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907. 失恋船長 (2024-06-07 01:21:54)

『胸キュン/胸熱ロック 62』10選


①King Kobra - Mean Street Machine
勢いのあるキャッチーな疾走ナンバー
そこにチョイ足しの哀愁がある
メンバーは変わったがマインドは変わらない
初期の作品ばかり取り上げられるので
今作は推しておきたい
中盤のブレイクパートが大好きだ
カッコいいのはドラムだけじゃないぞ
そして次の曲もいいんだよなぁ




②Twisted Sister - Under the Blade
初期の頃は男臭い英国寄りの音楽性だった
後の大ヒットでバンドは瓦解するのだが
まさに大金と名声を得ておかしくなった末路を辿る事になる
このマインドに戻ってまたバンドやってほしいねぇ






③Judas Priest - You've Got Another Thing Comin'
永遠のロックアンセム生涯聴き続けるであろう
でも初見の印象はそこまで良くなかった
こんなシンプルなリフと分かりやすいメロディ
チョット恥ずかしい思いだった
まぁテクニック的には並のバンドだが
そこを重視しないと凄くシンプルだから良く見える
価値観を大きく変えてくれた一曲
そしてシンプルだからこそ飽きないのである
凄く良く聴く一曲だ








④Europe - Wasted Time
アメリカンナイズドされまくった3枚目のアルバムで天下をとったバンド
そのおかげで迷走することになる
あの時代のアメリカでは多様性では無くアメリカ色に染まる事が重要だった
個人的には2枚目が最高傑作
こういう曲をサラリとやれるのが凄い
哀愁の北欧メロディとダイナミズム
ハードさを損なわない大衆揃っている揃っている




⑤220 Volt - Dog Eat Dog
洗練されまくったアルバム
この曲もバッキングはスカスカだ
悲しい気持ちになるが
その中でもメタルバンドとして矜恃が牙を剥いている
北欧らしい冷やかなメロディ
ギリギリで踏みとどまった
次の曲へ繋がる流れも大好きである





⑥FLATBACKER - MIMIZU
ウネウネドロドロとリズムが這いずり回る
雅樹のド迫力の歌声が不気味さを倍増
地を這うミミズでさえ今の俺にとっちゃ手強い
の歌詞は生涯忘れないであろう
鋭角的なリフワークと特徴的なリズムプレイにも魅了される







⑦KILLER - In the Name of the Law
スピードメタル番長として愛されるベルギーのバンド
マイナーな存在ながらもマニアからは愛され続けている
この曲などRAINBOWのあの曲からインスパイアされているが
ベルギーの暴走野郎の手に掛かれば
こんな凶暴で誇りっぽい哀愁がまぶされる
たまらんぜ



⑧Lionheart - lionheart
デニス・ストラットンらしいハーモニーを多用したコーラスワーク
そしてNWOBHMらしい疾走感ながらも
キャッチーでポップな面が強調されている
不思議なバランス感覚が魅力
後にアメリカンナイズドの極地のような作風でメジャーデビュー
複雑な気持ちを味わうも
メロディ派のマニアからは大絶賛
でもリリース当時の批評は辛かったが
後年メロディックメタルの名盤として再評価
そのおかげで批評に左右される大嘘つき発見機として活躍する








⑨ALL FOR METAL - Valkyries In The Sky (feat. Laura Guldemond & Tim Hansen)
ゲストが大活躍して主役を完全に喰ってしまった
PVも顕著である
それにしてもローラ・グルドモンドは無駄に女を消費しない
我が国では女の部分は最大の武器で無駄に消費される
女子アナという存在はその最たる例だろう
こういうホンモノをロッカーはいるがヴィジュアルを要求される
もし可愛ければそれそうほうの歌い手に変換される
無念だ






⑩outrage - Bring Him Back
ザクザクと刻まれるリフとけたたましいリズム
どこか不穏な空気が流れる曲を橋本が受け止めている
日本人云々では無いスケールの大きさ
凄いバンドですね




908. 失恋船長 (2024-06-07 13:24:02)

『胸キュン/胸熱ロック 63』10選


①Bon Jovi - Living in Paradise
色々あったけど元の音楽性に戻りましたね
的なイメージの一曲
あとはリッチー・サンボラ復帰ですかね
アルバムも出たから聴かねばねぇ
でももうそんなに興味ないのよ
オジサンなんでね





②川島だりあ - Don't Look Back
マーシー節炸裂な一曲
西田昌史がいつ歌い出してもおかしくないです
彼女確かマーシーの奥さんになったような気がする
ハードなギターと女性ヴォーカルという
一時期流行った組み合わせです
B'zの成功により確率されたスタイル
当時としてこっちはバンドらしさを出している






③KIX-S - Loven' you
B'zの女性版と言える座組と音楽性
フックのあるメロディと日本人好みの哀愁
打ち込み系に抵抗がない方なら違和感はないでしょう
ギターも腕は確かでした
今ならバリバリのメタルバンドで腕を鳴らしたろう
逆に今だからこそ再評価される気がする








④Cloven Hoof - Cloven Hoof
音質はけして良くない
しかしこの湿り気のある音像こそ英国
英国的様式美スタイルをオカルティックに仕立てた
バンド名に恥じない名曲だ
エコエコアザラク♪





⑤Angel Witch - Evil Games
NWOBHMという言葉を本当の意味で認知させたのはこういうバンドだろう
日本ではNWOBHM四天王なるインチキがまかり通るのだが
あんなもんは絶対に認めません
こういう曲にこのバンドの魅力を感じる
マイナー臭を撒き散らす地下室サウンド
どこかキャッチーさもあるが視聴後に残る闇に触れた余韻
その悪魔的なサウンドに魅入られる





⑥Rommel - Burning Brains
正式な音源を残さずに消えた幻の国産スラッシャー
JP風味満点のイントロから
ダークな世界観へと足を踏み入れる
攻撃性と日本人的メロセンス
欧州勢からの影響も大なサウンドは
短命に終わったことを改めて惜しませてくれる
多分アンオフィシャルな音源が世に出たが手は出さない







⑦Ultra Violent - Crime For Revenge
U.Kハードコアパンクス
このスカッとする暴走感
ランニングタイムの短さも手伝い
清々しい気持ちに慣れます
スピード狂のマニアには是非とも




⑧ダミアン浜田 - 失楽園はふたたび
デーモン閣下がゲストヴォーカルを担当する一曲
やはり役者が違いますね
後にリメイクもされますが
オリジナルが一番好きです
ダミアンワールドと閣下の相性に間違いはない








⑨Eliza - Driving Roller
勢いがありますねぇ
欧州メタル&ジャパニーズメタルのいいとこ取り
そこにアメリカンな完成もチョイ足して
初期の彼ららしい魅力に溢れている
Scorpionと聖・戦士に挟まれても遜色無しなのも素晴らしい







⑩Pretty Maids - Savage Heart
イマイチ評価の低いアルバムJUNP THE GUN
個人的には彼らがメジャーフィールドに進むには必要な変革だったと思っている
この哀愁タップリのメロディとハスキーヴォイスの絡みは絶品
大衆性を取り込む魅力があるが
アメリカンでカラッとした陽性な雰囲気は無い
日本人に愛される情緒がある




909. 失恋船長 (2024-06-16 17:22:02)

『胸キュン/胸熱ロック 64』10選


①RUDE SEDUCER - LIVE&LET DIE
デモ音源のみで消えた国産メタルバンド
ヘヴィメタルフォース3に参加したので
X-JAPAN効果もあり耳にした人も多いだろう
今作はコンピ盤にしか収録されていない貴重な一曲
腕利きのメンバーが揃ったいいバンドだった
歌が弱いのは国産バンドあるある
噛みつくような熱いシャウトも悪くないよ





②JEWEL - WANT YOU
関東メタルシーンを支えたバンドの代表曲
キャッチーで親しみやすいサビが印象的
少々無理目のハイトーンも懐かしい
良くも悪くも国産メタルらしいサウンドだ






③Jackal - Madman
安定感のあるバンドサウンドと
女性シンガーの確かなパフォーマンス
荒削りだが可能性を感じさせた
詳細が不明なバンドだが
日本のバンドとしては愛される要素が強かった









④Offender - GET IT OUT
哀愁の叙情派はハードサウンドが売り
アースシェイカーとか思い出しますよね
こういう音楽性のバンドって昔はけっこういたんだよな
堅実な演奏と歌心を大切にしたサウンドはベタだが
期待を裏切らない展開に今の時代逆に安堵する





