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AVENGED SEVENFOLD - Hail to the King - Requiem ★★ (2014-04-19 23:12:05)

重厚で貫録のある曲が多い今作の中で一番インパクトがあった。A7X版のカシミールといってもいいかも。


AS I LAY DYING - Awakened ★★★ (2014-01-05 19:20:04)

このバンドの魅力はスラッシーでブルータルな曲とメロディックなクリーンボーカル入りの曲どちらもいけるというところだと思っています。
だから最初は前二作に比べてアグレッシブな曲が少ないし、全曲クリーンボーカルが入って少しがっかりという感じでした。
ただ逆に言えばそこがこの作品で目指したところなわけで、何度も聞きこめば歌メロやギターのメロディの充実度はかなり高いことが良くわかりました。
前作は後半が少しメロディが弱くだれたけど今回はラストまで文句なしです。


AVENGED SEVENFOLD - Hail to the King - Planets ★★★ (2013-09-09 16:14:44)

先人へのオマージュが多いこの作品の中では「Requiem」と並んでそれを感じなかった曲でお気に入り。
まあサビはナイトメアっぽいけど。


AVENGED SEVENFOLD - Hail to the King - Coming Home ★★ (2013-09-09 15:57:12)

今作では一番「らしい」曲。でも逆に言えばこの曲でさえサビの高揚感は4thまでの曲に及ばない、というか意図的に外してるんですよね・・・。


AVENGED SEVENFOLD - Hail to the King - Doing Time ★★ (2013-09-09 15:40:10)

この曲自体は好きだしライブ映えもすると思う。
でもこういうガンズっぽいラフなのりはかちっとした演奏やプロダクションには似合わないような気がする。


THE RED JUMPSUIT APPARATUS - Don't You Fake It ★★★ (2013-08-09 15:27:30)

ポップなエモ・スクリーモバンドの2006年デビュー作。

自分がHR/HMを聴きだしたのは2000年代の前半くらいです。初めは80年代や90年代から活動しているようなベテランやキャリアが中堅くらいのバンドを聴いて満足していました。

でも徐々にもっとリアルタイムで聴けるような若いバンドを自然と求めるようになり、自分なりに若いバンドを探すようになりました。

その結果は...遠慮なく言ってしまえば、残念ながら当時の自分のような10代のリスナーが夢中になれそうな、若いHR的なバンドはほとんどいませんでした。

当時アメリカで流行っていたようなニューメタルやポストグランジ上がりのハードロックに分類されるバンドは、確かに曲自体は抜群に良いのだけどやっぱり派手さがなく地味で単純に「かっこいい」とは思えず、個人的には夢中になることはありませんでした。

このバンド、メタリックな部分もあるけど、基本はエモ・パンクをベースにしたバンドだから重さや激しさという点ではもちろん物足りない部分はあります。

でも単純に「かっこいい」んです。

ヒット曲の④「Face Down」を筆頭に①、③、⑧は哀愁のあるメロディをもったアップテンポナンバーで、②、⑦の明るくはじけたような爽やかな面もあり、他のミディアムテンポの曲も隙がありません。最近のバンドに多い、同じタイプの曲ばかりという問題もこのバンドにはあてはまりません。とてもデビュー作とは思えないできで個人的には名盤です。CDが売れない時代にアメリカで当時100万枚売れたのも納得のできです。

願わくばこういったキャッチーなメロディをもった幅広いタイプの曲が書けるバンドにもっとでてきてほしいんですよね...。


PROTEST THE HERO ★★★ (2013-06-26 14:57:45)

2005年デビューのカナダ出身。
個人的にはかなり好きなバンドです。カオティックコア系やプログレの影響がみられるバンドです。この手の中では圧倒的に聴きやすいバンドです。かなり大雑把な言い方をすればコンパクトにしたDream Theaterといえなくもないかな・・・。
このタイプのバンドは演奏に力点がかたよりがちですが、彼らはそれに加えて歌メロのよさが群を抜いていて、そこが一番好きなポイントです。

