この曲を聴け!
WINDS OF WAR (2004年)
MyPage

WINDS OF WAR
モバイル向きページ 
解説 - WINDS OF WAR
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. HIGASHI ★★ (2013-03-17 23:01:56)

86年発表の2nd。
同時期に出たANGELDUSTの“Into The Dark Past”と比べれば随分と聴き劣りするけど、この時代の空気感を伝えるには十分な作品だと思う。
前半の3曲までは期待以上の出来で高揚感も高まるが、中盤以降は併殺打の連発で何故そ~なる?っといちいち説教したい気分にさせる。ラスト2曲はそれなりに聴けるだけに余計に中盤が残念だ。
ゲスト登場のリッチの息子も超凡打で、あ~あ、ってため息が漏れるのはもうご愛嬌のレベル♪
まあ、多くを期待しないで聴けば、スラッシュの原型が好きなファンなら楽しめると思う。
それ以外のファンはスルーしても問題なし(笑)




2. 火薬バカ一代 ★★ (2014-12-10 21:40:42)

一部マニアの間で、リッチー・ブラックモアの実子、ユルゲン・ブラックモア(G)がゲスト参加していることが話題となった'86年発表の2ndアルバム。ただリッチーの幻影を求めて本作を購入した虹紫ファンの多くは、ムサ苦しく炸裂する野卑なパワー・サウンドを耳にして、盤を速攻で売っ払うかブン投げたのではないかと推察されますが・・・。
スピード/スラッシュ・メタリックな②④⑨で要所を締めつつも、ACCEPTが演りそうな③、ライブじゃコール&レスポンスが盛り上ったに違いない⑤、初期HELLOWEENの名曲“HEAVY METAL”を彷彿とさせる⑦、そしてユルゲンがGソロを弾いている本編の目玉曲⑧を聴けば明らかな通り、今回はパワー・メタル・テイストが大増量。明快さと勇壮さ増し増しのコーラス・ワークや、ウルフ・ホフマンを手本に印象的に「歌う」2本のG(あとカレ・トラップの手掛けた整理された音作り)もそれを援護射撃。前作において豪快な音痴っぷりを披露していたVoも、ここではバラードの小曲⑩も無難に歌いこなす等、普通に「上手くない」レベルまで飛躍的(!)な成長を遂げていますよ。
雑誌のレビューじゃケチョンケチョンでしたが、溢れんばかりのメタル愛と、愚直なまでのヒネリのなさ/芸のなさに、思わず笑みを零さずにはいられませんて。デビュー作から経験値の上積みも確認できて(これで?!とか言わないように)、個人的には愛聴している1枚であります。




3. 失恋船長 ★★★ (2016-02-03 15:06:52)

初期ジャーマンパワー/スピードメタルを語る上では外す事の出来ない彼らの2nd。無茶苦茶な疾走感は1stに譲りますが、その分整合感が増し何を聞かせたいかを明確にアピール。メタリックかつソリッドなサウンドは益々磨きが掛かり③のようなキャッチーなサウンドを披露(アクセプト万歳な曲調もカッコいい)、⑤などはアクセプトの「Burning」同様LIVEで盛り上がるでしょうね。激奏する⑨のキレとメロディックだがパワー満載のプリースト型スラッシュには汗が噴き出るし、小奇麗なバラード⑩で幕を下ろす展開も前作から比べると随分とこなれてきたなぁと関心させられました。明らかに典型的なジャーマンスタイルだし、その魅力は上記の曲以外からも随所に感じ取られ、また欧州型のマイナー調のメロディと小気味よさはプリーストを下地としたものだ。そういった先輩方の要素を盛り込みつつも高速化した姿は実に頼もしい限り、音質も前作より良くなりアンサンブルの向上も安心感を与える要因となっています。誰もが知っているデパートで買えるようなメジャーロックが好きな人や商業誌のレビューに振り回される人には進めませんが、メタルの核となる部分が好きな人にはたまらんものがあるでしょう。在り来たりの古典的な手法のみに逃げる事無く、真っ向から向き合い練り上げた楽曲はドラマ性も十分にあるし、十把一絡げのB級メタルバンドで終わらない魅力が詰まっている事に気が付きますよ。ゲスト参加のユルゲン・ブラックモアも血脈を守っていました。


発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示