1998年4月21日、Century Media Recordsよりリリースされた2ndアルバム。
Arch Enemyにとって、初めてのワールドワイドでのリリースとなった作品であり、日本盤は前作に引き続きToy's Factoryからリリースされた。
Christopher Amottのソロプロジェクト、Armageddonの1997年のアルバム『Crossing the Rubicon』でプレイしていたMartin Bengtssonがベーシストとして、Peter Wildoerがセッションドラマーとして迎えられて制作された。
作品はミドル・テンポの曲を中心に構成されていたが、日本のレコード会社とのライセンス契約の際に、レコード会社側から「これでは納得できない、もう2曲レコーディングしなきゃダメだ。速い曲を」と言われ、急遽、2曲追加することになった。そのため、速い2曲"Beast of Man"と"Diva Satanica"はDaniel Erlandssonが呼び戻されてレコーディングされている。またこのアルバムについてMichael Amott自身は、彼が当時のベーシストであったMartin Bengtssonとバーで喧嘩して店を破壊し、損害賠償金を支払うことになってしまったり、Danielが復帰してアルバム完成直後の来日公演でライヴパフォーマンスが酷かったりということで、思い入れは浅いらしい。
Recorded:October 1997 – January 1998 at Studio Fredman
Producer:Fredrik Nordström, Michael Amott
10. GIHALA ★★ (2002-12-07 13:42:00)
…で、今正にこのアルバムを聴きながら書き込みをしているのですが、最近は全然イイと思う様になってきたんですよ。メロディー自体の質の良さは、ひょっとしたら過去4枚のアルバムの中でも最高かも知れません。それと、上でも語られている事ですが、アルバム全体の流れがとてもドラマティックで感動的です。勿論、曲単位でみてもそれぞれ良質なのですが、それら全てが集まってひとつのドラマを形成しているかの様な錯覚を覚えます。
このアルバムは一枚全体を丸ごと通して聴く事をお勧めします。