う~ん、これはサバスのライヴ盤では最高の出来ですね(とはいえ他に三枚しかないけど)。他のラインナップも好きだが、やはりオリジナルはオリジナルで良いですね。 オジー時代のベスト的選曲となっているのも良い。「DIRTY WOMEN」などの意外な選曲も良いね。新曲二曲もなかなかの出来だと思う。 ビルワードのプレイも言われてるほど悪くないと思う。確かに体調は万全ではなかったんだろうが、これを聴く限りでは大丈夫。オジーの声も「SABBATH BLOODY SABBATH」でキーを下げてるところ以外は特に気にならなかった。 あとは「SYMPTOM OF THE UNIVERSE」が欲しかった・・・。オジー時代ではあれが一番好きなのに・・・。ツアーでは五回に一回くらいしかしてなかったそうだが、やはり残念ですなぁ・・・。
そうなんです、「最後の晩餐」です。ジャケがまた良いんだ、レオナルドダヴィンチの名画「最後の晩餐」の中に4人のメンバーが入っていたりして。自分は「コレ」を観たいが為にDVDプレーヤーを購入した人間です。とにかくオリジナルメンバーが4人で雑談しているだけでも感動ものです。TAKUさんもぜひサバス教(狂)の信者になって下さい!しかしこの「The Last Supper」ってタイトル誰が考えたんだろう?ギーザーかな?史上最強のハードロックバンドが30年ぶりに復活して、祖国イングランドのバーミンガムで驚異的な演奏をやっちまったDVDのタイトルが「最後の晩餐」、、、、で、デビューは2月13日の金曜日でいきなりあの1stアルバム。こんなカッコ良すぎるオジさん達って本当に素敵だ!今思えば1stアルバムの衝撃度はツェッペリンを越えていた。パープルなんかはヴァニラファッジとあんまり変わらなかったですし、ハードになったのはメンバーチェンジをした4枚目の「インロック」からですもんね。
欲を言わせてもらえば、「Killing Yourself To Live」「Symptom Of The Universe」も入れてほしかった・・・ いやいや、そんな一ファンのワガママを言い出した所でこのアルバムの本質、評価はまったく揺るがない凄みがあります。 何せ黄金期のオリジナルSABBATHが復活した訳ですから。俺も含め後追いの若い世代にとっても、70年代をリアルタイムで体験できたベテラン世代にとっても価値ある、偉大なるライヴアルバムです。 代表する名曲を織り成す演奏は完璧と言うしかなく、30年ものキャリアは伊達じゃない。この4人が揃うことで化学反応を起こし、凄まじい魔力を発揮する。 初期のライヴを収めた「PAST LIVES」での鬼気迫る、ギリギリの精神状態でのような荒々しい演奏に対し、本作は余裕と貫禄に満ち溢れ、完璧なまでの演奏に圧倒される。 何度聴いても凄い!!