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RUNNING WILD - 最近の発言
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Port Royal

今はACCEPTのドラマーとして知られるジャーマンメタル界を支える凄腕ドラマーのステファン・シュワルツマン、ベースはGrave Diggerで活躍するイェンス・ベッカーにスイッチして制作されたフルアルバム。上昇気流に乗りつつあったバンドだけにメンバーチェンジに対する不安はあったが、揺るぎなきロックンロルフ節に些かの陰りはなく、むしろジャーマン由来の剛毅なパワフルサウンドは、新生リズム隊の推進力の強さもあり、より屈強なモノへと強化。ロルフ特有の叙情的なメロディとの相性も良く、このバンドの流儀を高めている。
とにかく類型的なスタイルに何の疑いもなくやり切っている、スピード、パワー、メロディという三種の神器を旗印に掲げ、ロルフ船長は広大なミュージックシーンの大海原へ舵を切ったと言えよう。このスタイルを突き詰めることがバンドの全てなのだが、同時にそれは限界のあるスタイルでもあるのだが、勇壮なメロディックパイレーツメタルサウンドが放つ、バトルティックなサウンドに闘争心をかき立てられます。
今となっては忘れ去られた感のあるバンド、1988年という時代に、逆行するかの如き融通の利かない音楽性は、それなりの大衆性も取り込み折衷していた事は間違いない。自分たちの型を持つバンドの強み。それが後年、マンネリズムに繋がり航海を止める時期もあったのだが、ここで聴けるスタイルは、彼らの未来を明るいモノであると確信させるだけの魅力を放っています。

失恋船長 ★★★ (2022-05-29 12:44:47)


Gates to Purgatory

NOISEのコンピ作などにも参加した元祖ヴァイキングメタルバンド、我らがロックンロルフ船長率いるランニングワイルドの1st。お世辞にも演奏が上手いとは言えないのだが、このドタバタ感も含め幻のデモテープ時代から成長したよなぁ頷かせるパワー漲るスピードメタルを披露、NWOBHM直系とも言える直情的なビート、そしてダークでミステリアスな雰囲気も醸し出しつつ、スピードとパワーに特化したスタイルはプレスラッシュ群に君臨していた時代からの産物でしょう。
この理論など糞食らえ、未消化な部分も含めいい意味での青臭さが何者にも属することなく自分たちのスタイルを追求しようとする純粋さと重なり応援したくなります。
昨今、ヘヴィメタルを取り巻く環境は益々多様化され解釈が無限になりつつあります、うつろいでいくハードシーンの中で変わらないモノがあるのだとしたら、こういう実直なサウンドなのかも知れません。
大酒をかっくらい、骨付き肉にかぶりつく大男達が奏でる無頼なロックサウンド。海賊ならぬ山賊感は強めなれど、B級メタルの王者としての風格はたっぷりである。

失恋船長 ★★★ (2022-03-19 13:53:28)


Blood on Blood

キャッチーで明るいオープニングナンバーには驚いた、SEとかで盛り上げるわけでもないし唐突に始まった感はある、ジャーマンメタル界のレジェンドである彼らの5年ぶりになる新作。しかも今回は国内盤もリリースされるとのことで航海の支度は整っていますかね。
相も変わらずドラマ性のあるメロディアスな王道サウンドを踏襲、自らが作り上げたフォーマットに沿うようにヘヴィメタルの枠に拘りつつも多くのファン層に切り込むだけの魅力を誇っているのがポイント。ロックン・ロルフ船長が示す世界に向けた大海原を駆け抜ける元祖メタル海賊、その勇ましい姿は彼の思考を反映、つかみで失敗した?ようだが曲が進むにつれ挽回、その勢いを増したパワフルサウンドは嵐を巻き起こし海峡を突っ切ります。自らが切り開いた世界観を突き詰めた今作に迷いはありません。
代わり映えのないスタイル故に、ロルフ船長の生き様に共感できなければ付き合えないのだろうが、以外と明るめの曲も多くバラエティ色を強めたり、無駄な装飾を落としシンプルにしたことで聴きやすさが上がっていると思います。最近の彼らと疎遠になったマニアの耳にも届きやすいかも知れませんね。

失恋船長 ★★★ (2021-10-30 13:37:14)


Port Royal

80年代~90年代後半にかけてのビクターのジャーマンピュアメタル好きだったら
買って後悔しないと思います。
 音質もいかにも80年代後半のジャーマンって感じで私個人的には好きな
音作り。当時ビクターからUNDER JOLLY ROGERとこれで二枚組で3500円
で売ってました。ジャーマン小僧だった私は買いました。
今でも持ってますとも、ええ。
個人的にはRUNNING WILDの全カタログ中でもかなりの上位に来るアルバムです。
CALICO JACKの出来がいい。なんとなくIRON MAIDEN のHELLOWD BE THY NAME
を想い浮かばせる様な楽曲。

