95年に発表された72年から77年にレコーディングされたスタジオセッション集。全15曲。 全くフィル・ライノットは天才。素晴らしいソングライターやった事実をまざまざと見せ付けてくれるアルバムだ。アイルランド民謡だったWHISKY IN THE JARを軽々とロックナンバーに仕上げたこの功績は、もっともっと評価されてもいいのでは。オリジナルを聴くと、METALLICAバージョンはちょっと。。。 あれはあれで素晴らしいけどね。"好きな曲やからやってるだけ"って感じで。
と、そんな謎も含めかなりのレア音源であることは確か。「BLACK ROSE」以前のゲイリー在籍時の ナンバーなんか相当レア。初期の代表曲「Whiskey in the Jar」でアコギを弾くフィルもレア。 収録された年代がバラバラだから当然サウンドも変化があると思いきや、ラジオ放送に耐えられるように コンプレッサーがかかっているというのもレコーディング・セッションっぽいです。