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Zlatohlav / Návaz
この曲には、かなりハマりました。優美な舞踏曲といった趣の、チェロとヴァイオリンのゆったりとしつつも踊るような演奏。チェコ語の異国情緒あふれる響き(あの巻き舌がたまらない!)が魅力的な、深みのある歌。
しっかりメタルのバンド・サウンドではあるのですが、メタル関係なく幅広く様々な音楽ファンに訴求できそうな可能性を持った名曲です。
一度聴き始めると、何度もリピートしてしまいます。

うにぶ ★★★ (2023-10-07 21:10:53)


Smutnice

Kamoko氏のお奨めで、緊急非常事態宣言のチョイ前に、ディスクユニオンで購入。

1曲目から異国情緒溢れる、中近東風なアラビアンなギターが鳴り、あまり激しくないデス声が乗っかる。

女性ヴォーカリストの存在も良いアクセントになっている。

もうね、チェコの宝ですよ。

言う事ないね。

俺が言うんだから間違いない。

いや、Kamiko氏が更に力説しているから間違いない。

物珍しい外国のバンドが聴きたい方、エキゾチシズムを求める方は購入して損なし。

アゴ勇 ★★★ (2020-05-16 13:18:27)


Smutnice

チェコ産フォークメタル2018年作
前作Návazからの変化は、コーラスが更に厚みを増したことと、独特な翳りが薄まり、力が湧いてきそうな明るさが前面に出たということ。
更に、どちらかというとゴシック・ドゥームフリークに受けそうな作風だったのが、ツーバスを取り入れるなどのアグレッシブさが加わった。
異国情緒溢れるフォークメタルの鉄板作品、Orphaned Landあたりの音楽性がツボな人は、それよりメタル色はやや薄めだが恐らくストライクゾーンだ。
ボク的には前作と甲乙つけがたいクオリティだが、独特な翳りとドゥーミーさから、前作の方が好きかな。

kamiko! ★★★ (2020-05-13 00:05:03)


Návaz

チェコ産フォークメタル2011年作
現在地球上で最も先進的・前衛的な音楽が生まれているのはチェコだろうと思う今日この頃だが、メタル路線の鉄板バンドはコレだ!
前作Relic Danceでヴァイオリンとチェロ、デスヴォイスとヘヴンリーな女声ヴォーカルを融合した、当時としては珍しい構成とその音楽性に悶絶した。
この作品は、更に音楽性が深化し、現状ではこのバンドの最高傑作(次作も捨てがたい)だろうと思う、メタラーには必ず聴いて欲しい神盤。
ヴァイオリン・チェロといった弦楽器を大々的に導入して、メタルサウンドに昇華することに最も成功したバンドだろうと感じている。
女声ヴォーカルとデスヴォイスとの対比が美しいバンドは、最近は結構増えてきているが、このバンドは女声が2声かつ相当上手い。
前作と比べると、録音状態の向上で重厚になり、女声ヴォーカルが勢いを増して、哀愁の翳りはそのままに華やかになった印象。正当な進化を遂げている。
日本では無名なのかも知れないが、爆発的にヒットしても驚けないポテンシャルを持っている。入手はそんなに困難ではないはず。

kamiko! ★★★ (2020-05-12 23:45:13)