このアルバムは俺も一曲目のKISS OF DEATHを聞いた瞬間ハマリました!!。なによりジョージの激烈ギターが印象に残りました。でもここにのってないからあえて言わせていただきます。もうひとつのドッケンの名盤UNDER LOCK AND KEY収録のIN MY DREAMSとUNCHAIN THE NIGHTをハマッタ人はぜひぜひ聞いてみてください!!!!
これを聴くまでは“In My Dreams"ぐらいしか知らなくて、「あぁ、あの甘ったるいVoのバンドねぇ・・・」程度にしか認識してなかった。 1曲目のイントロでヤラレちゃいました。こんな音聴いたことが無い!さぶイボ立っちゃいました。テツさんのように、これでギターにはまっちゃった人、私の周りにもいましたよ。勿論その後悪戦苦闘の日々が続くわけですが・・・。リリースから10年以上経った今でもその魔力は衰えるどころか、増しているような気さえします。聴くべし!!!
間違いなくDOKKEN最高のAlbum。 これより前のAlbumがヒドイとかではない、 これが素晴らし過ぎる。 Kiss Of Deathの切れ味, So Many Tearsの影の差すポップさ, そしてMr.Scary・・・ジョージリンチの神髄がここに。 緊張感の中に哀しいメロディが閉じこめられた名盤。
DOKKENの中では最も気に入っているのが本作。 全体的なバランスの良さがまず高ポイントで、全く弱点が見えて来ないほど隙のない仕上がりになっている。オープニングナンバーらしい“Kiss Of Death"、コマーシャルな“Burning Like A Flame"、“Dream Warriors"かっこいいインストナンバー“Mr.Scary"と聴き所満載である。必聴の一枚と言えるだろう! で全く関係ないが、友人0とビデオを借りに行った際、3流スプラッター映画のパッケージにジョージリンチにそっくりな人物が写っていて、友人0がひと言 「なんかコイツ、ジョージリンチに似てねぇか?危険なC級ビデオだよな~、う~ん、まさに危険なジョージ(情事)ってとこか(笑)」 あまりのしょーもないギャグに吹き出してしまった思う出をこれを聴くと思い出します(笑)
ドッケンの最後の最後に出した傑作だと思います。 本当に「カミソリギター」ですね、これは。ザクザクッという切れ味鋭い音が耳にとても気持ちいいです。 ドッケンが80年代に出したアルバムの中でも一番ヘヴィメタリックなアルバムだし、 Burning Like A Flame, Kiss Of The Deathみたいなアメリカンな乾いた感じって今までのドッケンにはなかったんじゃないんでしょうか。 でも仲の悪さが緊張感になってアルバムの音にまで反映してしまう…ってホントにそんなコト有り得るんでしょうか? ライナーノーツにもそんなことが書いてあったんですけど、こればかりはファンの単なる想像なのでは?
"Kiss Of Death"はDOKKEN史上最高で最強の曲、強烈だ。この1曲の為に買っても損は無い。アルバムのオープニング曲としては文句なしの曲だ。 他の曲は、A面(前半)はそこそこ充実してるが、B面(後半)はちと弱いように思う。アルバム全体で見ればバランスが悪い。アルバム全体のまとまり、曲重視ならやはり前作の方が上だ。プロデュースに関してはラフで攻撃的だが、"Dream Warriors"はシングル・ヴァージョンの方が絶対に出来がいい。 "Prisoner","Standing In The Shadow",移民の歌みたいなインスト"Mr.Scary"がお気に入り。
自分にとっての最後のDOKKENです。 KISS OF DEATHを最初聴いた時、鳥肌が立ちました。 あと、MR.SCARYのジョージのギターといったら、本当に最高。 これを聴いてHR/HMにはまった、記念すべきアルバムです。 あの時の彼等はいったいどこに行ってしまったんでしょう? もう一度、オリジナルメンバー全員に聴いてもらいたい。 そして、自分たちがいかに素晴らしいバンドだったかを再認識してもらいたいです。
このアルバムだけ全曲レギュラー・チューニングのようですが、にもかかわらずバッキングが重い!!チューニングを下げれば重い音が出せる、と思っている昨今のギタリストたちよ、もう一度このアルバムを聴いて勉強し直すがいい。 かく言う私も、「KISS OF DEATH」をコピーするのに半年位かかってしまいましたが。
