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…AND JUSTICE FOR ALL (1988年)
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…AND JUSTICE FOR ALL
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解説 - …AND JUSTICE FOR ALL

1988年8月25日、Elektra Recordsよりリリースされた4thアルバム。
ヨーロッパでは初のヘッドライナーとしてのツアー中にバンドは悲劇に見舞われる。1986年9月27日早朝、スウェーデンからデンマークへ向けて移動中、就寝中のMetallicaのメンバー及びクルーを乗せたツアー用のバスが路面凍結でスリップし、横転。その際Cliff Burtonは窓から投げ出され、バスの下敷きとなり24歳の若さで即死した。クレーンでバスを持ち上げるのを彼らが待っているあいだ、Hetfieldはスリップさせたものを探しに道を駆け出して行った。彼はその夜、2つのホテルの窓をぶち壊した。カードゲームでCliffと寝場所を競ったことで生死を分けてしまったKirk Hammetはとても動揺していたため、電気をつけたまま眠りについた。このことは後年、彼のトラウマになってしまう。Guitar Worldはベーシストの葬儀が10日後にベイエリアで行われ、葬儀のあいだ「Orion」が流されていたことを報じた。運転手は過失致死罪で起訴されたが、飲酒と居眠りの疑いがあるにも関わらず有罪判決にはならず、事故は道路に張っていた薄氷のせいとされた。James HetfieldとKirk Hammetは運転手に向かって叫んだという。因みに、Lars Ulrich以外の3人は当時「俺らはLarsにムカついてた」らしく、「ツアーが終わったらLarsをクビにするつもりだ」とAnthraxのメンバーに打ち明けられていたが、Cliffの急逝によりバンドはそれどころではなくなった。
Cliffを失ったバンドメンバーは落ち込むが、彼の為にも活動を存続することを決意、新しいベーシスト探しを始める。だが、Cliffのプレイは他人にはコピーできない程、特徴的かつアグレッシヴであったため、何人もの候補者をあたる必要があった。結果、元Flotsam and JetsamでベースをプレイしていたJason Newstedが加入する事となったが、Jasonの演奏スタイルはピック奏法のみであり、Cliffとは正反対といって良いタイプである。

Jason Newsted加入後としては初のオリジナルアルバムの制作にあたり、メンバーはCliffの死の悲しみをずっと引きずってたせいかJasonにかなりつらく当たったり、彼の音楽的アイデアを却下したり、レコーディングでほとんど彼のベースが目立たないようにミックスした。このベースの音がほとんど聴こえないミックスのため、本作は物議を醸した。
変拍子の多用や大作指向の楽曲から、allmusicでは「Metallicaの作品中最も複雑で野心的」と評されている。
タイトル・ナンバーは、同名の原題で、腐敗した法曹界を描いた映画『...And Justice for All』にインスパイアされた。ジャケットも、ギリシア神話の法・掟の女神、テミスの石像が縄で縛られ、持っている天秤は金によって傾けられている、という皮肉が込められている。
その他に、腐敗や核戦争など、アルバムを通しての社会的なテーマが強く、従来のヘヴィメタル・バンドのどうしようもない歌詞(ファンタジー、ドラッグやアルコール、自動車や二輪車、性的な内容)と比べ、知的であると新聞等のメディアに取り上げられた。
シングル「One」は、メタリカにとって初のミュージック・ビデオが制作され、同曲はグラミー賞のベスト・メタル・パフォーマンス部門を受賞。
2003年までに米国だけで800万枚以上を売り上げている。

Recorded:January–May 1988 at One on One Recording Studios in Los Angeles
Produce:Metallica, Flemming Rasmussen
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コメント・評価 - …AND JUSTICE FOR ALL

Selected Comments


2. 定ちゃん ★★ (2001-01-17 09:52:00)

実は、リアルタイムで初めて聴いたメタリカのアルバムなので印象度高いです。
ドラムの音がカスカスなのがダメかもしれないけど、①「BLACKENED」②「...AND JUSTICE FOR ALL」④「ONE」あたりがお気に入りです。ややプログレかかった複雑な曲構成、シンプルな音作り、このあたりが特徴のアルバムだと思います。
でも激しさは全くなくなった訳じゃなく、特に①は学生時代、バンドの練習曲にしてました。あのリフをいかにスムーズに弾くか、そしてドラムと如何に合わすか。とても懐かしいです。
④「ONE」のビデオクリップは有名だけど、3人がヘドバンしながら6連をキメるシーンはとてもカッコいい!




5. el ★★★ (2001-08-23 19:06:00)

実は初めて買ったメタリカのアルバムがこれだった。

世間的には音の悪さからミックスについて
罵詈雑言言われている可哀相な作品だが、
楽曲等々の内容自体は前二作と充分に肩を並べる名盤である。

確かにドラムの音が軽いかもしれない、3rdに比べれば音の密度が足りないかもしれない、
だけど自分は結構このミックスが気に入っていたりする。
寧ろ、アルバム全体に流れるダークなイメージに沿った殺伐とした演出にも思えてくるぐらいだ。

とにかく音の悪さで文句言われまくってはいるものの、
しかしながら、このアルバム以降のHR/HMシーンのサウンドは
こんな感じの”ドンシャリ・サウンド”に変わっていったのでは?
少なくとも、あの如何にも80年代的なくどいぐらいのリバーブを利かせて
ボフボフ言わせてた野暮なスネア&バスドラのサウンドでは無くなっていったと思う。

このアルバムはそうしたサウンド・プロダクションの
80s→90sへの過渡期に当たる時期に収録されているものなので、
手探りで新しいミックスへ挑んだ結果の名誉の負傷でもある気がする。

誰でも大概、最初は①④⑨が好きになるんだろうけど、慌てちゃいけない。
この作品はメタリカ史上No.1のスルメ・アルバムであると言ってもよく、
聴いていく内に残る②③⑤⑥⑧も必ずや好きになる日がやってくる(来ない人はごめんね)
何故なら、メタリカを聴けば聴くほど、好きになれば好きになるほど、
このアルバムの中にこそメタリカの旨味が一番詰まっている事に自ずと気付いてしまうのだ。




