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Mother Earth / Cut Above the Rest (火薬バカ一代)
Discophony (Dis-Kof-O-Ne) / Cut Above the Rest (火薬バカ一代)
Cut Above the Rest (火薬バカ一代)
Love Is Like Oxygen (extended version) / Level Headed (火薬バカ一代)
Fountain / Level Headed (火薬バカ一代)
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Off the Record


'77年に訂正してください。

名無し (2022-05-11 11:05:39)


She Gimme Lovin' / Off the Record
コーラス・ワークの華麗さはそのままに、
“SET ME FREE”を上回るアグレッションで畳み掛ける
「プレHMナンバー」といった趣きの疾走ナンバー。
'77年でこの勢いには目を瞠るものがありますよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2022-05-11 00:41:27)


A

80年代半ばに盛り上がった再評価の機運に乗じ復活を果たしたSWEETでしたが、その後まもなく四分五裂。一時はメンバー各自がリーダーを務める4つのSWEETが乱立するというカオスな状況を招くも(それぞれの活動時期には多少のズレあり)、アルバム・リリースまで漕ぎ着けたのは、このアンディ・スコット(G)が率いたSWEETのみでした。
本作はANDY SCOTT’S SWEET名義で’93年に発表された1stアルバムで、レコーディング・メンバーには元LIONHEART~MSGのスティーヴ・マン(B)らが名を連ねています。分裂劇の悪印象が相俟って「コレジャナイ感」を背負わされたのか、発売当時、雑誌レビューでは30点台を食らうなど評価はケチョンケチョン。でも時間を置いて冷静になってから聴き直せば、親しみ易いポップなメロディといい、ライブ映えする躍動感に満ちた曲調やコーラス・ワークといい、いやこれ全然悪い出来じゃないっすよ。
爽快感と高揚感を伴うSWEETらしさ満点のOPナンバー①を皮切りに、カヴァー曲とは思えぬハマリっぷりで疾走する②、憂いを帯びたドラマティックなバラード⑩辺りを聴けば、アンディがファンが期待する70年代SWEET像への回帰を強く意識していることは明らかであり、特に哀愁のメロディに彩られたキャッチーな⑪なんて絶品じゃありませんか。
かつて「悪魔のハーモニー」と評された空中戦の如く飛び交うボーカル・ハーモニーが控えめな点や、収録曲の出来栄えに若干ムラがあることも本作の小粒感に拍車を掛けますが、とはいえ、過小評価に晒され廃盤状態のまま放置しておくのは勿体なさ過ぎるクオリティを有した1枚であることは、断固として主張しておきたいところであります。

火薬バカ一代 ★★★ (2022-04-21 00:50:23)


Off the Record

キャッチーなメロディ・ライン、ブライアン・コノリーの個性的なハスキー・ボイス、それらを重厚かつ立体的に包み込む高音ボーカル・ハーモニーといった、SWEETをSWEETたらしめる要素はそのままに、お仕着せのアイドル・ロック・グループというイメージを払拭するべく、アルバム・リリースを重ねる毎に自作曲の増強とハードネスの底上げに努めてきた彼らが行き着いた、SWEETのカタログの中で最もHRテイストが色濃く打ち出されていると言われる’75年発表の5thアルバム。邦題は『明日なき青春』。
メンバー自らの手によるプロデュースという点からも、バンドが演りたいことを全て本作に詰め込んだことが伝わってきます。シングル・カットされ欧州圏でスマッシュ・ヒットを飛ばしたOPナンバー①、後にGAMMA RAYがカヴァーしたことで知られる②のような、QUEENの「天使のハーモニー」に対して当時「悪魔のハーモニー」と評されたという、単に華美なだけでなく、目まぐるしく飛び交う圧の強さがいっそ攻撃的にすら感じられるボーカル・ハーモニーが活かされたアンセミックな楽曲、一緒に叫びたくなるリフレインを有してキャッチーに駆け抜ける⑦なんかも大変素晴らしいですが、個人的にガツンとヤられたのはスピード・ナンバーの⑨。70年代半ばにしてこのエネルギー、この切れ味。アレンジは洗練されていますが、それこそJUDAS PRIESTの“EXCITER”にだって匹敵する名曲…ってのは見当違いの誉め方過でしょうかね?いやでもカッコイイですよ。
こうしたHR路線は、しかしセールス的にはイマイチな結果に終わり、SWEETは次作以降、新たにメロハー路線へと舵を切っていくこととなります。

