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I BEGIN (2012年)
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解説 - I BEGIN
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Recent 50 Comments



1. GOD ★★★ (2012-11-02 11:36:14)

2012年発売の1st

メンバーがメンバーなだけに、音楽性はKing作曲のGorogorothのものに似ていますが、サイケ調のキーボードが入るなどの実験的な要素もあります。
このキーボーディスト、Geirは現在のDimmu Borgirのサポートなどで活躍している人です。

Gaahlは相変わらず凄まじい声で叫んでますが、朗々と語るような部分もあります。

暴虐な後期Gorgorothの路線を期待すると、やや面食らう部分もあるかもしれませんが、
個人的にはいいアルバムだと思っています。

ちなみに限定版ではボーナストラックが2曲入っていますが、どちらも短いSEなので通常版で充分だと思います。




2. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2013-02-07 10:48:56)

2012年発表の1st。

GORGOROTHの分裂後、名前を引き継いだInfernus主導の方はオールドスクールで渋めの新作を出したり、昔のアルバムをリメイクしたり懐古的な路線に進んでいるようですが、分裂前の最終作「Ad Majorem~」のヒリヒリする殺気漂うノルウェジアン・ブラック路線を引き継いでいるのはこちらですね。

「Awake」「From the Running of Blood」「The Wound」辺りはイントロから如何にもノルウェー産ブラックな、寒々しいトレモロ疾走が聴け、もうこれだけで凡百のバンドを寄せ付けない格好良さ。Ghaalの相変わらずの狂人絶叫振りとも相俟って、GORGOROTHの「Ad Majorem~」で感じられた狂気が再び蘇るかのよう。個人的には一曲目「Awake」の出だしからテンションMAXになってしまいました(笑)。

基本ストレートなノルウェジアンブラックながら、要所でキーボードを挟んでくるのも特徴ですね。シンフォ系というほど使用頻度が高いわけではないですが、空間系のアトモスフェリックな音色だけでなく、プログレ的な妖しげな音も使っていたりして結構耳に残る。真性度が薄れたように感じる人もいるようですが、私は上手く曲のアクセントになっていて良いと思う。ただ分裂前のGORGOROTHと全く同じ音でない事は意識した方がいいかも。

正直言うと、今のGORGOROTHよりもこちらの方が大分私的には好みの音なんですよね。特にジャンル代表バンドの矜持を見せ付けるような、メロウさと殺気の入り混じったトレモロ疾走が素晴らしく、これだけでもう満点付けたくなります。ちなみに私はデジパック盤を買ってしまいましたが…本当にボートラ微妙過ぎなので、拘りがなければ通常盤の方がいいかも。ケースの方が保存状態を良く保てそうだし。



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