天国へようこそ」。
とにかく、圧巻です。


自己模倣に陥るまえの幕引きは
美しくはあったが、
多少の既視感をおぼえたとしても
これだけのものが作れるなら

もっと見ていたかった。


東京事変 - スポーツ ★★★ (2013-11-20 01:45:39)

極限まで研磨した

正に、ロック・ダイヤモンド。


「教育」のような
歪んだギターでガーンとやるロックが
上腕二頭筋などを駆使したものとしたら、

これは
鍛え上げた体幹によって鳴るロック。


IQは高いが
ちゃんとポップで
ロックなスリルもたっぷりだし、

何より曲が非常に粒揃いな
ひとつの到達点と言える傑作。


BARBEE BOYS - Eeney Meeney Barbee Moe ★★★ (2013-11-10 02:10:55)

ラストとなった6thアルバム。

当時をまったく存じ上げないので
分からないが、
曲調の散漫さに末期感は漂う。


それでも
さすがはバービーと言うか

①③⑤⑨など
ストレートにかっこいい曲や

ムードたっぷりな⑧、

濃い味付けが興味深い⑥⑪と

クオリティとしては
充実の極みと言えるほど。


もっともっと
このマジカルなバンドの未来が
末永く続いて欲しかった気もするが、

こじれ過ぎて音楽が濁るまえに
フィナーレを迎えて良かったのかも知れない。


BARBEE BOYS - √5 ★★ (2013-11-10 01:15:45)

世間的代表曲「目を閉じておいでよ」収録の
5thアルバム。

しかし
アルバムとしては、やや異色作かも。


次元を歪ませる③
陽気さがかえって不穏な⑤
詞がかなり際どい⑩
フォーキーな④⑨など、

これまでも無くはなかったが
あまり表出していなかった面が
顕著になっていて、独特。


その一方で

バービー随一の疾走チューン⑥
Dメロの煌めきが胸キュンな⑧と
王道な味わいも備える。

だから
決してキワモノなアルバムではない。


BARBEE BOYS - LISTEN ! BARBEE BOYS 4 ★★★ (2013-11-09 02:02:15)

卑猥過ぎる・・・!!

ナイトライフのお共に最適な

バービーの4thアルバムは
乾いたヘヴィギターから始まる
夜をテーマとした(と感じる)、
セクシーでクールな名盤!


メタリックとも言えそうな①
男前かつ切ない詞にズキュンな②、
摩天楼の闇を駆ける⑧⑨などなど良曲が続き

トドメに⑪!

これはやばい。
泣けます。胸が苦しくて悶絶しそうです。


甲乙付け難い
名作揃いのバービーのアルバムの中で
ロック度の高い一枚となっていて、

好きです。


BARBEE BOYS - 3rd.BREAK ★★★ (2013-11-09 01:12:54)

タイトルのとおり
出世作と言えるサードアルバム。

わりとBPM低めの曲と
余韻の深いギターの音色も手伝い、
安定感を感じさせる仕上がり。


キャッチーなメロディが
KONTAと杏子による
タイトロープを行くヴォーカルリレーで
華々しく降り注ぐ。

ライブだとさらに鋭い①
詞の世界観がまさにバービーな④⑤
UKな匂いとスケールの大きいメロが良い⑦、
ヒリヒリとしてシビれる⑧がオススメ。


デビュー時点から
ほぼ完成形に近かったバンドなので
どの作品が特別に良い、という事はないが

”入門編”とするのであれば
この一枚が
差し当たり適切かなと思う。


ももいろクローバーZ - シングル 『GOUNN』 - ももいろ太鼓どどんが節 ★★★ (2013-11-08 01:27:01)