8. クーカイ ★★ (2002-05-03 01:35:00)

初めてアルバム単位で彼らに接した、思い出深い作品。
1曲目が始まった途端、「うわ、凄え!」と思った。ヘッドフォンで聴いていたのだが、ジェイムズのリズムギターが目茶苦茶低い音域までカヴァーしていて、ウォンウォンいって聴こえてきたからだ。もうこの瞬間に彼等の音楽が異端であることがわかった。
しかし、どうしたことか彼らはその過激な音楽性と反比例するかのように、どんどん巨大な存在になっていった。「ONE」のヴィデオ・クリップがきっかけだったとか、3rdで注目されていた社会的事象を鋭く切り取った歌詞世界が、いよいよ注目されるようになったのだとかいわれていたが、そんなことはどうでも良かった。アンダーグラウンドの代表のようなバンドが、突然メインストリームになっているのだ。ただただそれが痛快だった。
当時ジェイソン加入後初の作品ということで、熱狂的なクリフファンが「つまらねえベースライン弾いてんじゃねえ。ジェイソンやめろ」とB!誌で吼えたけっていたが、「ベースの音、聴こえるか?」と、もの凄く不思議に思った。というわけで、本作はベースがほとんど聴こえません。それでも、名作。




16. 真・マツソガソ ★★ (2002-12-08 12:15:00)

ベースが聞こえない、ドラムの音が軽いといった欠点も多少はありますが、そんなに騒ぎ立てるほど悪いわけではないと思います。大作が多く、ボーナストラックを除いても65分程度と途中で疲れるかもしれませんが、曲自体はやや難解ながらもよく出来ていると思います。ゆっくりと時間をかけてこの作品の良さがわかればそれでいいんじゃないかと。①④⑧⑨⑩はわかりやすくてすぐ気に入ると思います。それにあまり目立たないけど、⑤もオススメです。あと、ここのサイトではなぜTO LIVE IS TO DIEの評価がこんなにも低いのかがわかりません。



17. ライキチ ★★ (2003-01-18 20:32:00)

メタリカのアルバムで一番すきかもしれないな~。これまた捨て曲なし!聴けば聴くほど好くなるし。
音の悪さなんて、たいした事じゃ~ないね。中身が良ければいいんだよ~!!音の悪さに耳が行く奴はちゃんと音楽聴いてねーんじゃ無いのかい?私なんか音の悪さなんてこれっぽっちも気になんなかったけどね。
前作に比べ、変拍子が多くなっている気がする。変拍子の使い方のセンスがいいね。曲に緊張感を上手く持たせていると思いますし、長い曲でもだらだらとしないからいい!
また、長い曲が多いね!長くて上等。カッコイイから全然問題ないね。
あと、ギターがいい!すべての!
「ONE」のビデオクリップは衝撃過ぎた!超かっけ~!マジかっけ~!最高!!感動した!!同時期に出たQUEENSRYCHEの「EYES OF A STRANGER」と同等の感動が襲ったからな~!
例えば、ハロウィンのカッコ良さとは次元が違うね!次元が違いすぎる!!
また、このアルバム聞くとDREAM THEATERがMETALLICAの影響受けているのが良く分かる。




19. CLAYMAN ★★ (2003-03-13 02:36:00)

初メタリカのアルバム。
友達に『メタリカの"4th"いいよ!』と薦められて買いに走った。(が、友達はMASTER~のことを言っていたらしい。MASTER~は、"3rd"じゃねーか!!)
でも損はしなかった。ちょっと曲が長いとは思ったけど。
①③④⑨がお気に入りです。③はどっかで聴いたことあったんだけどな~?




24. ヤング・ラジオ ★★ (2003-07-26 22:00:00)

この作品は、ミュージシャンからも評価が高いことで知られている。時代背景を思い出していただきたい。この作品はポップなHR/HMが流行っていた時代に発売されている。なのに、音楽性はコア路線まっしぐらで、楽曲は複雑であり、ある意味プログレッシブでもある。まさに時代に逆行するメタリカが、ここに存在する。決して時代に流されることなく、あくまでも自我を貫いていたアンダーグランドの帝王と呼ばれていた、バンドの凄みがここにある。楽曲はコマーシャルではない。しかし、元々持っていた楽曲の作り方の上手さが手伝って、案外聴きやすい作品に仕上がっている。通称「ブラックアルバム」よりも、この作品の方が今後のミュージシャンの方向性に刺激を与えたのではないかと、個人的には思っている。これを聴かずに、彼らは語れない。彼らの歴史の上でも、重要な作品である。



26. GEORGE ★★ (2003-08-14 13:41:00)

ありゃー、えらいややこしいアルバム。といのが第一印象。
曲なっが~!音わっる~!と思いつつもなぜか結構好きだったりする。
タイトル曲とONE以外がとびぬけた名曲がないのにアルバム全体ではお気に入り。不思議。




27. Kamiko ★★ (2003-09-07 07:06:00)

メタリカの作品群の中では最もツボにハマった作。
前作までのエネルギッシュな作もいいが、この荒廃的なイメージを想起させる音はイイ。
パワーダウンとかベースの音が聴こえない云々の不評をよく耳にするけどもコレはコレでアリ。




28. keath ★★ (2003-09-11 14:56:00)

確かに音は悪いです。ベース全然聴こえないのは先述の通りですが、曲の出来たるや凄まじいものがあります!
Blackendのイントロの美しさ、トリッキーなリフ、流れるようなカークのソロでもう虜になりました!
もちろんONEも外せない!アルバム単位で聴いてもダレません!メタリカのメタルがただのスラッシュじゃなくなった作品。必聴!