⑤WINTER ROSE - I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
ドリームシアターに加入することで一躍有名になったジェイムス・ラブリエ
メロディ派のマニアからこのバンドも愛されています
良く伸びる清らかなハイトーン
素直に耳に届くメロディと親しみやすい一曲です






⑥Niagara - Take My Hand
ベタですねぇ
ですがメロディ派のマニアのハートに潤いを与えてくれます
愛すべきパワーバラード
アルバムの曲順的に絶妙な位置にあるんだよな








⑦Hericane Alice - Too Late
タイトルからもバラード系を想起させますよね
時代的にもバブルメタルを総括するような内容
あらゆるバンドの要素を集結させたようなパワーバラードですね
恐るべし




⑧Cloven Hoof - Astral Rider
遅れてきたNWOBHM
日本ではガールにワイルドホーシズをNWOBHMと寝ぼけた括りで
四天王扱いまでした国ですから
NWOBHMのイメージは人によっては見解が違うでしょうが
デフレパートすらもNWOBHMと思わないワタクシにとっては
彼らのようなバンドこそNWOBHMだと思います
先の読めない展開に興奮します
これぞNWOBHMですよ








⑨Witchfinder General - Requiem for Youth
サバスからの影響もタップリと受けたサウンド
そこにライトな歌声のシンガーが別の印象をもたらしてくれます
どこか胡散臭い雰囲気が漂うのが
このバンドの魅力
やはりNWOBHMはこうでなくてはね







⑩EARTHSHAKER - 裏切りのロックンロール
アースシェイカーのカタログの中で最もハードな部類に入る疾走ナンバー
英詩にも挑戦
この裏切りのロックンロールというタイトルが最高にクール
古めかしい時代のストレートなメタルをシェイカー節で調理
シャラも弾きまくりだが
工藤の強烈なツーバスにノックアウト寸前
コージー・パウエルを彷彿とさせますね




910. 失恋船長 (2024-06-19 03:04:49)

『胸キュン/胸熱ロック 65』10選


①Eliza - Scorpion
個人的にイライザと言えばこの曲ですね
哀愁の叙情派メロディアスメタル
ヨーロピアン調の湿り気と昭和歌謡の融合
大好物である
細部に拘ったアレンジも効いている
インディーズで終わったがもっと認知されるべきバンドだ
サブスクとかバンドキャンプみたいなところで音源をリリースしたら良いのにね






②十二単 - Loving Woman
結局バンドではなく藤原のソロとしてリリースされた
やはりハードさが強いバンドヴァージョンの方が好みである
このバンドもメジャーの壁に泣かされた
中途に軟派なサウンドメイクのせいで良さがスポイルされたのは残念でならない
この曲は音質が厳しかろうが純粋なパッションが迸る
こちらが好き





③Realm - Endless War
スピード狂にはたまらない一曲だ
メロディをおいしっかりとシャウトするヴォーカル
そして絨毯爆撃を繰り返す攻撃力満点のリズムとギター
スリリングに展開する狂気のサウンド
先を読ませない場面展開の多さに興奮の坩堝と化す








④Holy Moses - Current Of Death
見た目からは想像できない噛みつきシャウトを披露するサビーナ・クラッセン
日本ではスラッシュメタルに対する理解は低く
当時の批評家&メディアからはケチョンケチョンの扱いを受けた
こういうバンドを支持しないからワタクシはメディアが嫌いである
迫力満点の歌声に恐れ戦きますよ
そしてツーバスの乱打
もう破壊力満点のです
このアルバム時代が凄い名作中の名作
ダイハードなメタルを好むマニアで聴いた事の無い若者たちにすすめたい






⑤BLOOD FEAST - Menacing Thunder
この一曲で心掴まれましたよね
今聴いても興奮させられます
呼び戻される初期衝動
メタリカ最高いつものメガデスですは聞き飽きた
スラッシュメタル系に底の浅いヤツの話など聞いてられん
テンションが高いだけじゃない芸が細かい
そして絶叫する歌声に悶絶だ





⑥Fast Draw - パンチパーマ
タイトルが損しているよな
でも一筋縄ではいかないバンドサウンドと
スピード感にキャッチーさをまぶした初期の名曲
次の曲農協バスツアーと対で楽しんで欲しい
両曲ともタイトルがネタだと思われたのが残念
スラッシーな農協バスツアーも魅力的
でもここで聴けるツインギターのバトルも興奮させる
強力なドラムとベースによるリズムプレイも破壊力抜群







⑦DEE SNIDER - For The Love Of Metal
ディー・スナイダーは死んでいなかった
現代的なサウンドと古典の融合
時代を紡ぐクラシックメタルサウンド
歌詞に込められた思い
素直に耳を傾けたい




⑧原史奈 - Lost Memories Vocal
今月は8人のリスナーが聴いています
何故か耳に残るメロディ
稚拙な歌声でももうすっかり慣れた
今なら何を聴いても感動するのではないだろうか?
哀愁のJ-POPバラード
リッチー・コッツェンの味わい深いギターが耳を惹く
あれリッチー・コッツェンでいいんだよなぁ?







⑨The Arrows - NEVER BE ANOTHER ONE
広がる青空なんですが
どこかセンチメンタルです
サックスの導入もカッコイイ
スターシップとかいけるなら全然OKでしょう
日本の批評家はとにかくカナダがすきじゃないらしい








⑩Tygers Of Pan Tang - Only The Brave
ホワイトスネイクでジョン・サイクスが成功した途端に
このバンドの株があった
俺は昔から好きだと大嘘と付く輩も大量発生
ならばその昔に大ヒットしただろうよ
このバンドを支えたのはギターのロブ
枯れなくしてこのバンドはない
昔気質のギターサウンド
オールドスクールなサウンドを愛するマニアには避けられないバンドだ
新旧の魅力を携えたアルバムのオープニングナンバー




911. 失恋船長 (2024-06-23 02:31:20)

『胸キュン/胸熱ロック 66』10選


①Metallica – Motorbreath
AC/DCは金満バンドになっても音楽性に差違は生じなかった
シンプルなビートが主体だから比較にはならないが
このNWOBHMから薫陶を受けたサウンド
回転するリフワークと忙しないリズム
初期のメタリカには今では考えられない純粋さが存在する
もうこのマインドにはなれないだろうが
この曲は大好きな一曲だ
ファンはいつでもファンタジックなメタリカの世界へ飛べる





②Rods – Born To Rock
カッコいいなぁ
男臭いんだよね
でもダーティーな匂いではない健康的な魅力を感じた
でも男臭いのよ




③Exciter - Saxons of the Fire
賑やかなですよねぇ
このバンドらしい味わいがあります
直情的なパワー
先を読ませない展開の妙味
テクニック云々では語れない魅力がある








④SAXON - Hold On
キャッチーでメロディアスなポジティブな空気に包まれた一曲
アメリカンナイズド時代と揶揄されるスタイルも糧にして
辿り着いた境地だろう
最近のサクソンはまさに80年代型のスタイルに落ち着いている
アメリカンナイズド信者がどんな顔で言い訳をして
褒めようとしているのか想像しただけで笑えてくる
雑誌に便乗する人生に何を見いだす
アメリカンナイズド警察としては見逃しませんよ
現行犯逮捕です






⑤ICON - Naked Eyes
音楽性の変貌には驚いたが
質の高さは認めざるを得ない
新しい顔で勝負をするも成功とはいかず
まさに試合に負けて勝負に勝つなサウンドだった





⑥HALLOWEEN - Busted
ドイツのバンドじゃないです
スペルが違いますよ
こちらはアメリカのショックメタルバンド
ガラスが粉砕されるSEから
勢いよく弾き出されるビート
芝居がかった歌と勢いのある演奏
聴きやすいが媚びは売らない絶妙な親しみやすさ
もっと認知されるべきバンドだ







⑦Stryper - To Hell With The Devil
歌が上手い
メロディックだがメタリックなパッションが内包されている
絶妙なアレンジとサウンドだ
力強い側面をフィーチャーした一曲ですよね
歌が凄いよ





⑧EARTHSHAKER - TRAP OF LOVE
大人びいた歌詞が印象的です
マーシーの力強い歌声とハードなギターワーク
キーボードも効果的に機能させ幅を持たせている
良いメロディだ
しかし売れ線ではない
日本人による日本語ロックのカッコ良さを最大限に活用している
大人のロックだよ
カッコいいわ







