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Innuendo
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Innuendo

解説 - Innuendo

1991年2月5日、Parlophone Recordsよりリリースされた14thアルバム。
ボーカリストのFreddie Mercury存命時にリリースされたという意味において、Queenの実質的ラストアルバムである。
各曲のコンポーザーは1曲を除きメンバー全員がクレジットされている。これは前作『The Miracle』からのやり方を踏襲するもので、個人での作曲クレジットによる印税の分配でのトラブルを回避する役割と、作曲方法を個人の作業ではなく各人が持ち寄った素材をセッション形式で仕上げていく方法が取られ始めたためで、ひとつの曲を完成させる過程において、複数の曲のモチーフをつなぎ合わせる作業も行われていたことがデモ音源などで確認できる。
実質上のラストアルバムであることから、リリースの10ヶ月弱後のFreddieの死という要素を切り離して評価することは難しいが、イギリスではチャートにおいて初登場一位を記録するなど、1980年代初期のアメリカを意識した音楽性から、ヨーロッパ的な音楽性の回帰が歓迎された。
本国イギリスでは、5曲がこのアルバムからシングルカットされ、チャートの上位へ達する。
アルバムジャケットは19世紀のフランスの風刺画家、J.J. Grandvilleのイラスト「Jaggler of Universes」が使われ、アルバムのアートワーク及びこのアルバムからのシングルのアートワークにもGrandvilleのイラストが使われた。
アルバムのインナースリーブ写真、収録曲のプロモーションビデオなどは、衰弱の進むFreddieの病状を隠すかのように、厚めのメーキャップ、モノクロームやアニメーション、後処理を施したものが多用されている。

Recorded:March 1989 – November 1990 at Metropolis Studios, Mountain Studios
Producer:Queen and David Richards
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コメント・評価



1. 柴が2匹の妻 ★★ (2001-03-16 19:58:00)

実質的に彼らのラストアルバム(MADE IN HEAVENは寄せ集め的要素が強いので)且つ最高傑作。彼らの集大成と言っていいでしょう。デビュー当時の荒々しさが洗練されたロックナンバー有り、より一層重厚且つ激しい展開のナンバー有り、一切捨て曲はありません。
80年代にダンス系の音作りになってしまった彼らが、再びHRに戻ってきたと喜んでいた矢先にフレディの訃報が入りました。とても、惜しまれます。このアルバムを聴いた後では、オペラ座や華麗なるレースが佳作にしか聴こえません。1曲目のINNUENDO,ラストのSHOW MUST GO ON この2曲だけでも買う価値はあります。



2. Metropolis ★★ (2002-08-31 19:36:00)

人は死を意識したとき、異常なまでに感性が研ぎ澄まされ、いわば、「火事場の○○力」がでるが、フレディのここでの声はまさに己の生涯をドラマチックに演出せんとする末期の美学で彩られている。フレディの死後、この作品とMADE IN~は感傷的になるゆえ聞きこめなかったが、まさに「美学」が示されている。非常に重い。



3. ピッペン ★★ (2003-02-11 01:06:00)

QUEENには沢山の名盤がありますが、僕にとっては2nd「QUEEN Ⅱ」と本作「INNUENDO」が双璧です。このアルバムの何が凄いかというと、アルバムの最初と最後の曲が両方ともQUEEN史上に残る超名曲であるということ。重厚でドラマティックで物凄い説得力があって…。
言葉は悪いかもしれませんが、まさに集大成と言える出来なのです。このアルバムのような、今までに培ってきた全ての要素を全て出し切ったにもかかわらずまだまだ進化の過程があるように(いい意味での余裕が)感じられる作品には、なかなか巡り合えないのかもしれませんね。本当に凄いアルバム、本当に凄いバンドでした。僕はこのアルバムに巡り合えたことを、本当に幸せに思っています。



4. なおき ★★ (2003-05-16 00:25:00)

