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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. トマト ★★ (2000-03-17 17:49:00)

このアルバムの完成度には驚かされました。捨て曲はないですし、とにかくメロディアス。また、それを支えるテクニカルな(g)、そして哀愁を誘う(vo)の歌声は絶品です。適度なハードさで、インストゥルメンタルの充実にも目を見張るものがあります。おすすめの一品です。



2. KUZU ★★ (2000-03-18 00:50:00)

透明感溢れるサウンド、哀愁、最初はとてもUSAのバンドとは思えなかったです。
トマトさんに全く同感!
ややバッキングの音が軽めな様な気がします。ミレニアムとかエメラルド・レイン
とは、対照的な音造りではあります。が、メロディー派はGETしたいところ
かな。とにかく、良いメロディーを持ったバンドです。
MASS(と言うバンド)と同系統です。




3. 火薬バカ一代 ★★★ (2013-06-02 07:54:47)

アメリカはオハイオ州出身の魔羅・・・もとい、MARAが'93年に発表した2ndアルバムにして日本デビュー作。(収録曲の半数近くが自主制作の1st『BREAKING THE SILENCE』のリメイクという少々変則的な内容ではありますが)
スリリングなインスト曲⑪もサラリとこなせる実力を有しながら、殊更にテクニックを誇示することなく、飽くまでそれを武器にして、キャッチーな楽曲作りに傾注する姿勢は、解説でも指摘されている通り確かにKANSASを始めとするアメリカン・プログレ・ハード勢に通じる楽曲優先主義が感じられます。
特に中庸な魅力を放つ①は、派手さは皆無な代わりに、哀愁に満ちた歌メロ、構築美を湛えたGソロ、Keyが彩りを加える劇的な曲展開から美しいハーモニーまで、そのパーツ一つ一つが丹念に磨き上げられた、MARAというバンドが目指す音楽性が判り易く提示されている名曲。
それにしても、ここのVoとGは本当に上手い。そして巧い。ハードなGリフと緩急自在のドラマティックな曲展開に思わず身を乗り出す②、泣きまくりの④や凝ったリズム・ワークが聴かれる⑫のようなバラード、これまたバンドのメロディ重視の姿勢が強く刻まれている哀メロ・ナンバー⑨etc・・・といった両雄の存在が映える名曲の数々を聴くにつけ、何でデカマラになれなかった・・・じゃなくてMARAがビッグになれなかったのか?と不思議に思えてきますよ。



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