RIOT1970 ★★★ (2013-04-24 20:28:39)


Gates to Purgatory

「勇壮で男臭いHM」という基本路線は既にしっかと見据えられているものの、独自の「型」を構築し、その型が醸し出す威厳や重厚感で聴き手を圧倒した名盤『DEATH OR GLORY』に比べると、このデビュー作を発表した頃のRUNNING WILDは腰が据わっておらず、バタバタとして落ち着きがない。例えるならMETALLICAの『KILL 'EM ALL』なんかに通じる青臭さが全編に亘って充満しているわけですが、その代わり、前のめりに突っ走るアグレッシブなカッコ良さはこの頃ならではの魅力とも言ます。
ラフな音質、ササクレたGリフ、五芒星があしらわれたアートワークに、「SATAN」「DEMON」「666」といった単語が登場する歌詞、あとついでにギタリストのいかにもなステージネーム(プリーチャー)等、全体的にかなりスラッシュ寄りのハードコアなHMサウンドを標榜している本作は、ロックン・ロルフ(Vo、G)も国内盤の歌詞カードに「聴き取り不能なので対訳掲載は勘弁して」と書かれてしまうぐらい攻撃的な歌声を披露。
個人的には、JUDAS PRIEST直系の劇的なツインGハーモニーがアップテンポの曲調に華を添える④や、IRON MAIDENを思わせる勇壮さを誇る⑦、“WE ARE RUNNING WILD”と歌い上げるバンドのテーマ曲⑧、そしてNWOBHM然としたダークなスピード・ナンバー⑩なんかがお気に入り。
GRAVE DIGGERの1stアルバム辺りに魅力を感じる方にお薦めする1枚でしょうか。

火薬バカ一代 ★★ (2012-08-11 01:41:15)


Gates to Purgatory

84年の1st。
RUNNING WILDがどんな音楽に影響を受けているのかは知らないが、
NWOBHMの香りがするメタルをやっている。そういうのが好きな人は楽しめる。
メロディも素晴らしい。特に⑧はこのバンドにとってはずせない曲だろう。

KILLER KILLER ★★ (2008-02-12 12:36:00)


Port Royal

88年の4thアルバム。
全体の印象はやはり地味なのだが、「PORT ROYAL」「INTO THE ARENA」「CALICO JACK」は突出していい。
決して駄作ではないし、捨て曲もない。前作よりさらに海賊色を強めている。
歌詞は宗教に関連するものが多い。

KILLER KILLER ★★ (2008-02-12 10:33:00)


Gates to Purgatory

かつてはRUNNING WILDがサタニックであったことの証明となるアルバムでしょう。
#7、#8は必聴曲。

NIKO ROCKO ★★ (2007-07-31 21:14:00)


Gates to Purgatory

1984年発表の1st。
海賊衣装ではなくレザー&スタッドな衣装に身を包み、パワフルなJUDAS PRIEST然としていた頃の彼等が楽しめる。
Victim Of States PowerやGenghis Khanなどのパワフルな曲が並んでおり、
まだまだ荒削りな印象は拭えないものの、サウンドの力強さには聴くべきものがある。

ICECLAD RAGE ★★ (2007-04-07 15:44:00)


Port Royal


真のRUNNING WILDの幕開けとなった3rd「UNDER JOLLY ROGER」と、
名作「DEATH OR GLORY」に挟まれている故に、一般的にはイマイチ印象の薄いアルバムではあるが、
パワフルな"Conquistadores"や大作"Calico Jack"など、充実した楽曲を始めとするアルバム全体の完成度は間違いなく高い。
隠れた名作にしておくには勿体無い1枚。

BLAZING BLAST ★★ (2006-12-26 19:10:00)


Port Royal

初めて聴いたRUNNING WILDがこのアルバムでした。MAIDEN的なイントロが心地よいタイトル曲、様式美パワーメタルの究極形とも言うべき「Into The Arena」、ヘドバン必至の「Warchild」、そして「劇的」という言葉はこの曲のためにあると言っても過言ではないラストの必殺チューン「Calico Jack」…まさに全てが聴き所、と言えるでしょう!!私は「Death or Glory」よりこっちの方が好きです!!未聴の方、だまされたと思って1度聴いてみて下さい!!!

SHADOWLORD ★★ (2004-10-25 22:21:00)