みなさんに同感。
付け加えるなら、2曲目もいい。I'm going slightly Mad。ぼくはだんだん狂っていく。
このアルバムの直前、フレディはもはや人前に出ることも出来ないぐらい痩せ、声もほとんど出なかった。。。。。などという事はみじんも感じさせず、見事に歌い上げる。でも、その時の感情は伝わってくる。。。。ぼくはだんだん狂っていく。
でも、こうしたことを抜きにしても、この曲はこのアルバムのカラーを象徴している。Innuendoを受けて、抑えた曲調でありながら訴えてくるものがある。この訴えは、ラストのShow Must Go onでついには爆発するのだが、その前の完璧なる伏線の曲。この曲があることによって、このアルバムのコンセプトが一貫したものとして完成する。
じゃあ全体的にくらぁぁいかというとそうでもなく、Headlongを初めとして、のりのりーな明るい曲もある。それらを含めてこのアルバムを評価すると、表現力にかけた私はもうこういうしかない。「ロックの神が乗り移った」



5. バルボア ★★ (2003-07-27 13:10:00)

このアルバム聴くたびに、「なんで、こんな凄い人がもう、この世におらんねん!」と叫んでました。そのため、INNUENDOと次作のMADE IN HEAVENは自分にとっては正確に音楽面だけで
語ることはできません。どうしてもフレディーの死と結びつけてしまいます。
例えば本作ならInnuendo,The Show Must Go On,I'm Goin' Slightly Mad,Bijouなどがそれに当たります。でも哀しさだけではなく、最期まで精一杯生きるという力強さ、優しさなども感じることができます。こんな事ばっか書いてると「重すぎる」印象を受けるかもしれませんが、
Headlong,I can't live without you,Ride the wild wind,Hit manといった、
80年代QUEEN型のハードな楽曲が楽しませてくれます。
逆に、愉快なDelilah,癒しのDon't Try So Hard,ゴスペルのAll God's People、といった、
70年代QUEEN型のソフトな楽曲も負けてません。
そしてThese Are The Days Of Our Lives!!これには参りました。今までのQUEENの歴史、
自分の人生が走馬灯のように浮かんできて、とても懐かしい気分に浸れます。
ちょっと長々と語ってしまいましたが、最後にやっぱり叫ばしてもらいます。
「フレディー、なんで死んだんだよ~!」



6. KISS ★★ (2003-08-12 23:24:00)

個人的にはI WANT IT ALLにすごい感動しました!QUEENであんなロックン・ロールしてるん聴いたの初めてやから、感動もんでした。あのブライアンのギターにはなんともいえませんね。フレディの声も相変わらずきれいでかっこいくて。。。
みなさんの言うとおり最後を飾るShow Must Go Onは自然と何かが伝わってくる歌で、フレディの歌ってるときの気持ちみたいなんが少しだけわかったような気がする歌です。



7. Kamiko ★★ (2003-09-12 01:48:00)

フレディマーキュリーが他界してから沢山のQUEEN関連の書籍なんかが発売されてましたね。ボクは1冊購入して併せてINNUENDOを買いました。
タイムリーにアーティストが亡くなって聴く作品というのは、聴き手の感情移入も手伝って殊更味わい深いモノになると思いますが、コレはまさにソレ。
過去作は過剰演出とも言えるコーラスワークとライヴ映像に醍醐味があったと感じているが、この作品は純粋に部屋で静かに聴きたいと思わせる、落ち着いた、和やかな楽曲が良いです。フラメンコ調のフレーズや伸びやかなウタなどが心に響く作品です。




8. ろか ★★ (2003-09-19 19:08:00)

傑作。異様なまでにドラマティック!
しいて欠点をあげれば、迫力ありすぎてお気楽なBGMとして使えない、って事ぐらいか(思わず聴きこんでしまうので)
Show Must Go On は涙無しでは聴けません…


9. GAMI ★★ (2003-09-30 18:44:00)

僕の愛聴盤です!もう完全にロックンロールってものを超越してますね、このアルバムは。素晴らしいにも程がある!何で当時、あの程度のセールスしか記録しなかったのか不思議なくらい。四つの類稀なる才能と奇跡が生み出した大傑作!



