何故か本国では外した反面USチャートでは24位まで上昇するヒットとなった1964年6月リリースの6thシングルです。それまでのシングルはチャック・ベリーなどのカバーばかり-この曲と同時リリースのCarol、It's All Over Nowもカバー曲-でしたがようやく初の自作オリジナル曲が出ました。当時主流だったビシバシのマージ―ビートではなく、ちょっと一息ついたポップさ加減で安心できますね。まさに折に触れて"coming back"したくなる一曲です。
この曲はビートルズのlet it be より古い。逆と思ってるひとがいるけど。このアルバムにはブライアンはクレジットはあるがいっさい弾いていない。完全なジャンキーになってしまっていたらしい。このアルバムが出たあとブライアンは死ぬ。歌のラストでjunky nurseとあるのが面白い。この極めて退屈な曲こそストーンズの最高傑作。ベースはミックジャガー。ワイマン、お休み。テイラーの粘っこいギターはキースを意識したそうだ。