⑨グレン・ヒューズ - KISS OF FIRE
ご存じフェノメナプロジェクトオープニングナンバー
自身のライブでも取り上げています
日本でリリースされたEPに収録されたライブヴァージョン
衰え知らずの歌声に身震いさせられます
スタジオ盤にはないグレンらしいフィーリングが乗ったテイク
でももっと若いうちに聴きたかったなぁ
この曲大好きですね








⑩Saber Tiger - A Shot in the Dark
サーベルらしい複雑な展開とストレートさが上手くミックスされている
メロディックな歌メロを力強く歌い上げる久保田陽子の凄さ
ライブでも完璧だったが
90年代当時彼女に対する風当たりは強く
サーベルに相応しくないといういう輩もいた
ワタクシのような凡人には理解しがたい感性だ
下山登場まで過去最強の歌い手は久保田陽子さんだし
今でも一枚くらいサーベルタイガー名義でアルバム出して欲しいと思う
なにより90年代という冬の時代をサーベルには支えて貰った
今作における雑誌の評価は辛かった
無念である
応援しないのならば足は引っ張るなと断罪したい気分です




912. 失恋船長 (2024-06-24 06:30:18)

『俺のアースシェイカー』10選


①Time Is Going - EARTHSHAKER
初期ならではのハードな疾走ナンバー
若々しいハツラツとしたプレイが印象的
今聴いても十分興奮させてくれる





②22:00 – FUGITIVE
何度聴いても泣ける歌い出し
情感たっぷりのマーシー節
濡れいるよねぇ
スケールの大きいシェイカーサウンドの極みです
2枚目のアルバムにて成長しましたね




③Children's Dream - EARTHSHAKER
ドラマティックなんだよなぁ
こういう曲をかっこよく聴かせてくれるセンス
デビュー作なのに只者じゃないよね
何度聴いてもグッとくるのよ
感動を運んでくるのよ








④夢の果てを - EARTHSHAKER
情緒のある歌メロ
哀愁のシェイカーサウンドを堪能出来ます
これぞシェイカー節ですかね
初期のアルバムは音楽に対する純粋さが何より輝いている





⑤失われた 7224 - Midnight Flight
哀愁のメロディが大好きだ
耳馴染みの良いメロディ
踊りたくなるリズム
売れることを無視しないが
なびきすぎない哀愁のシェイカー節が炸裂です





⑥Don't need to surrender - Overrun
突き抜けたな
初期の英国寄りの国産ハードサウンドからの脱却
しかし哀愁のシェイカー節が残っている
まぁその後の嫌な予感
不穏な空気を漂わせた曲であるが単体では好きだ







⑦Dark Angel (Animals) - EARTHSHAKER
エイドリアン・スミス作曲のストレートなメタルナンバー
英国寄りのサウンドにシェイカー節はよく似合う
問答無用の名曲だ
もっと認知されるべき一曲
そしてマーシーが歌うメイデンも聴いてみたい






⑧MORE - FUGITIVE
何度もリメイクされているシェイカーの代名詞となる一曲
その都度アレンジの加わった演奏が聴けるので
どのヴァージョンにも思い入れがあるが
今回は初登場でお楽しみです
日本語ロックのカッコ良さを伝えてくれたバンド
無理無駄のない歌詞
陳腐なラブソングではないインパクトのある歌詞
素晴らしい一曲だ
それだけに音楽性や世界観が変わったときはショックだった








⑨FUGITIVE - FUGITIVE
名曲MOREと双璧を成す代表曲
この歌メロの素晴らしさに驚嘆
哀愁のメロディと力強さ
マーシーの情感たっぷりの節回しに感動を覚えます
バックの演奏も泣かせを倍増
メリハリが効いているのよ
ワタクシには夜
雨の中たたずむ絶望に打ちひしがれる男の姿が目に浮かびます
その男の目は死んでいない
復讐に燃えさかる男
そんなイメージが頭をかすめますね
歌詞とは関係ないんですけどね








⑩何処へ - AFTERSHOCK
感動のバラード
少々狙いすぎだがアルバムの中では初期の雰囲気を感じさせる
大人の歌詞ですよね
いいバンドだ
隠れた名曲が多い
このまま散ってしまうのは余りにも惜しい




913. 失恋船長 (2024-06-25 14:24:07)

『胸キュン/胸熱ロック 67』10選


①Alcatrazz - Sword of Deliverance
グラハムからドゥギー・ホワイトにヴォーカルがチェンジ
えらい文句の言われようで
こんなもんはアルカトラスではないと罵詈雑言の荒らしです
怖いですねぇ
DPにジョー・リン・ターナーが加入した時ぐらいですかね
曲調としては淡泊さもありますが
このバンドらしい味わいも増量とこうであってほしい方向性です




②SABER TIGER – Night Stalker
サーベルらしい凝ったリズムプレイとバッキング
ドラマティックに展開するサウンド
木下さんはいいリフを考える
歌が弱いのだがメロディは素晴らしい
初期のサーベルには相当世話になりました



③Impellitteri - We Own the Night
キャッチーでパワフルな一曲
2枚目のアルバムに収録されていそうなヤツです
スピード一辺倒ではない曲に魅力を感じますね
ロブの歌うメロディラインも魅力的
ギターは言わずもがな
シンプルだがリズム隊も強烈








④Black Sabbath - TV Crimes
期待を裏切った形になったロニー・ジェイムズ・ディオ復帰作
オジーと再結成して作った昔の絞りかすみたいなアルバムの方が問題だと思うが
いずれにしろサバスがやらんくてもなスタイルだが
ギターソロになると俄然色めき立つアイオミ
ベースだって悪くないぞ
ドラムだってメタリックでシャープ
狙った音像だった
やはりグランジ/オルタナムーブメントとメタルの食い合わせが良くない
それに尽きる






⑤Garrison - Hold Back The Night
正式な音源は残せなかったのは残念だが
湿度のあるメロディと厚みを持たせたコーワスワーク
キーボードも適度に活用して幅を持たせている
何を聴かせたいかを明確にしているから様になる
良いバンドでしたね
壮快感のあるハードポップナンバー
ロックはビター感もしっかり味付けしています





⑥BROTHERS OF METAL - Heavy Metal Viking
ALL FOR METAL登場後迷走していましたね
同じレーベルからモロかぶりのバンドサポートしたらダメでしょう
今回はTHE80年代メタルをやっています
まるでALL FOR METALじゃないか
でも女性シンガーが成長していますね
類型的な欧州シンフォニックパワーメタルです
それ以上でも以下でもない
その特色のなさをダルダルの贅肉タップリの身体で笑いを取ってきたバンド
身の振り方が難しいよ






⑦Paul Di’Anno’s Warhorse - Here Comes The Night
頑張れポール・ディアノです
一度でいいから本気でバンド活動に本腰をいれ
同じメンバーで長期活動を視野にいれろ
その日暮らしから脱却しろよ
死ぬまで掛け持ちバイト以下だぞ





⑧Iron Maiden - Wrathchild '99
ポールのイメージが強い曲をディッキンソンが見事に迎え撃つ
素晴らしいシンガーだ
何より初期の曲を嫌がらずに歌う姿が素晴らしい







⑨Anthem - Far Away
哀愁のアンセムサウンド
無理無駄のないアレンジと大胆で緻密な構成に唸る
隙のない曲なのだが
個人的には強烈な個性がないのだろう
上手いバンドだが初期の頃のような強引さも時には必要である
また大人げないのやってくれよ






⑩Eliza - Slow Down
アメリカンな要素も加わってきましたね
いい意味でヨーロピアン調のサウンドと溶け込んでいます
音質は良くないしレコーディング環境も厳しそうだが
リズムプレイもタイトでカッコイイ
適度な疾走感とハードさ
こういう路線を突き詰めて欲しかったなぁ
再結成したけどなんか揉めたみたいだもんなぁ




914. 失恋船長 (2024-06-28 03:09:43)

『胸キュン/胸熱ロック 68』10選


①HELLEN - The Fortune
関東様式美メタルの王者
幻のバンドと化したヘレン
清水保光のギタープレイだけじゃない
バンドサウンドが素晴らしかった
今最も復活して欲しいバンドの一つ
1985年リリースのEPだけじゃん
フルアルバム出して欲しいのよ
サブラベルズも復活
クロウリーも継続して活動している
頼みますよ




②バーニープロジェクト – No Remorse
日下部バーニー正則も正式な音源が弱いんだよなぁ
やはりスナイパーをオフィシャルな形で出せていないのが痛い
特にマリノのメンバーと合体したヤツは正式に出すべきだ
勿論スナイパーのフルアルバム2枚もね
今作はインストだがバーニーの丁寧な仕事に目を細める
いいギタリストだ