これは(ソロ曲ではないが)、

れに曲である。


和太鼓をフィーチャーした
アーケードゲーム・太鼓の達人タイアップ曲で

ゲームを意識してか
やや子供向けな雰囲気に
抵抗を感じる人もいるかも知れないが、

元気をこれでもかこれでもかと
注入するファイトソング。


そして

高城のソロではじまり
中間部には
衝撃の怒号系シャウトまでカマす、

”高城ご乱心”の様相で
正に彼女のための曲。


ちなみに
作詞作曲と演奏は怒髪天が担当。


ももいろクローバーZ - シングル 『GOUNN』 - いつか君が ★★ (2013-11-08 01:18:09)

このところ”miwaクロ”として親睦を深める
シンガーソングライターmiwaが作曲し

詞にメンバーのアイディアも反映させた企画もの。


クオリティは文句ないが
そつの無いベタなガールズポップなうえ、
軽いサウンドもあって物足りない。


が、
ベタながらスウィートなメロは心地良いし
詞の等身大具合は新鮮。

まぁこんな曲も必要でしょう。

ライブで馴染ませれば
「走れ!」などの
系譜に連なる曲に育つかも知れませんし。


ももいろクローバーZ - シングル 『GOUNN』 - Gounn ★★★ (2013-11-08 01:09:47)

しょっぱなからブッダでも出てきそうな
タブラの音色が示すとおり仏教をテーマとした、
一年ぶりとなるシングルの表題曲。


いや~鳥肌ものです。

OKAMOTO'Sのベースと
凛として時雨のドラムを招聘し
スラップベースと乱れ太鼓が暴れる和ロック。


そんな曲ですが
作曲者はBuono!や水樹奈々に関わる人で
サビなどアニソンの香りもあり、

何よりも
”あの”5人が歌うことによって

驚くほどしっかりと
ポップソングとして機能する。


BARBEE BOYS - FREEBEE ★★★ (2013-11-06 01:38:15)

二枚目にして
サウンドメイクがグレードアップし
はやくも風格を感じさせる、快作。


星屑を散りばめた部屋に
情事の気配が薫る①から
圧倒的なバービーSOUNDが展開する。

名バラード③を早々に投下し

下世話でクールなロックの連打に
ジャックナイフのごとき⑨で楔を打ち付け、

必殺のバラード⑩で幕引き。


当時の洋楽からの影響なども
確かに感じられるが

”ロックバンドかくあるべし”な緊張感と、
足し算とも掛け算とも付かない
マジカルなアンサンブルは世界に誇れる。


BARBEE BOYS - 1st Option ★★ (2013-11-06 01:14:39)

すでにフォーマットは完成していた
末恐ろしくも記念すべき1st。

各メンバー魅力的ながらも
初々しさを漂わせる中、
イマサのギターには終始魅了される。


②⑤⑧のような
気だるくシュールな曲が異彩を放ち

①を始めとした
ソリッドな曲はその後の曲に比べ
シンプルで”むき出し”な印象。

そういった意味でファースト感はあるが、
これ以降減退していく独特のムードは捨て難い。

(無論、クオリティは高いですしね。)


PERFUME - シングル「ねぇ」 - Fake It ★★★ (2013-10-29 23:15:29)

Edgeにポップな歌心を搭載させた【的な】

リズミカルな詞がツンデレ【的な】

有する中毒性が尋常でない【的な】。

あまりの快楽性にPerfumeで一番好き
【なんて絶対に今は言わない】が。


Linked Horizon - 自由への進撃 - もしこの壁の中が一軒の家だとしたら ★★★ (2013-10-28 02:23:15)

「自由への進撃」収録の3曲で一番好き、かも知れない。


と言うのも
3つの曲が意外にしっかりと
関連性を持たされているため、

エンディングとなるこの曲が宿した
壮大で情熱的なフィナーレ感が
何とも、胸にグッとくるのです。


また
ドラマティックに展開した最後に
牧歌的なAメロが再びくる構成の妙や、

美しいメロディが徐々に高まり
「~全てが偽物なんだぜ」と
熱い想いが見事に歌われるパートに、ふるえる。


PERFUME - LEVEL3 ★★★ (2013-10-19 02:11:46)