10. リフラフ ★★ (2003-10-15 06:34:00)

The Show Must Go Onのフレディの歌は凄い。鬼気迫るものを感じる。
Innuendoに始まりThe Show Must Go Onで締める。後期QUEENの名盤。



11. ばーば ★★ (2003-10-25 01:48:00)

楽曲的には初期のアルバムがお気に入りですが、フレディのボーカルを堪能するならこれが最高でしょう。詩の意味などわからなくともその声だけで鳥肌がたつほど感動できます。



12. nanase7 ★★ (2003-10-25 15:35:00)

間違いなく後期の最高傑作品でしょう!The Show Must Go Onはフレディの最後の歌になるとは、、、、
感無量である。。。




13. GFK ★★ (2003-10-27 18:41:00)

saikoukessaku



14. エリカ・フォンティーヌ ★★ (2003-11-14 14:43:00)

まさに伝説のアルバム。極真空手の故・大山総裁のお言葉「虎は死して皮を残し、人は死して
名を残す」まさにそのとおりなアルバム!全人類必聴の一枚!!(ここだけなぜか文章カタいな…)




15. ら~しょん ★★ (2003-11-27 01:29:00)

実質的なラストアルバム。やはりInnuendo、These Are The Days Of Our Lives、The Show Must Go Onの3曲が核でしょう。涙無しには語れない名曲ですね。この他にも特にアルバム前半には佳曲がひしめいていて聴き所満載。Queenの集大成的作品。



16. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-12-01 19:05:00)

うちの奥さんの意見そのものなのですが、もし、フレディが健在だとしたら、これほどの
アルバムを制作していたかとなると・・・・。
やはり、死を目前にしたからこそ為し得た作品だと思うと、一層、悲壮感がつのります。




17. みっちー ★★ (2003-12-16 16:08:00)

絶唱。
命を、思いを込めたアルバム。
人生の半分以上の時間、愛してきた。
きっと、これからもね。



18. GAMI ★★ (2004-02-01 19:25:00)

抜かれたぞ~、"MADE IN HEAVEN"に!!!いや、"MADE IN HEAVEN"も好きだけどさ~。やっぱり"INNUENDO"が素晴らしいと思うんです。



19. FUN ★★ (2004-02-04 16:25:00)

今、新しいベストアルバムがオリコンチャートで1位になっていますが、
「INNUENDO」が発売された当時、今度こそアルバムセールスも人気も復活するだろう、
と思っていたら、たいした話題にもならず、アメリカ、日本でも大して売れなかった。
レコード会社もまるで売る気なし。
これだけ快作なのに、なんてことだ!とがっかりしました。
きっかけはともあれ、クイーン人気が再熱中の今、未聴の人には是非聴いてもらいたい
ものです。


20. 酒とバラの日々 ★★ (2004-02-05 02:52:00)

アルバム全体が独特の緊張感で貫かれています…フレディ・マーキュリーの死と切り離しては考えることのできないラストアルバム。
上の皆さんのおっしゃる通り、「INNUENDO」と「THE SHOW MUST GO ON」という2つの突出した名曲はそんなアルバムの性格を特に感じさせます。
不謹慎かもしれませんが、出来過ぎなほどの完璧な幕下ろし。それもクイーンらしい。




21. プログレ ★★ (2004-05-25 09:45:00)

号泣・・・
「THE SHOW MUST GO ON」を聴いて心が震えない人はいないだろう。


22. トミー ★★ (2004-08-13 08:55:00)

The show must go on・・・
聞くたびに私の胸に熱いものがこみ上げてきます。
フレディが死を目前にしながらもなお、このタイトル・・・涙なしには聞けない!
「俄かクイーンファン」よ、クイーンの名曲はWe will rock youやWe are the championだけじゃないぞ!



23. 田中 ★★ (2004-11-06 13:14:00)

『輝ける日々』がかなり好きだ.まあ『イニュエンドウ』と『ショウマストゴーオン』は名曲過ぎるからおいといていい.



