Phiels of the Nephelim時代(87年)発表です。 まだ、アナログレコードで買った時代ですね。 デスヴォイスという言葉がまだ使われておらず、バックサウンドからマカロニウェスタンゴシックと呼ばれていました。 カール マッコイのヴォーカルはデスヴォイスだと思うのですが、解説の大鷹俊一はイギリス特有の「くぐもった声」なんて表現をしています。時代ですね。 自分的には、ちょっと外したかなという印象だったので、The Nefilimと改名してからのアルバムは手をだしておりません。(タハッ)
イギリスのゴシック・ロック・バンドFIELDS OF THE NEPHILIMのヴォーカル、カール・マッコイ率いるインダストリアル・メタル・バンドの、'96年発表の1stです。(なぜかバンド名はNEPHILIMじゃなくNEFILIMなんですね) カールはMORGOTHやSLAYERに影響されたようで、ここでは完全に激重メタル化しています。 ゴシック的な暗黒風味やホラーっぽい邪悪さも保ちつつ、インダストリアル的味つけの、ほとんどデス・メタルにも近いゴリ押しエクストリーム・メタル・サウンドが、やたらにヘヴィでかっこいー。 隙間なく打ち鳴らされる高速ドラムに、冷徹な重低音リフ、重々しい濁声ヴォーカル。そこに混ぜこまれたゴシック由来の暗鬱メロディ。美味しすぎます。 インダストリアル好きにも、デス/ゴシック好きにもアピールする、隠れた名作だと思います。