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WAR, REVENGE AND TOTAL ANNIHILATION
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WAR, REVENGE AND TOTAL ANNIHILATION
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解説 - WAR, REVENGE AND TOTAL ANNIHILATION
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-04-19 14:26:46)

2005年発表の1st。

ややRAWなギターノイズや割れ気味にがなるヴォーカルが真性ブラックの凄みを醸し出しつつも、甘くならない程度にメロウで毒も効いたトレモロを入れてくる、王道とも言えるタイプのブラックで、タイプとしてはWATAINや、同郷で人脈的にも繋がりのあるENSHADOWEDを思わせる音ですね。厚みはありつつも、多少ノイジーな音作りのせいか、有名どころのバンドと比べるとアングラ度は少々高い印象も。

ただ、音作りに荒々しさを残しているせいか、ブラスト激走時の爆発力や迫力はかなりのものだし、テンポを落とす部分でも殺伐としたムードが漂ってるし、決して同系統のバンドに埋没しない凄みを持っているように思います。トレモロリフのヒリヒリした質感や、この手としては短めに纏まった楽曲構成も、爆発力や殺伐ムードを助長しているのではないかと。

衝動性だけでは片付けられない、メタルとしての確固たるクオリティと、ブラックメタルの荒々しさを上手く両立させている、なかなかの良盤だと思います。ジャンルの基本バンドをある程度聴いた方にお勧め。



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