24. Resident Evil ★★ (2004-12-18 20:27:00)

1991年発表の14th。
フレディを含めた4人によって作られた最後のオリジナル作となった14th。本作は80年代のQUEENサウンドの中核を担ったダンスのグルーヴを抑え、初期のサウンドを取り戻している。ハードロッキンな曲も悲しみに満ちたバラードも、その多彩な音楽性を大胆に取り入れつつも繊細に仕上げられた作風や、どの曲も英国人らしい気品溢れる美麗さで包み込まれ、独自の世界観を最後まで貫いている。特に本作でのフレディの鬼気迫る絶唱は力強さと同時に悲壮感を感じさせるほど凄まじいものがある。その後、本作を発表した10ヶ月後にフレディ・マーキュリーは帰らぬ人となったわけだが、病に侵されていたフレディは自分の死を悟っていたのだろうか。そう思いながら最後を飾る⑫を聴くと余計に涙が止まらない。「何がなんでもショウは続いていく」と拳を突き上げて歌うフレディの歌詞は切ない。儚い。そして悔しい思いで胸が締め付けられる。決して色褪せることのない、否、決して忘れる事は許されない名盤。これが名盤でなければ何が名盤だ。



25. Fahrenheit ★★ (2004-12-31 11:48:00)

フレディの死が近づいてきていたこともあり全体的に重い雰囲気で作られたアルバムです。
I'm going slightly madのようなフレディらしい不思議な曲もあれば
The show must go on、These are the days of our livesなどの
なける名曲も入っている見所たっぷりのアルバムです。



26. YUKI♂ ★★ (2005-01-01 21:35:00)

80年代以降QUEENから離れていた私ですが、昨春のQUEENブームにつられて、その頃中古で購入。購入当初も勿論聴きまくり&リアルタイムで聴かなかった事を後悔しまくった作品。Innuendo が超名曲!なのは勿論ですが。。。I can't live without you →歌詞カードを読みながら聴いて下さい。live (生きる)という単語がしつこい位登場します。死を悟ったフレディはこの歌詞をどんな気持ちで歌ったのか?是非思いを馳せて下さい。Ride the wild wind →フレディの魂が風となって語りかけてくるような雰囲気の曲。目を閉じて聴いてみて下さい。All god's people →フレディは、自分も間も無く「神の民」の1人となることを自覚しつつ歌っていたのだろうか。The hitman →QUEEN & フレディからの、最後のRock & Roll なプレゼント。The show must go on →他の方は絶賛していますし、実際良い曲なのですが、余りに悲しすぎて、私の場合心して聴く必要があります。70年代QUEENファン&昨年のブームでQUEENを知った人は是非聴きましょう。20世紀の名盤の1つですよ、間違い無く。


27. 小学5年 ★★ (2005-01-05 11:47:00)

フレディなぜ死んだ
生き返ってくれよ-もう一度あの歌声をきかせてくれー















ンダープレッシャー最高セイヴミー最高


28. ROH ★★ (2005-02-03 15:28:00)

Queen後期の傑作。
アルバム全体を通して統一感があり、完成度が高い。
フレディーのボーカルはこのアルバムが最高でしょう。
とても病魔に冒されていたとは思えない・・・



29. 社長 ★★ (2005-02-19 00:36:00)

好みはあるにせよクイーン最高傑作だと思う。初期のアルバムを彷彿とさせる楽曲群。
それに初期にはない深みがある。これまでのクイーンのまさに集大成と呼べる内容で大好きです。特にInnuendo、All god's People、 The Show Must Go On等は個人的に最高。他にもいい曲がいっぱいあります。



30. 雄司 ★★ (2005-03-06 01:16:00)

クイーン後期の最高傑作。「QUEENⅡ」や「A NIGHT AT THE OPERA」に比べたらコーラスも少ないし、ブライアンの壮大なギターの音もあまり見られないけど、前期と比べて臨場感があり、すごく壮大で大人っぽくなっています。 スペイン風ロックバラードに仕上がっているINNUENDO、幻惑な世界にいるような感あるI'M GOING SLIGHTLY MAD、ブライアン作のノリノリのハードロックHEADLONG、初期を思わせるような美しいDON'T TRY SO HARD、ロジャーが作ったとは思えないような美しく静かで柔らかなTHESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES、妙に緊張感のあるすばらしい名曲THE SHOW MUST GO ONなどがある。
僕的には、「A NIGHT AT THE OPERA」に続く名盤だと思う。
そのつぎの名盤はクラシックロックに仕上がっている「A DAY AT THE RACE」。
どちらも名盤。
気になった方は、まず「INNUENDO」を買うのがおすすめ。その次に少しロック色「A DAY AT THE RACE」だ。その次に「A NIGHT AT THE OPERA」を買うのがおすすめ。
「QUEENⅡ」はすごく絶対聴いてほしい一枚ですけど、ロック好きの方には聴きにくいと思います。