30. 190 ★★ (2003-10-18 17:00:00)

5番目はこの大作。 ・・・クセがあってイイ・・・
って言うか、このアルバムに関しては正当に評価したい気持ち。大作がズラリと顔を揃えておりますね! ・・・そうそう、確かに長い曲が多いよね!でもその「長さ」が全然「だるさ」につながっておらず、すばらしい曲に仕上がってます。
確かに「ONE」は衝撃的でしたね。あと、個人的には「BLACKENED」がこのアルバムで一番のお気に入り。
とにかく、このアルバムでは「曲」自体に芸術性を感じる。だが、その芸術性がアルバム全体にも比例しているか?といわれると必ずしもそうではないように思える。個々の曲々には「たるさ」は無かったが、アルバム全体としてみると少々それが感じられるような気がする。・・・という事はどういうことか?なんとなく分かってくるはず。
まぁ、それは置いといて、メタリカという固定観念にとらわれずに、違った角度からこの芸術作品を味わってみよう!
始めて聴いてみると、インパクトもそこそこあるし、ノリもまずまずある。・・・うん、“ある部分"では「MASTER OF PUPPETS」に次ぐ勢いでもある。あるのだが、何か違う・・・。それまでのメタリカサウンドとは少々違った部分が感じられる事はほとんどの人が気付いたと思う。
メタリカ節は全くといってよいほど消えてない。消えてないが、そのメタリカ節にちょっと何かが加わっただけ。繰り出す曲々に「芸術性」が組み込まれている。内容的にもなかなかの出来です。「ノリ、勢い、パワーで押してきたメタリカ」を、見直した一品でもある。
まぁ、「1st」~「3rd」のメタリカに酔い、「“あの"サウンドがすべて」として慕ってきたファンには、当然戸惑いは感じるだろうね。「もういい~」って感じで、かなり疲れてくるかも知んない。だから、HM/HRという音楽の器を狭くして聴いている人や、好きな音楽、好きなバンドに対して頑固過ぎる考え方を持ってる人が、そういう部分だけでこのサウンドを聴いてると、多少だるくなってくると思う。自分にも、少しだがそういう所あり・・・
あと、(ギターサウンドには重さを感じるが)ベースがあまり効いてない・・・。ドラムの重さも少し弱いか?・・・録音バランスにも難ありかもね。
でも、勢いもそのままで「芸術性」をMIXするってのはかなり難しい事だと思うよ。しかしメタリカはそれをすんなりとやってみせてる・・・。正直「すごいなぁ~」とは思ったね。
・・・アルバム全体のバランス、流れ的には、ちょっとクドくてかったるくなりそうな所はあるが、まずまずの出来ではないでしょうか?
(集中力を持続するのが苦手な人には難しいかも分かんないが)とにかくこのアルバムは頑張って「聴きこんでみるべし!」って感じ




31. nanase7 ★★ (2003-10-19 01:27:00)

振り返ってみればメタリカはアルバムを出すたびに
私を何度も熱くさせてくれました。
いろいろダメだしも多い「...AND JUSTICE FOR ALL」ではございますが
私の中では最高傑作です!!!きっぱり!!!




32. makura ★★ (2003-11-01 02:32:00)

長い曲はチョット...。
まあ、⑨があるからいいか。




34. 白狐 ★★ (2003-11-12 19:17:00)

☆自分は、METALLICAで初めて聴いたアルバムがコレだったんだけど、
そのときの印象は正直言うと「これは厳しいなぁ…」でした。
噂に聞いていたほど疾走感がなく、やたら長い曲が続いて…。
一回目聴いただけではその本質が見えてこないかもしれないし、聴き込んでくるとスルメのように後から味が出てくるかもしれない。
とそんな期待を胸に聴き込むこと約一ヶ月。…印象は変わらなかったんですよね…。
そんなある時友人にこのことを話していたら、「だったら<MASTER OF PUPPETS>聴いてみなよ」とそのアルバムを借りることに。
名盤と呼ばれるを聴いてからまたこれを聴き直す…
それからですね、「なるほど、これがMETALLICAというものなんだな」と感じるようになったのは。
自分が求めていたものと違ったせいか、はじめの印象はもう駄目だめだったけど、
METALLICAとはなんぞや?というものが少しずつ見えてくると次第にすんなりと耳に入ってくるようになった。
そんなわけで、最近ではドライブに出かけるとよくかけているのがこのアルバムだったりします。




36. ふじ ★★ (2003-11-21 21:18:00)

これは、好きな曲とそうでもない曲がはっきりしてるが、なんと言ってもBlackened!これはMETALLICAの中でもベスト3に入るカッコよさ!それ以外にも何曲かあるが、この曲のために買っても損はない!



37. z-zz ★★ (2003-11-22 08:29:00)

最近になってあの問題のプレイボーイ誌のインタビューを読んでみたんですが、
ジェイソンへのイジメについての話題を読んでびっくりしました。
ジェイソン「ジャスティスアルバムでベースの音を絞られた。」
プレイボーイ「ジェイソンは本当にこのアルバムに参加しているんですか?」
ジェイムス「アルバムに彼の写真が載ってるよ(笑)」
意図的だったとは・・・それはちょっとひどいよ。
いつかリマスター出してくれますように。




40. STORMBRINGER ★★ (2003-12-07 09:56:00)

聴き込んでいくうちに良さがわかるアルバムだと思いました。
何よりも大作が多い。俺は大作であろうがなんだろうが良い曲であれば良い主義なので、このアルバムは好きです。
ただ、ベースの音が・・・・ほとんど存在感ない・・・・・。
リマスター盤出してくれないかなぁ・・・・・。紙ジャケ再発なんていらないからリマスター再発してほしかった。
お気に入りの曲は「BLACKENED」「AND JUSTICE FOR ALL」「ONE」「DYERS EVE」「THE PRINCE」
「HARVESTER OF SORROW」はライヴで聴いたらかっこいいんですが、このアルバムで聴いたら凡曲に聴こえます(好きな方ごめんなさい・・・)




41. 中間法人 ★★ (2003-12-16 11:51:00)

Blackened,Dyers eveの疾走系の2曲は文句なく良い。だが、それ以外で耳につく曲はEye Of The Beholderのみ。
大ヒット曲Oneは何度聞いても好きになれない。やはりメロディの弱さが最大の原因かと思う(あくまで個人的に)。
大作は嫌いじゃないがOneに限らずメロディが弱いと感じて上記3曲以外あまり最後まで聞いたことはない。
・・・しかし、それにしてもBlackenedはイイ・・・




42. しゅんぺ~ ★★ (2004-01-27 20:45:00)

