D.C.クーパー在籍時の最高傑作であり、名盤中の名盤。コンセプト・アルバムで、曲は全部つながっています。しかし、アルバム約50分は、とても短く感じられます。北欧様式美の本質をキープしつつ、今までよりもプログレッシヴなアレンジを採用。ドラマティックさを増しつつもメロディのよさは失われていない。さらに、今まではあまり表に出ていなかったヤコブ・キエールのギター・ソロが、より楽曲の魅力を増しています。個人的には、JKのギター・ソロこそが、このアルバムの最大の聴きどころだと思っています。(特に、“River Of Pain"“Message To God"“Time Will Tell"のソロは必聴) 個人的には、このアルバムでのJKのギターは、全盛時のマイケル・シェンカーやゲイリー・ムーアともタメをはれるくらいのギターだと思います。
Royal Hunt VS リスナーという趣すら感じられるほどに、聴いたあとものすごく充実した疲れに襲われます。 というのも、このアルバム、息をするのを忘れるような緊張感と、クオリティの高さを誇っているからです。 そして、ひとたびハマったら(といってもハマル確率100%でしょうね)、ず~っと聴いていたくなる奥の深さ。 どの曲が名曲っていう話すら、底の浅いものに思えてしまうような、 怒涛の名曲ラッシュ&最高のアルバム曲順&音のバランス。世界観もひたすらに深遠です。
完成度が高いのは私も認める所ですが、1曲1曲が長く、ミドルテンポの曲も多いためそこまでのめり込むことが出来ませんでした。プログレ系やコンセプトアルバムはちょいと苦手なもので・・・。 「Tearing Down The World」みたいな分かり易い様式美チューンがあるのが救いですね。 ちょっと聴くのが疲れるアルバムでした、ファンの方すみません(汗) ロイハンといえば私は1st〜3rdと「PAPER BLOOD」ですね。