③早瀬ルミナ - You・惑・Tonight
樋口宗孝のドラムも印象的
中島優貴もいい仕事していますが
そんな事は彼女の超絶ヴォーカルが木っ端みじんに吹き飛ばします
ワタクシなんだかロマンス詐欺にあった気分になります
高額でアナログ盤を落とした諸先輩方も多いと聞きましたが
たしかに珍品ではある
バンドキャンプとかで聞けないかね
次の曲なんて哀愁のメロディが映えるエエ曲なんだよ









④JUNKO - Hurry Over
イケイケノリノリのハードサウンド
ワルっぽさを感じさせる曲調に合わせ
不良感を増量した歌い回しは少々やり過ぎだが
こちらは耐性が付いているので余裕で楽しめる
いやむしろ大好きになりつつある
今だからこそJUNKOである
アルバム単体で復刻してよ~





⑤SABER TIGER - Natural Sound
タイトル通り水の流れの如き大自然サウンド
そこから歯応えのあるハードサウンドへと展開
サーベルらしい凝った展開も見事
歌メロも大好きですね
ジャパニーズメタルですよ




⑥John Bongiovi - Hollywood Dreams
正式なデビュー前でしたが既に歌は確立されています
個性的な声ですが耳馴染みが良い
あそこまで成功してもアルバムをリリースした実績は素晴らしい
究極の一発技で飯を喰っているガンズやヨシキよりもミュージシャンとして素晴らしい
この曲は後の片鱗を感じさせる哀愁のメロディが映える一曲だ








⑦早川めぐみ - C'Mon and Love Me
イントロから随所にカッコイイギターフレーズを盛り込むのは
タック松本こと松本孝弘
KISSの曲ですが哀愁度が増して日本人好みに変貌
ギターソロは松川敏也という豪華さ
無理して声を潰してめぐみちゃんがシャウトしています





⑧EARTHSHAKER - HARD RAIN
哀愁のハードポップナンバー
マーシーの熟練された泣かせの歌唱とメロディ
そして大衆に訴求する親しみやすさ
しかしハードさを損なわないアレンジはお見事
クサイ歌詞も逆にハマっている







⑨Cloven Hoof - Highlander
アイリッシュなメロディも聞こえる
パワフルかつ叙情的な英国的様式美スタイル
煮え切らない湿り気タップリのメロディが大好きです
このエコーの掛かり方も胡散臭い
愛すべきNWOBHMですよ







⑩ACCEPT - Flash To Bang Time
暴れていますよね
王者の風格を漂わせるサウンドです
もはやメタルゴットは彼らでしょう
若い人にも聴いて欲しいバンドだ




915. 失恋船長 (2024-07-04 01:50:07)

『胸キュン/胸熱ロック 69』10選


①Europe - Farewell
サクソンアメリカンナイズドなど遙か彼方に吹き飛ばす
アメリカンナイズドアルバムで全米制覇をした彼ら
その人気は日本でも素晴らしく
ファンタジックな戦争映画の影響も加味され爆発的だった
あの時代EUROPEアメリカンナイズドなんていうヤツに出会ったことがない
本当にSAXONは気の毒だ風評被害も甚だしい
ワタクシは3枚目のアルバムは大好物ではない
垢抜けずイモ臭いこの曲の方が何倍も好きである
ちなみに北欧メタルの傑作は2枚目ね





②Biloxi - Love Prevails
ちょっと狙いすぎのやり過ぎなパワーバラード
まぁ懐かしい時代を思い出させてくれます
ベタですがベタでいいのです
こういう暑い時期は欲しくなりますよ
清々しいバラード系がね




③Unruly Child - Very First Time
Frontiersな音ですよね
万人に受け入れられる素直なメロディと
ロックが苦手な人でもいけるハードさ
この絶妙なさじ加減と心地よいリズム
なによりキンキンに張り上げない歌が丁度いい
マーシー・フリーはこれくらい肩の力を抜いた方が好きですね







④Nelson - Rockstar
渋いねぇ
音なのメインストリームロック
聴いていて恥ずかしくないがサビでは爽快に弾けます
このバンドらしいですよ





⑤HSAS - MISSING YOU
アルバム一枚で消えたスーパーロックグループ
こういう曲を聴けばポテンシャルの高さに下を巻きます
もっと続けられなかったのかね
メロディアスかつハード
イントロから名曲の予感を漂わせていますよね
各自の見せ場もある
サミーの歌声もハマっています
哀愁のメロディだよなぁ





⑥DAKOTA - Into The Night
もったいつけるよイントロがさ
哀愁の胸キュンハードポップソングですよ
いいねぇ
やはり夏になると欲する哀メロサウンドです
いいバンドだよなぁ
テクニック的にはどうってことないがギターソロも盛り上げる








⑦VanZant - She's Out With a Gun
このバンドのコメントが吹っ飛んでいましたね
もうレビューするガッツが出ないよ
そういえば昔このバンドの歴史を雑誌から転載して
イキリ倒したヤツに出会ったことがあったなぁ
アレには本当に参りましたね
何故既存のメディアに出た情報を堂々と我が事のように講釈垂れるのか理解できん
キーボードを効果的に使った哀愁のメロディアスロック
力強い歌声は実に頼もしい
コマーシャル性を極めた一曲だが売れることを念頭にしているので違和感は全くない






⑧原史奈 - Lost Memories Vocal
今月もヘビロテで楽しみます
視聴者を二桁にしたいね
哀愁のJ-POP
原史奈の事が大好きになってきました
今度作品見ようかな
YouTubeにあったんだよなぁ
彼女はどんな役で出ているのだろう
派手に顔面整形していないことを祈る
相棒とか二時間ドラマでみた顔しかしらんので








⑨Stryper - End of Days
パワフルかつメロディックなハードサウンド
どこかで聴いた事があるデジャブ感が逆に懐かしい
上手い唄とダイナミックなパフォーマンス
このバンドが攻めの姿勢を貫いてきた







⑩Armored Saint - One Chain (Don't Make No Prison)
本来はこういう音を出すバンドだったんでしょうね
ハードでダイナミック
そしてメロディックなスタイルは日本人好み
随所に印象的なフレーズを盛り込む
リズムも小気味がいい
ラフなパワーを内包する歌も楔となる
俺達はメタルなんだと
どんなタイプの曲でも叫んでいます




916. 失恋船長 (2024-07-09 03:06:00)

『俺のBOWWOW』10選

かつてプードルパワーでレディングフェスティバルに伝説を刻んだバンド
今も現役で活動
スウェーデンのフェスに招聘され大暴れしてくれたろう


①Get On Our Train
個人的にはBOWWOWと言えばこのバンドを思い出します
勢いのあるロックナンバー
日本人らしい木目の細かさとダイナミズムの融合
これぞハードロックと呼びたくなりますね





②Signal Fire
ノリの良いインストナンバー
勢いだけじゃない芸の細やかさ
各自の見せ場を設けスリルを演出
今でもチョイチョイ聴きたくなるインストナンバー
歌うようなメロディがいいんですよね




③STILL
大人ですよねぇ
当人達はまだまだ若造だったのに
渋い音を出しますよね
スケールの大きいロックバンドだった
守備範囲広すぎるよ
こういう曲をやれるセンスと技量に唸る



④Don't Cry Baby
光浩さんのワイルドな歌声が大好きです
メランコリックなギターソロに悶絶
あのフレーズを持ち込んだ恭司さんのセンスに脱帽
J-ROCK強めのナンバーなんだがガラリと印象が変わる
何度聴いても導入部にグッとくる
サビメロも好きですけどね



⑤Hearts On Fire
ファーストアルバムのオープニングナンバー
まだまだ青臭いけど勢いのあるロックは
日本のロックシーンに一石を投じたろう
トラックを改造してステージにしたアイデア
ワイルド7でも同じような描写があったが
元ネタBOWWOWだったんだなぁ
この曲を聴くと若い頃に戻ります
デロリアンな一曲なんですよね


⑥Silver Lightning
メタリカのラーズ・ウルリッヒがお気に入りと言うことでも有名な一曲
ヘヴィな出だしからテンポアップ
そしてまた妖しげなリフが炸裂するヘヴィなパートへと戻ってくる
2枚目のアルバムから選出が多いのだが
個人的にBOWWOWの2枚目は日本のハードシーンにおいて
エポックメイキングな出来事だと思う
もっと評価され認知されるべきバンドだ
そしてメタリカよ
お願いだからカヴァーしてくれ!!
アンタ達の影響力は凄いから