31. ヘッドフォンおやじ ★★ (2005-03-22 01:09:00)

INNUENDOを買った時は、フレディがまさか亡くなるなんて思ってなかった。第一印象は『昔に回帰したな~。結構良いよ!』とだけ思った。
でもフレディが亡くなったと聞いてから、THE SHOW MUST GO ONを聴いたら涙が止まらなかったことを覚えている。
この前久しぶりに出張帰りの新幹線の中でCDウォークマンでTHE SHOW MUST GO ONを聴いた。やっぱり泣いたよ。結構恥ずかしかった。


32. nobu ★★ (2005-03-22 23:59:00)

楽曲の素晴らしさ、アルバムとしての完成度が高い間違いなくQUEEN後期の最高傑作。全体的に「生と死」を感じさせる曲、詩、そして何よりかつての艶やかさを失ったフレディの声が逆に死期を悟った人間の力強さ、心の叫びを感じさせてくれるという不思議な?アルバム。全曲お薦めだけど全ては「show must go on」に。言葉がを必要としない名曲。ライブで聴きたかったなんて気安く言えない。ありがとうフレディ・・・


33. 鉄鉢 ★★ (2005-05-13 09:02:00)

余命幾許も無いヴォーカリスト。正に燃え尽きようとする魂の最後の咆哮。
フレディ存命時ラストのアルバムにして、原点回帰のドラマティックで絢爛なハードロック !!
ある意味、本来のQUEENの姿が再び甦ったかのようなサウンド。
このバンドには他にも数ある歴史的名盤があるのですが ~
それにしてもこのアルバムを聴いた後に溢れ出す、心揺さ振る感動と余韻の凄まじさと言ったらもぉ~。
・・・Show must go on !!!(涙)




34. 蛇めたる ★★ (2005-06-11 22:54:00)

LED ZEPPELINの「IN THROUGH THE OUT DOOR」と違い、
ある程度死期が近いということを理解できていたからこういう作品を創れたのであろう。
ただ、全てが全て死に際によって創り出された曲とは思わない。
当時流行だったMOTLEY CRUEやDEF LEPPARDのようなHMが数曲あるということはまだ未来を見据えていたのだろう。
そう考えると非常に残念だ。
あと、やはり特筆すべきは「INNUENDO」と「THE SHOW MUST GO ON」。
この2曲は壮絶である。特にラストは素晴らしい。
この作品で特に光っているブライアン・メイのギターソロがさらに煌びやかなものと化している。
本当に素晴らしい。最後の最後にQUEENがハード・ロックをやってくれたことに感謝する。




35. H・W ★★ (2005-07-24 22:39:00)

らくがきの「黄金の一枚」スレッドで、ひょうすべさんと柴が2匹さんが挙げておられた。
ご両人とも僕の感性に比較的と近いものを持っておられるので、ためしに買ってみた。
僕は何故かクイーンを素通りしてきた男なのだが・・・。
コレはスゴイアルバムである。
過去のクイーンのアルバムで聴く事が出来た、どこかお洒落な感じのメロディではなく、ひたすらドラマティックでシリアスなメロディがドーっと押し寄せる感じ。
曲作りの何たるかを極めた達人達が生み出す叙情的なフックも随所にちりばめられて、それはそれは美しい世界を構築している。
「ベスト盤に取り上ると都合が良さそうな曲」はないが、なんというか、アルバム全体から物凄いオーラが・・・。
凄い作品。




36. 中曽根栄作 ★★ (2005-08-14 02:05:00)

美しい終わり。
死の結束の息づかい、ほとばしる殺気と貫禄の余裕。
ニャー




37. ロック23 ★★ (2005-09-02 21:46:00)

古くからのファンにとって、これはとても落ち着いて聴けるアルバムではありません。
それは一重に、とても鮮やかで華やかだったあのフレディの歌声が、何かを悟ったかのように、壮厳で重く響いているからなんだと思います。
アルバム全体も、そういった雰囲気が漂っていますが、しかしどうした事か、このアルバムの
奥底からは、「勇気」、「希望」そういったポジティブなエネルギーを感じます。
長々と書かせていただきましたが、やっぱりフレディやクイーンは、これで終われて良かった
んだと思っています。こんなに素晴らしいアルバムを、最後の最後に出してくれて。
フレディは力強く歌い上げます。「show must go on」