変拍子を多用した、せわしない曲展開が特徴でテクニカルな演奏を聞かせ、その上にエモっぽいメロディを歌うハイトーンボーカルがかけめぐります。
ただ曲の核となるメインのギターリフはまぎれもなくメタルで、またタッピングのピロピロしたフレーズをそのままリフとして使っているところも大きな特徴です。

同系統の他のバンドとの最大の違いはやはり強力なボーカルです。この手のバンドのボーカルはグロウルがメインだったり、線の細いなよなよしたハイトーンが多いですが、ここのボーカルはクリーンがメインで説得力のある、芯の太いハイトーンを聞かせてくれます。

最近主流のメタルバンドのボーカルはスクリームがメインなのが当たり前ですが、やっぱりノーマルなボーカルの方が親しみを感じやすく個人的にはいいですね。


KILLSWITCH ENGAGE - Disarm the Descent ★★★ (2013-06-16 23:07:17)

2013年リリースの4年ぶり6枚目の作品、ビルボード初登場7位
ボーカル重視のメタルコアのオリジネイターです。
このアルバム製作中にボーカルのハワードが脱退したため、広くオーディションが行われました。結果として前ボーカルのジェシーがオーディションを受けバンド復帰を果たしました。

このアルバムでも基本的にやってることは2ndの頃からずっと変わっていません。しかし新鮮に感じられるところも結構あります。最初期のようなまがまがしさやアンダーグラウンド的な感覚はさすがになく洗練されていますが、単純なアグレッシブさは今作が一番です。ここ最近活動が滞っていた不満を晴らすかのように飛ばしまくっている曲が多いです。今まで意識的に控えていたギターソロも数曲で見られかなりふっきれた印象を受けました。

ハワードは余裕と貫録あるボーカルが良かったですが、ジェシーは悲壮感を出すのが上手くまたメタルボーカルとしての荒々しさがやっぱり良いですね。
後続のメタルコアバンドに大きな影響を与えた2ndリリース後に辞めてしまったジェシーは、復帰にあたり今作に並々ならない思いで臨んだはずです。自分が辞めたバンドがビッグになっていくのを見るのは正直つらいものもあったでしょう。それでもめげずに自身のボーカルをみがき続け、今回チャンスをつかみようやくここまできた彼には素直におめでとうと言いたいですね。

この作品ヘビロテ中でもちろん好きです。ただ個人的には全盛期と思っている2nd~4thにはほんの少し届きませんでしたが、それは次作以降に期待したいですね。


PANTERA - Reinventing the Steel ★★ (2013-06-15 15:04:17)

2000年発表、メジャー5枚目のラストアルバム。
このバンドは「Cowboys from~」、「Vulgar display~」ばかりが注目されますが他の作品も作風が異なっていて聴きごたえ十分です。特にこれは上の二枚と同等にボーカルラインのキャッチーさが意識されています。もちろんリフも印象に残ります。

上の二枚が曲のできに多少ばらつきがあったのに対し、これは全曲手抜きなしです。まあ曲単体で見れば上の二枚にあったようなバンドの代表曲クラスのものはないかな。
「Far beyond~」、「Great southern~」での実験性とブルータリティは抑えられた感じです。聴きやすいという点ではバンドにとって原点回帰ともいえるでしょう。無視されがちな本作ですが、初期二作が好きな人は間違いなく聞いて損なしですね。

ザックワイルドを迎えて再結成なんてうわさもありましたが、この作品を聴いているとやっぱりこの4人じゃないと出せない音だなあと思います。


MEGADETH - Super Collider ★★ (2013-06-12 23:57:36)

まだ聞き込みが足りないかなと思いますが、自分にとっては厳しい作品です。
評価の高い「Endgame」あたりから今作までずっと歌メロが弱いです。これはおそらくメロディを抑えて硬派な感じにしようというムステインの意図かと思います。またファンが期待しているだろうスラッシーなパートも少なく感じます。

