MEGADEATHじゃなくてMEGADETHなんだけど(^_^; このサウンドはメタルそのもの。ギターソロに関しても感情は全くなし。冷酷、非情といった形容が当てはまると思います。「インテレクチュアル・スラッシュ・メタル」を標榜したバンドにふさわしく複雑で、起伏に富んだ、展開を持たせた曲に過激ながらも知性を感じさせる歌詞。 特に"HOOK IN MOUTH"のリズムは聴く人々を不安にさせると思うし、それに追い討ちをかけるようにギターもリフは刃物の如く鋭く、もう不安、不安、不安になっちゃうよ。そしてやっぱり「声」が強烈だった。 そしてMEGADETHは次作の「RUST IN PEACE」で自分のスタイルを完璧にする。とくに"HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE"はMEGADETHの全てが詰まっている。マーティも強烈すぎ。 というわけで、いつのまにか「RUST IN PEACE」も薦めている私であった。
凄いアルバムだ!「PEACE SELLS...」以上の強引な展開、「MARY JANE」に代表される、気が狂ったように弾きまくりのギター・ソロ、気を抜いて聴いてると鼻血が出ちゃうような(笑)緊張感にあふれたアルバムだ。特に最後の「HOOK IN MOUTH」なんかはとにかくクールでカッコいい!とにかく最高だったっす(過去形なのが悲しい)!
このアルバムがMEGADETHの最高傑作だと思う。以前ギターをやっていた私としては当然ギタリストに注目してしまう訳だが、ジェフ・スコット・ヤングの全編で繰り広げられる驚異的なギターソロは何度聴いても鳥肌ものです。(注「ANARCHY IN THE U.K.」のギターソロは元セックス・ピストルズのスティーブ・ジョーンズが担当。)特に「MARY JANE」のソロパートは「GREAT!」の一言です。両デイブとの不仲が原因でこのアルバムが最初で最後の参加なってしまったのが非常に惜しいっ!!私が崇拝するランディー・ローズにルックスが似てるし。マーティやクリス・ポーランドも素晴らしかったけど私はジェフです。今は何してるのだろう?
実は私は『COUNT DOWN TO EXTINCTION』までのMEGADETHのアルバムは殆ど聴いていましたが、このアルバムだけは聴いていませんでした。聴いてみてその出来のよさにビックリ!聴いてよかった!聴かなかったらホントに後悔していた! 個人的には、最高傑作は『RUST IN PEACE』だと思っているし、それは今も変わりません。しかしこの作品、スラッシュというにはヘヴィさがあまり感じられないサウンドプロダクションで、その点が唯一物足りませんでした。一方、『PEACE SELLS』は音を分厚く作りすぎていて聴きづらく、曲も今ひとつの出来で、それほど好きではありません。 で、このアルバム。サウンドプロダクションはヘヴィかつファットでありながら、非常にクリア。曲もどれも良く出来てます。SEやサウンドギミックも非常に効果的で、アルバムのテンションをグッと高めています。また、他のアルバムには小難しくて理屈っぽいところが少なからずありますが、このアルバムはそんなの一切無し!理屈ぬきで楽しめます。 MEGADETHファンなのに聴いてないって人、マジで聴いてー!
「デイヴ・ムステイン、キレる!!!」という情緒溢れる一枚(笑)。 破壊度、退廃度、危険度では2ndよりも上。反政府的な様相が全面に渡って繰り広げられます。特にムステイン大佐のヴォーカル・パフォーマンスに関しては、僕はこれが一番好き。世の中全ての物・事象を敵に回した感のある吐き棄てヴォーカルは聴いていてとても気持ちが良いものです。 殆どの曲が殺気立っている中、「Mary Jane」「In My Darkest Hour」の2曲がメランコリックな雰囲気を醸し出してところがこのアルバムにメリハリを与えています。「Anarchy In The U.K.」のカバーも単純にカッコいいですね。 2004年のリミックス&リマスターでは、よりいい具合に音が分散してへヴィになり、多少大佐のヴォーカルが強調された気がします。また、「In My~」の冒頭に短いアコースティック・パートが加えられたのも興味深し。 『破滅へのカウントダウン』からのメロウなMEGADETHサウンドも好きですが、僕はやっぱりこの時期のどうにも手の付けようのない極悪ヤンキーのような雰囲気が好きです。しかもそれでいて音はしっかり考え抜かれているのだから凄い。 ムステインさんにはもう一度この頃の感覚を取り戻して欲しいぞよ。やはりク○リがないと駄目か・・・(禁句)。
