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解説 - AUTOCRATOPOLIS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-02-18 12:36:32)

2005年発表の1st。
まだ8-bitサウンドに目覚める前の音源ですね。

と言っても、この時点からかなり独特なサウンドを構成。
流れるように炸裂する流線型トレモロリフ疾走を聴かせつつ、ARCTURUSやBORKNAGARをヤケクソにしたような奇怪ながらキャッチーなコーラスパート、雨垂れを思わせるようなお洒落なピアノ、果てはCRADLE OF FILTHリスペクトっぽいゴシック系キーボードの導入などもあり、聴き手を欺くように展開するアヴァンギャルドな路線。

脱メタルしている部分もかなり多く、3曲目がいきなりメタル要素皆無な、オールクリーンヴォーカルの曲だったりします。お洒落なピアノが良いアクセントになっていて、アヴァンギャルドながら散漫な感じがしないのは良いですね。全体的にARCTURUSから強い影響を受けていそうな音。特に「La Masquerade Infernale」のエキセントリックさや全体の雰囲気、「The Sham Mirrors」のケレン味が受け継がれている気がします。

で、ここまで書くと、非常な良盤に思えるんですが…ブラックの価値観を意図的に逸脱した作風としても、音が妙に軽い気がするし、ほとんど歪まない、喋り声以上、デスボイス未満のヴォーカルは正直苦手。この辺りで画竜点睛を欠いてしまっている印象があるんですよね…独特なのは良いんですけど、個人的にはもう一歩というか、多少不満の残る出来。



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