1,2,4曲目が好きです。得にONEは今の時代を反映した名曲だと思います。
でも、たしかに音は軽いですね。




43. MK-OVERDRIVE ★★★ (2004-02-10 02:20:00)

実験的なアルバムと言うのならその実験自体が芸術の、バリエーションに富んだ作品。本人たちがそう呼ばれるのを嫌ったスラッシュメタルは多く見積もっても1.2.5.9.10.の半数に留まり、一層とスピードを殺した試みが提示されていてその極めつけが4.ということになろう。ブラックアルバムへの過渡期、進化の過程をしっかり聴き込めば何故全米チャート6位まで食い込んだかがわかる、METALLICA版"ホワイトアルバム"。音が軽い? JASONが遠慮してるのかと思ったらイジメに遭ってたとは…。じゃあオーディオのBASSを目一杯上げて聴くだけだよ。てか自分のCDラジカセでは普通にB.の音ビンビン響くんだけど? G.とユニゾンしてるみたいに。



46. 酒とバラの日々 ★★ (2004-02-28 01:27:00)

「マスター・オブ・パペッツ」という完成形を出してしまったこともあってか、
メタリカの全作品の中でも結構異質な作品だ。もちろん優れた作品であることに間違いはないけど。
ザクザクッとしたギターの音がやたらと耳に残る。でも、ドラムとベースは「ヘヴィメタルとしてどーなんだ?」とやっぱり思ってしまう。
曲の完成度はやっぱり高い。長尺の曲を最後まで一気に聴かせてしまう構成力はさすが。




50. HIGASHI ★★ (2004-05-31 00:04:00)

88年発表の4TH。
前作で大成功を手にした彼らの実質的な勝負作がこれ。スラッシュに傾倒したファンからすればとんでもない裏切りのような大減速をしてしまい、評価が分かれている。
実は僕も初めて聴いた時はこれでいいのかなぁ?と疑問に思ったファンのうちの一人。なにせ退屈、いつになったらスピードナンバーがでてくるんだ、とイライラしたものだった。
ラストになんとかそれらしい曲が入っているものの消化不良の印象は拭えなかった。
ただ何故かこの作品は一般チャートでは大健闘をしたので、おそらくファンがゴソっと入れ替わったのではないだろうか?
今となっては“RIDE THE LIGHTNING"は聴くがこれはほとんど聴く気にならないところに彼らの出した「答え」に僕がついていけなかった事を痛感する。
そしてこれ以降どんどん彼らは僕の守備範囲では追えないところへ行ってしまった印象です。




51. 頭文字T ★★ (2004-06-09 13:06:00)

確かに名盤Puppetsの後だし、クリフの死後なんで難しいところではありますが…。
でも実は2ndや3rdが気に入った人なら楽しめる内容だと思う。




53. ボドムっ子 ★★ (2004-08-14 20:57:00)

大作が多いので聴くのに気合が要りますね。
音質云々を気にしなければとても楽しめると思います。
曲自体は良いものが揃っているので。




54. 東京限定 ★★ (2004-09-04 01:33:00)

全体的にもの凄くヘヴィで手の込んだ難しい事やってるなぁ~って思うのが第一印象。
ベース音は殆んど聴こえないかわりに重圧が増した。
ただ最初はだれるかも。
そしてクリフ・バートンの穴を埋められない事を露出した作品になってしまったと思う。
でも、ここでメタリカが踏ん張ったからこそ、ここまでのし上がれたと思う。




59. sizuku ★★ (2004-10-08 14:58:00)

shin.さんも言ってるように、飽きがきません。
ベース録り直してリマスターして欲しいですね。これは。
ジェイソン可哀想!いじめイクナイ。
僕は大好きです。スラッシュにハマり始めてた頃に聴いたので、一発で気に入っちゃいました。あと、変拍子が好き。
実は僕、この音質にそれほど不満が無いんです。
なんていうのかなあ・・・。曲もいいし、さして気にならない。
カークの弾くギターソロってカッコイイよね。




61. kotora ★★ (2004-10-11 20:36:00)

いろいろいわれてるけど、最初に買ったスラッシュ(当時)のアルバムでした。
若き頃の衝動をぶつけた音楽として、今聴いても結構新鮮です。
本当はアートワークの美しさに手を出したのですが、このヘヴィーさにガツン。
その後、名作"MASTER OF PUPPETS"、個人的には最高傑作の"RIDE THE LIGHTNING"等、
いろいろ聴きましたが、1番回数聞いたのは、やはりこのアルバムなんですよね。
"One"という目玉と、そこそこの曲多数という感じもしなくはないが、アートワーク含め、
トータルで見てなかなかの作品。




67. THRAX ★★ (2004-12-18 19:17:00)

音質やミックスを語る前に楽曲を聴きましょう。
せっかくのクリフの才能を垂れ流しにしてしまった感のあるTO LIVE IS TO DIEは確かに痛い。
でもさ、それ以外に捨て曲なんて見あたらないじゃないですか?
あんまり目立ってないけどONEを挟むEYE OF THE BEHOLDER、THE SHORTEST STRAWなんかも佳曲。
それでもやっぱり音質は気になりますよね…。




69. TDK ★★ (2005-01-01 15:44:00)

全体通して聴いて、印象に残る曲は少ないですが、たびたび聴きたくなるんですよね~。



70. BLACK MURDER ★★ (2005-01-20 11:16:00)

何といっても「BLACKENDED」が入ってる!!この曲はまじでかっこいいね。それと、タイトル曲や「ハーヴェスター オブ ソロウ」、「DYERS EVE」など以外にかっこいい曲が多い。サウンドも僕は嫌いじゃないよ



72. ☆我喜歓狂詩曲☆ ★★ (2005-01-20 18:08:00)

「ONE」「BLACKEND」が特にいい。
タイトル曲もなかなかカッコいい。




77. dave rodgers ★★ (2005-03-13 17:07:00)

4th。故クリフへの思いから窺えるメンバーの悲しみ、虚しさ。その反映のようにも受け取れる静かに崩れ去っていくような光景、初期3作の'明'とは打って変わって'暗'に変わり果てた姿で覆い尽くされた静けさ漂う世界。これはスラッシュ・メタル云々を超越した一つの芸術ではないだろうか。