火薬バカ一代 ★★★ (2022-04-19 01:22:28)


Sweetlife

分裂して活動していた時代もあったSWEET。不慮の死などを乗り越え再びSWEETとして活動となったのかは分かりませんが、アンディ・スコットはWILDFIREのリズム隊としても知られる、ブルース・ビスランド、ジェフ・ブラウンらの手も借り看板を守るべく貫禄のあるサウンドを披露(ちなみにポール・マリオ・デイがいた時代もあります)昔のような派手に弾けるポップさは陰を潜めたが、大人が聴いても恥ずかしい思いをさせない洗練されたメロディアスサウンドを展開、AOR調の唄モノサウンドは味わい深さがあり、過去のアイデアと現在の感性を上手くミックスさせ自らが築き上げた暖簾に恥じない音楽性をキープしている。
ノスタルジー以外の魅力を探せるのもポイントだが、如何せん日本では人気がない。過去作が復活しきれていないという問題点が足を引っ張っているのだが、音楽性の質は高いので安心して聴けるでしょう。でもこれはアンディ・スコットの新バンドとして向き合うのが一番なのかも知れませんがね。

失恋船長 ★★★ (2021-11-21 15:01:40)


Mother Earth / Cut Above the Rest
6分越えの長尺をスペーシー且つドラマティックに語りきる、
プログレッシブ・ロック・テイストも漂う名曲。
特にピアノが華麗に閃く中間部のアレンジが辛抱堪りません。
敢えてこの一筋縄ではいかない楽曲を先行シングルに選ぶ辺りからも
バンド側の「甘くみんなよ」(SWEETだけに)という
攻めの姿勢が感じられるのではないでしょうか。

火薬バカ一代 ★★★ (2021-01-20 00:24:20)


Discophony (Dis-Kof-O-Ne) / Cut Above the Rest
英国におけるニューウェイヴブームを皮肉った歌詞、
ディスコミュージックのパロディ的フレーズを要所に散りばめつつも
飽くまで曲展開を主導するのはハードなGという
SWEETのロック・バンドとしての矜持が刻まれた逸品。

火薬バカ一代 ★★★ (2021-01-20 00:20:14)


Cut Above the Rest

ツアー生活の疲弊からアルコールに走るようになり、バンド内で軋轢を生じ始めたブライアン・コノリーが脱退。後に残されたメンバーはトリオで活動を継続することを決断し、所属レーベルをPOLYDOR RECORDSに替えて心機一転を図ると、セルフ・プロデュースでレコーディング作業を行って’79年に本7thアルバム(邦題『標的』)を発表しました。
看板メンバーだったコノリーの脱退に加えて、発売されたアルバムは全米チャートで100位内に入ることも叶わない寂しい成績…ってな事前情報に惑わされ、紙ジャケ再発されるまで聴いたことがなかった本作ですが、実際にトライしてみれば、SWEETの他のカタログにも決して聴き劣りしない素晴らしい内容で「こりゃ結構なお点前ですよ!」と思わず居住まいを正してしまった次第。
ここで披露されているのは、前作のアメリカン・メロハー路線を更に洗練させ、キャッチーなメロディを甘美なハーモニーで包んだ、例えばELO辺りにも通じる魅力を放つポップ・ロック・サウンド。ドイツでシングル・カットされスマッシュ・ヒットを飛ばしたという①みたいな親しみ易いハードポップ・チューンも非常に和めるのですが、甘さ一辺倒では終わらず、エッジの効いたGが曲展開を主導するロック賛歌の⑤、スペーシーなシンセを活かしたプログレッシブ・ロックにも通じるドラマ性を宿した⑦といった、ピリッと本編を引き締めるHRナンバーを要所に配置。その⑦を敢えて先行シングルに選ぶ攻めた姿勢からも、バンドの「舐めてくれるなよ」との主張が聞こえてくるようじゃないですか。
こうなると、未聴の最終作『IDENTITY CRISIS』も聴きたくなってきますね。

火薬バカ一代 ★★★ (2021-01-18 22:57:29)


Love Is Like Oxygen (extended version) / Level Headed
邦題は“愛が命”。
7分に及ぶ長尺の中で、次々に表情を変えていく
プログレッシブかつドラマティックな曲展開を有しつつも、
一貫して甘くポップなメロディが楽曲をリードするため
小難しい印象は一切なし。英米チャートでTOP10に食い込む
ヒット・シングルとなったのも納得の名曲です。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-11-05 23:17:17)