僕個人の印象としてはムステイン独特の声で昔以上に荒々しく歌う様はモーターヘッドのレミーみたいでかっこいいなと思うし、今作のスタイルにも合っていると思います。またバンドの演奏もようやく一体感を感じるようになりました。これは他のメンバーとの共作曲が増えたからかもしれません。
シャッフルのリズムの①やお得意の展開が聴ける④や歌メロが気に入った⑨は好きですが全体としてはちょっとつらいですね。

メロディやスラッシュ的な要素を際立たせないなら他の部分に何かしら聞かせどころが必要になってくるわけですが、今回はそれが見当たりませんでした。
復活後の「System has~」、「United~」のような作品を期待していたので残念です。

でもヤングラジオさんがおっしゃるように、今の時代にだいたい二年に一枚のペースでアルバムを出し続けるデイブムステインのやる気には本当に頭が下がります。若手でも3年に一枚くらいが当然のようになっているのに・・・。


LAMB OF GOD - Sacrament ★★★ (2013-06-05 01:48:34)

2006年リリース4th ビルボード初登場8位。
今のところ彼らの中で一番聞きやすいのはこれですね。彼らにしては全編にわたってキャッチーさにあふれてます。シングルの③"REDNECK"なんかパンテラの"Cowboys From Hell", "Walk"なみにキャッチーです。さすがにパンテラほどのインパクトはありませんが。
音楽性は基本、PANTERAのようなグルーブメタルでそこにスラッシュ系の刻むリフやSLAYERのようなまがまがしさが少しある感じです。時折疾走曲もあります。曲のバリエーションが少なくなりがちなタイプの音楽性ですが、意外といろんな曲調が聞けるのも個人的にはプラスポイントですね。
客観的に見てもアメリカで同タイプのバンドの中では人気・実力とも間違いなく頂点にいるバンドですが、やっぱりこういうバンドは一味も二味も違います。


AVENGED SEVENFOLD (2013-05-25 18:22:41)

個人的にはかなり思い入れがあり、色々な意味で一番期待しているバンドです。良いメロディ、個性的な曲、ライブにおけるわかりやすいかっこよさなど、正に自分が思い描く「こんなバンドがいてくれたらいいな」を具現化してくれる存在ですね。
5th「NIGHTMARE」は3rd,4thの華やかさがなくはじめは戸惑ったものの、結果的にはこのバンドの深みや落ち着きのある側面が知れてよかったなと思います。
彼らの曲からは音楽的なバックグラウンドの広さがうかがいしれますが、そういった多彩な要素を消化する作曲能力の高さも特筆すべき点ですね。
これだけスケールの大きいバンドはなかなか現れないと思うので本当に頑張ってほしいです。


BULLET FOR MY VALENTINE - Scream Aim Fire ★★ (2013-05-25 01:03:31)

初聴のとき冒頭の①②にかなり違和感がありました。でも③④は彼らの中でも特に好きな曲です。もちろん⑤以降も確かに良いのですが、やっぱり前作がすごすぎたせいもあって作品全体でみると少しがっかりという結論になってしまいます。サウンドプロダクションも前作に比べて妙に軽いし・・・。
1stのスクリームとクリーンボイスが入り乱れるところが彼らの最大の特徴だと思うので、その部分がなくなるとやっぱり物足りないです。あえて厳しい言い方をすればそれがなくなると曲・メロディ自体は良いものの、ボーカルの声質含めて特徴・個性に欠けるバンドになってしまうかなと・・・。


BULLET FOR MY VALENTINE ★★ (2013-05-25 00:05:54)

個人的な好みで言えば1st>2nd=4th>3rdになり、やはり1stがずば抜けて良いと思います。正直2nd以降、出来は良いんですが、やっぱり物足りない作品が続いているなという感じです。順調に成長しているとは言い難いような・・・。正直自分でも彼らに、具体的な音楽性としてどういったものを期待しているのか、よくわからなくなってきました。
こういったことは何もこのバンドに限ったことではなく、例えばリンキンパークなどデビュー作がすごすぎたバンドに起こりやすいのかもしれませんが・・・。
でも今時彼らのような、ジャンル外のリスナーにも幅広くアピールしてやろうという気概のあるバンドは、本当に数えるほどしかいないと思います。だから個人的にはメタルファンはもちろんジャンル外のファンも振り向かせることができる作品を期待したいです。
結果的に最新作の4thがJUDAS PRIESTにおける「Point of Entry」的な存在になればいいのですが・・・。


