楽曲は最高のものが出来上がっている。サウンドも迫力がある。このサウンドは賛否両論に分かれている。つまり初期の繊細なサウンドとの比較の上で。ギターソロがもうどうでもいいって人がこの頃から増えてきたのは確かかもしれない。でもそんなにひどくもないと思う。その辺の凡人と比べたら(笑)ギターと楽曲の両方で厳しい目で見られるのは彼の宿命だからしょうがないけど。"Never die"・・・やっぱこの人の書く疾走曲は最高だ。ライヴじゃ、ソロの前の語りを怒鳴ってるし(笑)"Brothers"は僕も大好きです。確かエピソードがあったはず。兄に捧げた曲でしたっけ?確かタクシーの運転手がこの曲を聴いてイングヴェイにこの曲は何で泣いているんだい?と訊いたらしい・・・ほんまかいな(笑)"Prisoner of your love"はパクリと言えばパクリだけど名曲です(笑)ただ、作詞者が作詞者なのでこの曲は今後二度と演奏されることはないでしょう(笑)次のアルバムでも彼女に捧げた名インストがあるけどこれももうやることはないんだろうな・・・
「NEVER DIE」「PRISONER OF YOUR LOVE」「CRUSH AND BURN」「MEANT TO BE」「SEVENTH SIGN」「BROTHERS」と名曲、佳曲を多数収録している。これだけ幅の広い楽曲でよくこれだけ良い曲を集められたものだなぁ、と感心させてもらった。正直、あんま良いとは思えない曲もあるにはあるけども。とても曲のバリエーションが豊富なアルバムだ。 マイク・ヴェセーラはLOUDNESSでチラッと聴いたことあったけど、そのときよりは好感触。別に彼が大きく変わったわけではないんだろうが、LOUDNESSよりもこちらの方が彼に合っているんだろう。自分はこのアルバムでの彼はしっかりと良い評価をしたい。 マイク・テラーナはさすがの力強いドラミングを披露しているが、音作りがパッとしないのが残念。まぁさすがに、RAGEの「SOUNDCHASER」と同じ音で、なんてのは無理な注文なのはわかってるけど。 とにかく良いアルバムでしょ、これは。買って損なし!
ギタリスト・イングヴェイよりもコンポーザー・イングヴェイにより魅力を感じる私にとって、前作「FIRE AND ICE」は捨て曲の多い物足りない作品であった。 しかし、'94年発表の本作は楽曲の充実度が素晴らしい! オープニングを飾るガッツあるハード・ロック・チューン「NEVER DIE」からしてとてもかっこよく、以後も、ジミヘンのようなファンキー・ナンバー「I DON'T KNOW」、リフがサビと同じメロディをなぞる「MEANT TO BE」、メロウで哀愁を含んだインギー得意のバラード「FOREVER ONE」、ザクザクと刻まれるヘヴィなリフがかっこいい「HAIRTRIGGER」、亡き兄に捧げた激情のインスト「BROTHERS」、鬼のようなギター・プレイで構築されたリフがあまりにも素晴らしいタイトル曲「SEVENTH SIGN」、ブルージーかつメロディアスな「BAD BLOOD」、「G線上のアリア」をモチーフにしたバラード「PRISONER OF YOUR LOVE」、中近東風のリフがヘヴィな「PYRAMID OF CHEOPS」、メロディアスなギター・リフがあまりにもかっこいい名曲「CRASH AND BURN」、格式高いアコースティック・サウンドを聴かせる「SORROW」と、バラエティに富んだ好曲が収録されており、聴く者を決して飽きさせない出来となっている(インギー自身が歌う「ANGEL IN HEAT」は余計な気はするが)。 意外な人選だったマイク・ヴェセーラも、ともすれば画一的になりがちだったイングヴェイの楽曲に新しい風を吹き込むことに成功している。 個人的には本作こそが'94年度のベスト・アルバムだ。
タイトル曲が至高の傑作。友達が2番の途中「パパヤパヤァー!」と聴こえると 言ってから、そうにしか聴こえない自分が悲しいですが。 「PRISONER OF YOUR LOVE」は名曲っしょ。泣けます。 当時、マイク・ヴェセーラの歌の上手さに惚れて、LOUDNESSの「SOLDIER OF FORTUNE」 買っちゃったもんね。(あれはあれで隠れた名作ですが)