⑦Gonna Be Alright
再びハードシーンに帰還したBOWWOW
まぁねぇ芸能界だからねぇ
日本に本格的なハードサウンドを受け止めるシーンがどこにもなかった
その悲劇に振り回されるミュージシャン人生
紆余曲折を経て辿り着いた境地なのだが
あのまま突き進んでいたら今日の評価も違うモノになるのだろう


⑧Devil Woman
クールでキャッチーそしてワイルドなロックナンバー
アジアンヴォルケイノも名盤だ
IN MY IMAGEも名曲だが今日の気分では敢えて外しました
今夜はこういうワイルとで親しみやすい曲が聴きたい気分です



⑨Rollin' Free
こういうシンプルなロックには光浩さんのワイルドな声がピッタリです
歌詞も今の時代では古くさい時代背景を描写しています
その嘘くささが逆にカッコいいというのか日本語ロックなんですよね
BOWWOWと言えばこういう曲もやっていたなぁと思い出しますね
海外でやったらどんな反応が起こるのだろうか?
バッキングとか日本人らしい整合感があるんだよねぇ


⑩WARNING FROM STARDUST
哀愁のハードソング
リメイクでは感動的なバラードに変貌しましたが
あれも凄く良かった
素晴らしいリメイクだが
今回はオリジナルでいきたい
まさに世紀末を歌う
世界の滅亡を見つめる眼差しがメロディとなって
乾いた風となりヒリつかせます
凄く良い曲だ
ここからVへと流れるのだがBも凄いバンドだったぞ




917. シン・聖なる守護神 (2024-07-13 13:36:06)

『個人的偏向によるHM/HR様式美』10曲選 ※起承転結編(◇発言『No.810』の続き)

①Holy Child("Make It Shine"収録ver.)[1996] / CONCERTO MOON
>当時、人気絶頂にあったイングヴェイのVo.であったヴェセーラのヴィブラート唱法を大袈裟に真似た尾崎氏の歌唱がハマった"尾崎期"の名曲で、"I'm A Viking"路線を狙った様式美といえるでしょう

②Run For Tomorrow[1985] / EXXPLORER
>音はショボいし歌唱も線が細く頼りないのだが、アコギで始まりアコギで終わるという"様式美の基本!?"に倣ったその抒情派カルトメタルのマニアな支持者は海外に案外多かったりするらしい!?

③Daybreak Ecstasy[1982] / HEAVY LOAD
>ルックスなんてクソ食らえと"ゴッド伊藤!?"に言ってはいないだろうが、命をかけて戦いに挑む男達の(ような!?)哀愁全開の姿が何とも美しい...そう、様式美とは見た目ではない

④A Question Of Heaven[1996] / ICED EARTH
>中心シェイファー(G.)は"例の一件!!?"でとんでもない罪を犯したが、シレっと復活してたりするから米国ってのはホントよく分からんのだが、音楽そのものに罪は無い...充実のバーロウ期を象徴する名曲と云えよう

⑤炎の勇者[1984] / QUEENSRYCHE
>その圧倒的高音域を誇るテイト氏の歌唱は衝撃的なモノであったのだが、その抒情的HMがその名声を得るとは反比例し失われていくのは寂しかったファンも多かったのではないだろうか...初期のドラマ性を演じた名曲中の名曲である

⑥Avalanche Of A Million Hearts[1987] / SATAN
>ジャクソン期の評価が低いのは2nd(実質的3rd)やその後のPARIAH時代(特に1st)によるモノが大きいように思うが、この曲(2nd収録)については別で個人的には全作品中でも一番好きな1曲で、その抒情的展開がなんとも美しくそのカレた歌唱が一層ソコに拍車を掛けてみせるのだ

⑦旭日の闘士[1984] / TOKYO BLADE
>その邦題(原題"Warrior Of The Rising Sun")の如き、日本の美を感じさせる起承転結が様式美そのものであってこの曲に余計な説明は必要ないだろう

⑧Noble Savage[1985] / VIRGIN STEELE
>前回(発言『No.810』)でMANOWARを挙げているのにこちらを挙げない訳にはイカン...っつう事でエピカルで様式美というとこの曲だろうか...シンセ使用がMANOWARとの違いを見せるディフェイス(Vo./Key.)の作曲能力を示す名曲

⑨私という名の虚像[1992] / W.A.S.P.
>初期は確かにキワモノとしてスゴんでみせたし周りもソレに乗ったのだが、前作から辿り着いた本作はもう一つのブラッキー自身の内面へと迫った名作で、その最後を見事に締めてみせたこの曲が様式美そのもののであったというのは...なんとも美しく、そして儚い...

⑩Longing For The Wood Pt.1:The Wild Children[2003] / WUTHRING HEIGHTS
>前作でも"The Nevershinning Stones"という佳曲も存在したものの全体としてヌケる程ではなかったが、今回では楽曲製作に真正面から向き合う事により、アレンジ力と整合感に加え元々あったドラマ性も増し説得力のある"ヌケる"作品に仕上がり、結果として出来上がったのが欧州の土着的な匂いのする様式美に帰着したというのは何とも面白い

※番外編
⑪Guide Me To The Quietness[1972] / フライド・エッグ
>故成毛 滋氏(G./Key)を中心に(当時は角田ヒロ)つのだ☆ひろ氏(Vo./Ds.)と高中 正義氏(B.)のよるトリオで、つのだ氏が芸能界で名前に"☆マーク"を最初に付けたとも言われているらしい!?っつうかココではソンな事どうでもイイのだろうが、(ヒープを手本とした!?)オルガンサウンドが鳴り響く中、圧倒的ドラマ性を展開するさまはもう完全に様式美であって、是非とも若いメタルファンに聴いていただきたい"日の丸ロック"黎明期の名曲のひとつだ

※アルファベット順(番外編除く)



920. 失恋船長 (2024-07-15 11:50:32)

『胸キュン/胸熱ロック 70』10選



①LION - STRANGER IN THE CITY
哀愁のメロディとキャッチネスさが絶妙な一曲
ライオンらしいドラマ性もあり
日本人好みの情緒のあるメロディと相性が良い
アメリカしすぎないのはカルの歌声とメロセンスによる
ダグのギターもヒーロー然としたカッコ良さがある





②LIONHEART - LIVING IN A FASTASY
スティーブ・グリメットの凄さを体感出来る一曲
個人的にはこのバンドには渋目のブリティッシュロックよりも
ダイナミックなパフォーマンスを軸とした
メロディックメタル路線を突き詰めて欲しかった




③DESTRUCTION - Fast As A Shark
SEの部分が拘りのコピー
オリジナルを尊重したアレンジは好感が持てる
ハイテンションの楽曲との相性も抜群
クールですね



④Black Sabbath - Zero The Hero
サバスらしいダークでミステリアスな極悪ソング
イアン・ギランが歌う事で異質な空気が漂う
この究極のミスマッチがもたらしたエキセントリックなサウンド
唯一無二の個性を発揮している



⑤Yngwie Malmsteen - Beauty And A Beast
ストレートに打ち出されるネオクラパワーメタル
NEVER DIEみたいにアメリカ仕様すぎないのが良い
完全に歌わされているドゥギー・ホワイトだが
何をやってもインギーはインギーだ
この力強いフィンガリングから流麗なメロディが溢れ出る
これは誰にも真似の出来がい芸当だ


⑥HARD GEAR - Final Crisis
テンションの高いメロディックメタル
そのドラマ性を有するテクニカルなプレイと勢いに満ちあふれたアレンジ
このバンドの魅力を端的に物語っている
マシーンさんのギターソロも最高にクール



⑦聖飢魔Ⅱ - CENTURY OF THE RAISING ARMS
甘いメロとピリリとスパイスが利いたハードサウンド
その絶妙な配合が甘美な叙情派サウンドをより上のステージへ高めている
この曲が収録されているアルバムは本当に隙がない




⑧Guardian's Nail - Passion Red
有名なフレーズを活用することで高揚感を増している
気分はまさにマタドール
情熱的なサウンドを歌うのには少々歌が弱いのだが
関東メタルシーンを支えたバンドである事は間違いない
配信盤出せば良いのにね



⑨ソムン・タク - Marionette
SHOW-YAタイプの疾走ナンバー
豪華ラインナップが彼女を完全にバックアップ
それだけに不安はないのだが
彼女の日本語が韓国人ぽいイントネーションなのが面白い
個人的には大好きな曲だ
炸裂するハイテンションメロディックメタル
余裕綽々な演奏が大人げないハードサウンドを堪能させてくれる