79. JENESIS ★★ (2005-03-31 11:44:00)

個人的にこの4th以降のアルバムが好きです。
理由はこのアルバムから一気に音質が向上し、ジェームズのギターも上手くなってるような気がします。そして何よりギターサウンドの重さがこれまでとは比べ物になりません。
ノーマルチューニングなのにどうやってあんなヘヴィな音を出してるのかと。
安物のスピーカーじゃその音圧に耐えられなくてすぐにポンコツになってしまうでしょう。(笑)
しかしいくつか言わせてもらえば、ギターの重さに反比例してスネアの音が軽すぎ。全体として非常にアンバランスです。あと演奏時間が長すぎ・・・もう少し繰り返しを省いても良かった気が。
"BLACKEND"は大好きな曲。"DYERS EYE"最高です。




81. おのりん ★★ (2005-04-12 19:03:00)

音質が悪い気がしますけど内容保証です。



82. ソナタ ★★ (2005-04-19 21:26:00)

音質が悪くて評判悪かったりしますが好きです。
「BLACKEND」「ONE」、「...AND JUSTICE~」、「DYERS EVE」など名曲満載。
欲を言えばリマスター化希望。




84. K/10 ★★ (2005-05-08 19:30:00)

さらに進んだマスターオブパペッツ。
アルバム全体を包み込む不穏さに圧倒された。




86. 野崎 ★★ (2005-06-01 20:35:00)

中三のときに初めて触れたヘヴィメタル。
今聴くと確かに音が軽いが、大事な一枚です。




88. メタル伝道師 ★★ (2005-06-15 22:13:00)

METALLICAの4th。
作曲面で最もMETALLICAの功労者だったクリフが亡くなるという
ショッキングな出来事を乗り越えた後の作品。
スラッシュ色は薄まり、ミドルからローテンポの曲が中心となって構成されている。
このアルバム辺りからジェームスは歌いだした。
収録時間は60分を越えるので少し冗長ぎみに感じてしまう、ベースの音が全く
聞こえない、といったあたりが欠点。
しかし決して駄作扱いされるようなアルバムではない。
十分に合格点はクリアしているアルバムだと思う。
だが胸を張って名盤と言えないのも事実、このアルバムを聞けば
やはりクリフの存在がどれほど大きかったのかという事がよくわかる。




92. 松戸帆船 ★★ (2005-07-11 11:08:00)

4th。
曲の感じは「MASTER~」とブラックアルバムの中間という感じ。
今更だがベースが聞こえない。ギターが充分ヘヴィなので問題は無いが。




96. すりっぷのっと ★★ (2005-08-31 04:31:00)

なかなか好きな4th。
曲のカッコよさがカヴァーしてるからかどうかは分からんけど、音質の悪さは自分はそんなに気にならなかったですね。
ただ、自分的には2nd、3rdのような激しさがちょっと足りないな~と思います。人それぞれでしょうけど。
スラッシュメタルバンドとしてのMETALLICAは3rdで終わりかな。
★★★




102. noiseism ★★ (2005-11-25 11:40:00)

前半はまぁまぁ良い曲があるからいいが、後半の畳み掛けるような凄まじいつまらなさがマイナス。
それでもこれ以降のMETALLICAよりは良いけど。




106. RioT ★★ (2005-12-21 19:46:00)

妙に薄い音圧でクリフが恋しくなる点を除けばある意味3rdより完璧。
3rdの次に好きです。
バケツリレーとOneは名曲。





Recent 50 Comments



108. karuha ★★ (2006-01-29 11:01:00)

88年発表の4th。
初めて聴いた時はどうしても前作との比較を
してしまい、物足りなさを感じてしまいましたが、
1曲ごとの「重み」の様なモノを感じます。




109. 銀子 ★★ (2006-02-06 16:24:00)

このCDを買え!!
ドライで遠慮の無い攻撃性をもったリフが、ポップなキャッチーさなんかを破壊しまくる勢いで複雑に展開し、突き上げてくるぞ!
無駄のないドラミングで洗練され、かつ格好良すぎな雰囲気を醸し出しているぞ!
やや押さえ気味に歌うジェイムズ、しかし曲の世界観や描かれる詩から、押さえようもない怒りが噴出し、曲を彩っているぞ!!
ゴリ押しではない上品さを時折見せながらも、不信感匂いたつメタルな色は消えず、まさに鉄のようなメタリカを再発見!!(うるさいっすね、スイマセン)
しかしこんなに飽きさせないアルバムっていうのも滅多にないよね、
曲やアルバム全体の良さっていうのは、確立されたスタイルのみで存在するものなんかじゃないよねー。とつくづく思います。



110. ex_shimon ★★ (2006-02-10 12:04:00)

METALLICAが壊れ始めた作品です
音はいんだけど全体的に単調でスローになったから
でも①④⑨⑩とスピードナンバーは一応あるので
まだ聴けるかな




111. METAL LICAちゃん ★★ (2006-02-12 02:41:00)

前作の出来が良すぎてかなりイマイチに感じた作品。
Oneぐらいかなー「お!」と思ったのは。。。
あの6連ツーバスに影響受けたドラマーは多いでしょう。



112. メタルン ★★ (2006-03-11 10:31:00)

この作品が最近になって一番好きになってきた。(ロード、リロードは未聴だが)
プログレ的な展開を含んでいるからだと思いますけど。
これも俗にゆうスルメ盤ですかね。




113. ウドーン ★★ (2006-03-21 18:28:00)

Oneは間違いなく名曲。Blackenedも。
ジェイソンかわいそう。




114. (・ω・) ★★ (2006-03-27 07:25:00)

タイトル曲が一番好きだなあ。
なんだあの独特のリズムは(笑)
こんなアルバムも作れるなら、次もええっ!?
って感じの作って欲しい。とりあえずギターはザクザクやってね。
スルメ名盤だと思う。うん、これはあまり飽きない。
マスターオブパペッツはタイトル曲が飽きてしまったので(´・ω・`)ショボーン



