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EVERY BEAT OF MY HEART (1993年)
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EVERY BEAT OF MY HEART
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解説 - EVERY BEAT OF MY HEART
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 失恋船長 ★★ (2013-03-09 12:45:29)

1992年リリースの3rd。当時の僕には優等生すぎるAOR系のハードサウンドに興味をそそられず熱心に聴いた記憶がありませんでした。もうチョイとエッジの立ったサウンドが好みで軟弱すぎるわいって具合で、でもZEROコーポレーション絡みのCDは全部揃えいつか分かる日が来るだろうくらいの青田買い感覚で購入し続けたものです。30代を過ぎた辺りから楽曲の良さやアレンジ、目先の装飾に騙されない曲本来のもつ魅力を少しは判断出来る感覚を身に着けてきたんだと思います。また音楽的な許容範囲も広がり視野が広がったのも事実としてあり僕も大人になってきたのかな?そんなことを思い返しますね。今作で聴けるのはあくまでもメロディに拘ったアレンジとスタン・ブッシュのメロディメイカーとしてシンガーとしての稀有な才能を遺憾なく発揮したミドルナンバー中心の腰の据えた一枚。唄の上手さは勿論ですがメロディに気を配したアレンジと充実振りは見事で類型的な産業ロックナンバーを上手に料理しています。ある意味、お約束だし刺激は薄いですが時には唄モノに癒されたいがロック色をチョイ足しして欲しいと思う人にはうってつけの一枚ではないでしょうか、1992年と言うこともあり少々、脇の甘さを感じさせますが良質な一枚ですよ



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2020-07-21 00:15:26)

映画、ドラマ挿入歌、日本ではトヨタやマツダのCMソングを歌い、ルー・グラムが抜けたFOREIGNERの後任シンガーに名前が挙がったこともあるというメロディアスHR界の信頼と実績の優良ブランド、スタン・ブッシュ(Vo)。本作は彼が’93年に発表したソロ名義では2枚目となるアルバム。国内盤はゼロ・コーポレーションから発売で、同レーベルが彼の作品を扱ったのはこれが最初でした。(次々作『HIGHER THAN ANGELS』(’96年)とジャケット・デザインがそっくりでちょっと混乱しますけども)
アメリカのHR/HMシーンがグランジ/オルタナティヴ・ロックのトレンドで塗り潰されようと、今回も自身の得意とするメロディ重視のアメリカン・メロハー・サウンドを真摯に追求。この人のカタログは目を瞑って選んでもハズレを引くことはない(そもそも当たりアルバムしか作っていない)のですが、それはJOURNEYのジョナサン・ケイン、ブライアン・アダムスやKISS等との仕事で知られるジム・ヴァランス、AXEのボビー・バースといった、共同プロデューサー&ソングライターとして名を連ねる錚々たる顔触れを見た時点で、早くも完成度の高さを確信させられてしまう本作においても同様です。
爽やかに聴き手を癒す③、ポジティブなエネルギーに満ちた⑤、高揚感を伴うキャッチーなサビメロが絶品⑨、タイトルからして名曲の風格漂うバラード⑩等々、収録曲はスタンの情感豊かな歌声が映える逸品ばかりな上に、後の作品と比べるとビートを効かせた躍動感溢れる楽曲の比率が高めゆえ、「AOR/産業ロックはちょっと…」という向きにもお薦めできる1枚ではないかと。



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