⑩TOSHI - Always
ナイトホークスとコラボした時代の名曲
無理にハードに迫らずメロディアスはロックをやり切っている
また無理目のハイトーンをかまさないので聴きやすい
満点の夜空に輝く星が見えるロマンティックなロック
メロも哀愁あり耳を惹く
結局成功とは行かずに自己啓発セミナーにハマり
自らを化け物アゴ男と呼ぶことになるとは夢にも思わなかったろう
この曲の切ないメロディを聴くと
走馬灯のようにスキャンダラスな彼の人生が頭をよぎる
ナイトホークスは上手いことやっているよ




921. 失恋船長 (2024-07-16 10:52:01)

『俺の聖飢魔Ⅱ』10選



①1999 SECRET OBJECT - 極悪集大成盤
オリジナル盤よりも断然リメイクのこっち
演奏も歌も年季が入りアレンジもキマっています
上手いツインギターコンビですよ
世界に出しても恥ずかしくないプレイです






②凍てついた街 - メフィストフェレスの肖像
哀メロに胸キュン
閣下も得意なメロディラインではないのだが上手くコントロール
見事に哀切を表現している
刹那な世界観を投影する歌詞とメロディ
アレンジも秀逸





③黒服のあいつ - メフィストフェレスの肖像
キャッチーなメロディが耳を惹きます
こういう曲をサラリとやれるセンスに脱帽
流石は聖飢魔Ⅱ
多様性を飲み込み一つの方向に放つパワー
ジャンル不問のロックです



④悪魔組曲作品666番 - 極悪集大成盤
こちらもリメイク盤の方がレベルアップされています
若い頃よりもライブで叩き上げた年季が違いますからね
比較して論じる物ではありません
このバンドの魅力を凝縮する組曲形式
素晴らしいの一言しかありません



⑤嵐の予感 - 極悪集大成盤
聖飢魔Ⅱのメロウサイドを代表する一曲
メリハリを効かせたアレンジが泣かせを倍増
メタルバンドの奥深さを堪能させてくれる
ピアノがいいのよね



⑥THE END OF CENTURY - THE END OF CENTURY
バンドの幕開けを告げる疾走ナンバー
絶対に0点を付けられるバンドではない
人の人生をなんだと思っているのかと思わずにはいられませんが
一番怖いのは追随する盲目な岩盤層です
そんなオッちゃんたちがネモフィリアだもんねぇ




⑦聖飢魔Ⅱ - CENTURY OF THE RAISING ARMS
甘いメロとピリリとスパイスが利いたハードサウンド
その絶妙な配合が甘美な叙情派サウンドをより上のステージへ高めている
この曲が収録されているアルバムは本当に隙がない




⑧BIG TIME CHANGES - 悪魔NATIVITY
オリジナル盤が染みついているので違和感があったが
ワールドワイド使用のサウンドメイクもアレンジも
古くささを払拭
装いも新たに登場です




⑨ONI - 悪魔NATIVITY
和風なアレンジが印象を変えていますが
この曲が持つ深遠なる異形の物に対する恐怖心
畏怖する感覚が上手くハードサウンドと溶け合っている
こういうダークな曲もあるんだとライト層にも知って欲しい




⑩EL DORADO - 悪魔NATIVITY
最初から出来上がっている曲ですから
余計なアレンジは不要
ライブで叩き上げただけに味わいの深さが違う
英詩も違和感なし
むしろコッチの方がカッコイイ
昔閣下が海外のTV番組に出演
英語で受け答えしていたのだが
顔が完全に違っていました
いつもの白塗りよりも地顔の方が青かったと思います
人間て緊張して上がりまくると
ああなるんだと思いましたね
懐かしい思い出です
この曲を聴くといつもあのシーンが走馬灯のように思い浮かぶ




922. シン・聖なる守護神 (2024-07-18 11:14:36)

『個人的偏向によるHM/HR好きにおすすめしたい海外ポップス/AOR』10曲選 ※今時じゃない編

①Take Me Back[1988] / JOHN WARREN
>再評価されてイイと思うんだけど...当時、『アサヒ スーパードライ』のCMソングとしてお茶の間に繰り返し流され、そのビールの方も爆発的に売れビールと言えばスーパードライって言うほど一時代を築きましたナ
後年、ジョーやエリックの曲も採用されておりましたが(ワシはエリック推し)、この曲の方が何倍もカッコ良かった(とワシは思う)
因みに現在"CMでヘリコプター"と言えば高須医院長ぐらいしか頭に浮かばないが、当時は"作家/国際ジャーナリスト(っつう肩書の)落合 信彦氏"の颯爽と降りてくる姿の方だったのだ

②Waiting For A Star To Fall[1988] / BOY MEETS GIRL
>流石はホイットニーに全米1位のヒット曲を楽曲提供しただけの事はある男女デュオで、本曲もメロディが秀逸な一曲で全米5位まで上昇も納得です

③Heaven Is Place On Earth[1987] / BELINDA CAELISLE
>取敢えずベリンダと言えばこの曲...というより80年代を象徴する1曲とも云えるネ
まぁ誰しも一度ぐらいは耳にした事のある曲でしょう(全米1位)

④Hazy Shade Of Winter[1989] / BANGLES
>サイモン&ガーファンクルのカバーで邦題は"冬の散歩道"
映画「Less Than Zero」サントラに収録されシングルは全米最高位は2位を記録
また当時のHRブームという時代背景もあってかHR的アレンジなのが面白い

⑤The Living Daylights[1988] / A-HA
>このバンドと言えば"テイク・オン・ミー"だと思うが、ワシはリアル体験したこちらの方が思い入れがある
タイトルが示す通り映画『007リビング・デイライツ(ティモシー・ダルトン主演)』のサントラに収録された曲で、この曲を聴くと...当時、FMラジオで良く流されていた事を思い出すのだ

⑥Listen To Your Heart[1988] / THE ROXETTE
>スウェーデンから登場した男女デュオで、タイトル曲は全米1位を記録
タイトル含む2ndアルバム"Look Sharp !"は"The Look"や"Dangerous"も大ヒットし、次作からも"Joyride"などがヒットを記録
しかしこの曲は何処かあのHEARTの某曲を思わせますナァ(苦笑)

⑦Tempt Me(If You Want To)[1990] / LISA HARTMAN
>MR.BIGのアルバム未収録として知られる"Strike Like Lighting"を収録したサントラ『Navy Seals』(映画は非常にツマランです)に収録されてた曲
女優さんもされているのも納得のお姿は中年男性には堪らんモノがあり下腹部にアツいモノを感じてしまいます(笑)
しかし...そのキュートな歌声と相まった曲の方もグッとキマす

⑧Out Of The Blue[1987] / DEBBIE GIBSON
>アルバムは全米7位に留まるもののシングルを5作連続でTop5入りさせた事にも驚くのだが、そのアルバムの全10曲全てを自身で手掛けていたという事実に更なる驚きを覚えます
次作以降は下降線を辿るが'11年の日本企画盤"Ms. Vocalist(エリック・マーティンとのデュエット有)"での変わらぬ歌声を披露していたのは嬉しかった

⑨そよ風の誘惑[1975] / OLIVIA NEWTON-JOHN
>先頃、惜しくもこの世を去った歌姫の永遠の名曲は可憐でキュートな歌声、そしてその容姿も相まってこの邦題が良く似合う
80年代は女優業やアダルトな路線へと向かうが、ココ日本ではこの時代の方に思い入れの強い方が多いのではないだろうか

⑩It's A Long Road(Theme From First Blood)[1982] / DAN HILL
>映画『ランボー 』一作目(原題:First Blood)の劇中ラストで、ブライアン・ドネヒー演じる傲慢な保安官の待つ事務所で、その保安官を銃撃し尚抵抗を見せようとする主人公ランボーに投降を促す上官トラウトマン、そのトラウトマンに悲惨なベトナム作戦での悲劇を涙語りに訴えるランボー...しかしその後その説得に応じ上官トラウトマンと共に事務所から投降し、ここで映像は止まりエンドロール、そしてこの表題曲が始まる...そのランボーの哀しみを唄ったかの如きダン・ヒルの歌声が更なる感動を誘います
因みに昔某TVロードショーなどは(放映時間の関係もあってか)このラストシーンが殆どカットされた事もあったりして悲しくなった事を思い出す

※順不同ではありますが、ラスト⑩はコレにしたかったですナ



923. 失恋船長 (2024-07-19 00:37:27)