前作で完全にDOKKENの虜になったあと、このアルバムが発売されてすぐ聞いたんだけど、先ず、ギターの音にがっかりしました。自分好みのギターの音ではなかったので。KISS OF DEATHのリフは文句無しにかっこよく、かつ、ヘヴィーなのに、なぜかギターの音がすかすかに聞こえた。でも聞き込むうちに、この音こそがこのアルバムの魅力に聞こえてきた。このアルバムに比べると前作は洗練されすぎているのかも。4枚目にして荒削りの魅力をだしてしまうなんて。この後のDON DOKKENもLYNCH MOBもこのアルバムを超えられなかった。仲が悪くてもドンとジョージ二人いなきゃだめなのかな。UNDER LOCK AND KEYも名盤だけど、このアルバムは別の方向の傑作。当時はRATTやMOTLEYも聞きまくってたけど、今でも一番良く聞くのは、当時のDOKKENです。再結成後のDOKKENは、1枚聞いてがっかりして、その後のアルバムは聞いてません。どうなんでしょう。
このアルバムを語る時、間違いなくkiss of death,mr,scaryの2曲の特筆ぶりがフィーチャーされがちだが、決してそれだけではない。もし、そうなら、ジョージありきの 作品となってしまう。本当の魅力は何と言ってもドンのボーカル(酒井氏も言っていますが)lost behind the wall,so many tears,heaven sent,burning like a flame・・・あってこその奥深さとバラエティーに富んだ傑作となった所以だと思いますが。
DOKKENは80年代の作品にこそ価値があると信じて止まないのですが、その最後の作品が本作であり一般に最高傑作と言われています。楽曲は申し分なく粒揃いでスリリング、音質・アレンジも向上していて非の打ち所がない…筈なのだが、個人的に何か物足りない。何かと言うと TOOTH AND NAIL ではその音質の悪さ故にビンビン伝わってきたダイレクトな荒削りさが欠けているのです。本作のスリリングさとはドンとジョージの確執を反映したような捻くれたものに思えて仕様がない。ま、あとは好みの問題ですね。
大人気のアルバム。ドッケンの中では、かなりハードな方のアルバムで、とてもメロディアス。TOOTH AND NAILも好きですが、この作品もお勧め。同時期に出たドン・ドッケンのソロも、ちなみに、お勧め。ジョージリンチのギターは個性がありますね。レガートを多様したフレーズにハードなリフ。LAメタルで一番好きでした。
日本での確固たる人気とは裏腹に、本国アメリカではオープニング・アクトの地位から脱却すべく苦労を重ねていたというDOKKENにとって、チャート・アクション的には過去最高(第13位)を記録した4thアルバム。(既にバンド内の士気がガタガタだった為、メンバー的には余り良い思い出がない作品のようですが) 「成功の壁」を突き破るため試行錯誤の跡が刻まれた本作は、ソフト路線に振った前作の反動か、はたまたHR/HMシーンの変化に敏感に反応したのか、鬼気迫る迫力で弾きまくるハードなGを前面に押し立てた、ドライでアグレッシブなHMサウンドを追求。正直、疾走ナンバーの不在や、美麗さよりもラフネスが強調気味のコーラス・ワーク、収録曲数の多さ等に初聴時はあまりピンと来なかったことを告白しておきます。 んが。よくよく聴き込めば、抒情的な“SO MANY TEARS”から、映画『エルム街の悪夢』主題歌“DREAM WARRIORS”まで優れた楽曲が揃えられており、DOKKENらしいハードネスとメロディのバランス感覚も相変わらず絶妙。何より本作の白眉は「寄るな触るなハジけて飛ぶさ」とばかりに暴れ回るジョージ・リンチのカミソリGですよ。その弾きまくりぶりと来たらドンが気持ち良さげに歌ってる時でもお構いなしな勢いで、別の意味でもスリリング。耳から出血しそうな“KISS OF DEATH”や“Mr. SCARY”は本作ならではの名曲ではないかと。 この頃には既に二人の不仲は公然の秘密と化していたわけですが、両者の個性のぶつかり合いによって生じる緊張感が、サウンドの切っ先を一層鋭利に研ぎ澄ます好結果に繋がっているのですから、やっぱり(感情的な折り合いはどうあれ)この二人の間にはマジックがあったんだよなぁと。そんなことを再認識させてくれる1枚であります。