いきなり首根っこつかまれ引きずりまわされるような、危険、凶暴なまでの勢いがラストナンバーまで続く。(Anarchy In the U.K.はご愛嬌だが。) それでもIQ高そうな曲構成は相変わらず。 知能指数の高い極悪ヤンキーがクスリ摂取して凄いスピードでカミソリを振り回し、スプリンター真っ青の勢いで走り抜ける姿がすごくカッコ良く見える。 という感じのアルバム。
「ドラッグを買う金のためにコマーシャルにした」として知られるアルバムだけど、それでもやっぱりMEGADETHでありムステインであるとしか形容できない作品ですね。まぁ、3,ANARCHY IN THE U.K.だけはそうしても浮いてる気がしてならないっていうのはあるけど。格好良いことは格好良いんだけどね。 2,SET THE WORLD AFIREは「RUST IN PEACE」に通ずる整合性を感じさせながらもより攻撃的な名曲! 4,MARY JANEと6,IN MY DARKEST HOURと似ている感じがどうしても拭い切れないけど、どちらも格好良いことこの上なし! 5,502や7,LAIRは危険なほど攻撃的で8,HOOK IN MOUTHはどこかコマーシャル性を感じさせながらも聴き手を傷つけんばかりの勢いに満ちている。 インストの1,INTO THE LUNGS OF HELLは非常にムステインらしいギターが聴ける、オープニングにピッタリの格好良い曲だ。 充実の内容でしょう! ドラッグでボロボロになりながらもこんな作品を出したムステインが凄いのか、はたまたボロボロのムステインにここまでさせるドラッグが凄いのか…。(笑)勿論、前者であることを望みたい。(笑)
前後作に比して、なんだか話題性は乏しいアルバムだけど、スラッシーな名曲が多いです。 個人的にはピストルズのカヴァーは要らないけど、"SET THE WORLD AFIRE"の爆音や "MARY JANE"の怪しいイントロ、ギターソロ、"502"の疾走感、SE、 "IN MY DARKEST HOUR"の絶望感~疾走の流れ、いわずもがなの"HOOK IN MOUTH"と 良質な曲が多いと思う。 いやぁ、久しぶりにまともに聞いたので、懐かしさが先行してしまったかも。それは認めなきゃ。しかし、御薦め。
異常なまでの緊張感が漂うアルバムです。ギターの音がすさまじく刺々しく聞くもの寄せ付けません。冷徹な頭脳を持った殺人マシーンがマシンガンで目についた者すべてを無表情で撃ち殺していく感じです。寝る前に聞くと緊張しすぎて眠れなるかも。メタリカやスレイヤーよりも危険なアルバムを挙げるとしたらコレです。昔のリマスターされてない方が緊張感があります。「ANARCHY IN THE U.S.A」も好き。
超名盤の2ndや4thに比べてしまうと流石に劣るが、これもなかなかいいですね。 "Set The World Afire"・"In My Darkest Hour"・"Hook In Mouth"は特に好き。 新ギタリストのジェフ・ヤングも、クリスやマーティー程の個性は感じないが、 テクニカルでセンスのいいプレイをしてると思う。
「RUST IN PEACE』がダントツで人気あるのが理解できない! 私は4thでMEGADETHから離れてしまいました。 MEGADETHは3rdのこのアルバムが一番だと思います。 HOOK IN MOUTHの攻撃性最高です。 当時の来日コンサート(中野サンプラ)行きました。 あのころは良かった~!
ぎらぎらさんに同じくRust in Peaceがダントツなのがよくわからん。 そりゃHoly Warsはすごいさ。でもMEGADETHは初期3枚あれば満腹でしょ?やっぱ。 Metallicaへの復讐の開始を宣言した1st『Killing is My Bussiness...and Bussiness is good』。 知的さを突き詰めた2rd『Peace Sells...But Who's Buying?』。 そして..... 2rdがさらに狂気と化したアルバムこそがこの3rd『So Far,So Good,So What』。 1,2曲目は強烈すぎです。 そして言わずとも有名なsex pistolsの名曲『Anarchy in the U.K.』 なき旧友メタリカの超絶ベーシスト,クリフに捧ぐ『In My Darkest Hour』 ライブでは定番である『Hook in Mouth』 妙に大佐のVoとリフかっこよく効果音も使われた『502』 アルペジオとソロが耳に残る『Mary Jane』 不気味なリフから始まる『Liar』 必聴は先頭の1,2曲目とIn My Darkest Hour,Hook in Mouth。 お勧め順位は2→1→6→8→5→4→7→3だろうか。 MEGADETH初期3枚は必聴ですよ。