『胸キュン/胸熱ロック 71』10選



①SAXON - The Great White Buffalo
屈強なリフと哀愁のメロディ
ビフは円熟味を増した歌声で魅了
キャッチーさと渋さが光るミドルナンバー
裏切ったファンもいたが彼らは何も変わっていない





②Stunleer - Eye To Eye
素晴らしいバンドだったが何故か跳ねなかった
時代がいけなかったのだろうか?
メロディ派には激押ししたい名盤である
どの曲も素晴らしいのだが
哀愁のメロディと普遍的な大衆性を完備
それでありながらもロックな芯の太さもある
良く出来な一曲だ



③Hericane Alice - Wild Young And Crazy
ちょっと狙いすぎですよね
曲名と曲調が見事に合致
好きな人にはたまらんでしょうね
狙いすぎだよ



④Beau Nasty - Shake It
これもやり過ぎだよなぁ
もうネタは上がってんだよと
刑事に証明を顔面に当てられ自白を迫られています
投資詐欺にはあいたくないが
あれだけサイトに迷惑を掛けたんだから天罰でしょう
ざまぁ見やがれ馬鹿者が
こういう曲を聴くと色んな意味でメタルバブル時代の功罪を感じる



⑤KEEL - BECAUSE THE NIGHT
上手くプロデュースしていますね
ロンの押しの強さを抑え表現力を増量させている
コーラスワークも絶妙
いまやメタルカウボーイになったロン
これで売れなかったら宗旨替えするわな



⑥Blue Oyster Cult - Take Me Away
クールですよね
洗練されているが商業主義には走らない
拘りのバンドサウンド
どこか不穏な空気を醸し出すサウンドが魅力
シンプルな曲なんだけどね
歌メロにまとわりつく歌い方もいいんだよねぇ
中盤の神秘的な世界観が癖になるよねぇ




⑦Joe Lynn Turner - Thief in the Night
セルフリメイクですよね
この手の曲を歌わせると天下一品です
チョイファンキーなのが癖になる
哀愁のメロディを歌うジョー
RAINBOWが最大のキャリアではない事を物語っている




⑧Def Leppard - Bringin' On The Heartbreak
この時代の彼らが好きですねぇ
ヒステリア以降は興味がない
英国的なサウンドである
1stのような厳つさはないが
元々がこういうサウンドを志向していた
NWOBHM四天王なんて肩書きを付けるからおかしくなる



⑨Scorpions - No One Like You
哀愁のメロディが耳を惹きます
押し引きを心得ているクラウス・マイネの歌声も素晴らしい
この刹那な情景を思い浮かべる哀愁のハードサウンド
大衆性も完備した質の高さに舌を巻く
愛しさと切なさと心強さとな一曲なんだよなぁ
ギターサウンドがロックなんですよね




⑩Helloween - Sole Survivor
直訳するならば最後の生存者となる曲
この緊迫感は曲名にピッタリだ
派手でパワフルなドラムから緊張感を上げるブレイクパート
メロディもシリアス
コミカルタッチを捨てたのは大正解
何より歌メロが素晴らしい
少々アンディにはメタリック過ぎるが力強さを知らしめたかったのだろ
メロディを追いかけハーモニーを付けて歌うだけではない
サビメロの素晴らしさ
新生ハロウィンの魅力を存分に誇示した形となったが
アンディはライブはボロボロ
自分で考えたメロなら歌えよとである
しかしスタジオ盤は完璧だ
ちなみにアンディはこの曲をライブで一度もまともに歌っている
姿を見たことがない
ワタクシはハロウィーンが好きになれない理由は
カイ・ハンセン時代は古くさい音色とコミカルタッチ
次の時代はアンディは歌えないリードヴォーカルだから




924. シン・聖なる守護神 (2024-07-21 12:37:15)

『個人的偏向による"俺の魔の王!?"』10曲選 ※とても10曲じゃ無理だった編

①Battle Hymn[1982] - 1st
>"ぶぉん、ぶぉぉ~ん"っつうバイク音と曲名からしてこちらもソレなりに身構えてみれば...どうって事のない①からスカされる前半は今もって好きにはなれないし、単なるベースソロ(独奏)をカマす⑦も全くもっていただけない事この上ないが、ココ日本でも当時アイドルだったフィービー・ケイツとの英会話教材で知られる(!?)オーソン・ウェルズの語りをキメてみせた⑥そして正しくこのバンドを体現してみせた邦題"地獄の鎮魂歌"の如き表題曲⑧があまりに凄かった
そしてこの名曲が今後バンドの羅針盤となり、数多の名曲を生み出す事になる最重要曲となったのだった

②Revalation(Death's Angel)[1983] - 2nd
>アルバムの幕開けから"情事中のアエギ声"から始めるのはどうしても支持出来ないのだが...
前述①の世界観を更に進めた事により2作目は"重さ!?"を重視した楽曲が並ぶ中にあって表題曲はそのドラマ性を標榜しつつもより攻撃的な姿勢を見せつけた一曲で例えば"Hail And Kill"や"Blood Of The Kings"などの流れへと導く事になったであろう名曲のひとつ
もっと評価されて然るべきで名曲でしょう

③March For Revenge(By The Soldiers Of Death)[1983] - 2nd
>8分半を要する2ndを締めくくる名曲で抒情詩の如き展開はひとつの映像でも見ているかのようでその感動的な展開はディマイオ氏の作曲/アレンジ能力の比類無きモノを感じさせた
またその抒情詩を見事に演じてみせたアダムス氏の歌唱も賞賛されるべきでしょう
この2作目には例のベースソロを収録しなかったのも良かった

④Defender(oliginal Ver.)[1983] - Single
>1作目収録の"dark Avenger"的世界観で、更にウェルズ氏を語りを前面押し出したこの展開はこのオリジナルVer.で聴くべきでしょう
他のバンドが演ったら単なるお笑いネタで終わったと思うが...彼らは実に真剣に演ってみせたのだ

⑤Blood Of My Enemies[1984] - 3rd
>コンパクトでよりキャッチーさを打ち出しつつもバンドの世界観を維持させたのは見事で、アルバム全体に漂う空気感は"ある種のアメリカンコミック的"色合いも感じさせるものの、ディマイオ氏のコンポーズ力もより広がりを見せた作品に仕上がった

⑥Bridge Of Death[1984] - 3rd
>やはりツマラン⑥は蛇足意外の何物でも無いのだが...
ややコンパクトな楽曲が並ぶ中、前作ラストの③と双方を成す圧巻の抒情詩ラストの表題曲は余りに凄すぎる名曲中の名曲
自らのレーベルを立ち上げ金儲けに勤しむ一方で、ライヴ作の乱発や実に味気ないスピード曲を作ったりと後年はスッカリ枯れ果てたディマイオ氏にこのような抒情詩を作る力が残っていなかったはナンとも皮肉だ

⑦Guyana(Cult Of The Damned)[1984] - 4th
>前作のトップ⑤と同路線を狙ったもののそうでもなかった4作目ですが、タイトル曲を始めメタリック曲を中心に配した構成は前作からの反動なのでしょう
前作そして前々作ラスト曲には半歩及ばないものの、A面とB面ラストに配した"Mountains"とそしてこの"Guyana~"は見事な曲(最早捨て曲と化した⑦はイランよ)
特に表題曲のカルト宗教団の集団自○を唄った曲は、その悲しみと絶望の思いを見事な展開をもって唄って見せたアルバムを締めくくるに相応しい名曲

⑧Hail And Kill[1988] - 6th
>メジャーからとなった前作はリキんで"バンドなりの売れ線!?"に走って見せたものの空振り気味に終わったのだが、そのコマーシャル性を取り込みつつもアルバムタイトル名の如き"アメリカンコミック的"な空気感とバンドの世界観とを上手く融合して見せた作品
そんな中、ジャケアートの如き世界観を体現させて見せた表題曲は誰しもが拳を振り上げたくなる名曲
アコギからという展開にクワイアバックに見事にキメてみせるG.ソロ、そして劇的な展開が更なる興奮に拍車を掛ける一曲でしょう

⑨Blood Of The Kings[1988] - 6th
>"お爺ちゃん~"から始まる"ラジオ昔話!?"に続くアルバムラストを飾る表題曲
過去の作品名を歌詞中に配した事からも分かるが、ロス(G.)在籍の最後を締め括るに相応しい劇的展開がアルバムラストになるべきであって、その後の'14年再録作"~MMXIV"の曲順が正しいとは到底思えぬワシだったのであった

⑩The Dawn Of Battle[2002] - Single
>正直いえば表題曲よりも候補はあったのだが、全てがロス期では...と思いこちらを選出
ローガン期では圧倒的な出来で、その能力は既に枯れていたディマイオ氏であったと思うが、シングルという形ながら往年を感じさせる出来に仕上がったのは見事
でもまぁ愛想なくドカドカとツーバスを踏み続けるドラムは感心しないが、途中の展開とサビを中心とした歌メロは良く出来ている

※(反則であるが)次点としてあと2曲を...