”世界のPerfume(&ヤスタカ)”による、
極めてガチなアルバム。

だけど

メロディや言葉に対する気配りに
大和魂が息づいていて、おサムい音ではない。


ビートを強化した分、メロディが平坦ではあるが
そんじょそこらのコピー品と違い

比類なきクオリティを持った楽曲の数々は
まだまだ追随を許さない。


シングル以外では、
「Party Maker」のカッコ良さ
「Dream Land」の叙情が特に素晴らしい。


CANTA - FRACTION ★★★ (2013-10-17 01:33:34)

1stで空を覆っていた雨雲のすき間から
太陽の光が見え始めた、そんなアルバム。


グランジーな1stなども好きですが、

今作までは
夜明け前という印象を受ける。


とは言え、
ベースがゴツい①から
人間的な歌詞と華やかなサビが

光へ導かんと力強く響き渡る。

④⑨など1stの匂いが強い曲も
素直で味わい深い。


そしてラストの⑪で正に
”CANTAそのもの”が産声をあげた。


水樹奈々 - Vitalization - Vitalization ★★ (2013-10-02 02:27:21)

これは歌い手にとって
鬼畜以外の何ものでもないですねw

ただ、情報過多な気がしないでもない。


Linked Horizon - ルクセンダルク大紀行 - 戦いの鐘 [long Version] ★★★ (2013-09-30 01:39:34)

ラスボスが眼前に降臨し
いざ最終決戦!

そんな曲。


楽器のバトル具合がかなりアツく、
特に
ドラムの千手観音ばりの叩きっぷりが圧巻。


Linked Horizon - ルクセンダルク大紀行 - 雛鳥 [vocalized Version] ★★★ (2013-09-30 01:35:13)

ゆったりと幕開けて
爽やかに展開していく、

まさに
雛鳥が初めて空を舞った時の
その瞬間を描写したようなポジティヴな曲。

晴れやかな旋律が輝き、冒険のはじまる予感。


PERFUME - JPN ★★★ (2013-09-27 00:57:55)

ヴォーカルのエフェクトがどんどん剥がされて

曲のポップさと合わせて
ナチュラルなJ-POPの色合いが強まったので
その辺り批判もありそーだが、

ヤスタカプロデュース関連では
ズバ抜けてハイクオリティな楽曲の数々に
ノックアウト!!


とは言え
「ねぇ」「GLITTER」などブリブリした曲も
ちゃんとあるし。

その対極の「時の針」「微かなカオリ」は
女子力の高い感じがささりまくるし。

「JPN」とかタイトル付けちゃうのも
うなずける一枚。


ALI PROJECT - DALI ★★★ (2013-09-25 01:52:21)

優雅で愉快なファンタジーの世界。


今となっては、妖か、、、じゃなくてw
浮世ばなれしたイビツでエンターテインメントな
音世界が、妖しくも魅力的なアリプロですが。

この当時は
あくまでも人間的に感情の機微を
(テクノロジーの未発達もあり)
丹念にロマンティックに編み合わせる、
良心的な音楽ユニットといった印象。


しかし、めくるめくサウンドで
感情がどこまでも飛翔し

時として暗黒が透けて見えるあたりは
この頃からすでに
アリプロはアリプロだったのだろう。


ALI PROJECT - QUEENDOM ★★★ (2013-09-21 01:34:31)

和に傾いていた近作から一転して

とってもヨーロピアンなムードがちょっと新鮮。


シングルとカップリングをメインとした
ベスト盤なので、
コアなファンからすると微妙かも知れないが
非常に粒揃いで素晴らしい。


シングルも「堕天國宣戦」など魅力的だが

それ以外の曲が
歪なシンセやノイズよりのギターなどが彩る
幻想的な世界観を持った曲が多くて、悶絶。


ALI PROJECT - QUEENDOM - 賽島 ★★★ (2013-09-21 01:28:50)

