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VOICE OF THE CULT (1988年)
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VOICE OF THE CULT
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解説 - VOICE OF THE CULT
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Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2009-01-26 22:14:00)

ポール・ギルバート、トニー・マカパイン、ヴィニー・ムーアらと共に、「ネオ・クラシカル四天王」として80年代の速弾きブームを彩ったギタリストの一人、デヴィット・T・チャステイン率いるパワー・メタル・バンドCHASTAINが、'88年にチャステイン自身が運営するLEVIATHAN RECORDSから発表した4thアルバム。
ギタリストとしても、コンポーザーとしても確かな実力を備えながら、レーペル運営にプロデューサー業、ソロ・アーティストとしてのインスト・アルバム作り、そして無数の名義でのセッション活動・・・と、軸足のハッキリしない(節操のない)音楽活動が災いしてか、イマイチ日本では評価されなかった彼氏。だが、だからと言ってこのCHASTAINが残した数々の名盤の価値が損なわれる事はない。中でも本作は、ダークでドラマティックな収録曲のクオリティといい、ギタリストとしてのエゴを殆ど感じさせない、楽曲を盛り上げることを最優先にしたデヴィッドのGプレイといい、そして何より「女ロニー・ジェイムズ・ディオ」の称号を戴くレザー・レオーネのパワフルなVoといい、従来の作品よりも一皮向けた貫禄が漂う、バンドの代表作と呼ぶに相応しい内容に仕上がっていると言える。
特に、劇的なイントロに導かれてスタートする「これぞ様式美!」なアルバム表題曲①や、アコギがミステリアスな雰囲気を演出する④、本編クライマックスをドラマティックに飾る、レザーの熱唱が映えるラス曲⑨は、CHASTAINの何たるかを端的に物語る名曲。
既に廃盤状態の国内盤の入手は困難のようだが(願・リマスター再発)、輸入盤ならば安価での購入が
可能なようなので、CHASTAIN未体験の様式美HMファンの方は、入門編として1枚いかがでしょうか。




2. でぃー ★★ (2011-08-19 22:22:47)

デイヴィッド・T・チャスティン主導のバンドの4枚目。面子は前作と変わらず。
音楽性は基本変わらない様式美パワー・メタル。「女ロニー」の異名を持つレーザー・レオーネのパワフルなヴォーカルと、デイヴィッドのテクニカルでメロディアスなギターが特徴と言えるだろうか。
ギタリスト主導のバンドとは思えないくらいに、ギターよりもヴォーカルが中心に置かれ、デイヴィッドが前に出てくるのはソロぐらい。どっかのデブに見習わせたいぐらいに楽曲に合ったソロしか弾かないのは素晴らしい。
楽曲もオーセンティックな様式美パワー・メタル一直線で、アメリカのバンドとは思えないほど泥臭い。METAL CHURCHとか好きならまずドストライクな音だろう。

国内盤は廃盤だが、帯無しならさほど入手は困難ではない。また前作との2in1で一時期再発していたが、こちらも廃盤。デイヴィッドのサイトから個人輸入するしかないようなので、そろそろ再発してもいいかな



3. 失恋船長 ★★★ (2011-11-28 14:25:48)

アルバムのオープニングからきてますね
昨今の女性Voの躍進を見て懐かしくなりましたね(当時は女性Voは格下扱いの風潮があったような気がします)レザー・レオーネのパワフルな歌声と様式美然としたメタリックなギターを弾き倒すデヴィット・T・チャステイン率いるパワー・メタル・バンド1988年リリースの4th。
ケン・メリーのシャープなドラミングも冴え渡り硬質なパワーメタルサウンドに溶け込んでいますね。前作から見えた堂に入ったマイナーメタルも威厳させ漂い益々レベルUPしている
けして万人に受け入れられるスタイルではないし流行に感化されているわけでもないが
ぶれることのない硬質なパワーメタルアルバムの快作ですね



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