Fountain / Level Headed
邦題は“ふたりの誓い”
哀切を湛えて歌われるメロディと、それを引き立てる美麗な
ハーモニー&アコースティック・ギター、そしてエンディングを
盛り上げるハープシコードのクラシカルな響きが辛抱堪らない名曲です。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-11-05 23:09:25)


Level Headed

所属レーベルをRCAからポリドールへと替えたSWEETが'78年に発表した、多分6、7枚目ぐらい?のフル・アルバム。英米のチャートにおいてトップ10に食い込む好成績を残したヒット・シングル“愛が命”を収録し、これを最後に中心メンバーのブライアン・コノリーが脱退して不動の4人組の一角が崩れてしまい、以降は大きなヒットに恵まれぬまま解散へと至ったことから、一般的にSWEET全盛期最後の作品とされる1枚です。
彼らのアルバムは飛び飛びでしか所持していないのですが、本作では『荒廃の街角』(’74年)で開眼したHR路線から趣きを変えて、シャラシャラと乾いた音色で奏でられるアコギの使用比率を上げ、アメリカでの更なる成功を見据えたコマーシャル路線へと方向を軌道修正。そのことはカリフォルニアへの憧れが爽やかに歌い上げられるウェスト/コースト風味のOPナンバー“CALOFORNIA NIGHTS”が端的に物語る通り。
但し安易に売れ線に走るのではなく、持ち前のキャッチーなメロディ・センスは存分に活かしつつ、アレンジや曲展開の練り上げに更に注力した結果、本作からはBOSTON、KANSAS、STYXといった同時期にヒット・チャートを賑わせたバンドに通じるプログレ・ハード風味も立ち昇るようになりました。その好例が、クラシカルなチェンバロが効果的なアクセントとなっている名バラード“ふたりの誓い”や、スペーシーにアルバムを締め括る“永遠の詩”~“AIR ON ’A’ TAPE LOOP”のメドレーであり、そして7分近くに及ぶ長尺の中で曲調が次々に表情を変えていくドラマティックな大ヒット・ナンバー“愛が命”であったと。
SWEETは名曲が多い!と今更ながら実感させられた1枚であります。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-11-05 00:24:18)


Set Me Free / Sweet Fanny Adams
仄かな憂いを帯びたメロディ、一度聴けば耳にこびりつくコーラス、
そして快活な疾走感と、元祖HMナンバーの一つに数えられる名曲。
HEATHENのカヴァーを聴いてそのカッコ良さに痺れた時は、てっきり彼らが
メタリックにアレンジしているからだと思ったのですが、
後追いでSWEETのオリジナルを聴いて、ほぼほぼ完コピだった分かった際は吃驚でしたよ。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-09-18 01:15:42)


Give Us a Wink

空前のグラムブームが去った後はハードロック路線にスイッチした時代の傑作。CD化の際はボーナストラックが大量に追加され凄いボリュームになった。当時の人気に後押しされイキのいい奴が多い。前作と合わせてSWEETを知りたいならまずはこれからとススメたい。何度聴いても飽きないのは難しいことをやっていないから、直球勝負のハード&ポップロックの充実ぶりから目が離せません。

正直者 ★★★ (2020-09-17 19:35:12)


Desolation Boulevard

グラム・ロックの源流の一つとして、後続勢に多大な影響を与えたSWEETが'72年に発表した3rd。
英盤と米盤で内容が若干異なっており、自分が所有しているのは米盤ベースの国内盤(邦題は『荒廃の街角』)。リリース当時は英米のチャートを席巻し、近年でも映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:REMIX』の予告編にフィーチュアされたことで再びリバイバル・ヒットを飛ばした代表曲“FOX ON THE RUN”を収録、SWEETが「ヒットメーカーにお膳立てされたアイドル・バンド」から「よりヘヴィなサウンドを追求するHRバンド」へと歩みを進める分岐点となった名盤です。
初期から培ってきた甘くポップなメロディ・センスや、親しみ易いキャッチーなコーラス・ワーク、QUEEN等に通じる高音ハーモニーといった従来の魅力に、タイトで歯切れの良いハードネスが加わった本編は、前述の“FOX~”を筆頭に、賑々しい“ロックンロールは恋狂い”、曲名通りのタテノリ・ナンバー“A.C.D.C.”、重厚に舞うボーカル・ハーモニーが印象的な“THE 6 TEENS”、ヘヴィなリフとポップなメロディのコントラストが絶品な“SWEET F.A.”等、硬軟のバランスに優れた名曲がズラリ。中でもHEATHENがカヴァーし、個人的に本作購入の切っ掛けともなった逸曲“SET ME FREE”は、明快なメロディにアグレッシブな疾走感といい、「これ完全にHMナンバーじゃね?」ってなカッコ良さに満ち溢れていますよ。
CDだと更にボーナス・トラックとして代表曲“ACTION”(DEF LEPPERDがカヴァーしていました)まで収録されているという至れり尽くせりっぷり。下手なベスト盤に手を出すくらいなら、SWEET入門盤には本作をお薦め致します。

