賛否両論あるみたいですが、俺は結構好きです。カヴァーもなかなか良い味だしてますし、「HANG 'EM HIGH」などのハードナンバーもしっかりあります。ハードじゃなきゃちと辛いという人にはあまりお薦めできないかもしれないですが、オールディーズが好きな人には絶対お薦め。というかデイヴ時代のVAN HALENが好きな人はこれももちろんイケると思います。 お気に入りは「HANG 'EM HIGH」「(OH)PRETTY WOMAN」「DANCING IN THE STREET」「LITTLE GUITARS」「BIG BAD BILL」です。
このアルバムは、僕がリアルタイムで1984を聞いた後に次に聴いたアルバム。そしてとてもがっかりした覚えがある。当時MSGとかレインボウが好きだった高校生の僕には難しかった。この愉快で豪快なところがわかるにはやっぱり1-4枚目を順に聞いていないとだめだったと思う。Pretty womanが大ヒットになって、しかもUS フェスの大トリで30万人集めて、ロックカリスマとして最高潮だったころに大急ぎでお金儲けのために作られたアルバム。だから曲が悪いんだなー。でもHang em high と Dancing in the street は好きだけど。
デビュー以来毎年1枚ずつアルバムを発表してきた VAN HALEN の5年目=5作目。EDDIEとDAVEの関係がギクシャクしつつあった中ルーティーンで作られた感は否めず、実に半分がカバー曲で、ベスト(vol.1)にも1曲も入らないという始末。だからオリジナリティに乏しいとよく言われるが、(Oh) Pretty Womanあたりは完全にVH流ハードロックに変わってるから、全面的にそうとも言い切れない面もある。ここは一つアルバム全体に流れるアメリカの雰囲気に浸りきってみようではないか。個人的に(Oh) Pretty WomanはASIAのHeat of the Momentと並び1982年の春を告げた曲として思い入れがあることだし…☆2.4個。