私は何故このアルバムを買ってしまったのだろう。。。絶対に手を着けてはならない、禁断の作品。。。過去、私にこれほどの衝撃を与えた作品は無かった。。。いったい、だれなんだ!?おまえは!?あまりにも壮絶な、そして凄惨なカヴァーの数々。。。you've got another thing comin'(JUDAS PRIEST)、smoke on the water(DEEP PURPLE)、そしてとどめはenter sandman(METALLICA)。おまえは私を殺す気か!!!?まだ私がそれほど知ってる曲が少なかったからよかったものの、もし私がDIOとか、OZZY OSBOURNEを知っていたら間違いなく殺されていただろう。私のenter sandmanをあんなにめちゃめちゃにしやがってっ!!!あまりの情けなさに涙が出てきたぞ!ばっかやろーー!何がメタルバカ一代だー!おまえなんかただのバカだー!アルバムタイトルだけに惹かれて衝動買いしてしまった私はもっとバカだー!二度と聴いてやるかー!!えーん。だだだだ。。。(泣きながら走り去る)。
失礼しました。。。

ジャケットを見て、
「どうしちゃったんだパットブーン?!」
と、前々から気になっていたのだがなかなか買わなかった。でも購入。
パットブーンのことは「アメリカの加山雄三」と勝手に命名しているのだが、
「ムーン・リヴァー」(ヘプバーンの『ティファニーで朝食を』のテーマ)とか、
「スピーディー・ゴンザレス」とかを唄った人。
「エエとこの坊ちゃん」「熱心なクリスチャン」のはずなのに、
いきなり"No More Mr. Nice Guy"だもんね。
で、聴いてみると、王様(あのひとは今?)の『深紫伝説』を思い出して久々に爆笑!
三波春夫の『ハウスチャンチキおけさ』なんか比べ物にならぬ完成度の高さ(爆)。
パットブーンはこのアルバムの宣伝のために、
「タトゥ+黒革ジャン」姿であらわれたんだけど、
その格好が「悪魔へ魂を売り渡すような行為」だというので、
自分の司会するゴスペル番組(キリスト教系テレビ局で放映)を降板した、
といういわくつき。

ルパン三世のテーマが好きな人は聴くべし。