⑪Secred Of Steel[1983] - 2nd
>そのダーク中にリリカルに響くメロディがとても印象的で素敵な一曲
シャウトではなく朗々と歌ってみせたアダムスの歌唱との相性も良かった

朗々とと物語を唄うアダムスの歌唱も曲に合っている

⑫Holy War[1987] - 5th
>組曲形式をとったアルバム後半は次作への布石なのだろう
してやや強引な展開の表題曲ではあるが、支持者の多いラスト曲"Black Wind,~"より個人的にはこちらの方が好みだった

※発表順



925. 失恋船長 (2024-07-23 13:02:20)

『胸キュン/胸熱ロック 72』10選



①Paul Di' Anno & Dennis Stratton - Lucky To Lose
リー・ハート関連のヤツです
いったいいつがオリジナルなんだと検索しないとダメなヤツね
ポールがメロディアスでキャッチーなサウンドに合うかね
曲は悪くないのよ
オリジナルアイアンマンとか名乗っちゃダメなよ
でも曲は悪くないのよ
今日も外は暑い
ディアノの暑苦しさで熱さを征します





②Gregg Rolie - I Will Get to You
洒落ていますねぇ
ソフトケイスされたサウンドですが
味わい深い音なの魅力が詰まっています
哀愁のメロディが胸キュンさせるのよね
シングル向けの一曲ですよ
こういうの聴いて涼みたいねぇ



③Susie Hatton - Blue Monday
国内盤もリリースされたブレット・マイケルズの彼女のソロ
アルバムのオープニングナンバーでPVも作られていますが
なんか中途半端な映像で面白くない
何を売り出したいのか伝わらないのだが
公私混同全開の一曲をお楽しみください
弾けるアメリカンハードポップです
なんか大らかな時代だったよなぁ




④KANE ROBERTS - ONE STEP TO HEAVEN
筋肉ムキムキ男の帰還です
渋みを増した歌声は昔のような艶やかさは失ったが
その分キャッチーでアダルトはハードサウンドに深みがました
ギターソロもコンパクトだが見せ場を設けている
まぁいらないという説もあるのだが



⑤CHINA - WILD JEALOUSY
最近はめっきり聴けなくなったタイプの曲です
北欧らしい涼やかなメロディと
メジャーロックなハードテイスト
これといった売りがないのがポイント
大らかなリズムはアメリカで成功する秘訣
そこを狙ったんだろうが
日本人には響かないかも知れませんね




⑥PETEK AZRA - TWILIGHT REVERIE
どこのどちらか全く分からない女性アーティスト
バンドなのかソロなのかも分かりませんが
Spotifyからのオススメです
女性アーティストをチェックしたらオススメされたんですよね
少々加工されたヴォーカルディレクションは好みではありませんが
ダークなゴシカル調のサウンドは需要もあるでしょう
冷ややかな感触に涼を取っています






⑦YEAH BOP STATION - EASY LIVING
グルーブ感を押し出していますが
それだけに留まらない味わいがありますよね
コーラスワークも耳を惹きますが
ギターも巧者
BLUE MOONが日本では人気ですが
こういうタイプが本文でしょうかね




⑧GIUFFRIA - LONELY IN LOVE
狙っているぞ
キーボードの音色なんて狙っているぞ
でも大人のバンドなんですよね
キャリアに裏打ちされた技術が
聴かせてくれます
このメジャー級の売れ線感覚と
力強さに熱風を跳ね返して貰います



⑨HEART - SHELL SHOCK
歌声が切ないんですよね
ハードでダイナミックな曲に哀切を持ち込む
この声がハートの武器だ
胸キュンさせる歌声
吹き出る汗を抑えて貰います




⑩GENOCIDE NIPPON - LIVING LEGEND
インディーズながら海外のディールを獲得した
福井の暗黒メタル
ごっついヘヴィなサウンドに肝を冷やしますね
心底震えさせてくれる
圧巻のハイパフォーマンスとアレンジ
ダークなメタルが好きな人はもってかれますよ
日本にも優れたバンドは唸るほどいます




926. 失恋船長 (2024-07-27 02:54:37)

『胸キュン/胸熱ロック 73』10選



①MARCY - 授かりし命と共に
若いメンバーを従えモダンさも加味させたヘヴィロックを披露
しかしマーシー節が絶妙な絡みを魅せ
聴きやすさを最高潮まで引き上げている
こういう曲を若い人に知って欲しい
プレイは超一流である
聴くべき点が多い




②DIABLO GRANDE - Unbroken Heart
とても勢いがあって聴きやすい
ハードでキャッチーそして男臭いロックをやっています
ブラインドマンを辞めてまで高谷アニー学がやったバンドなのですがね
今はどうなっているのでしょうか?



③Yngwie Malmsteen - Locked & Loaded
○○風味が強いインギー節全開の疾走ナンバー
似たようなパターンで類似性が高いのですが
完全に振り切っているので過去作にあった中途半端さを払拭している
ギターソロはもう少し慎重に弾いて欲しいのだが
それでもNEVER DIEよりはマシだ
インギーファンなら
この強烈なピッキングから繰り出される流麗なプレイの数々に打ちのめされるだろう
パッと聴きのリスナーオンリーだとドゥギー時代の良さは届かないよね




④原史奈 - Lost Memories Vocal
忘れた頃に聴きたくなる一曲
哀メロ平成J-POPバラード
ストリングスアレンジも決まっていますが
リッチー・コッツェンのギターが味がある
完全に彼女の声に慣れた耐性が付いた
完全無欠の大好きな曲になりました





⑤松川敏也 - Ball And Chain
東京X-RAYの曲をセルフカバー
歌うは日本を代表するシンガーの稲葉浩志
彼にとっては黒歴史中の黒歴史として語られている
やはり謎の覆面シンガーMrクレイジータイガーが良くなかったのだろう
胡散臭い芸名を付けたビーイングが悪い
でも松川敏也のソロは今聴いてもカッコイイ
ギターがシンセみたいに線が細いのも懐かしい
逆にクールに聞こえますよね
国産メタルの金字塔アルバムから
ノリの良いこの曲を選出
寝苦しい暑さを吹き飛ばすキャッチーな疾走ナンバー




⑥Iron Savior  - Raise The Flag
男臭さがムンムンと漂います
古典ロックですが
ベタには敵いません
小細工無用の王道サウンド
たまにはこういうのを聴きメタル魂を震わせたい
アンセミックな曲ですよね





⑦SAXON - Age of Steam
シンプルにカッコいいです
現代のフィルターを通したTHE80年代メタルサウンド
サクソンアメリカンナイズドなどと
のたうち回るメディア丸呑み大嘘つき共を皆殺しにする一曲
たいして技巧的に優れたバンドではないのだが
ズッと自らの音楽をやり切っているので説得力がある
彼らは何も変わっていない
変わったのは雑誌パクり論者だけである




⑧Vanadium - Run Too Fast
80年代のイタリアメタルシーンを支えた伝説のバンド
この疾走感溢れるメタルソングは
古典中の古典としてマニアに愛されるでしょう
雑誌の表紙を飾る有名バンドにしか興味がない人には響かないでしょうが
このオルガンとギターの絡み
DPやRAINBOW直系とハードサウンドが好きな人にはたまらんでしょうね
メタリックな質感はNWOBHMからJPというところだろう
ワシはグランジ/オルタナムーブメント時代に
このバンドには世話になったわ




⑨Pokolgép - Pokolgép
グランジ/オルタナムーブメントに萎えた時代に出会ったのは
東欧圏のマイナーメタル群であった
この音質の酷さとへなちょこな演奏
悪口は幾らでも言えるが
劣悪な環境を物ともしない熱きメタルスピリット
そこにビンビンと共感するものがあります
日本のメディアは取り上げんよなぁ
アメリカ&イギリスかぶれが多すぎる
英語も喋れんくせにねぇ




⑩ALL FOR METAL - Born In Valhalla
勇壮なメタルソング
キャッチーな歌メロを配してバランスと取っている
この聴きやすさとドメタル具合が聴き所
PVも込みでファンタジックな世界に浸って欲しい



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