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TRAGEDY AND WEEDS (2009年)
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TRAGEDY AND WEEDS
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解説 - TRAGEDY AND WEEDS
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1. kamiko! ★★★ (2020-05-06 21:58:06)

ロシア産フューネラルドゥーム2009年作
フィンランドドゥームの大御所Skepticismからの影響を強く感じさせる真っ黒な死をイメージさせる真性葬式サウンドだ。
処女作のクオリティの高さもかなりのものだったが、突然変異のように凄まじい作品を作り上げている!
Skepticismを思わせる重く地鳴りのようなギターの刻み方、オルガンの使い方は本家をも凌ぐクオリティの高さだ。
全員素晴らしい仕事をしているんだが、特に絶妙な不協和を響かせるシンセが良い仕事をしている。
アルバムタイトルにもなっている1曲目の不穏な呪いのコーラスで、まず聴き手を不安のどん底に陥れる。
2曲目はこのジャンルでは珍しい3拍子のワルツ形式で、狂気に満ちた瘴気・死臭に襲われ、3曲目に入る前にはもう再起不能だ。
フューネラルドゥームど真ん中の音楽性でありながら、様々なアレンジ、仕掛けを非常に効果的に仕込んであり
単調になりやすいジャンルでありながら、非常に多彩な楽曲で構成されている。このバンドの奥の深さは相当なレベルにある。
フューネラルドゥーマーは生きている間は額に入れて飾り、死んだらカンオケに入れるべき神盤だ!



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