1stや2ndとはまったく別のバンドのように洗練された3rd。 ①⑨はキャリアを代表する名曲で、②④⑦もROYAL HUNTらしくて素晴らしいです。 しかし、D.C.クーパーがアメリカ人であることを過剰に意識して作られたような⑤や⑧が、物凄い違和感を感じさせるのです。 もちろん悪い曲ではありませんが、ROYAL HUNTが演る必然性が感じられません。 また、次作『PARADOX』より曲が粒揃いという声も聞きますが、それはコンセプト・アルバムが苦手な人の意見だと思います。 少なくとも自分は、「River Of Pain」「Tearing Down The World」「Message To Go」以上の曲はこのアルバムにはないと思ってますから…