38. セキ ★★ (2005-09-06 09:51:00)

これほどにドラマを秘めたアルバムってのは少ないよね。
死期が近いってことはやっぱり自分が一番しっていると思うし
それを隠してまで、否、認めていて尚「show must go on」と堂々と歌い上げるフレディーの魂は
純粋に音楽を愛していたんだなと思わせてくれます。
死ぬまでリスナーにあの素晴らしい声を聞かせてくれたフレディーには感謝しきれませんね。
天国でも歌い続けていることでしょう。




39. Mr.Gero ★★ (2006-04-10 17:45:00)

神秘的なアルバム。
クイーン2のような作られた神秘性(良い意味で)ではなく、本物の神秘がこの作品にはあるような気がする。



40. 臣呼吸 ★★ (2006-05-15 17:10:00)

なんて言えばいいんだろう・・・?
神秘性に富んでいるし、展開も素晴らしいし、メロディアスだし・・・、
アルバム名からして、鬼気迫る物を感じますし・・・。
ああ、そうそう、全体的に鬼気迫る出来なんですよ、このアルバムは。
最初の「Innuendo」から、何か分からないけど凄い迫力を感じました。
でも、全体的に聴いてみて、「暗い」と思ったら、意外と「明るい」感じがしたんです。
上のほうでも書かれているように、ポジティブな印象を受けましたね。
あと個人的に、本当に個人的にですので、賛否両論はあるとは思いますが、
「Don't Try So Hard」と「Ride The Wild Wind」は過小評価されていると思います。
この二曲は素晴らしい曲ですよ!静かな雰囲気でしんみりした後に、
疾走感満点な雰囲気に変わる、この流れは本当に最高です!!
そしてその後に神々しい雰囲気を持つ「All God's People」につながるわけです。
これかなり凄いですよ、聴いてみてください。
そして最後の「The Show Must Go On」からはフレディの気持ちがヒシヒシと
伝わってきました。「ショウは続けなくちゃならない」
世界最高のシンガー及びエンターテイナー、フレディ・マーキュリー。
やっぱりあなたは素晴らしい!!あなたの歌声に出会えたことを心から感謝いたします。
ああ、凄く長くなった(汗)。長々と書いて申し訳ございませんでした。
そして、こんな長文に付き合ってくれた皆様、本当にありがとうございました。




41. 3割2分5厘 ★★ (2006-08-31 10:28:00)

SHOW MUST GO ON...奇跡の楽曲ですね。
全体に漂う不思議な雰囲気が初期クイーンを思わせて、原点回帰を感じます。
それでも後に身に付けたPOPセンスもあり、唯一無比の作品。
フレディは最後に凄いものを遺していったんだなあ・・・




42. Dr.Strangelove ★★ (2006-09-27 18:38:00)

多くの人が言ってるようにフレディのボーカルを聴くなら
このアルバムが一番です。BIJOU、THESHOWMUSTGOONは泣ける。
合掌・・・




43. 583 ★★ (2006-12-24 14:51:00)

死を意識しないと出ない声だね



44. 山口 弘 ★★ (2007-06-16 13:01:00)


Fredy の振り絞るが如き声は感涙物 . あんたァ...何で死んじまったんだよォ.....でも死ぬ前じゃねえとコンナ傑作は作れねェよなあ .