火薬バカ一代 ★★★ (2020-09-16 23:49:14)


Give Us a Wink

これも権利関係がややこしいヤツ。RCA盤と米Capitol盤では収録内容が違う奴。プロデュースなども含め彼らは常にこういった諸問題を抱えていたんだなぁ。
ハードロックスタイルに変更して3枚目。ヒット性を秘めた曲もスタンバイ。インパクトは前2作の方が上かもしれないが、バランスと練り込み具合は過去最高だろう。ブルースベースのハードなギターと激しいドラミング、コーラスワークこそQUEEN風の多重録音を増やしたが、ガリっとした歯ごたえのある演奏は舐められる要素など皆無。この時代の彼らがいかに脂が乗っていたかを味わって欲しい。ロックの持つダイナミズムを鮮烈なる衝動をもって具現化したスタイルの完成。ポップでバラエティに富んだサウンドはSWEETの様式を確立した。

失恋船長 ★★★ (2018-12-02 12:43:05)


Desolation Boulevard

ハードロック路線に転向後、バンドの環境は変わり権利関係が顔を出す形になった。英国やヨーロッパ盤と米国盤では内容の違うモノがリリース。米盤は前作をリリース出来ない関係で、過去の曲と新曲を混ぜたものが流通している。日本盤も当時はそうだったと聴くが現物を見た事がないので分からない。これに関してはダウンロード盤など存在するが米盤なので注意が必要だ。
前作の流れを踏襲したスタイルだが、ギターのアンディ・スコットは前作以上にイニシアチブを握れたのかハードさが前に出ており聴き応え十分。グラム色よりもロックのもついなたさを大きくする事で独特のグルーブを生み出している。
なまじルックスが良かったが故に、アイドル的な流れでデビューさせられた彼ら、今作を聴けば、そんな先入観はふっ飛ばされるだろう。コマーシャル性とハードロックの融合。このスタイルは多くのバンドに影響を及ぼしている。
映画の影響でQUEENが話題になっているようなので、同時期に活躍したSWEETを売るなら今でしょう。これほどの多彩なサウンドを封じ込めたアルバムが正規の形で世に流通していないのも残念だし、そもそも誰も知らない状態なのが切ない。

失恋船長 ★★★ (2018-12-02 12:18:26)


Sweet Fanny Adams

60年代後半から70年代前半に巻き起こったグラムロックブーム、その流れにノリデビューを果たしスターダムを駆け上った人気バンドのSWEET。次にハードロックブームが登場した時には、すかさず便乗。今作のオリジナルリリースは1974年巧みに路線変更しています。多くのアーティストがカヴァーする事で知られる①など、DPのSPEED KINGをパワーポップ風味でアレンジしたようなカラフルさもあり自分達のイメージを損なわないやり方も上手い。その流れは②以降にも繋がり、DPのポップロックにQUEEN風の大げさなコーラスを盛り込み新鮮な風を送っている。
コマーシャル性豊かな④なんてベイシティローラーズに通ずるスタイルで、SWEETがいかに後世にバンドに影響を及ぼしているかが分かりますね。それほどまでに多様性のあるサウンドはハードでポップでグラムでブリティシュしています。

これほどの名盤が、なぜ日本でイマイチ知られていないのか?ひとえに権利の関係でCD化が見送られていたからです。国内盤もリリースされているのか?大手通販サイトも2005年のドイツ盤のみ。RCAと米Capitolの間にある問題点が未だにクリアにされていないのかダウンロード盤もない代物。不遇過ぎるぞSWEET。ここは大手ユニバーサルに一肌脱いでもらって世に送り出して欲しいですね。歴史に残る名盤なんだけどなぁ。

失恋船長 ★★★ (2018-12-02 12:02:37)


Set Me Free / Sweet Fanny Adams
スラッシュメタルバンドのHEATHENもカヴァーしてますね
1974年にこんなメタルな音楽を作っていたとは驚き

えみゅ ★★★ (2016-09-21 15:29:15)