豪雪地帯の風景を思わせるようなギターリフにどこか神秘的でひんやりとしたKeyが被さり、気色の悪いヴォーカルがグウェグウェと叫ぶ、重っ苦しい雰囲気のブラックメタル。体調の悪いときや風邪を引いているときなどにはBurzumとか以上に聴きたくないアルバムです。しかしながらKeyのメロディは本当に絶品で、その美しさに魅せられてどん底に落ちていってしまうような感覚を味わえます。特にTill' I Perceive Bifrostは冒頭のノスタルジックなメロディを始めとしてKeyの旋律が素晴らしい。気分が乗っているときはとことん浸れるアルバムです。