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FLY FROM HERE (2011年)
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FLY FROM HERE
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解説 - FLY FROM HERE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 帰ってきたクーカイ ★★ (2013-04-14 19:13:25)

 2011年発表。平成25年(2013)年4月の時点で、最新のスタジオアルバム。
 バンド存続の方法論としては、JOURNEYにならい、オリジナル・メンバーのVo.にそっくりな声の新人ヴォーカリストを加入させて製作している。
 これが本当にそっくり。声だけ聴いていると瓜二つ。新Vo.の名はベノワ・デイヴィットと言う。
 ただ、本作の売りはVo.がジョン・アンダーソンに似ているというだけではない。楽曲が良いのだ。少なくとも、あの、キーボードの代わりにオーケストラを入れた前作より、私は好きだ。
 本作は、往時のYESが7割程度復活している良作だと思うのだが、それはプロデュースを『DRAMA』製作時にメンバーだったトレヴァー・ホーンが手掛けているから。そして、タイトル・トラックになっている組曲の元ネタが、『DRAMA』製作時にトレヴァーとジェフ・ダウンズの二人で作った楽曲だから、というのが主な理由であろう。あ、そうそう。本作のKbd.はジェフだ。要するに、『DRAMA』製作時のメンバー編成を変則的に復活させているのだ。
 そういう意味では、VAN HALENの最新作みたいな成立の仕方をしているとも言えるのだが、タイトル・トラックである組曲の持つスリルは、『TALK』に収録された組曲や、本作同様、往時のYES復活が意識された『THE LADDER』収録の楽曲を軽く凌駕していると思う。久しぶりに「YES」を聴いたような気がした。




2. 銘菓ひよこ ★★★ (2014-07-18 21:48:38)

何と!この傑作にレビューが1人だけとは・・・
確かにこれは、ジョン・アンダーソンじゃ無いよ、って、言われないと分からないぐらいに激似のVoだ。
元ネタはバグルスのWe Can Fly From Here ですよね、っていうか、曲そのまんまです。
その元曲を膨らませて1枚のアルバムを作っちゃう、しかも全く飽きさせない、トレバー・ホーン・マジックですな。
これはもう「完全復活」と言い切っちゃっていいでしょう。



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