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LOVE PARADE (1995年)
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LOVE PARADE
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解説 - LOVE PARADE
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2020-06-04 23:53:27)

ジェフ・スコット・ソート(Vo)がプロデュースのみならず、殆ど全てのパフォーマンスを自らプレイしてレコーディング作業を行い、’95年に発表した(文字通りの)ソロ・アルバム。意外なことにこれが初めてのソロ作品。日本盤はゼロ・コーポレーションからリリースされました。
今でこそ、メロハーからゴリゴリのメタルまで何でも歌いこなせるオール・ラウンダーとして重宝されているジェフなれど、この頃はイングヴェイのバンドやTALISMANにいたことぐらいしか情報がなく、なのでこっちも当然本作には様式美HM寄りの音楽性を期待していたわけですが、ここで聴かれるのはHR/HMとはぐっと距離を置き、彼のルーツであるファンク/ソウル方面に全力投球したファンキー・モンキー・ベイビーなサウンド。
これには流石に落胆した…かというと、別にそんなことはなく。何せ表題が『LOVE PRADE』とピースフルな感じだった上に、微笑ましいアートワークはジェフのご子息ジェイソン君(当時6歳)のイラストが叩き台になっているという親バカぶりが炸裂していますので、そもそもダークな音楽性じゃないことはアルバムを手に取った瞬間から大体感じ取っていましたですよ。
それに、例えストライク・ゾーンにハマる音楽性ではなくとも、哀愁を帯びたお洒落なバラード④におけるジェフの歌の上手さにはやはり聴き惚れますし、ホットなグルーヴが小気味良く躍動する⑧みたいな楽曲にも問答無用で体が反応してしまいます。
質は十分高いので、あとは聴き手の好みの問題じゃなかろうかと。



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