70年代、英国の英雄的なバンド、ザ・センセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドの1972年73年にBBCラジオでの演奏を収録したライヴ盤です。ギター,ベース,キーボード,ドラムの緊迫した演奏にのっかる軽妙なアレックス・ハーヴェイのヴォーカルがたまらなくステキなのです。ロックのライヴというか、ボードビルショーをロックで表現したとでもいうのか・・・こういうHRもあるのかと目から鱗が落ちる思いがします。激しいだけがHRじゃないんですねぇ。オリジナル盤も不思議な魅力がたっぷりですが、ライヴはその魅力が分厚い演奏で一層魅力を増しています。特に5曲目の"GIDDIE UP A DING DONG"は聴いてるだけで楽しくなっちゃいます。 あ、ちなみにこのバンドのドラムのテッド・マッケンナーとベースのクリス・グレンは後にM.S.Gに行ってるんですよ。