09年発表の5th。 この作品、聴き始めた頃は結構不満があって、緩急が乏しいとかイントロのインパクト不足じゃないかとかいろいろ思った。ただ好みにハマっているバンドの強みか、聴き馴染んでくるとやっぱりいいだな、これ。 思いっきりJUDAS PRIESTな“Speed On"、“Love At First Bite"、丸っきりMAIDENな“Curse You Salem"、“Mr Twisted"、本作の中では最も気に入っている“Whisky Psycho Hellions"と凄く居心地がいいだなぁ~、田舎の空気吸ってる感じで。 まだ完成度の低いPRIMAL FEARって感じのレベルなんで、なんとか一皮向けて本格的に化けて欲しい逸材。こういう思いっきりブリテッシュヘヴィメタル路線のバンドって大切にしたいな。
06年発表の4th。 若いバンドにはよくあるけれど、一気に成長を遂げ、頭角を現してきた感のする良盤に仕上がっている。 前作はややもすれば単調な印象も全体的には受けたが、本作は全体を通して懐の深くなった楽曲が最後まで続く。作曲面はもちろんの事、ニクラスのVo面の成長著しい事が大きく影響しているように思う。特に“At The Graveyard"、“The Bite"、“Seize The Night"、“Children Of The Black Flame"が聴いていて心地良い。 今回も化けたが、次回さらにNWOBHMの新世代解釈の回答が聴けそうで楽しみに待ちたいところだ!