BULLET FOR MY VALENTINE - The Poison ★★★ (2013-05-24 03:02:23)

この作品やっぱり衝撃的でしたね。ありそうでなかった新感覚なサウンドでなおかつアルバム全体で完成度が高く、何も言うことはありません。何度聞いたかわからないくらい気に入りました。
まあ表面的なスタイルはやっぱりメタルコアなんだろうとは思います。しかし他のメタルコアバンドとの最大の違いは曲の展開というか流れが自然なところだと思います。他のバンドは基本グロウルでサビだけクリーンというのが良くも悪くもお約束になっています。もちろんサビのメロディを際立たせるには効果的な方法だし、この手法ももちろん好きです。
でも見方を変えると曲の流れを強引にぶった切ってしまうわけで不自然さを感じるのも事実です。その点今作はスクリームとクリーンが入り乱れてごくごく自然な曲の流れになっているところが、他のバンドと違って魅力的かつ個性的で好きですね。


MR. BIG - Bump Ahead ★★★ (2013-05-19 20:43:08)

個人的な好みでいえばこれが一番ですね。ほぼ全曲好きで、曲順も流れるようにスムーズに感じます。2ndの後半や1stはブルーズっぽい渋さが強くて苦手な所もあったのですが、これは渋さが薄まり全体通してメロディが聞きやすくていいですね。

お得意のアッパーな①に始まり②のヘヴィでグル-ヴィーなロック、透明感のあるミディアムナンバー③。かっこいいメロディから始まる⑦、彼らの中では一番好きなバラード⑧、アコギが目立ってメロディが一番好きな⑩。最後のカバー曲⑪はバンドの本領発揮といえそうな熟練された演奏が素晴らしいですね。ラスト前からのテンションが最高潮になるところは鳥肌ものです!70年代の曲はあまり知りませんがこういう曲がもともとのロックと言われたんですかね?
ロックもミディアムナンバーもいけるエリックの優しいボーカルは何も言うことはありません。
これだけ親しみやすく良曲ぞろいでなおかつバラエティに富んだ作品はそんなにお目にかかれるもんではないでしょう。自分にとっては大事にしたいハードロックの名盤です。


METALLICA - Death Magnetic - Suicide & Redemption ★★★ (2013-05-18 08:01:49)

初期も現在もメタリカといえばやっぱりリフの印象が強いです。
リフで押しまくりグルーブがしっかり効いているところが最高ですね。
この作品では一番好きです。


METALLICA - St. Anger ★★ (2013-05-18 07:47:04)

幸か不幸かこの作品からリアルタイムで聞き始めました。これが出た2003年当時メタルを聞き始めたばかりでリンキンパーク、エバネッセンスくらいしか聞いたことがない状況だったので、ギターリフに注目するという概念自体がありませんでした。そんな中メタリカ初体験がこの作品でした。

もちろん数回聞いたくらいで良さがわかるわけもなく、最初の感想は「これが同じジャンルの音楽なの?」というとまどいだけでした。ただ何度も聞いているうちに歌メロのよさには気づいてきて、アルバム全部聞き通すのは厳しいけど曲単体では結構好きになりました。その後一通り彼らの作品を聞きバンドの歴史もおおまかに把握した結果やっぱり1st~3rdが好きになり、正直この作品のことは眼中にないというか忘れていました。

本当に久しぶりに今作を聞いてみると思わず「こんなにかっこ良かったっけ?」と思ってしまいました。アルバム単位では初期三作の次に好きかもしれません。個人的には次作よりもこちらの方がリフ・歌メロ・グルーブ感も良く圧倒的に好きですね。最近はスタジオライブの音をMDに落としたものを聞いているのですが、なんとなく最近のHIGH ON FIREみたいな原始的な轟音メタルに通じるもを感じます。