45. brian ★★ (2007-11-21 19:52:00)

「The Show Must Go On」フレディーありえません。それだけ



46. 怒号 ★★ (2008-01-01 17:42:00)

幻想的な一枚。神秘を感じる。
その原因として、ふわふわした感じの音の細さ、ジャケなどの不気味なアートワークなどが挙げられると思うが、それ以上に説明できない神秘がこの作品にはある。
壮大なヘヴィ暗黒ナンバー①(全英一位!)、不気味なポップス②、悲壮感漂う⑤、静かに疾走する⑥、超ゴージャスな⑦、過去を振り返る珠玉のバラード⑧、ブライアンの美しいギター旋律にフレディが絡む⑪などにそれを感じることが出来る。
一方でハードロックバンドとしてのクイーンも健在(③④⑩)。
最後の⑫は涙無しでは聴けない一曲だ。
全体的にフレディのヴォーカルにはかつてないほど鬼気迫るものがある。それこそ神懸りとでも言うべきか…。
永遠に輝き続ける真の傑作。




47. モブルールズ ★★ (2009-09-26 23:53:00)

タイトルトラック素晴らし過ぎ。個人的にはボヘミアン・ラプソティーを超えた。その他の曲も良いしロックしてる。最後にこんな素晴らしい作品を残してくれた事に涙。



48. THE THING ★★ (2012-03-30 13:51:04)

素晴らしいことに異論はないんだけど、「イニュエンドウ」とかもうちょっと練れたんじゃないかなー…と思ってしまう。
まあフレディの体調のこともあったので仕方のないことではあるが、逆にフレディの体調がよかったらここまで鬼気迫るアルバムが作れたものか…と思うとなんかフクザツ。



49. ヤング兄弟 ★★★ (2012-05-26 21:01:06)

初期名作群に埋もれがちになってしまいますが、それらに引けをとらない傑作です。
フレディのヴォーカルは初期に比べて円熟味が格段に増してますし、アルバム全体に漂う
緊張感が聴き手を引きずり込みます。フレディのヴォーカルだけで泣けます。




50. 名無し ★★★ (2014-03-31 18:54:56)

the hitmanと輝ける日々が大好きです!


51. Shirabetty ★★★ (2014-09-08 02:46:51)

Queenを信じてついて来て良かった。私は80年代のQueenには寛大な方だったと思います。良い曲も沢山見つけて頑張って聴いて来ました。でも本当は、ずっとずっと待っていました。Queenの音楽が再び聞ける日を!FreddieがAIDSに感染していると公の発表があった日、私は既にこのアルバムをむさぼる様に聴き込んでいました。その瞬間、I'm going slightly madの歌詞が頭を過り、頭をハンマーで殴られた様な衝撃でした、同時にShow must go on のFreddieの歌が頭の中を繰り返し巡りました。 大丈夫だよね?まだ発病した訳じゃ無いよね?
そして、その翌日に車中のラジオで訃報を聞きました。
このアルバムは神のQueen2をも越えてしまうかも知れません。それがFreddieにとって嬉しい事なのか、悲しい事なのか、分かりません。初期のQueenは神に等しい驚異的な才能で曲を作っていました。それはやがて才能というより実力、経験で名作を生み出す様になります。このアルバムには、Queenの才能、実力、経験の全てが凝縮されています。Freddie Mercury...彼ほど表現力豊かなヴォーカリスト、美声の持ち主を私は他に知りません。瀕死の白鳥の鳴き声は、美しすぎました。本当に、本当に、美しい声です。Freddie ありがとう!



52. 名無し ★★★ (2014-09-15 08:01:05)

これほど「鬼気迫る」「魂のこもった」という表現が似合う作品もそうないのでは。
リアルタイムに聴いていた世代ではないですが、当時このアルバムがリリースされた時これを聴いたリスナーは1曲目からのそれまでと何か違った重苦しい雰囲気に何かを感じ取った人も多いと思います。
未だに狂気への序曲のおどろおどろしい雰囲気は慣れませんが(こんな言い方は失礼かと思いますが)・・・
最後にして奇跡の名盤だと思います。
フレディは最後まで己の人生をショーにしてしまった。世間は「マッチョ」「ゲイ」いろいろ言うけど、本当に彼を分かっていない。
彼がこの世を去った今でもクイーンが存続しているのは「The Show Must Go On」のあのメッセージと関係しているのでしょうか?(それでもジョンはすでに表舞台から姿を消してしまっていますが)


53. 名無し ★★★ (2016-05-09 01:23:32)

この神がかりなオーラはⅡにもオペラ座にも出せない
作ろうと思って作れるようなものじゃない
文句なしにQUEENの最高傑作だと思う


54. Runaway ★★★ (2022-03-10 14:51:44)

最高傑作



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