これは嬉しい再発ですねぇ♪ 1~3rdはレコードで買ってたので、これでやっとCD化できる。LAメタル隆盛期にデビューした彼らがどんどん自分達らしくなっていく過程をまだ知らないファンには楽しんでもらいたいけど、まずは3rdからがお勧めです。 GREAT WHITEは本当にいいバンドなんで是非この機会に聴いてみてね!
人知れず"全盛期"のライヴDVDが来月輸入盤で発売されるみたい。しかしなぜ今更・・・しかもダブルライヴ収録みたいだから曲目もかぶっていて29曲も収録なのに1枚組み。どういうこと? "Rock Me"や"Lady Red Light"が収録されているようなので、疑いながらもまずは注文しました。観てからご報告いたします。
≪HEAVEN MADE YOU FOR ME≫ 今回の新譜はジャックのいろいろな変化に気付かされる事が多い。 まずわかり易いのが彼のメンバーショット。それまでのロックスター然としたモノではなく、生身の彼を強く感じさせられるショットが使用されている。今の人間、ジャック・ラッセルを象徴しているかのように僕には見える。今までのモノよりも僕はこのショットの方が断然好きだ。 次に新譜で聴こえてくる彼の声。今まで以上にクリーンで艶がある。今の彼が肉体的に随分いい状態である事が証明されていると思う。そして何より歌詞の中で綴られている彼の内面に大きな変化を感じるのだ。 ネガティブな歌詞からはやはりあの事故を想起させるものが多く、今でも彼が重い十字架を背負い続けていることにファンとしては心が痛む。そんなに自分を責めなくてもいいのに、っていう感じだ。ただひたすらそれだけなら救いは見出せないのだが、例えば“Danger Zone"では 「ここは知っている場所だから大丈夫さ、ちょっとの間さ迷ったけどジャックは戻ってきたぞ!」と再びライブ活動を続ける勇気が彼に沸いてきた事にファンとしては希望が持てるし、“My Sanctuary"では 「孤独に感じる時君がいつも居た、君は重荷を共に背負ってくれた」とYOU(家族・仲間・ファン)に対する感謝が綴られ、最後に “Heaven Made You For Me"と率直な心情を吐露する。 ジャックがYOUに感謝するようにYOUと総称されている人達もきっと彼に敬意を感じていると思う。今回の作品のタイトルは“RISING"。いろんな意味合いがこの単語には含められていると思うが、僕はジャック自身が“RISING"だと感じている。そしてジャックが“Heaven Made You For Me"と表現した気持ちをそのまま彼に返したい気持ちでいっぱいだ。 ありがとう、ジャック・・・・・
発端は2010年、自分より1コ下のジャックだけど心労の影響が遅れて体に来たんでしょうね、戦線離脱してそのまま脱退。回復するもバンド復帰を拒否されます。G.W.本隊はツアーメンバーに加わっていた元XYZの TERRY ILOUS が後釜に座って2012年に新作発表。ここまでは想定内でしたが、ジャックよ、こともあろうにまた JACK RUSSELL'S GREAT WHITE を立ち上げたの? この因縁深い名前で一生チャリティ活動でも続けるつもりですかな。しかしまぁジャックのいない GREAT WHITE なんて、と嘆くより、ここは新作"Elation"をじっくり吟味してみた方が前向きなのかも。 2024年追記:さらばジャック、安らかに眠れ…。