115. 10倍太陽拳 ★★ (2006-04-03 14:29:00)

今作は実験作のような感じがします。(メタリカのメンバーは前作が実験作だといってましたが)
そして「スラッシュメタル」としてのメタリカの最後のアルバムです。
このアルバムは「速さ」よりも「重さ」を重点に置いています。事実バッテリーの様な速さ一辺倒の曲が少なくなりました。
この重さ重視の方向性は次作ではっきりと形になって(さらにメジャー性を帯びつつ)表れている。
あと一曲一曲がよりプログレシッヴな展開になったと思う。
ただこのアルバムで致命的なことがあります。皆さんも仰っているとおりアレンジです。
ベースが全く聴こえません。あとバスドラムもなんか軽いです。最初聴いた時は正直ダメだなと思いました。慣れてくるとそうでもないが。
しかし楽曲の質は高いと思います。BLACKENED、ONE、THE SHORTEST STRAW、DYERS EVE辺りがいいと思う。特にONEは超名曲です。
なんだかんだいってこのアルバムはビルボードチャートの初のTOP10入りを果たしました。
しかしクリフバートンの死はいろんな意味でメタリカでは最大の痛手だったに違いない。
彼が生きていたらメタリカが途中で迷走することもなかったかもしれないと思う。




116. 薬缶 ★★ (2006-04-11 23:01:00)

いろいろ言われているが決して悪くはない。というか良い曲多し。
ただ通して聴くのは正直ちょっとキツイ。




117. ドッペル原画 ★★ (2006-07-02 05:09:00)

悪くは無いけどあまり好きではないのが本音。
ただ①BLACKEND②AND JUSTICE FOR ALLは最高。




118. ニューアイランド ★★ (2006-08-13 20:50:00)

ONEを聞きたいが為だけに2年前に買ったこのアルバム。
早速その日のうちに聞いてみた。
するとどうだろう。
ONEは当然素晴らしかったんだけどBLACKENDとDYERS EVE、この2曲が完全にツボに入った。
今考えても買って正解だったと思う。




119. verga de ngro ★★ (2006-10-17 12:29:00)


★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.095 ★



120. アムァヒーラァー ★★ (2006-11-03 11:45:00)

このCDを買え!。このリフを聴け!
Masterも後追いで聴いてみたけど、個人的にはこちらに軍配。
あくまでも1st,2ndは未聴なのですが、3rdでの故クリフさんのベースには鬼気を感じました、なので悪く言うべきところはない。ここまで前置き。
さて、本アルバムにはベースの存在が確かに在るのです、そうそれはまるでその存在すら消えることを望んでいるかの如く頑なにギターリフのサポートに徹しているではないか。このサポートにより、自分には本アルバムのギターリフが3rdのそれよりも1つも2つも上のステージで聴こえる。3rdが並列として4thは言うなれば直列乾電池。




121. Ruby Wednesday ★★ (2006-11-29 23:46:00)

何度か聞き込むとこれはこれでなかなか・・・。
アルバムが変わるたびに違ったサウンドを作り出すのもメタリカの特徴ですしね。
ついでに、空耳の超名作「バケツリレー~」も聴き所!



122. ナッツボン ★★ (2006-12-07 21:52:00)

Metallicaを聞いたのは、このアルバムが最初だった。
初めはあまりの軽い音に(特に乾いたドラム)、自分の耳がおかしくなったのかと思った。
だが、何度も聞いているとそれぞれの曲のレベルは彼らのアルバムの中で最も高いと思う。
One、Blackenedが特に秀逸。
今でも彼らのアルバムの中ではダントツにこれが一番。



123. 透明人間 ★★ (2006-12-08 20:45:00)

最初からドラムの音を聴いて失望してしまった。
今でもドラムの音さえ良ければ・・・なんて考えながら聴いている。
作品自体は「ONE」や「BLACKENED」など名曲もあり、そこそこの完成度だと思う。
まだ速い曲もあるしね。
新しく録り直しでもするのなら絶対買う!




124. 火薬バカ一代 ★★ (2007-03-13 21:35:00)

クリフ・バートンの突然の死によって、バンド内部が混乱の極みにあった事が、痛い程に伝わってくる'88年発表の4thアルバム。
冷静に曲作り出来る状態ではなかったのか、とにかく思い付いたアイデアを片っ端から力ずくで継ぎ接ぎしていったかのような
楽曲の数々は、例えば“BATTERY"の如きキャッチーなナンバーが姿を消し、その何れもが6分を越す大作ばかりズラリ。
かと言って、高いドラマ性と構築美を誇っていた前作『MASTER OF PUPPETS』に比べると、メロディの魅力が弱く、
曲展開にも強引さが散見され、全体的に、やや締まりに欠ける冗長な作風との印象は拭えない。
だがしかし。それでも本作を駄作に堕とすことなく、きっちりと名盤に仕上げてみせる辺りが、METALLICAの凄いところ。
特に、劇的なイントロ部分だけで完璧に掴まれる名曲①、角張ったリフがガツンガツンぶつかって来るかのような②、
緊張感に満ちた雄々しいミッド・チューン③、METALLICAの代表曲の1つであるヘヴィ・バラード④といった楽曲が、
次々に繰り出されるアルバム前半のテンションの高さは圧巻。(その分、後半ダレるのが惜しまれるのだけど)
また、そうした楽曲で聴く事の出来るラーズ・ウルリッヒのドラミングがこれまた強烈で、Bの音を完全に掻き消す重さと、
モタる寸前にまで「タメ」を効かせたそのプレイは、ある種異様な迫力に溢れていて、圧倒されること請け合い。
歪だが、それゆえ魅力的な作品。かな、と。




125. モロッコ ★★ (2007-04-02 13:18:00)

俺の中ではこのアルバムは完成度が高いと思ってます。メタリカが腐ったのは6thからだと思ってます。



126. ドンタコス ★★ (2007-06-30 23:43:00)

スラッシーでかつプログレッシブで最高なアルバムだと思います。



127. ウカア ★★ (2007-07-04 09:27:00)

最高にプログレッシヴでダークで無機質!



