1996年10月14日、Music for Nationsよりリリースされたカバーアルバム。
Yngwieが影響を受けた様々なアーティストのカバーで構成されている
本人曰く、「カヴァーアルバムではなくインスピレーションアルバム」であるとのことである。
ヴォーカリストには初期のアルバムでヴォーカルを勤めていた3人(Jeff Scott Soto、Mark Boals、Joe Lynn Turner)が迎えられている。
なお、前ヴォーカリストのMike Vesceraがクビになった理由は本人曰く以下のとおりである。
『笑える話があるんだ。ヨーロッパ・ツアーでスイスかどこかに行った時、あいつの声が出なくなって、喋ることも出来なくなってね。俺はあいつに「この部屋に残ってろ」と言って あいつ抜きで8回ショウをやったんだ。俺が全部歌った。あいつはそのアイディアを気に入らないようだったが、俺がやらざるを得なかった。だがオーディエンスは俺の声の方が気に入っていたよ。あの頃もうあいつは、俺の女房と...。あいつは大胆にも俺のところに電話をしてきて、自分のアルバムでプレイしてくれるかと訊き、テープを送ってきたから「ああ、いいよ」と答えてプレイしてやったけど、あいつは俺の女房と寝てたんだ!良い人達だろ!』
2000年にリイシューされてSpitfire Recordsから、2003年にはリマスターされてSPV/Steamhammerされている。
Recorded:Studio 308 in Miami; Heptagon Studios in Malmö
Producer:Yngwie Malmsteen, Chris Tsangarides