MEGADETH - Endgame ★★ (2013-05-12 23:25:19)

ラジオで初めてリード曲の⑨を聞いたときかなり驚きました。以前の彼らにはあまりなかったようなストレートないかにもスラッシュ曲だなと。まあいざアルバムを聞いてみるとさすがにそこまで早い曲は少なく作品全体の緩急を意識した感じでしたが。でもやっぱりムステインの作るリフの嵐は心地よくその点では楽しんで聞けましたね。④の複雑なリフが一番好きです。
個人的には復活後の前二作の方が好きですが、各曲の洗練度、曲順の緩急のつけかたに限って言えば全時代通じても最高傑作といってもよさそうです。


MEGADETH - United Abominations ★★★ (2013-05-11 21:41:30)

改めてきいてみると、今作は前作のメロディと次作のリフ重視のちょうど中間にあたりそうな印象です。
①~④まではメロディがわりと押し出されていて単体で聞いてもよく、前作に近い感じがします。⑤~⑪(セルフカバー以外)はミッドテンポながらも適度にキャッチーなボーカルと複雑なリフが上手くかみあっていて、聞いていてとても気持ちがいいです。再始動後ではこれと前作甲乙つけがたいくらい好きですね。


EUROPE - Secret Society ★★ (2013-05-11 17:47:20)

再始動後ではこれしか持っていません。モダンでブルージーなせいもありますが、単純に良い曲・メロディが決定的に欠けていることが最大の問題点です。アルバム全体でみるとやっぱり厳しいなあと思います。
でも「Always The Pretenders」、「Love Is Not The Enemy」の二曲はそれこそ「Seven Doors Hotel」,「Stormwind」みたいで疾走しながらメロディが強烈な曲なので大好きです。こういう曲があるからこのバンドから完全には離れられないのですが・・・。


EUROPE - Best Of Europe(1990) ★★ (2013-05-11 17:21:51)

自分はかなり後追いのファンなので80年代に最盛期を迎えていたバンドを多く知っているわけではないです。ただそんな中でもこのバンドの曲はやはり他のバンドよりも群を抜いて良いものがそろっているように思いました。
活動休止前の作品は2nd~4thとこのベストだけもっています。このベストももっとハードな曲があると思って買ったのですが、意外とポップな曲が多く少し戸惑いました。でもやりすぎない程度のキラキラしたアレンジと素晴らしいメロディのおかげで、曲調なんか関係ないくらいに好きになりました。

スタジオ作品ごとでみると曲の出来に多少差があるかなと感じましたが、ポップ寄りの曲は現代でも大ヒットしても不思議じゃないメジャー感があります。タイプは異なりますがBON JOVIと比べても見劣りしない楽曲からこのバンドの実力の高さがうかがい知れますね。


ANGRA - Aqua ★★ (2013-05-08 00:37:37)

前作「AURORA CONSURGENS」もかなり好きな自分にとってはそこまで悪い出来ではないかなという印象です。前作を踏まえた内容ですが、むしろ前作よりは印象に残るメロディが増えています。今作でもミディアム系の曲はやっぱり素晴らしいと思います。単純に曲のバリエーションだけみれば今までの集大成ととれなくもないと思います。
ただ彼らの実力を考えるとはっきり言って満足できる内容ではありません。「こんなもんじゃないだろう?」という気持ちが本音です。

彼らの作品を振り返ると前作までは作品ごとに何かしらの変化があったように思いますが、今回は個人的にはなかったように思います。もちろん単に変化だけを求めているわけではありませんが、その点今作はインパクトが足りません。曲自体は彼ららしい曲だとは思いますが、同時に彼らにしては無難というかこじんまりした印象を受けました。

自分の中では厳しい評価になってしまいましたが、私は彼らの秀でた作曲能力とそれを支えるテクニック自体には何の疑いももっていません。新ボーカル探しは難航するかもしれませんが次の作品も期待しています。