128. メンチカツ ★★ (2007-08-04 03:01:00)

どの曲も5~6分を超える大作志向、ベースの音が聞こえない&ドラムが軽い無機質なサウンド等
とやかく言われている作品だが、自分はかなり気に入っている。
楽曲そのものはかなりいいと思うし、全体を覆う歪んだダークな雰囲気もいい。
あとラーズのドラムの変拍子っぷりもいい。
とにかくサウンドと尺の長さに慣れてしまえば、スルメ効果抜群のアルバムだと思う。
正直前作と前々作と匹敵すると思うのだが。



129. Sonny Boy Williamson III ★★ (2007-12-06 00:22:00)

[もし無人島に置き忘れたら、取りに戻りたいアルバム100]に入れてもいい。
でも、3枚組みライブアルバムは置いてきてもいい。
ライブはショーじゃねえ、戦闘だ



130. Sonny Boy Williamson III ★★ (2007-12-06 00:26:00)


人の評価は本当にあてにならんなあ。



131. うにぶ ★★ (2007-12-28 23:08:00)

初めて買ったメタリカのアルバムがこれでした。
選んだ基準はジャケ買い。だって血まみれ金槌や電気椅子や墓や真っ黒ジャケじゃ、購買意欲が湧きませんから。
聴いた当初は良さが全然分からず、あまりに無愛想な楽曲に、ストレスばかりたまるくらいでした。
しかし何度も聴き込むうちに、この作品にしかない独特の音や雰囲気やメロディが、抗い難い魅力を発散しているように思われてきて、気がつくと好きになっちゃってました。
それにしても、何度聴いても変なアルバムです。




132. ワイルドライダー ★★ (2008-03-26 15:21:00)

学生時代の当時、本格的メタルとして、RUST IN PEACE,PAINKILLER,SEASONS IN THE ABYSS,と聴き進めてきて、ブチ当たったのが、この盤でした。
一発で気に入りましたね。ベースの音が聞えない、サウンドプロダクションがどうだこうだとか色々言われているようですが、あまり、気になりませんね。
何よりもあの、ベイエリアクランチとも微妙に違う金属的なザクザクとしたリフにノックアウトされました。
①のインパクトがあり、④、⑤、で中間部の盛り上がりがあり、⑨、⑩、のスピードチューンで締めくくるという展開も衝撃的でした。
メタリカ未体験の人にススメられるというのとはちょっと違うけど、名盤だと思います。



133. ムッチー ★★ (2008-06-29 06:10:00)

1988年にリリースされた4thアルバム。これも良いアルバムですね
長い曲が多く、曲展開も複雑なので、取っ付きにくいのは間違いありませんが、
聴き込むうちに良さがわかるのではないかと思います。
音質も話題になりますが、慣れれば「これはこれでいいんじゃないか」と思うようになりました。
確かにドラムのサウンドは軽いですが、プレイ自体が素晴らしいので。
ラーズのドラムプレイは、このアルバムのサウンドの核になってますね。
ドラムの音を追いかけて聴いても非常に面白いと思います。
それと、ベースがほとんど聴こえないのも確かですねぇ。
まあ、でもそんなに気にならないかも。その分ギターリフが強烈ですからね。

というわけで、このアルバムもおススメ。聴くたびに味が出るスルメアルバムですね。
"Blackened"・"One"・"Dyers Eve"は超名曲!




134. バトラー ★★ (2008-10-03 04:57:00)

断固2nd、3rd派ですが、最近これもいいと思うようになってきました。
ベースの音がもうちょっとしっかりすれば、さらによくなるというか印象も全然違うと思います。



135. vox ★★ (2009-01-10 00:51:00)

「Blackened」「One」「To Live Is to Die」を聴くべし。とくにTo Live Is to Dieを。
ベースが聴こえないのはわざとなので文句言っても仕方ないけど、ドラムの音はなんだ、これ(特にスネア)。
バスドラの音は結構好みだけど、このスネアはないだろう。
3rdの音が好きだっただけあって非常に残念に思った。
ギターの音作りはいい。ザクザクいってていい感じだ。




136. 煮くずれMAX ★★ (2009-01-19 17:15:00)

このアルバムからメタリカは「メタリカはクリフがいないとダメダメだっぺ」とか
「パワー不足なんだぷー」とか言われちゃうようになっちゃった訳なんだけど、
俺は素晴らしいアルバムだと思う。
メタリカがこのアルバムから批判されるようになってしまったのはメタリカが
「危なカッコいいメタリカ」から「優等生メタリカ」にチェンジしたからだと思う。
前作にあったメタルなかカッコよさがこのアルバムでは極力抑えられ、その代りに
1つ1つの楽曲がとても丁寧に作りこまれている。だから優等生なのだ。
とはいっても「キミタチ、ロウカヲハシルノハ、ヤメタマへ!」とかそういう感じの
嫌みったらしい優等生ではなく、クラスに1人はいる勉強めっちゃできるけど
めっちゃいいヤツみたいな感じの優等生なんだよ(わかりにくいか?)
しかしそれまであった危うさがなくなった訳ではなく、1曲目や5曲目にはそういった
危なさをうかがうことができる。
そんなこんなでこのアルバムは危なさと優秀さが混同する唯一無二の傑作だと思う。



137. Dr.Strangelove ★★ (2009-02-17 15:37:00)

このアルバムは名盤だ。
メタリカがだめになるのは6th以降である。




138. 北限のメタル野郎 ★★ (2009-08-18 16:11:00)

複雑すぎてよくわかんないところもあるし、音作りも劣悪だけど、これはこれでたまに聴きたくなる中毒性を兼ね備えている名盤。



139. モブルールズ ★★ (2009-09-10 21:57:00)

疾走曲3曲の出来がとても良い。リフもキャッチーでかっこいい。名盤ですね。



140. HARRY ★★ (2009-09-28 00:42:00)

前作までも激しくて好きですが青々しいと思うんです。
本作は青々しさから半分抜け出そうとしている過渡期の作品だと思います。
ここにきて重厚さが備わってきて安心して身を任せられるようになった、
そう思いますね。