寶島(たからじま)という
タイトルから想起される
勇猛果敢な冒険譚とは程遠い、
幽玄でミステリアスな曲。


存在するかさえ分からぬ島に憑りつかれ
虚実の狭間を彷徨って
逸脱してしまった冒険家のお話、といったところか。


結末は聴き手に託されているが
ロマンティックな世界観は
意識を大いなるファンタジーに誘い魅惑的。


ALI PROJECT - 禁書 - 眠れる豹 ★★★ (2013-09-19 01:53:03)

耽美な歌い出しから一転、

じわりじわりと獲物を追い詰めるサビが秀逸。


ストリングスとギターが陰と陽を成して
奥深いサウンドスケープを築き、至極の響き。


ALI PROJECT - 禁書 ★★★ (2013-09-19 01:45:59)

黒アリに次ぐ黒アリで、もはやガン黒。


でも
あからさまな毒気というより
優しくも残酷な神経毒。


それでいて全体に漂う嫋やかさは
前作あたりから発芽したものが本格化したようで
フレッシュ、フレッシュ、フレッシュ。


ALI PROJECT - Aristocracy - 桂花葬 ★★★ (2013-09-15 00:23:17)

初夏の日差しに熱せられ
ぬるくなった湖に浮かんでいるような。

すべてを悟った極めて穏やかな心象風景。

ギターの鳴き声がカタルシスの果てへ導き
なんとも言えぬ恍惚の世界。


RADWIMPS - 絶体絶命 - 学芸会 ★★ (2013-09-15 00:09:59)

BUMP OF CHICKENで言うところの「乗車権」ですね。

こちらの方が
爽やかなだけ逆に無情な感じにも聴こえる。


METALLICA - Master of Puppets - Damage, Inc. ★★★ (2013-09-12 01:30:54)

アルバムの中でベストナンバーだと思います。

最強。


FAITH NO MORE - King for a Day… Fool for a Lifetime ★★★ (2013-09-10 01:11:56)

正常な狂気。


番長か裏番長かで言えば
間違いなく、裏番長。


おバカさはそのままに
小出しにしてきた知性が
ついに全面解禁となって襲い掛かる。

これがヤバい。

(ほんとは出来るのに)暴投して
ゲラゲラ笑ってた奴が

今度は全部メジャーリーガー級の精度で
急所を的確に攻めてくる。


作風として
ギターが前に出た分キーボードが控えめで

鉄壁でケモノのようなリズム隊と
プッツンしつつグラミー取れそうなパットンが
渾然一体となった最高傑作。


FAITH NO MORE - Angel Dust ★★★ (2013-09-10 00:59:34)

超一流の悪ふざけ。

前作は随分遠慮していたのかなと
そう思わせるほどに
地平線までひろがる無法地帯で焼け野原。


しかし時々、
ホーリーなカタルシスめいた瞬間があったり。

何て言うか
爆笑してるんだけど
目は笑ってない底知れなさがある。


とにかく、楽しくて興味深いハードロック。


FAITH NO MORE - The Real Thing ★★★ (2013-09-10 00:50:38)

あえて言えば、最高のハードロックアルバム。


ゲテモノのように不純物だらけで
すげー臭う(匂う)のだが

それをストリート的な勢いと
剛腕なスキルで爆発させている。

その上、知性も備えているという性質の悪さ。


発展途上なエネルギーも合わさって
非常にエポックメイキングな名作。


私立恵比寿中学 - 中人 - 誘惑したいや ★★ (2013-09-08 02:05:05)

たむらぱんによるディスコナンバー。

イントロから”たむらぱんエキス”全開で
あの”ゆるふわ”な世界観と
えび中のグダグダがなかなかハマっている。


トラディショナルなディスコメロディにのる
”ゆうわくわくわくわ、、、”と
らしさたっぷりの言葉のリフが気持ち良し。