AVENGED SEVENFOLD - City of Evil ★★★ (2013-05-06 14:44:22)

確か2007年の初めくらいに遅ればせながら初めてこのバンドの作品を聞いたと思います。
何回か聞いて思った感想は「これこそ正に自分が若いバンドに求めていたような音楽だ!」というものでした。やはり”いかにもメタル”な要素をもちながらも、あくまで現代的な音楽性といったところに一番魅力を感じたんだろうと思います。
もちろん、どこがサビなのかわからなくなるくらい、めいっぱいメロディを詰め込んだり、⑦曲目以降の強引な展開や無茶なアレンジなどの難点もあると思います。実際一枚通して聞くのはかなりしんどいですし。

でも個人的にはそんなことどうでもいいくらいのインパクトとかっこよさをこの作品に感じましたね。


HINDER ★★ (2013-05-06 13:18:28)

このバンド、1stは出来の良いポストグランジ系といった感じで北米でかなりヒットしたように思います。
2ndはいかにも80年代っぽい雰囲気のメロディを取り入れたためか、曲の出来は良いのにチャート的には振るわなかかったような記憶があります。
自分自身としては好みの問題もあって1st,2ndはそれほど好きというわけではありませんでした。

3rd「ALL AMERICAN NIGHTMARE」はタイトルトラックがグルーブ感が強く結構インパクトもあって個人的にはかなり好印象でした。お得意のバラードはもちろん良く、タイトル曲以外の曲もまずまずといった感じです。また過去作よりもわりと自然な雰囲気が感じられてかなり好感触でした。

ただ80年代に活躍したバンドと比べると、これといった代表曲になりそうな曲もなく、個性もそんなに感じられなかったのも事実です。
このバンドのようなモダンサウンドの中にグラマラスな要素を取り入れたような曲が今の時代売れるのかよくわかりませんが、もうひと押し何かがほしいバンドかなというのが正直な個人的な感想です。


IRON MAIDEN - A Matter of Life and Death ★★★ (2013-05-05 13:56:11)

個人的にはブルース復帰後では文句なしで、また単純比較はできませんが脱退前の作品を入れても最高傑作といってもよさそうな感じの出来ですね。
そうはいってもリリース当時は②曲目から先になかなか進めず、①ばかり聞いていた記憶があります。
しかし聞きこめば聞きこむほどメロディに引きこまれて好きになっていきました。
細かいことを言えば⑥、⑦は少し趣が違うようでそんなに好きではないのですが、そんなことを吹き飛ばすくらい他の曲が全曲素晴らしいなと。

他の方もおっしゃられている通り何度聞いても良いと思える作品です!


IRON MAIDEN - The Final Frontier ★★ (2013-05-05 13:20:40)

個人的には前作で大作路線は極めたのではないかと思っていたので、今作がどうなるか気にしていました。
はっきり言ってしまえばメロディが印象に残った曲は④、⑧くらいです。
①、②は明らかに新機軸といった感じで、バンドも前作までと比べて少し変化を意識している印象をさすがに受けました。そうはいっても⑩なんかは淡々としていてこれはこれで好きだったりするのですが・・・。
大好きなバンドですし、大ベテランにこんなことは言いづらいですが、この作品は正直好きにはなれないですね・・・。


HELLOWEEN - Master of the Rings ★★ (2013-05-03 17:33:09)

このバンドはメタルを聞き始めた頃にメイデンと一緒に良く聞いていました。
さすがに音楽も10年近く聞いていれば好みも少しは変わるもので、個人的にHELLOWEENの他の作品は最近あまり聞く機会がありません。そんな人間が今でも繰り返し聞きたくなるのがこのアルバムです。他の方もおっしゃられているように、それこそメタルを聞かない人にもアピールできる、普遍的でバラエティに富んだハイクオリティな楽曲がそろっているのではないでしょうか。
HELLOWEEN特有の濃いメロディから少し離れてはいるものの、典型的なメタル以外にもこんな作品が作れるところにこそ彼らのすごさが表れていると個人的には思います。


