サバス3枚目。雑誌ではこれが最高傑作とよく言われてますが、僕も そうだと思います。 咳払い(?)から始まる「Sweet Leaf」、有名な「Children of the Grave 」 素晴らしいグルーブ感をもった「Lord of this World 」など、名曲満載。 捨て曲無し。これがドゥーム、ヘヴィロックの基本中の基本。 トニー・アイオミの天才的なヘヴィリフの数々を聴け!
初期の作品で最もヘヴィなアルバム。 2ndのParanoidに続いてこれも最高傑作と言いたい。 1st、2ndに比べて妙に安定感があり王者の風格がムンムン伝わってくる。 個人的に好きなのは3,4,5,6,7,8です。 CHILDREN OF THE GRAVEとINTO THE VOIDという凄まじい名曲が あるので喜びまくりの1枚です。
Sweet Leaf/Children Of The Grave も傑作中の傑作ですが、1番お薬が効いている時 に出来た曲が Into The Void だと思います。 特にイントロなんかは、弾きながら 偶々出来るフレーズじゃないですよ。突然降りて来たんでしょうネ! PS 上記「爺」さん、某誌とは○○○ライフ誌では? 本作から9年後「ブリザード・ オブ・オズ」の評も5個中3星の評価でした。 今思えば、東郷か○る子を中心にミー ハー誌でしたからね。今みたく「バーン」なんてなかったもんあな!
"お薬の奇跡"で生まれた一枚だと思ってます(爆) このヘヴィさはたまらない。当時の時点で今後、自分達を超えるバンドなどいないことを証明したようなアルバムです。 SWEET LEAFは勿論のこと、CHILDREN OF THE GRAVEとそれを挟む2曲のインスト曲も素晴らしい。 あのインストの有無で評価は激変していただろうなぁ・・・ そして、極めつけはINTO THE VOID。今ですらあんなリフを生み出すギタリストはいません(むしろ、今だからいない・・・かな?) 一筋の光も与えずに沈み込むというサバスのカラーを生かしたという点では、最高傑作だと思います。
70年代のSABBATHの作品はどれも凄くて、「MASTER OF REALITY」が飛び抜けて素晴らしい作品だとは必ずしも思いませんが、「SABBATHとは?」と聞かれて想像するのはやっぱり本作におけるSABBATH像、それほど決定的なものがあります。 元々へヴィーだったのをチューニングを下げ更に重たくし、現在ドゥ-ム系と呼ばれる沼のように暗くドロドロした世界を創り上げてます。 INTO THE VOIDとか・・・強烈過ぎるよ。
際立った名曲があるのは『Paranoid』の方だと思いますが、アルバム全体のバランスがいいのはこちらかなと。ドゥーム色よりヘヴィネスの方が濃いですし。アイオミのソロ曲も効いてます。 ちなみに、『Master Of Reality』というタイトルを冠しておきながら、1曲目がいきなりトリップソングというのはある意味ブラックユーモアという気がします。
やはり、①"Sweet Leaf"・④"Children Of The Grave"・⑥"Lord Of This World"・⑧"Into The Void"等、 へヴィな名曲が際立っていますが、③"Embryo"・⑤"Orchid"の小インストも良いアクセントになっているし、 キャッチーな②"After Forever"や、物悲しい⑦"Solitude"もイイ。つまりは全てが最高! アルバムとしての流れ・完成度も素晴らしいですし、HR/HMファンは必聴のアルバムですね。
現代の人間が聴いても重く感じるのは、遅く、ねばっこく、しつこくリフが襲ってくるからだろうか。 時代を超えてる作品とはまさにこの事で、好き嫌いは別として一度聴くべきだと思う。 それと、何気にキャッチー(?)なのも彼らの良いところ。 『Sweet Leaf』の咳、『Lord Of This World』のリフ、『Into The Void』のイントロなど。 そして、引きの強い『Solitude』も、あとあと効いてくる。 でも、なんといっても、『Lord Of This World』です。 オジーの「呪文」、アイオミ・ギーザーのリフが粘っこく、 一回聴いて印象に残るのに、恐ろしい中毒性…。