また、ごく一部ではゴシック的な女性ヴォーカル(ソプラノ・クワイア)を取り入れ、楽曲に変化を付けているのもいいですね。特に1曲目、天使メタトロンの台詞を美麗なソプラノが歌い上げた後、ヴォーカルが「おおメタトロンよ、俺を退屈させるな(Oh Metatron don’t bore me to death)」と続けるパートはケレン味たっぷりで実に燃えます(笑)。ただし質は高いものの、1349のような大きな話題を攫うバンドと比べるとインパクトの面では劣るのも否めないかも。個人的には音作りもリフ捌きも心地良くて、聴きやすくて好きですけど。