KILLSWITCH ENGAGE - Killswitch Engage (2009) ★★ (2013-05-03 14:33:01)

他の方もおっしゃられている通り、方向性としては彼らの中では最もポップだと思います。
それこそA7XやBFMVと混ぜて聞いてもほとんど違和感がないくらいに。
ディオのカヴァー曲をやったのも多少なり影響があったのかな。
ただおとなしめのサウンドになったことより何よりも、2nd~4thにあったような魅力的なメロディがあまりなかったのが個人的には残念です。
まあそうはいっても全体的にはまずまずといった出来かなとは思うのですが・・・。
ボーカルのハワードがこれを最後に脱退してしまったので、熱心なファンとしては貴重な一枚として大事にしています。


KILLSWITCH ENGAGE - As Daylight Dies - HOLY DIVER ★★ (2013-05-03 13:25:36)

いつのまのにか彼らのライブのアンコールの定番になった曲。
オリジナルに比べて音圧が増してリズムも強調されているので個人的には聞きやすいです。
こういうカバー曲を聞くと彼らのルーツがハードコアよりもはるかにメタル側にあるのがよくわかりますね。


IRON MAIDEN - Edward the Great ★★ (2013-05-01 16:34:15)

HR/HMをまだ聴き始めの頃に聴いたベスト盤です。
今から10年くらい前、当時高校生でこういったジャンルの知識がほとんどない状態で、AEROSMITH(80年代以降の)、BON JOVIなどから入ってMOTLEY CRUE、SKID ROWあたりをいいなあと思って聞き進めていました。

そんな頃、名前だけは知っていたこのバンドの作品をレンタルで見かけて試しに借りました。正直言ってジャケットに抵抗もあり、どんなおどろおどろしい曲なんだろうと身構えていました。ところが初心者向けの選曲になっていて明るめの曲が多く、一曲目が「RUN TO THE HILLS」だったおかげもあってどんどん聞き進めていって一発で好きになってしまいました。

「こんなロックがあるんだ!」、「自分はこんなのが聴きたかったのかも!」と素直に思いましたね。自分の中のいろんなバンドとの出会いの中でも特にインパクトがありました。
やはり本当に良い曲は時代とか関係なく心に響きますね。


FOO FIGHTERS - Wasting Light ★★ (2013-05-01 13:51:16)

個人的には3rd~6thをレンタルで聞きかじったことしかないバンドだったんですが、この作品は思わず買ってしまいました。
過去作にはロックナンバーもミディアムナンバーでも文句なしのキラーチューンがあった代わりに数曲地味に感じるナンバーもあり、微妙に自分の好みとは違うなあと思っていました。

対して今作は全曲がよりすぐりといった感じで、なおかつ作品全体の統一感が増した印象を受けました。
親しみやすいメロディと適度な激しさがとても心地よい快作に仕上がったなあと思いますね。


作品とは関係ないのですがこのバンドにはアメリカやイギリスでは結構ビッグな存在で、わりとだれでも知ってるレベルのバンドというイメージを持っています。
でもこれって80年代中盤から90年代初頭にかけてBON JOVIやGUNS N ROSESみたいなハードロックバンドが担っていたような役割ですよね。
グランジというかシアトル発のデイブグロールが結果的にではあれ、そういったポジションにいるのもなんだか不思議で皮肉に感じます・・・。


BREAKING BENJAMIN - Dear Agony ★★ (2013-04-29 15:55:36)

個人的には今作と前作「Phobia」しか持っていないのですが、おっしゃる通り本当にメロディが素晴らしいバンドでしたね。
一般的に言うところのポストグランジというジャンル自体は正直いうと苦手なんですが、これだけセンスの良いボーカルメロディを聴き逃すのはやっぱりもったいないですね。聴いて大正解でした。
細かいことを言うとリズム感は少しKORNっぽい感じ?がして苦手ですけどバックで聞こえるギターメロディはなかなか。