141. Meganeth ★★ (2009-11-11 02:23:00)

何だこのアルバムはペラペラのドンシャリサウンドやんけ(怒)
マスターみたいにしろ
マスターのヒットで結構な金があるんやったら機材を新しくしてもう1回録れ



142. N男 ★★★ (2010-04-25 01:22:00)

1988年発表の4th Album。邦題『メタル・ジャスティス』
このアルバムは、とにかく曲が長くて音が軽いというのが第一印象だった。
急逝したCliff Burtonの後任としてJason Newstedは入ったもののベース音がほとんど聞こえてこない。
3rdでメタリカにはまって1st~3rdまで聴きまくった後に聴いたためか、まるで短所だけが浮き彫りな悪い印象だらけだった。
このアルバムもブラック・アルバム同様のスルメの傑作だった。
「Blackend」に「Dyers Eve」の二大疾走曲から入り、そりゃ何十回も聞き込みました。
「One」「To Live Is To Die」の良さに気付いた時、このアルバムを半分くらい聴きこなせた感じで、ライブ盤での「Harvester Of Sorrow」でやっとグルーヴの聴き方、ノリ方がつかみ、全曲の良さが分かりました。
長尺な曲ばかりですが、どれも素晴らしいリフと展開を持っています。
「メタリカ唯一のプログレッシヴメタルアルバム」と言っても良いくらい、変拍子と二転三転する曲展開が目立つ実験的なアルバムですが、慣れると癖になる。

なお、Jasonのベース音は爆音でヘッドフォン等で聴くとかすかに確認できます。
「Eye Of The Beholder」「One」「The Shortest Straw」あたりなら確認しやすいでしょう、まぁ、これでもかなり聞きとりづらいんですがね。
オススメは①、②、④、⑧、⑨です。
⑥もライヴでの演奏頻度が高めです、気に入ってるんでしょうね。
中でもメタリカを一気にメジャーバンドにしてしまった伝説の名曲④「One」は必聴です。

92点。




143. Hell Sky ★★ (2010-06-03 01:24:00)

正直、クリフの居なくなったメタリカは眼中にないが(それでもアルバムは全部そろえてるが...)。
が。しかし!!!!!!!クリフファンのみなさん。
クリフは居なくともクリフ臭プンプンのTO LIVE IS TO DIEがこのアルバムに入ってるんですよ?1st~3rdしか聞いたことないとか言ってる人。このアルバムは買いなさい。
特にクリフファンならね。おれはTO LIVE IS TO DIEだけでも定価は出せる。



144. ひぐらし野郎 ★★ (2010-09-06 03:02:00)

クリフがいないから駄目なんじゃない
ベースがないから駄目なんだ
そしてメタラーがベースなんか聴いてないことを証明してしまったアルバムだ(笑)
曲自体はいいだけに非常にもったいない
なんだっていいからベースが鳴っているだけで最高傑作になれたかもしれないくらい



145. ジョージべラス ★★★ (2010-10-08 04:33:26)

メタリカにはまったきっかけになった曲ONEが収録されているアルバムで、それだけでも
価値がある。とにかくメタリカで一番メロディアスでプログレちっくな最高傑作だと思う。
ラーズのドラムも素晴らしく特にツーバスの変則リズムはジャーゾンべグ級である。
カークのギターも、一番脂が乗っている時期で、テクニカルな速弾きが炸裂する。恐らく
メタリカのアルバムで一番弾きまくっているのではないでしょうか。リフもかっこよく、
後のドリームシアターなどに影響を与えてるのが解る。ベース音はたしかに聴こえないが、
これだけ素晴らしいのだから文句はいえんだろう。




146. Ray-I ★★★ (2013-01-28 09:34:55)

このアルバムが初メタリカなので、しばらく「Master of Pupets」が
リピート推奨になったのはコレのせいです、多分w

というのも、私の敬愛するアーティストさんがこのアルバムを紹介していて、
実際に聞いたら聴き応えのある楽曲のオンパレード!
でもスラッシュメタル特有の獰猛さにあの叙情性を加えるのは
相当苦労したんじゃないでしょうか…。ドラムの音が気になりますが、
やはりあの曲展開がたまりません。
プログレ(もしくは大作)とスラッシュメタルが好きな人は手に取るべき。
後は聴き応えのある楽曲に餓えてる人は是非。




147. usaneko ★★★ (2015-06-01 04:35:31)

3rdで完成しちゃったので、4thから冒険に入る。ベース、ドラムの音は問題とされるが、ダーク、大作、難解と好きな所が揃った。
いつまでも心に引っ掛かっている名盤。




148. netal ★★ (2017-09-17 15:20:29)

Metallicaで最も複雑な曲展開とシビアな雰囲気を持つアルバムで、その緊張感が心地良い。
軽いとよく言われる音質については無機質さの演出に一役買っており、個人的にはあまり気にならない。
正直なところ、僅かにではあるが3rdより好きだったりする。

気に入り度…9/10

おすすめ…Blackened




149. 名無し ★★★ (2020-09-08 21:46:17)

このシリアスさ、このアルバムこそメタリカだ。
笑顔を見せようものならぶん殴られそうな雰囲気
とにかく最初から最後までこの緊迫感が堪らない



151. 正直者 ★★★ (2020-09-17 20:11:21)

まずドラムの音が硬い。物凄くシェイプされている。テンションの高い硬めの音に生々しさはあるのだが、今もって正解だったのかと言いたいがライブさながらの臨場感は伝わる。だからと言ってベースの音を小さくしたのは問題だろうよ。ギターもカッチカチになるまで叩きあげている。
こうして時が立てば、オープニングから恐ろしいほどメロディアスで細部に拘り綿密に音を積み上げている。それにジェイムズの唄を中心とした作風だったことに気が付かされた。
リリース時は聞き逃したが、スラッシュメタルという激しいスピードに重点をおいた音楽性だけにとどまらない、次のフェーズを見据えた新しいメタリカスタイルを堂々と宣言している会心の一撃だった。




152. AMASAG ★★★ (2022-07-24 22:26:12)

初めてのメタリカのアルバムはこれでしたな
3日たてば違和感がなくなって頭を振るようになりました!


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