1988年4月11日、EMIよりリリースされた7thアルバム。
バンドがキーボードを使用した最初の作品である。
また、プログレッシヴロックの要素も多大に盛り込むようになった最初の作品でもあり、以降のアルバムでも頻繁に現れることになる。
『The Number of the Beast』以来となる、バンドにとって2作目の全英アルバムチャート1位獲得作品となった。
「Can I Play with Madness」(全英3位)、「The Evil That Men Do」(全英5位)、「The Clairvoyant」(全英6位)といったシングル・ヒットも生まれた。
『Live After Death』を除いた7枚目のアルバムということが強く意識されており、歌詞のさまざまなところにSevenという言葉が多用された。7人目の息子=Devilという説もある。 本作を最後に、Adrian Smithがバンドを脱退する(後に復帰)。
Recorded:Musicland Studios in Munich, Germany, February – March 1988
Producer:Martin Birch
1. 定ちゃん ★★ (2000-06-21 17:45:00)
タイトル通り7作目。コンセプトアルバムみたいですが、歌詞は深く読んでません。
僕個人的にはメイデンで一番好きなアルバムです。
③のイントロコーラス「Can I Play With Madness~♪」で腰を抜かしましょう。
珍しいメジャーキーのポップな曲です。
(まあ、この頃はLAメタル全盛だから分からなくもない)
コンセプトを抜きにして楽曲単体で十分楽しめるアルバムです。
疾走系名曲も多く、名盤です。
6. KOZY ★★ (2002-05-03 21:10:00)
音自体はシンセサイザーの導入などによって、かなりポップな作りになっているけど、曲そのものはそれまでの流れを正統的に継いでるものばかりだ。「THE EVIL THAT MEN DO」を始め、名曲粒揃い。賛否がかなり分かれてるみたいだけど、俺は好きっす!
8. 鯵の素 ★★ (2002-10-18 23:33:00)
捨て曲なしで名曲がたくさん。タイトルチューンと「THE EVIL THAT MEN DO」、
「ONLY THE GOOD DIE YOUNG」が特に好き。
9. m.c.A.K. ★★ (2002-12-04 15:22:00)
全曲お勧めですが、特に①④⑦⑧がお気に入り。
本作では聴き易くなった、ポップになったと言われがちですが(確かにそうだが)別にPET SHOP BOYSになった訳じゃないし、MAIDENらしさが無いなんて全然思えない。間違いなく高品質なHR/HMです。
当時JUDASPRIEST「RAM IT DOWN」、SCORPIONS「SAVAGE AMUSEMENT」なんかと共に愛聴してましたが、いずれもコアなファンの間では物議を醸した作品です(私は全部大好き)。
11. kotora ★★ (2003-03-12 00:46:00)
この2枚がメイデンの最も凝縮された時代である。楽曲も素晴らしく、ドラマ性も高い。
タイトルチューンはやり過ぎの感もあるが、コンセプチャルなものに挑戦する素直に評価できる。理屈や、固定観念ではない。体が感動したのだから。
18. 3割2分5厘 ★★ (2003-11-02 19:18:00)
捨て曲一切無し。初めて聴いたHMアルバムはこれです。
まじぶっとばされた~
19. STORMBRINGER ★★ (2003-11-09 12:48:00)
俺は二枚組輸入盤をもっているのですが、それには「PROWLER'88」「CHAROT THE HAROT'88」という1STのリメイクが収録されていてファンなら必聴です!
21. 酒とバラの日々 ★★ (2004-02-03 12:08:00)
ヘヴィメタル特有の、作品を思いっきり時間をかけて作り込みまくる志向が最高潮に達した作品。
全キャリア通じて屈指の名曲「イヴィル・ザット・メン・ドゥ」が収録されているし、曲はどれも作りこんだ印象でポップ/メロディアスなので、
ヘヴィメタルを主に聴く人にとってこれを最高傑作に挙げる人が多いというのは良く分かります。完成度はすごく高いです。少しやりすぎの感もなくはないのですが。
でも、矛盾するようですが、逆にアイアン・メイデンのアルバムのなかで一番「ヘヴィメタル」という言葉から縁の遠いアルバムのような気がします。
サウンドにエッジがあまり感じられないし。そういう意味ではスティーヴ・ハリスの色が強いということかな…
あと余談ですが、ドニントンのライヴのライナーによると、88年のモンスターズ・オブ・ロックに出演したメイデンのステージ・セットを
アクセル・ローズに酷評されたことから、スティーヴ・ハリスと大喧嘩になったと書かれていました…こういうトラブルになったのもこの当時のメイデンだからこそかも。
23. ゆーし ★★ (2004-04-22 20:24:00)
スティーヴ・ハリスの曲とブルース&エイドリアン組の曲のバランスも絶妙だと思います(私的にはスティーヴの曲の方が好きなんですけどね)。