ももいろクローバーZ - バトル アンド ロマンス ★★★ (2013-04-28 22:08:37)

私もアイドルの曲をまともに聴いたことはなかったのですが、発売前後に某レコード会社のネットショップで猛プッシュされていて、どんなもんかと思ってPV試聴してみたら完全にはまってしまいました。あれからもう二年近くたつんですね・・・。

ヒャダインさんいわく「今の若い子は飽きやすいから四六時中注意を引きつけておかないといけない」というコンセプト?のおかげで個人的には今まで感じたことのないような楽しさを味わえましたね。
本当にこの人すごいです。五人のそれぞれ特徴のある声がさらに楽曲にカラフルな感覚をもたらしてるような感じです。

ももクロの音楽担当のディレクターさんは楽曲採用の基準はメロディがしっかりしているかどうからしいので、どんなに変わった曲でも良い意味で安心して聴けます。


KILLSWITCH ENGAGE - As Daylight Dies ★★★ (2013-04-28 18:44:48)

前作に比べると伝統的なメタルのテイストが増したように感じられて多少違和感はあったのですが、じっくり聴きこめばボーナストラック含め全曲に印象的なメロディが仕込まれていて個人的には彼らの最高傑作だと感じています。
過剰ともいえるほどの哀愁というか泣きのメロディを歌い上げるハワードのオペラチックなボーカルが最大限に生かされた作品だと思います。グロウルとクリーンをここまでどちらも完璧に使い分けられるボーカルはそんなにはいないでしょう。
この作品で極めてしまった感じがしたので次作が心配だったのですが案の定いまいちな出来になってしまいました。


AS I LAY DYING - The Powerless Rise ★★★ (2013-04-28 16:27:46)

あまりエクストリームよりのバンドは聴くわけではなく、このバンドもこの作品で初めて聴いたのですが本当にすごいですね。
②、④、⑥に代表されるクリーンボーカルいりの曲も良いのですが、①、③、⑦のようなクリーンなしのほとんどデスラッシュのような曲が本当にかっこよくライブ映えもするなと思います。
表現の幅が狭そうなメタルコアというジャンルの中でも比較的色々なタイプの曲があり、アルバムを通して飽きさせない作曲能力には感服させられます。


THREE DAYS GRACE - Life Starts Now ★★ (2013-04-20 21:29:09)

前作のようなヒット曲こそないもののアルバムのトータルクオリティはこちらの方が上のように個人的には感じました。ほとんどの曲が哀愁のメロディで統一されているので個人的にはどストライクな内容です。中でも⑥、⑦、⑧の流れはすごいなと。ひとつ注文をつけるとすれば②、⑤、⑪はリズムで変化をつけているとは思いますが、全体でみるとやはり曲調に変化が足りないことくらいです。


BULLET FOR MY VALENTINE - Temper Temper ★★ (2013-04-14 00:10:18)

前作のメロディがしくっりこなかった自分にとっては結構好きな作品ではあります。
メロディも含めて曲のクオリティ自体はおしなべて高く全く問題がないと思いますし。
ちょっとダンサンブルな③は今までにない感じだし、シンプルな⑧なんかはライブ映えもいいしリードトラックになるのも良く分かる。④は個人的にかなり好きです。
ただグルーブ重視、ミッドテンポ主体をアルバム全体で押し通したせいか、各曲の差別化に乏しくメリハリに欠け大きな盛り上がりを迎える前に「あれ、もう終わり?」と聞くたびに感じるのも事実。
ぜいたくかもしれないし他のバンドを引き合いに出して申し訳ないが、この路線でいくなら「ENTER SANDMAN」,「DR.FEELGOOD」レベルの曲が必要な気がする・・・。


AVENGED SEVENFOLD - Nightmare - Welcome To The Family ★★ (2013-04-13 19:01:54)

ロックンロールののりで始まる従来の彼ららしい曲。
サビは歌メロよりギターの方が目立ってるかも。
ギターソロ後の歌メロが一番印象的かな。